老眼

早いもので、5月も今日で終わり。今日、運動会を予定していた小学校も多かったのでは?あいにくの雨で、延期ですね(残念)。ゴールデンウィーク明けから、予想通り大きな病気の流行もなく、その後のインフルエンザ騒ぎもあって予防接種や健診も少なくなり、そこに梅雨もどきの長雨が加わって、この1年で最もゆったりとした診察になっています。このめったにない(?)慣れないペースに、逆にいつもより疲れを感じるところが貧乏性?新型インフルエンザ騒動も、関東を巻き込むことなく終わりそうです(本当に良かった)。
診察の合間や、時間のある時に、1日1冊のペースで本を斜め読み。年齢のせいか、小さな文字は目が疲れます。老眼はいつ来るのか?私が老眼に気づいたのは42歳の時。当時は学会発表や講演はスライドを使っていましたが(今はパワーポイント)、スライドの字を読もうと、文字が小さいので目を近づけると、文字がぼやけてしまう。映写機で写すと焦点はあっている。「なぜ?」と考えて、「まさか老眼」ではないかという疑問が?そこで、文庫本を30センチぐらいの距離から、少しずつ顔に近づけてみました。10センチぐらいの所で文字がぼやける。かなりショックでしたね。
まさか42歳で老眼。若すぎると思ったのですが、老眼の発症は43歳ぐらいから。つまり平均的な老眼ということで納得。もともと軽い近視なので、最近では眼鏡がなくても、仕事には全く差し支えなし。でも、私たちの仕事は、子供のノドや口を覗き込む仕事。目はカバーをしていた方が安全ということで、一応眼鏡は着用しています。「老化は目から」ですね。

静かな季節

インフルエンザの騒ぎもあって、とても静かな診療が続いています。待ち時間は0から10分ぐらいでしょうか。インフルエンザはゼロで、終息に向かっている様子。わずかながら流行しているのは溶連菌感染症、ロタウイルスによる胃腸炎、アデノウイルス感染症(プール熱)の3つです。以前にも説明していますので、簡単に。
溶連菌感染症:ノドに溶血連鎖状球菌という細菌がついて、発症する病気。カゼではありませんので、くしゃみやセキはでません。症状は発熱、ノドの痛み、腹痛、嘔気、嘔吐、頭痛などさまざまです。かゆみのある、アトピーのような湿疹ができて、気づかれることも(20%ぐらい)。治療のポイントは「抗菌薬(抗生剤)を長く、きちっと飲む」こと(最低でも一週間)。
ロタウイルス感染:突然の嘔吐から始まり、38度以上の発熱が出現。その後に下痢が数日続く。下痢は白っぽく見えることもあり、白色便性下痢症とも呼ばれる。問題は嘔吐。嘔吐が数回続いて、グッタリした時には、点滴が必要なことも。子供の胃腸炎の中では、最も重い病気。
アデノウイルス感染:咽頭結膜熱、プール熱とも呼ばれる。高熱から始まる。扁桃腺が化膿したように見える。2日後ぐらいから鼻づまりがあり、イビキをかく。高熱は4日ぐらい続く。伝染病指定のため、2日間熱ないことを確認してから登園、登校。登校許可証が必要。
(訂正)
日本脳炎ワクチンの発売日が6月2日に延期となりました。また、昨日(6月25日)に厚労省健康局結核感染症課から、「新しい日本脳炎ワクチンの使用に係わる省令改正等について」が発表されました。それによると、「ADEMについて説明を聞いた上での同意書」という余分なサインは不要ということになりました。しかし、「ワクチンの積極的な勧奨はしない」という方針のため、自治体から接種票は送られてきません。希望する方は、最寄りの保健所に連絡して、用紙を郵送してもらって下さい。但し、2期の接種は旧ワクチンになります。理由は新ワクチンを2期の年齢に接種したデータがないからです。

キリギリスのピー君

数日前、静岡時代の友人から、新茶が送られてきました。その箱の中に、キリギリスの子供が入っていました。体長2センチぐらいのオス。キリギリスを卵から育てているらしく、ケースにP君を書いてありました。多くの幼生を育て、オス、メスを識別してABCと名前をつけたと推測されます。この子はP。そこで「ピー君」と名前をつけました。
私の虫好きを知っていて、2年前にも、もっと小さいキリギリス(小さすぎてオス、メスの区別がつかず)を送ってくれたのですが、結局はメスに成長。今回はオスで、エサはキャベツとカツオブシ。夏には大きくなって「ギーチョン、ギーチョン」と鳴いてくれるのを、楽しみにしています。決して良い声ではないのですが、夏の風物詩。私はキリギリスの声は大好きで、郷愁を感じますね。
インフルエンザ騒動の中、このような話題もいいかも?
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新しい日本脳炎ワクチン

関東圏でも新型インフルエンザの患者さんが少しずつ増えてきています。前回のブログでも書きましたが、現在は「封じ込め期」なので、「発熱相談センター」経由、「早期発熱外来」受診というシステムのおかげもあって(?)、我々開業医が新型インフルエンザに出会うことは、まずなさそうです。逆に高熱の患者さんが来院されることもほとんどなく、むしろ例年に比べて、とても静かな診療が続いています。水曜日の夜、「新しい日本脳炎ワクチン」についての講演会に、家内と出席してきました。来週の後半に、新しい日本脳炎ワクチンが発売される予定です。旧ワクチン(今でも使っていますが)はマウスの脳でウイルスを増殖させて作っていました。2005年に急性散在性脳脊髄膜炎(ADEM)の患者さんが副作用と認定されたのを受け、「ワクチンの積極的な勧奨はしない」ということに。解りにくい表現ですが、事実上の中止ですね。
今回のワクチンはアフリカミドリザルの腎臓由来のVero細胞を使った、細胞培養で作られたワクチンです。ワクチン成分をみると、安全性は高そうで、アレルギーをおこす可能性もなさそうです。問題はADEMをおこさないか?という点。もともとADEMの原因や、ワクチンとの因果関係が解っていないので、安全性は証明できない。結局「ワクチンの積極的な勧奨はしない」という条件はそのまま継続に。ワクチンを希望される方は、今まで通り「ADEMの危険についての説明を受けた」という用紙にサインが必要。これでは、接種を希望する方が急増するということはありえない?まだまだ、問題は多そうです。
新型インフルエンザに戻りますが、関西での学校の休校、修学旅行のキャンセルなど、経済的なマイナスは計り知れません。保育園の休園も痛い。これではお母さんたちは仕事ができない。通常の季節性のインフルエンザと症状は同程度。タミフルなども有効。本当に新型なのかも疑問。鳥インフルエンザ(H5N1)ではないので、通常の対応でいいのでは?という気持ちになりますね。

インフエンザ大流行期と登録医療機関

前回のブログでも書きましたが、現在のところ、関東では新型インフルエンザの発症は確認されていません。当院でもA型インフルエンザの患者さんは来院されていません。嵐の前に静けさなのか、異常に静かな外来が続いています。
現在は新型インフルエンザの「封じ込め期(発生早期)」ですので、新型インフルエンザは保健所等に設置された「発熱相談センター」に相談をした後に(下記参照)、新型インフルエンザ可能性が高いと判断された患者さんについては、指定の「発生早期発熱外来」(どこにあるのかは不明)を受診するというシステムになっています。ところが、大流行期(まん延期)になった場合には、「発生早期発熱外来」ではとても対応できないはず。そこで、大流行期に対応する医療機関の登録制度が始まりました。大流行期になった時には、登録医療機関名が公表されるのではないでしょうか?
当院については、家内と相談した結果、登録はしないことに。理由は、
1) 2階に感染室があるが、多くの患者さんには対応できない。
2) 待合室が狭く、感染が広がる危険がある。
3) 診療時間をずらすことも考えたが、今の診療時間では、インフルエンザだけに対応する時間帯はとれない。
4) 検査試薬、抗インフルエンザ薬が十分に手元にある状態ではない。
5) 乳幼児の患者さんが多く、感染の危険は避けたい。
無責任のように思われるかもしれませんが、登録機関として公表されると、今まで診察したことのない患者さんが来院されることも。現在、当院に通院されている患者さんを危険にさらすことはできないと考えました。この点はご了承下さい。
もしも、大流行期になったら、「登録機関ではないので」と断ることが果たしてできるのか?インフルエンザか診断できていない患者さんを断ることができるのか?いろいろ問題もありますが、大流行期になったらという、「タラレバ」の話ですからね。



◆新型インフルエンザ 発熱相談センター◆

◇世田谷◇電話:03?5432?2471【受付:平日(月?金)9時?17時】
          
◇杉並◇電話:03?3391?1299, 03?3391?2670【受付:平日(月?金)9時?17時】
       
◇渋谷◇電話:03?3463?2416【受付:平日(月?金)8時半?17時】

◇三鷹・調布・府中・狛江◇電話:042?362?2334【受付:平日(月?金)9時?17時】


◆平日夜間・土日祝は、下記にお問い合わせください。  
    
       東京都発熱相談センター : 03?5320?4509  


(追記)
このブログを書いた当日に、八王子と川崎で渡航者2名の新型インフルエンザ発症のニュース。今のところ輸入インフルエンザなので、広がっていくかは予測できません。関東での「いわゆる流行」はないと考えていいのでは?でも、時間の問題かもしれません。 流行する事態になったら、このブログで詳しく情報を送りますね。                 
         


             

  

 



新型インフルエンザ

関西で新型インフルエンザの流行が確認されました。今までは、新型インフルエンザが流行している国に渡航した人や、渡航者との接触があって発熱がある人は、一般の医療機関を受診せず、発熱外来を受診するように指導されてきました(下記参照)。しかし、日本が流行国になってしまったということに。そうなると、「渡航者」「渡航者との接触」も無意味になりますね。とうとう身近にせまってきました。しかし、以前も書きましたが、検査試薬がほとんどない状態。また、新型か否か?すぐには検査できる体制ではない。抗インフルエンザ薬が手に入らない可能性が高い。院外薬局に行くと、インフルエンザの患者さんと接触する確率がさらに高まる。私たち医療従事者も、免疫がないので罹患するはず。いろいろな問題点がありますが、症状は軽そうなので、通常の季節性インフルエンザの対応で十分ではないでしょうか?
当院ではこの3週間でA型インフルエンザの患者さんはゼロ。B型が1名。関東では新型は、まだ入っていないと推測しています。患者さんも少なく、この静かな外来が続くことを願っています。

世田谷区発熱相談センターの受付時間は、平日(月?金)の9時?17時です。
  ■TEL:03?5432?2471
  ■FAX:03?5432?3022
平日夜間(17時?9時)・休日・祝日は、東京都発熱相談センターで新型インフルエンザのご相談やご質問を受け付けます。
■ TEL:03?5320?4509

今週の待ち時間

休診明けにもかかわらず(?)、昨日は静かな診療となりました。病気の流行は少なく、アトピーや喘息などのアレルギーの患者さんの診察が中心ですね。来週の待ち時間は5から15分ぐらいではないでしょうか?Hibワクチンの不足についての報道。1施設で1月に3名までというしばり。当院で今申し込むと、年末ぐらいになるのが現状です。ご了承下さい。
ゴールデンウィークは3女が家内の実家へ。今週は次女が学会の帰りに、大分にある私の実家に立ち寄ってくれました。「おばあちゃん、しっかりしていて元気だよ。」というメールとともに、母の元気な写真(写メール?)を送ってきてくれました。「娘たちは親孝行ね」と家内。「あれしろ、これしろとペースを乱す我が子より、甘え上手でペースを乱さない孫の方がいいのかも」と私。娘たちが私たちの親不孝を補ってくれているようですね。
それにしても、今週はあれだけ動き回って、あげくに体重増加。おいしく食べることができることはいい事なのか?単にいやしいだけなのか?本当に頭が痛い。

ご迷惑をおかけしました。

13日、14日と休ませていただき、有難うございました。インフルエンザ等の流行性の病気はほとんどないのですが、保育園に通っていたり、兄弟のいる小さな子供たちが、高熱を出しています。特別な病名はなく、1人1人で原因が違うように思います。血液検査をすると、データが悪い患者さんが50%ぐらいでしょうか?この2日、突然の高熱や、熱が続いて困った患者さんもおられたのではないかと思っています。本当にご迷惑をおかけしました。
このブログでも、「歩く」というテーマが多いのですが、この2日もただひたすら「歩く」ことに終始。2日でおよそ6万歩。フル装備で歩いたのですが、カチカチに凍った雪と岩に足をとられ、私も家内も、アイゼンを付けたり、はずしたり。歩く途中で出会った人は、わずか5人。二人だけで歩き続けた休みでした。
年齢を重ねて、最後に物を言うのは、「運」と「歩く力」と「頭の回転」の3つだと思っています。「運」が9割ですね。でも、とりあえず「考えながら、議論しながら歩く」。体力の限界まで歩くという作業。1年に数回はやらないと、どうも集中力が落ちてきます。小さい頃からのクセで、結婚してからは、家内が嫌がらず(?)に付き合ってくれています。時々娘たちも。

13日と14日は休診させていただきます。

連休明けは病気も少なく、連休前とは全く違って静かな日々です。今日はやっと晴れました。
13日(水曜日)、14日(木曜日)は臨時休診となります。ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします。
連休中に家内の実家に出かけていた三女が帰京。連休明けの夜、先日見損ねた映画「名探偵コナン」を見るために、新百合ヶ丘のビブレに。三女と家内は13回目の「コナン」。「いっしょに行こうよ」と誘われて、とうとう私もコナンデビュー。珍しく途中の居眠りもなく、楽しく鑑賞できました。たまにはこういうイベントもいいかも。驚いたのは「夫婦割り引き」の制度。家内はしっかり(ちゃっかり?)、二人の保険証を用意していました。二人で2000円。三女は学割。安上がり?な家族ではありますね。
今回の新型インフルエンザ騒動、わかったことは現在使用しているインフルエンザの検査キットで、A型として陽性にでるということ。新型かどうかは、次のステップの検査が必要ではありますが、少なくとも検査キットで捕らえることができるのは助かります。ただし、インフルエンザのシーズンが終了しているこの時期、検査キットが不足するでしょうね。

子供の日

今日は子供の日。あいにくの雨模様。夕方になって、さらに雨脚が強くなってきました。子供の日が雨というのは、とても珍しいことです。この20年でも、ほとんど雨の記憶はありません。
今日は1時に診療を終え、家内と傘をさして経堂まで歩き、小田急線の普通電車で参宮橋(新宿のすぐ手前)まで。そこから明治神宮を散策しました。雨のおかげか、人は少なく、雨に濡れた新緑を楽しみました。山手線の原宿駅から電車で帰宅したのですが、原宿駅も新宿駅もごったがえしていました。雨と帰省の影響でしょうか?
今年の上半期の山は2つ。最大の難所は春分の日の前後。次がゴールデンウィークの週。今日で峠は越えたと判断しています。新型インフルエンザの喧騒が続いていますが、とりあえずホッとしたというのが実感です。家内と「やっと終ったね」と話しながらの散歩になりました。
今週の木曜日と土曜日は少し混みますが、静かな季節(病気という点では)になります。何度も書いて申し訳ありませんが、来週の水曜日(5月13日)、木曜日(14日)は臨時休診させていただきます。
(追加)
新型インフルエンザ患者がオランダやスイスでも確認されたことから、フェーズ5から6へ引き上げられる可能性がでてきたとのこと。一応、参考までに言葉の解説を。
フェーズ6:WHOが定める感染症の警戒水準6段階のうち、世界的大流行(パンデミック)に至った最終段階。WHOが世界を6つに分けた各地域のうち、1地域の少なくとも2カ国で人から人への感染が確認されるのが前段階のフェーズ5。今回の新型インフルエンザでは、メキシコと米国で人から人への感染が確認された段階でフェーズ5に。フェーズ6は、それに加えて別の地域の少なくとも1カ国で人から人への感染があった場合、専門家の意見などを参考に、WHO事務局長が決定することになる。

中央線から京王線へ

今日(5月3日)の夕方4時から6時の2時間ほど診療しました。仕事は順調に進み、6時半には終了。5月5日(火曜日)は午前中の診療になります。
今朝は6時過ぎから、家内と東京散歩に出かけました。神田川を高井戸まで歩いて井の頭線で吉祥寺に。そこから中央線で八王子の手前の豊田駅で下車。豊田駅北口から黒川清流公園を歩いて、浅川の河川敷をテクテク。万願寺歩道橋をわたって、京王線の高幡不動駅に。今回は中央線から京王線まで歩くのが目的。
高幡不動にお参りして、高幡城跡まで登って、京王線に乗車。途中の烏山駅で下車して、そこからノンビリ歩いて、1時半に帰宅できました。ハナミズキカエデの緑と、鳥の鳴き声が良かったですね。28000歩の散歩になりました。帰宅後に、一風呂浴びて、仕事に。
ゴールデンウィークの後は病気の流行は終息に向かいます。申し訳ありませんが、5月13日(水曜)と14日(木曜)は臨時休診させていただきます。困っている時に働き、多くに医院が対応できる時に休むが基本ですので、ご了承下さい。