CRPとは何か?

発熱、嘔吐などで来院される方が、この季節は多いですね。例えば熱が3日以上続いたり、熱の原因がわからない時に、血液検査をします。何を知りたいか?それが血液の中にあるCRPという蛋白質の濃度です。このCRP,名前を覚えておいて下さいね。便利ですから、単純化してみます。
正常値:0.5以下
ウイルス感染:(例えばカゼ、インフルエンザ、麻疹、みずぼうそう、突発性発疹など)も0.5以下
細菌感染や細菌感染の合併:0.5以上。高ければ高いほど重症。抗菌薬(抗生物質)が必要であることを示す。
つまり、高熱が続いても、0.5以下の場合には、極端に言えばほっておいても下がる。0.5以上だと抗菌薬が必要。細菌感染とは扁桃腺炎、細菌性気管支炎、肺炎、急性中耳炎、細菌性胃腸炎(食中毒)、膀胱炎などです。
3分で結果がでますので、連休前や正月前で熱が続く時には、とても便利なものです。採血はいたって簡単。痛みもほとんどないと思って下さい。
ついでに、インフルエンザ迅速キットについてお知らせします。検査キットはいくつも販売されていますが、当院では最も鋭敏で、早く結果のでるキットを使っています。高熱がでてすぐでも陽性になっています。
タミフルを飲まなくても異常行動ありとの報道。異常行動の50%はタミフルが原因。残りはインフルエンザそのものの症状ですよ。12月も二人異常行動あり。「鳥がとんでる」とか、「学校にいかなくては」とか。逆にこのような症状がでた時には、インフルエンザを疑います。2例ともインフルエンザでした。異常言動があった時には、インフルエンザを疑いましょう。