政権交代

基本的にこのブログで、政治の話題を取り上げるつもりはありませんので(これは前置き)。今回の選挙、民主党のキャッチフレーズではありませんが、「政権交代」は現実のものとなるでしょう。両党のマニフェスト、「子育て」をダシにしていると感じるのは私だけでしょうか?本当に現実がわかっているのか?という疑問。上っ面の「子育て」を御旗に票集め、という印象はぬぐえませんね。
4年前の郵政選挙からの流れから考えると、今回の選挙結果は既に明白。これが、自然の流れ、民意の反映ではないかと思っています。良いか、悪いかの問題ではなく、民主主義の原則である公正な選挙の結果になるはず。選挙の不正が問題となる国が多い中、不正は日本ではまずありえないこと。この点は評価できるのではないでしょうか。
選挙後に、日本が、そして日本の医療がどうなっていくのか?予想はしていますが、きっとはずれますね。とりあえず、1カ月後の選挙は当然参加。家内と朝一番で出かけることになるでしょう。より良い日本を作るために。「子育て支援」は賛成ですが、ダシで終らないように願っています。いろいろ支障があって、このテーマは、突っ込みにくい!

花火

今週は東京から子供たちの姿も消え、静かな診療になります。待ち時間は0から10分ぐらいを予想。予防接種と健診がお薦めですが、なにせ暑い。
昨夜は隅田川の花火大会でしたね(といっても、私は見たことはありませんが)。雨でなくて良かった。よく昔は家で花火をやっていました。でも、最近の花火は音や火炎も大きく、近所迷惑になります。昔人間の私は、線香花火が好きです。静かで情緒があって、危険も少ない。花火で多い事故はヤケド。子供たちが集まってやると、お互いの火が手や衣服に。気をつけて下さいね。
静岡県立こども病院に勤務していた時は、入院している子供たちのために、中庭の芝生で花火大会をしていました。担当は私。バケツを用意して、ヤケドなどの事故に気を配りながら、子供たちを集めて、結構盛大に。点滴などで移動できない子は、窓を開けて楽しんでもらいました。時々起こるのが喘息発作。花火の煙は見えないため、喘息で入院している子供が煙を吸ってひどい発作。あわてて吸入ということも。開けていた窓から煙が入って、火災警報器が鳴って大騒動に。後で婦長さんから大目玉。すべて、楽しい思い出です。虫好きの私は、子供たちを引き連れて、セミ採りをしていましたね。あの頃、一緒に遊んだ(?)子供たちは、元気に生活しているだろうか?という思いが、セミの声を聞くと頭をよぎります。

待合室の本

木曜日に慈恵医大に出かけた時に、いつものマルエツに立ち寄り、待合室に置く子供向けの本を購入しました。楽しみにしていて下さいね。また、例年より早く、オモチャを待合室に。夏の風物詩ということでいいのかなあ。東京にいる子供たちが、少しでも喜んでもらえるとうれしいですね。
(追伸)
先週(13日から19日)の新型インフルエンザの患者数は1500を越え、累計で軽く5000を突破したとのこと。実際はもっと多いはず。でも、夏休みですから、集団発生は一旦減少するでしょうね。

季節はずれのインフルエンザ

今日も雨が降っています。真夏らしくない!ここで、さらに真夏らしくない話題を。新型インフルエンザ(豚インフルエンザ、正式にはパンデミックH1N1 2009と呼ぶ)の話です。面倒なので新型と書きますね。新型以外を季節型と略します。厚生労働省は22日に感染症法施行規則を改正して、5月に国内発生して以来続けてきた、新型の全数把握を中止することを決めました。理由は大流行が予想される秋以降、新型か季節型かを確定する遺伝子検査が追いつかなくなる可能性が高いこと、今のところ新型であっても治療法が季節型と同じであり、確定診断をする必要性が低いことが挙げられます。24日からは、集団発生した場合の一部だけ、報告すればよいとのこと。でも、実際は患者数が多くなり過ぎて、どうにもならなくなったというのが実情ではないか?と私は推測しています。
昨夜、国領にある慈恵医大第?病院で講演会があった。年に3回の定例の会。曇天の中、国領駅からテクテク散歩を楽しみながら出かけ、帰宅は10時を過ぎた。テーマは「新型インフルエンザ」。私なりの解釈をお伝えしたい。
1) 世界的に患者数は10万前後に。南半球に多い(しかし、実際の発生数はその何倍もあるだろう)。
2) 日本の発生は4000を超えた。おそらく、現時点ではもっと多いはず。全数を把握する気にもならない?
3) 5月初めに発症が確認されて、患者数は一旦増え、その後は終息した。当時は神戸と大阪限定であった。ところが、6月に入って患者数は再び急増し、全都道府県で発生が確認され、7月に入っても増加傾向は続いている。
4) 世界的には死亡率は0.45%であるが(この計算だと、日本でも20人ぐらい死者がでているはず)、幸いなことに現時点では死亡例はない。
5) タミフル、リレンザはよく効いている。
6) 症状は38度以上の高熱(90%)、セキ(83%)、熱感と悪寒(67%)、咽頭痛(66%)、鼻水(60%)全身倦怠(58%)、頭痛(52%)、関節痛(34%)である。季節型と同じで「熱とセキの病気」である。
7) 新型のワクチンは1500万人分ぐらい製造される予定だが、一般に流通するかは不明。使われるのは年末ぐらいになる?従来の季節型は10月から接種できる。
8) 現在流行しているのは新型であり、季節型はほとんどない。A型が陽性にでたら、新型と考えてよい。
9) ここ数年、気温の高い夏にインフルエンザが流行しているが、その理由は解明されていない。
以上が私の解釈である。実際に調布や世田谷でも集団発生があり、現在進行形である。すべて新型で、症状は季節型と差はなく、タミフルはよく効いている。感染力は強くはなく、家族内の感染は30%以下との報告もある。夏休みになって、感染拡大は一旦終息に向かうと予想している。秋から再び勢いを増すことがないように祈っている(祈るしか手立てはない?)。

新しい日本脳炎ワクチン

今日も雨が降っています。夏休みに入って、いろいろイベントが予定されているはず。今日も1日ぐずついた天気の予報。とても残念ですね。
6月から新しい日本脳炎ワクチンが登場しました。でも、予防接種の希望者は多くありません。その理由は3つあります。1)新型インフルエンザ騒ぎで、日本脳炎ワクチンどころではない。2)一部の地域を除いて、問診表が手元になく、取り寄せるのが面倒。3)取り寄せる時に「このワクチンの危険性を理解していますか?」という説明が入る。
当院では、23区や調布市、狛江市の方は接種できます。昨日、世田谷保健所に電話をして、「なぜ、日本脳炎ワクチンが危険だと説明するのか?新しいワクチンについては、危険だと説明する根拠はないはず」と話したところ、「旧式のワクチンを接種することもあるので、説明する必要がある」との返事(?期の接種のみ、旧式を使う)。世田谷限定の情報で申し訳ありませんが、
1) 日本脳炎ワクチンの問診表は、世田谷保健所(5432?2446)で受け付けている。
2) まず、「?期なので新しい日本脳炎ワクチンの接種を希望します」と言うと、不要な説明なく用紙を送ってくれる。
この2点を注意して下さい。日本脳炎ワクチンは7歳半まで。?期2回で、一年後に追加1回ですので、その点を考慮して接種して下さい。

平均寿命

2008年の平均寿命が、先日発表になりました。女性は86.05歳でトップ、男性は79.29歳で4位という結果。私の誕生日の夕方、母から電話があり、ついでにこの話題に。女性の86歳はすごい。88歳の母に「まだ若い」と言うと、「足にくるね。元気で長生きならいいけど」という返事。医療が進歩すると女性の平均寿命は93歳まで伸びる可能性があるという試算もあります。でも、足腰が丈夫で、頭もしっかりというのは難しいのかもしれませんね。
男性のトップはアイルランドの79.6歳ですから(こういう計算はいい加減です)、79.29歳もすごい。自殺や事故が少なくなれば、日本は当然トップですね。この数字もすごい。私は平均まで23年もあることに。仕事を始めて30年ですから、社会の一員として、まだまだ仕事をしなくてはならない(?)。
家内と歩きながら「日本人は仕事をしないと恥ずかしいと感じる。これはおかしい」とか、「50を過ぎて悠々自適。仕事をしないことがステイタス。そういう発想があってもいいと思う」という話をするのですが、日本人はなかなか割り切れませんね。小さい頃からの教育のせい(おかげ?)でしょうか。家内は「何かやっていないと落ち着かない性格だし、仕事も遊びも同じ感覚だもの。悠々自適はとても無理。しっかり仕事をしてね」とあっさり断定。困ったもので、この性分はなかなか治りそうにない?

56歳

今日で56歳になりました。幸いなことに、体力の衰えはありません。記憶力の低下はあり。集中力の持続はOK。病気は今のところなし。問題の多い性格は変わらず。頭の柔軟性もOK。というのが現状でしょうか。食生活では野菜を多く、肉を少なく。睡眠は7時間を目標にしています。適度な運動はしていますが、食欲(食い意地ですね)の問題で、体重のコントロールがテーマです。1.5キロほど減量ですね。これが最大の難問かも。
早朝、義理の父母から「おめでとう」の電話。「何とか、元気で仕事をしています」と返事。昨日は長女から手紙が。「名前負けしないように健康で」と書いてありました。次女からも今朝電話が、三女からは0時にメールが届いていました。共通するメッセージはやはり「健康」ですね。確かに、健康第一。肉体的だけではなく、精神的にも。「自分の心をコントロールする」ことも大切。これからのテーマは「老いと戦う」、いや「老いとうまく付き合う」と「心のコントロール」ではないかと思っています。いやいや、その前に体重のコントロールが問題?
(追伸)
19日(日曜日)の夕方、3時から6時まで診療しますので、お困りの方はどうぞ。リタイアには早すぎる?まだまだ、バリバリ(?)仕事ですね

猛暑

梅雨が明け、暑い日が続いています。今週の待ち時間は0から15分ぐらい。午後は気温が高過ぎて、なかなか外に出る気にはなりませんね。予防接種と健診がお薦めですが。
7月19日、20日は連休になります。19日(日曜日)の夕方、3時から6時まで診療しますので、お困りの方はどうぞ。まだ、インフルエンザの動向が気になりますが、夏休みになりますので、大流行にはならないと思っています。
今年の夏休みも大分に帰省して、母の顔を見てこようかと思ったのですが、何度電話しても「帰る必要はない」との返事。生活のペースを乱してもと思い、今年は帰省しないことに。土曜日は仕事を終えて、家内は1年ぶりの実家へ。夏休みに入った3女も、下宿から直行で、実家で家内と合流する予定。私は1年ぶりに1人の生活になります。2晩連続の1人は、久しぶりで記憶にありません。ということで、19日の夕方は私1人(とスタッフ)の診療になります。

百万本のバラ

昨夜は家内と、渋谷のオーチャードホールでの加藤登紀子のコンサートにでかけました。このブログを読んでいただいている世代には、「加藤登紀子って誰?」という方がいるかも?「知床旅情」「百万本のバラ」といえば、思い出してもらえるかもしれませんね。
ちょうど30年前の3月、大学の卒業直前に、同級生に誘われて、大津市民文化会館での加藤登紀子のコンサートに出かけたのが最初でした。当時、加藤登紀子は34歳。当時、私は京都を離れるつもりだったので、友人との思い出と、母校に関係した「琵琶湖周航の歌」を聞くのが目的でした。ここ数年、年に2回ぐらい、家内といっしょに加藤登紀子のコンサートに出かけています。
歌を聞いて、楽しかったのですが、例の如く途中から、歌とは関係のない思考回路が働き始めました。当時は何を考え、何をしようとしていたのか?とか、あらぬ妄想に取り付かれて、そちらに集中。自分の人生を振り返る、きっかけとなりました。思考のキーワードは、「経験値」、「旬の時代」、「ニッチ」などなど。頭が変な回転を始めると、視覚も聴覚も機能しなくなります。でも、最後は我に返って「百万本のバラ」を合唱。帰りに、「30年前のコンサートの時は、まだ話をしたこともなかったね」と言ったら、家内が「30年後に、渋谷で加藤登紀子の歌を聞くなんて、とても予想できないわ」。予想できないのが人生、一寸先は闇(?)

聴診器

2年前から、頭を悩ませていたのが、聴診器の問題。私も家内も重そうで黒い、とても地味な聴診器を使っています。私が医師になって数ヵ月後に、小児循環器科を研修している時から使っている種類のもの。当時で4万以上した高級(?)聴診器です。ゴムの劣化と、バネが折れるため、寿命は2年位。その都度、買い換えていました。
当時はヒュレット、パッカード社が作っていたのですが、製造を他社に売却し、2年前に販売中止になりました。録音までできる、最新の聴診器はいくつかあるのですが、音の質が悪く、ポイントとなる音が聞き取れない。聴診器にだけはこだわる私は、そろそろ寿命がくる聴診器を、壊さないように気を使いながら使っていました。
1か月ほど前、同じ製品を引き継いで作っている会社を発見。最近になって販売するようになったようで、取り寄せてみると全く同じもの。一安心です。呼吸音や心音を聴くという基本的な作業。でも、聴診器によって全く違う音に聞こえます。仕事では「筆を選ぶ」ことが大切ですね。

鳴き声と泣き声

雨や曇りの日が続いています。夏カゼの流行もなく、待ち時間は0から15分ぐらい。健診と予防接種がお薦めですが、この天気では外出する気にはなかなかなれませんね。梅雨があけると、子供たちは夏休み。東京から子供が少なくなります。時間に余裕のあるこの時期に、いろいろ用事を片付けていこうと思っているのですが、なかなか予定通りにはいかないですね。
キリギリスのピー君は「ギーギー」と大きな声で、元気に鳴いています。非常に通る声で、遠くまで聞こえ、「真夏」を演出しています。東京ではセミの声はまだ聞かれません。松沢病院も森から「ニーニー」というニイニイゼミの声から始まるセミの声。早く聴きたいものです。鳴き声といえば、子供たちの泣き声。仕事柄、一日中子供たちの泣き声を聞いています(というよりは泣かしている?)。鳴き声と泣き声の差は大きい?
慣れとは恐ろしいもので、子供たちの泣き声は全く気になりません。胸を聴診していて、泣いている時に、呼吸の音が聞こえないのでは?と思われるかもしれませんが、頭の中で泣き声のノイズは、ほとんど除去されてしまいます。長年の訓練。でも、本当に子供たちをよく泣かしていると思いますね。

出生率

出生率が1.37とほんのわずかながら上昇しました。でも、東京は1.09で最下位。今回のポイントは30代の女性の出産がやや増え、20代は変わらずということです。ライフスタイルの変化や世代による考え方の違い、経済状況の悪化、子育て環境の問題など、多くの要因が重なった結果の数字と考えています。出生109万人で死亡114万人ということは、人口は減少していくことになります。
小児科を30年もやっていると、子育ての環境の変化を身にしみて感じます。女性の社会進出と経済状況があいまって、共働きの家庭が増えています。30年前は20%前後と記憶していますが、今はおよそ50%。東京などの都会では、もっと高いはず。私も家内も共働きでしたので、大変さはよくわかりますし、女性の社会進出も大賛成。でも、保育時間が長くなり、生活や時間的に、余裕がなくなってきていることが実感されます。医療面でも、平日に医療機関にかかる余裕がなくなってきています。大病院のように、土日は休みという時代ではない(最近では土曜日は一部診療していますが)。医師として、流動的に仕事をする時代が来ていると実感しつつ、どこまでできるのか?と考える日々が続いています。

7月19日は夕方診療します。

今年は不思議な夏です。例年ならば、7月初旬に限定で「手足口病」と「ヘルパンギーナ」という夏カゼが流行するのですが、今年は全く姿をみせません。このまま姿を見ることなく、夏休みに突入になりそうです。その代わり、新型インフルエンザが燻っているという異常。私はキリギリスのピー君の大きな鳴き声を聞きながら、「夏の到来」を噛み締めています。
7月19日(日曜日)、20日(海の日)と連休になりますが、19日の午後3時から6時の3時間ほど診療します。夏休みで、遠出される方が多く、静かな診療の予定(?)です。家内は1年ぶりに実家に。診療は私1人ですので、ご了解下さい。

7-9月の休日診療および休診日のお知らせ

7?9月の休日診療および休診日のお知らせです。

7/19(日) : 15:00?18:00の間、診療いたします。
   (※この日は、院長診察のみとなります。)

8/20?22、9/2?3 :休診させていただきます。

9/22(火・祝) :午前中のみ診療いたします。(11:30受付終了)
 
上記以外の日は、通常通り診療いたします。
  

WS000014.jpg