プール熱の流行と今週の待ち時間

プール熱の流行が局地的にあるだけで、静かな夏です。待ち時間は0から15分ぐらいを予想しています。
プール熱のおさらい:正式名は咽頭結膜熱、またはアデノウイルス感染症ともいいます。
1)アデノウイルスによる病気
2)プールでうつるわけではなく、唾液の飛沫によって、人から人に感染する。
3)高熱から始まり、高熱が4日以上続くことが多い。
4)2日後から鼻づまりがあり、いびきをかく。鼻水がでることはない。
5)ノドが痛く、扁桃腺とアデノイドが化膿する。
6)目が赤くなる(結膜炎)ことはまれ。
7)潜伏期は5日から11日と長い。
8)検査で簡単に診断できる。
9)出席停止の病気で、平熱になって2日経過して、登園や登校が可能となる。
10)出席許可証が必要な病気である。
11)アデノウイルスは種類が多い。現在流行しているものは、アデノ3型と推測される。3型には1度しかかからないが、他の型もあるため、プール熱に2度かかることはある。6月、7月で2度かかった子あり。
高熱がでて、カゼ症状がない場合には、必ず来院して下さい。

親ばか

病気が少なく、心も夏休み?なので、病気の話はいささか季節はずれの感あり。雑談です(いつも雑談のようなものですが)。ユダヤには「子供が生まれると、人間はバカになる」という諺があります。まさに「親ばか」。これは非難する意味ではありません。私は親ばか大賛成。逆に、親ばかにならないと、子育てはできないと思っています。
「この子はどんなりっぱな子に育つのだろう」「この子は世界で一番やさしい子になるのでは」。つまり「うちの子が一番」と思うのが親ばか。これは他の子と比較してのことではありません。親にとっての一番。この気持ちは大切です。そう思わないと、子育てなんかやってられないと思いませんか?子供を甘やかしすぎたり、溺愛するというのは親ばかではない?
私も家内と3人の娘を育てましたが、「うちの子が一番」と思って、真剣に育てました。ただし、その親ばかの気持ち、期待は常に裏切られるもの。でも、結果がでるのは、何十年も先の話。きっと生きてはいませんね。家内と散歩しながら「子育てはうまくいったのか?」という話題になります。「わからないね。自立して好きなことができれば合格かなあ」という結論に。
話題は飛びますが、私が育った別府は、戦後の混乱期かいろいろ事情を抱えた子供が集まった所。小学生の頃に、母から「この子の面倒を見て」と頼まれることがあり、いろいろ考えさせられました。戦前の師範をでて、戦後の混乱期の子供を見てきた母の「人間に平等はない。十字架を背負って生きていく人もいる」という言葉は、私の頭から離れません。今では正しいと思っています。ついでに、「先生の言うことは聞く必要はない」というのも。今話題の大分の教員採用試験と昇給試験の贈賄、昭和30年代からあったということで納得。私は親から怒られた記憶が全くない。親ばかではなく、言うことを聞かないと諦めていたのか?母は「あの時代、生きることでせいいっぱい。子供のことを考える余裕がなかっただけ」と。今は当時に比べて、余裕のある時代。これがどこまで続くのか?
夏バテの頭でいろいろ妄想が沸いてくるなあ。

今週の待ち時間

先週で幼稚園、小中学校の一学期は終わり、夏休みに入りました。帰省や合宿等のイベントで、東京の小児人口はかなり減少していると思われます。当然、病気の流行も終息に。さらに、梅雨が明けてとても暑い。待ち時間は0から20分と予測しています。夏休みは予防接種のチャンスです。忘れずに接種して下さい。
20日の日曜日は午後4時から6時まで診察。予想より多くの患者さんが来院され、診療して本当に良かったなあと思いましたね。
(おわび)
先日のサーバーのトラブルが起こった時に、「拍手のコメント」を誤って「公開する」にしてしまいました。個人情報の問題もあり、非公開が原則です。訂正しました。ご迷惑をおかけしました。コメントは楽しく読んでいます。返信が必要な時は、メールアドレスを書いて下さい。

55歳

全くの私事ですが、17日で55歳になりました。娘たちからメールが、家内の両親からお祝いの電話がありました。「あまり喜べない年ですが」と言うと、義父が「元気なことが何より」という言葉が返ってきました。何はともあれ、五体満足ということで納得。
夜は国領にある慈恵第三病院に勉強会があったので、ゆっくり食事はできませんでした。年に2,3回国領に行くのですが、楽しみは2つ。国領駅から慈恵までのんびり歩くこと(狛江通りをのんびり歩いていると、見事な満月が昇っていました)、もう一つは駅前のマルエツで本を買うことです。いろいろ本屋めぐりをするのですが、マルエツの中にある書店は、子供向きの本の品揃えがいい。待合室の本は、私が本屋で手に取って選んでいます。子供たちが診察室に本を抱えて飛び込んでくると、どの本が人気なのかとても興味がわきます。自分の選択が正しかったのか?子供たちがどの分野に興味があるのか?大変参考になります。
男の子は「ポケモン」「トーマス」「プラレール」「戦隊もの」「ウルトラマン」がベスト5ですが、女の子向きの本は少ない。これには頭を抱えますね。女の子向けの本は「プリキュア」ぐらい?今回も面白そうな本を仕入れてきましたので、楽しみにしていて下さい。
話がまた脱線しましたが、55歳。身体も精神力も衰えはあまり実感してはいませんが、50歳を過ぎた頃から「人生で最も予期せぬ出来事は老いである」と肝に銘じています。当然、来るべきものは、必ず来る。それを知っているか否かで人生は変わる。これを確信した時から、何か心のスイッチが入ったと感じています。人生の4枚目のカードを切る準備ですね、きっと。
私が「年だわ。先は長くないよ」と冗談を言うと、家内が「そうね。飛ぶ鳥あとを濁さず。身辺整理をしましょう。さあ、片付け、片付け」。私「―――――」。30年近くいっしょにいると、さすがに弱点を良く知っているなあ。
(注)
故障していた「拍手」と「拍手のコメント」が回復しました。ご迷惑をおかけしました。20日の4時から6時は診療します。

自転車とエコ

今週は病気の流行も少なく、待ち時間は0から20分と予測しています。一学期は今週で最後。いよいよ今週末から夏休みです。20日と21日は連休ですが、20日の4時から6時の2時間、診療しますね。MRワクチンを忘れておられる方、ぜひ接種して下さい。
洞爺湖サミットが終りました。成果の有無は別として、夏の気温は明らかに高くなっています。二酸化炭素の排出をできる限り少なくすることは、大きな意味のあることです。今、最も注目されている言葉は「エコ」。
先日、テレビで「新ニッポン人」という番組がありました。20代の世代で、車を持ちたいとは思わない、海外旅行も興味がない、家でゴロゴロしているのが好き、お茶して話しを楽しんでも、お酒を飲んで騒ぐ(昔はよくやっていました)ことはしない、無駄使いはせず貯金をする、などの特徴があるという内容だったと思います。新ニッポン人世代の親として、何となく納得するものがありました。バブルの頃に生まれ、バブルのはじけた時代に成長した世代、「エコ」にも関心があるのか、移動の手段として車より自転車を選ぶ?
私は車の運転は大嫌いで、「乗らないのが最も安全」という主義。免許を取ったのは30歳を過ぎてから。家内は「車の免許もない人と、よく結婚したね」と言われたと笑っていました。もともと移動はチャリ。でも私はこの5年間、自転車に一度も乗ったことはありません。理由は「肩に負担がかかるから」。自転車は上下に結構振動します。その振動が肩に負担がかかる。8年ほど前に、右肩を痛めてレントゲンを撮ったことがあり、その時に両肩の石灰化があり「石灰化性腱板炎」という診断名になりました。今でも石灰化はあるはず。五十肩、六十肩の親戚みたいなものですね。自転車に乗ると、肩が痛むし、両肩に違和感がある。肩が痛いと、字を書くのに差し支える。仕事は患者さんの方向を向いた状態で、身体の右側で字を書く。余計に肩に負担がかかって痛い。仕事にとても差しさわりがある。ということは自転車に乗るのはいささかまずい。
年をとるといろいろな事があります(トップは老眼。40代前半で起こってきます)。パソコンを打つのも肩に結構負担がきます。肩の調子を整えるには、ペットボトルを一本ずつ持って、大きく腕を振りながら歩く。これで楽になります。「身体のメインテナンス」は大切だと感じる年齢になりましたね。あと数日で55歳。あれ、エコの話はどこへ行ったのかな?

夏休みの言い訳?


前回、早々と夏休みの予定をお知らせしました。子供も成人し、お盆に休みをとる必要がないため、多くの医院が休みのお盆の週は避け、患者さんの最も少ない8月下旬と、9月初旬に分散して夏休みを取ることにしました(小児科は一回に長く休むのはちょっと?)。8月18日(月曜)は、長年の不義理の清算をするため、休ませていただきます。何人の恩師、友人、家族に会えるかは不確定ですが。この年になると何が起こるかわかりませんので、一区切りつけてきたいと思っています。
医療は因果な仕事で、患者さんのことが頭からなかなか離れません。勤務医時代も、病院に顔を出す方が精神的に平穏になりました。開業してもそうですね。最近は最も病気の少ない時に、2,3日単位で休み、必要とされる時に働くと割り切っています。7月20日は午後に2時間時間診察(副院長は用事で不在)、9月の23日(秋分の日)は午前中に2時間診察します。仕事の時間に流動性を持たせることは、意味のあることだと思っています。
いろいろ、言い訳を書きましたが、夏休みの件、宜しくお願い致します。