2月1日

明日は2月1日である。私が小さい頃は、毎月の1日にお坊さんが来て、仏壇の前でお経をあげる習慣があった。今では考えられないことだが、古くからの信仰精神が受け継がれていた。2月1日はお坊さんがお参りに来る日。お茶菓子を買いに行かなくてはならない。5歳の私は喜んで買い物に出かけた。バス停でバスが止まった。そこで、バスの前を横切って、道路を横断しようとした。そこに、止まっていたバスを追い越したバイクと衝突。跳ね飛ばされたところまでは覚えている。左鎖骨骨折。1カ月ほどギブス固定(今ではバンドで固定するはず)。石膏で固めたギブスを、大きなハサミでバリバリと切られたことは記憶にある。飛び出しに注意である。
3年前に雨の階段で滑って、肋骨を2本ほど骨折。20年以上も前で、山登りでの途中で滑って、頭を2針ほど縫合。結局、大きなケガは骨折2回、縫合1回で生きてきた。少ない方ではないかと思っている。仕事を始めてからは、危ないスポーツはしない。プロとして、仕事に穴を空けるわけにはいかないだろう。
今日(1月31日)の夕方は、多くの患者さんを診察した。例年、2月1日は静かである。理由は中学受験にある。明日からの5日間は、入試が続く。高校入試や大学入試も本格化するはず。「明日は受験で来れないので」と言われた方も。
受験シーズンの到来。病気することなく、試験を受けることができることを願っている。健闘を!

連絡事項

連絡事項です。
1) 新型インフルエンザの流行はほぼ終了した。
2) 季節型インフルエンザは姿を見せていない。
3) RSウイルスの流行はあるものの、平穏な日々である。待ち時間も少なく、予防接種や健診には最適。
4) 来週も予防接種と健診は、診療時間内はいつでもOKとする。
5) 当院での新型インフルエンザワクチンの接種は終了した。
6) 季節型インフルエンザワクチンの接種も終了としたい。
7) サーバリックスの希望者は多い。予想に反して、痛みは少ない。すでに2回目の接種が始まっている。1回目から4週以上経過した方は、忘れずに来院してほしい。
8) サーバリックスはまだ在庫あり。接種はいつでも可能である。今月のブログ(サーバリックスの価格)でも書いたが、1回の接種につき15000円である。
9) Hibワクチンを他の医院で接種して、2回目、3回目や1年後の追加接種を、当院で希望される方が増えている。接種は可能であるが、登録制(登録番号を調べてワクチンを手配しなくてはならない)であるため、以前に接種した医院(病院)名を早めに知らせてほしい。1ヶ月後ぐらいに接種できるはず。
10) 日本脳炎ワクチンの接種は、順調に進んでいる。?期の接種については、事前に連絡してほしい。?期は旧ワクチンとなるため、ほとんど在庫がないのが現状である。
11)プレベナーの発売は3月になる見込み。

サバの味噌煮

いつものように、家内と夜の散歩を楽しんでいます。ただの散歩もあり、買い物がてらというのも。何か目的がある方が楽しいですね。先日、散歩がてらスーパーへ。時間は10時を過ぎていました。私が生鮮食料品売り場で立ち止まって、半額になったサバの切り身を見ていました。その横には「サバの味噌煮のツユ」という代物が。この165円のツユが、どうも気にかかる。
最近流行りの「ナベのもと」は結構優れもの。とうとう「味噌煮のツユ」まで登場したのかと、感慨深い(どこが感慨深いのかは不明ですが)ものがあった。すぐに私の気持ちを察知した家内は、「買ったら」とあっさり。サバの切り身2つ入りを2パック+サバの味噌煮のツユ、しめて365円となりました。
帰って早速、ツユを沸騰させ、そこに切り身を入れ、落し蓋をして10分。サバ自体の油ののりがイマイチ。でも味付けはOK。便利な世の中になったなあ、と変なところで感心しました。
私は「関サバ」「関アジ」で有名な(?)大分出身。サバは大好物。でも、この魚、骨がノドに刺さることがあるのが欠点。私も高校時代に骨が刺さって、ピンセットで抜いてもらったことがあります。子供が魚を食べていて、突然大泣きという時は要注意。不思議と多いのがウナギの骨が刺さる事故。ハモのように、細かく包丁を入れてから食べさせるのがコツかもしれません。

開国

ワクチンについては、我が国は鎖国政策を守ってきた。国内のワクチンメーカーの保護というよりは、外国との副反応についての考え方の違いが、大きな原因である。1例でも重篤な副反応がでると、接種中止になる国柄。副反応に比べて、肉体的、社会的、経済的にメリットがあるならば、その副反応は容認する外国。この違いが鎖国政策を生み出した。「外国製品は危険である」という先入観。
Hibワクチンが鎖国の扉を叩いた。黒船の到来である。いろいろクレームがでて、Hibの輸入は遅れた。何とかハードルをクリアして、1年前に接種が開始された。次に起こったのが尊皇攘夷運動であった。世論とWHOの圧力もあって、新型インフルエンザワクチンを輸入しなくてはならない状況に。あちらの要求はすべて飲む屈辱。ところが、国内生産で何とか間に合うことに。外国製品は全く受け入れられなかった。
しかし、時代の流れに乗り遅れていた予防接種は、完全に開国せざるをえな状況に追い込まれた。サーバリックスの登場である。国内メーカーは製造できないし、できるとしても10年以上はかかるだろう。そのような時間はない。子宮頸がんは急増しており、多くの女性の命を奪っている。少々の副反応を云々する問題ではない。サーバリックスは既に、(大まかな数字では)100カ国以上で接種され、30カ国で公費負担のワクチンである。10年弱ほど遅い認可である。その間、多くの命が奪われたことになる。サーバリックスという空母が入港して、日本は完全に開国となった。そのように私は解釈している。
サーバリックスという空母に続き、軍艦の入港である。これがプレベナー、小児肺炎球菌ワクチンの登場である。サーバリックスに比べて大物ではないが、対象年齢と目的が異なる。
プレベナーの接種は
Aコース:生後2ヶ月以上ー7ヶ月未満で開始。4週以上(27日以上)の間隔で3回接種。追加を生後12ヶ月から15ヶ月の間に1回。計4回が目標。
Bコース:生後7ヶ月から12ヶ月未満の小児が対象。4週以上の間隔で2回接種。60日以上あけて追加を1回(但し、追加は1歳以上であること)。計3回のコース。
Cコース:生後12ヶ月から24ヶ月未満(1歳児)の小児が対象。60日以上の間隔で2回接種。
Dコース:2歳以上で9歳以下(10歳未満)の小児が対象。1回の接種のみ。
価格は未定であるが、当院では1回1万円になると予想している。おそらく、納入価格が高いはず。

タカラヅカ

昨夜は帰宅が遅くなった。大学時代の友人が学会で東京に来たため、久しぶりに食事をすることに。学会が終るのが遅かったので、7時を過ぎての食事。話がはずんで、3時間以上も話し込んでしまった。昨年末は喪中のハガキが多く、友人たちに会う機会を作っておこうと思い立った。正月にメールで「東京に来たら、食事でも」と、何人かの友人にメールしておいた。彼とは8年ぶりの再会である。
学生時代にはいつも山に登っていた仲。今は九州で眼科の教授をしている。この30年の医療の変遷や、眼科の最新のトピックなど、話題は多岐にわたった。私は東京に来て20年になるので、共通の友人の消息も、大切な話題であった。山の話もつきない。昨年は家内と蓼科、縞枯、茶臼、木曽駒が岳などいくつかの山に登ったが、彼とは30年以上も前に登ったことがあった。
盛り上がったのはタカラヅカ(宝塚歌劇のこと)の話題であった。神戸出身の友人は、大の宝塚ファン。今でも観劇して、バックアップしていることに、大変驚いた。私が学生の頃は、宝塚の全盛期。「ベルサイユのバラ」いわゆるベルバラ、「風とともに去りぬ」などが、本当に大人気であった。チケットなどとても手に入らない時代。男役には四天王(雪組など4つの組がある)と言われた鳳蘭、安奈淳、榛名由利、ニギワナツコ(汀夏子、ミギワナツコの間違い。コメントで教えていただき有難うございました)がいた。彼とは何度も見に行った。平日にもかかわらず、女学生で満員。「「平日に何で高校生が見に来てるんだ」と、自分のことは全く棚に上げて、憤慨していた。男性は我々だけだったが、結構(?)楽しんでた。私が四天王の名前をスラスラ言うと、「三宅はよく覚えているよ」と感心してくれた。私は笑いながら「勉強以外はね」。
当時、友人が言った言葉を思い出した、「試験の前日に、授業をサボって宝塚を見るのは三宅ぐらいだからなあ」。チケットはいつも、ペアで手に入っていたのだ。家内も娘達も「宝塚?全くイメージが合わない」と呆れ顔。友人「今、宝塚は冬の時代。応援しないとね」。おもしろい友人である。
九州で生活して10年になる友人は「子育てが終り、退職したら野良仕事かなあ」と笑っていた。都会出身の彼が九州に住み、「大学など行かずに、娘と結婚して農家を継がないか?」と誘われたこともある私が、東京暮らし。何とも人生はわからない。「お互い、予想とは全く逆の生活になった」という言葉には、感慨深いものがあった。
年齢的に身体を壊す友人は多い。私は酒を一滴も飲まなかった。8年前に卒業である。JR新宿駅で「ここからはサバイバルゲーム。元気で長く生きた者が勝つ。身体には十分に気をつけよう」と声をかけ、最後にがっちりと握手。時計は10時半を指していた。

日曜診療について

明日(23日、日曜日)は午後3時30分から4時30分まで診療します。お困りの方はどうぞ。
44の都道府県で「外国産の新型インフルエンザワクチンは必要なし」との意思表示。静岡では新型ワクチンを希望する医療機関はゼロとのこと。国産のワクチンもかなり余る見込み(実際に余って困っている)。しかし、販売ルートの規制(希望数量を連絡させ、2週遅れで納入される)は変わらず。やっと、対象者が健康成人にまでたどり着く。まさに「ボールがミットに納まって、バットを振る」状態。当たる可能性はない。もっと早く、市場に出していたら、このような事態にはならなかったはず。
新型インフルエンザの患者さんは、年が明けて40名ぐらい。1日に3-4名のペースで、ほぼ終息状態に。
サーバリックスの1回目の接種は、家族とスタッフも含めて45名となった。副作用として発熱が1名。注射自体は(少し工夫していることもあって)、予想より痛くはないようだ。しかし、筋肉内に注射するので、接種部位の筋肉細胞が壊死するためか、3日ぐらいはピリピリした痛みが残る。筋肉注射による避けられない痛みかもしれない。サーバリックスは3回接種となるが、妊娠が判明した時点で、接種は出産後まで延期となる。では、授乳中はどうか?安全性は確認されていないというシバリはあるが、問題はないと推測している。必要と判断された場合には、接種するつもりである。

プレベナー(Prevenar)登場

ワクチンの話ばかりで、本当に申し訳ありません。書いている私も嫌になるぐらいですから。でも、この静かな時期は、予防接種の季節。インフルエンザ、日本脳炎、サーバリックス、MR、DPT、Hibなど、ぜひ今週か来週に接種して下さい。今週と来週は予防接種はいつでもOKにします。
そこで本題に。この話題は1回のブログでは、とても消化できません。まずは、さわりの部分ですね。2月下旬にプレベナーというワクチンが登場します。接種回数がややこしい上に、外国製品であり、価格が高いという欠点があります。来月に登場するので、この時期から説明せざるを得ない状況に。いささか気が重いのですが、付き合って下さい。
子供の肺炎(大人も同じですが)や気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎、扁桃腺炎の原因菌として代表的な菌として肺炎球菌、インフルエンザ菌(今流行しているインフルエンザとは異なる)、溶連菌、モラキセーラ、黄色ブドウ球菌などが挙げられる。その中で肺炎を起こすトップ2が肺炎球菌とインフルエンザ菌。
子供の髄膜炎を起こすトップ2も全く同じで、肺炎球菌とインフルエンザ菌。鼻やノドにいるこの2つの菌が、「血液に入って頭に飛ぶ」ことが原因。このインフルエンザ菌による髄膜炎を予防するのが、品不足で問題となっているHib(ヒブ)ワクチンである。
残る肺炎球菌のワクチンが、今回登場のプレベナーである。髄膜炎としては、インフルエンザ菌より肺炎球菌の方が重篤であり、死亡率も高く、後遺症も残りやすい。大人では既に、肺炎を予防するためにニューモバックスという肺炎球菌ワクチンが接種されている。今回の新型インフルエンザ騒ぎで、合併症としての肺炎予防で、ニューモバックスが品薄になった。今回登場のプレベナーは、子供の(肺炎球菌による)髄膜炎を予防する目的で作られたワクチンである。
まとめ:「2月にプレベナーという、小児肺炎球菌ワクチンが登場する。目的はヒブと同じで髄膜炎の予防である」

母の誕生日

今日は母の誕生日であった。昼に電話したところ、本人は全く気がついておらず、「89歳。90までは生きるね」とのこと。90歳は卒寿なので、一区切りと考えているようだ。元気でいることは、本当に有難いと思った。「何か言うことはないの?」と尋ねても、いつものように「言うことなんか、ないよ」との返事。「年をとると、足が弱るね。命には関係ないけど」大変参考になる意見かもしれない。
この時期、仕事は忙しくない。予防接種と健診が最大のテーマ。全く面白くない話で申し訳ないのだが、日本脳炎ワクチンの話題を。昨年の夏に、熊本で日本脳炎ワクチンを接種していなかった7歳児が、日本脳炎に罹患したとの報道があった。
1月15日に厚労省で「日本脳炎に関する小委員会」が開かれた。そこで、「積極的勧奨の差し控え」の解除が決定された。何とも分かりにくいのだが、今年の4月からは、日本脳炎ワクチンの接種を「積極的に薦める」ことになったということ。5年前の「差し控え」方針が解除されたことに。当院では、今でも普通に接種しているので、希望される方は、最寄の保健所(世田谷では5432-2446)に電話をして、「新ワクチン希望」と伝えると、問診表を送ってくれるはず。
但し、二期(9歳から12歳)の接種は旧ワクチンとなる。旧ワクチンの有効期限は3月9日までで、これが最後。旧ワクチンの在庫は極めて少ないため、電話で確認してからの接種となる。

当然の事ながら、新型インフルエンザワクチン余る

健康な成人の方が、新型ワクチンを接種対象の最後。今日の新聞では、最後の対象である19歳から65歳の健康成人の接種が、東京都では前倒しで可能になったと報道されています。新型ワクチンの希望者はほとんどなく、ワクチンはほとんど余っている状態。接種する医療機関には何の連絡もなく、マスコミが先行する報道。どのような倫理観で税金を使っているのか?
国産のワクチンも大幅に余る見込み。国産を900円で買い上げた国が、医療機関に半強制的に3000円弱で買わせる。あげくに10mlのバイアルを送りつけ、医療機関は赤字と在庫を抱えることに。とても正気の沙汰とは思えませんね。
私は、
1)流行が下火になった。ちなみに、新年になって患者さんは30名ぐらい。
2)小児の過半数が、既に新型インフルエンザに罹患してしまった。
3)成人の80%は新型に対する免疫を持っており、ワクチンを接種する必要性は低い。
4)新規の希望者はほとんどいない。
5)外国産のワクチンが送られてくる可能性もあり、リスクが高過ぎる。
この5つの理由により、今月の20日と27日を最後に、接種を終了したいと考えています。実際には国産か、外国産かを選択できるようになったようですが、外国産を希望する医療機関は存在しないはず。外国産がくるかも?というリスクで、接種を取りやめた医療機関が多く、国産まで余ったというのが実情。輸入予定のトラック1000台分のワクチンは、どこに行くのか?ひょっとして、予定通りWHOに寄付?1000億以上の税金が捨てられることになるのだろうか。

Hibワクチンについて

阪神淡路大震災から15年経つのですね。15年前は15日、16日が連休で、連休明けの早朝の惨事であったと記憶しています。教授の就任祝いのため、連休は京都にいました。東京の戻ってすぐの出来事。友人達の安否が気がかりでしたが、幸いなことに、知人は皆無事。でも、地震で友人達も大きな痛手を受け、1ヶ月以上は仕事にならなかったようです。当時、私は41歳でした。時間の経つのは早いものです。最近も世界的に地震が多いことが気がかりですね。
新型インフルエンザ騒ぎで、忘れ去られた感のあるHibワクチン(以下ヒブ)の現状について少し。平成20年の12月発売のヒブ。ちょうど1年経ちました。ヒブとはインフルエンザ菌という細菌に対するワクチンで、インフルエンザワクチンとは全く異なるものです。インフルエンザ菌による髄膜炎は、年間500名ぐらいと推測されています(正確な数字であるかは不明)。その予防のためのワクチンがヒブ。
ところが、実際には輸入量が少なく、我々開業医では1ヶ月に3名まで、大きな病院では10名との規制があります。接種したい時に、接種できないワクチンでは話にならないというのが正直な気持ち。年齢によって接種回数が違うので、待機している内に、接種回数が違ってくるし、接種しようという意欲も変化する。あげくに、待機中に髄膜炎にかかるという悲惨な事例も。
1)当院では接種料金は、1回に7000円とする。
2)予約制であり、待ち時間はやっと6ヶ月以内となった
3)今年の年末には輸入量が増え、待機時間がなくなる予定?
4)接種方法はいささかややこしい。
Aコース(生後2ヶ月から6ヶ月):4?8週間隔で3回接種。およそ1年後に追加1回
Bコース(生後7ヶ月から12ヶ月):4-8週の間隔で2回接種。およそ1年後に追加1回
Cコース(1歳から5歳未満):接種は1回のみ。
ついでにDコース:予約はしたが、キャンセル。
ヒブのように、待機時間が長いと、医院側も患者さん側にも、いろいろ事情が変わってきますので、AからCコースを自由に選択して下さい。Dコースはキャンセルは自由ということで。遠慮なく、お電話いただけると助かります。
なお、現在ヒブワクチンは15本の在庫があります。予約の方には連絡しましたが、いろいろな事情が重なって、接種に来られていない状況があります。予約の方がまだおられますので、順次に接種を進めていきたいと思っています。大変申し訳ないのですが、接種の前日に確認の電話を入れていただきたいのですが。
また、これからヒブを予約される方は、AからCまでのコースの希望を伝えていただきたいのですが、その点も宜しくお願い致します。

日曜診療について

明日(17日、日曜日)は午後3時30分から4時30分まで診療します。お困りの方はどうぞ。今週は新型インフルエンザワクチンなどの予防接種、健診がテーマの週となりました。病気の流行はほとんどなく、無風状態の診療。来週のテーマも予防接種と健診ですね。新型インフルエンザワクチンの2回目の接種を行いましたが、(予想通り)希望する方は少なく、ワクチンは余りました。キャンセル自由がコンセプトですので、ワクチンが不足しなくて良かったというのが、正直な気持ち。
先日の別府の大火。心配していただき、感謝しています。友人や知人は巻き込まれておらず一安心ですが、寒空のもとで焼け出された人には心が痛みます。テレビのインタビューで、久しぶりに大分弁を聞きました。懐かしさはありますね。
新型インフルエンザの流行も終り、ワクチンもほぼ終了。季節性インフルエンザは影も見えず。当分は病気のテーマはなさそうです。そういえば、12月下旬からスギ花粉は少し飛んでいますね。まだ症状は軽い。今年は花粉が少なそう。花粉症で散歩好きの私には、うれしい予測です。それにしても、寒い。

質問に対する答え

寒波到来ですね。本当に寒い。大分も雪が積もったとか?母は大喜びしているようだ。親子は良く似ている。困ったもので。
1)RSウイルスには2度かかるのか?
RSウイルスは「高熱と激しいセキ」の病気で、0歳から2歳ぐらいにかかることが多い。A型とB型があって、2回はかかる可能性があります(教科書的には15%ぐらい)。インフルエンザのように、遺伝子が変異するため、3回以上もかかる可能性も。2度罹患した方は、よく経験しますが、3度の経験はありません。年齢が高くなると、症状が軽くなります。
2)第二の子宮頸がんワクチンが来年に認可される?
世界的には今回発売されたGSKのサーバリックスと、メルク社のワクチンの2つが接種されています。メルク社のワクチンは来年ぐらいに認可されるという噂はありますが、確定ではありません。サーバリックスは子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)16型と18型の2価のワクチンですが、メルク社のワクチンは16型、18型の他に、6型、11型を含む4価のワクチンです。しかし、6型と11型は子宮頸がん予防の目的ではなく、尖圭コンジローマという(性病に近い)病気を予防することを目的としています。子宮頸がんの予防には、HPV16型と18型で十分と考えます。
3)季節性インフルエンザは流行しない?
昨年の12月には、季節性インフルエンザの検出はゼロ。季節性インフルが全く姿を見せないことは異例のこと。新型に駆逐されて、「場所を占拠される」現象ではないのかという意見もあります。この場所取り現象の根拠はありません。2月か3月に姿を見せるかもしれませんね。最近ではインフルエンザの流行自体が、季節性がない?

今週の待ち時間

RSウイルス感染、アデノウイルス感染(プール熱)の流行がわずかに見られますが、全体的には静かな年初めです。今週の待ち時間は10分から20分ぐらいではないでしょうか?
12月に1回目の接種をされた方は、2回目の接種になります。また、今月から解禁となった受験生で、接種希望の方は12日か13日に来院して下さい。今週で新型ワクチン接種は、終了となります。大人の方は、大半が免疫を持っていますので、もう接種は必要ないのでは?
前回、私が方言を全く話せないことを書きました。「拍手」のコメントに、アスペルガーのような発達障害(?)のある人は、方言を話すことができないとの情報が寄せられていました。私は納得できます。まず、「人の話を聞かない」「同じような言葉では話さない」「本やテレビなどの、物から情報を得る」だから、標準語しか話さないし、方言には染まらない。実に説得力があります。
動いているか、寝てるだけの生活が長かったのかもしれません。授業を受けることも、人を教えることも大嫌い。何故か仕事は大好き。きっと、自分で考えることが好きだからでしょうね。私を「アスペルガーの親分みたいな人」と家内は評しています。「方言を話した記憶がない」理由が分かりました。有難うございました。

意味のない雑談

この帽子は、一昨年の夏に(帽子を持っていくのを忘れたため)、別府で買い求めた帽子である。「毎日が地獄です」と書かれている。「地獄へいっちきた」というのもあった。何と趣味の悪い帽子であることか?地獄はhellであり、天国と反対の意味を持つ、いわば不吉な言葉である。ところが、別府育ちの私には、地獄=温泉という感覚があって、何とも親しみのある言葉なのだ。
昔、別府の観光といえば「地獄めぐり」、言葉通り地獄を巡って歩くのである。娘達が小さい頃、「坊主地獄」「竜巻地獄」「海地獄」などの、ユニークな地獄(温泉が吹き出ている所)を見て歩いた。私の生家の近くに、「鶴見地獄」という透明なお湯が渦を巻く観光地があった。そこが私の遊び場。裏口の隙間から忍び込んで、魚を採ったり、昆虫採集をしたり。その影響もあって、地獄という言葉は、遊び場のイメージが付きまとう。「毎日が地獄です」には、思わず笑ってしまった。
「地獄にいっちきた」とは大分の方言である。方言は「なまり」とも言うが、不思議なことに、私は大分弁を全く話すことができない。同窓会などで、大分弁で話し合っている中にいても、全く方言は出てこない。「なまりが全くない」と言語学の先生に言われたこともある。なぜ、標準語しかしゃべれないのか?理由は全くわからない。しかし、一度だけ家内に方言を指摘されたことがある。「このコップをなおしといて」。「なおす」とは「しまう。かたづける」という意味の方言である。この「なおす」が方言とは気づかなかった。家内は「珍しいわね。こんなこともあるんだ」と驚いていた。でも、方言はなつかしく、故郷を思い出す言葉である。
話は戻るが、観光地の地獄で、楽しんだのはベルマークを集めること。先日、コンビニでおにぎりを買って、家内と山登りをした時に、オニギリのラップにベルマーク(1点)があった。当時、小学校ではボールなどの教材を買うために、ベルマークを集めていた。私が着目したのは、地獄のゴミ捨て場であった。償却するために、ゴミを集める場所。そこは宝の山。お菓子やフイルムの箱にはベルマークがあり、それを集めることも、地獄遊びの楽しみであった。
一般的には地獄は「自分ではどうしようもない、つらい事」を意味する。人生には地獄は必ずある。私も残りの人生で何度か、地獄を見ることになるだろう。それはおそらく避けては通れないはず。でも、地獄を察知して、痛みを軽くすることはできるのではないか?経験と思考力、この2つが頼りである。昔から親しんだ「地獄」が、何だか気持ちを和らげてくれるのは、不思議な気がする。
地獄
何とも、汚い帽子である。横のシャツは家内が気に入って、別府の町を歩いていた。二人とも冗談がきつい?

10日の午後3時から6時は診療します。

10日(日曜日)と11日(月曜日)は連休となりますが、10日の午後3時から6時まで診療しますので、お困りの方はどうぞ。
新型インフルエンザの流行もほぼ終り、嘔吐下痢症も少なくなりました。静かな年始です。結局、昨年の新型インフルエンザの患者数は(当院で診断した)1123名でした。新年になって、患者さんはわずか5名。流行はほぼ終了ですね。
新型インフルエンザワクチンの2回目の接種を、12日から16日に行います。予想通り、昨日届いたワクチンは10mlのバイアル。12日か13日に接種にきていただけると助かります。新規の接種は必要ないのではないでしょうか?受験生(高校、大学)については接種しますので、12日か13日に来院して下さい。結局、新型ワクチンは大量に余ることに。生物学的製剤として産業廃棄するには、多額のお金がかかります。WHOに寄付する案が浮上していますが、上手なカモフラージュですね。これは、美談ではありません。
サーバリックスはスタッフを含めて15名に接種しました。少し痛みがありますが、予想より軽い印象です。季節性インフルエンザは姿を見せておりません。この時期にワクチンの話題が出るのは、平穏な証拠。
サーバリックス 005
サーバリックスの注射風景。腕は副院長。針は細い(腕も細い?)。このような写真を、好まない人、不快に感じる人がいると思います。そこはご容赦下さい。「本当にデリカシーがない」と、よく言われてきましたが、これが個性というもの(居直りだ!)。サーバリックスについては、コストのかかるテーマ。強要するつもりは全くありません。希望される方には、接種する義務があると思っていますので。接種する私のパジャマが写っている。気がつくのが遅い。

サーバリックスの価格

年末騒動の後は、比較的静かになりますので、この時期に休みを取らせていただきました。本当に有難うございました(ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした)。
友人と話をしている時に、子宮頸がんワクチンであるサーバリックスの話題に。当然、価格が高いことも議題に。サーバリックスは子宮頸がんの原因とされるヒトパピローマウイルス16型と18型の混合ワクチンで、12月22日に発売となりました。年末ということもあって、ほとんどの医療機関で、実際には接種はまだ行われていないと思います。当院では私と家内が議論した上で、1回15000円とさせていただきました。ワクチンの納入価が決定したのが、12月中旬であったため、ネット等で調べても、接種価格の情報はなく、まさに独断の決定となりました。この価格はダンピングではありません。基準となる価格がなかったので、当院の価格がスタンダードですから。
ダンピングと書くと、驚かれた方もいらっしゃるのでは?1月になって、価格の情報が入ってきました。高い所では25000円ですね。16000円から20000円が多いのではないでしょうか?
調べていただいたら分かることですが、ワクチンの納入価格が、一律12000円です。それに消費税がかかって12600円。当院でのワクチン接種料金は、消費税を含みますから、利益はほとんどありません。在庫を抱えると、赤字になります。それでも「必要なワクチン」と判断していますので、この価格に設定しています。「15000円は高い」のではなく、「安い」はず。接種は「当院をかかりつけにしていただいている10歳以上の女性、および患者さんのお母さん」に限らせていただきます。いろいろ欠点があることは、12月のブログに書きました。当然、価格が高いことも。
1)免疫活性剤(アジュバント)を含む。
2)上腕三頭筋の筋肉内注射である。
3)痛みや腫れが強いと言われているが、予想より痛みや腫れは軽い。
4)データをみる限りにおいては、免疫(効果)は一生続くだろう。
5)子宮頸がんの予防率は95%以上であろう。
6)対象は10歳以上の女性。
7)接種は3回必要である。1回目を基準に、2回目は1ヶ月後、3回目は6ヶ月後。
8)接種を希望される方は、電話で予約をお願いします。
我が家の娘達には、正月に1回目の接種をしました。三女は産婦人科の授業で、教授から「サーバリックスは絶対に接種すべき」と何度も言われたようで、接種には積極的でしたね。家内は「年から考えて、私はパス」と言っていたのですが、娘達から大ブーイング。「今からだって子宮頸がんになる可能性はある」「子宮がんになった時に、予防接種をしておけばと後悔するのは嫌だ」「予防できるものは、予防すべき」。このブーイングに負けて、明日接種することになりそうです。注射嫌いの私は「男で良かった」と密かに思いましたね。
長々と書きましたが、15000円は家計的には大打撃ですが、限界に近い価格ということで、納得いただければと思っています。
最後に、「何故、小児科で接種するのか」という疑問もあるのでは?実際に10歳代の女性が、婦人科に行きますか?予防接種(筋注ですから)は小児科が慣れています。「やはり、小児科が接種するしかない」というのが私の判断です。インフルエンザの予防と、ガンの予防では全く意味が違うとは思いませんか?

6日(水曜)、7日(木曜)は休診させていただきます。

予想通り、静かな新年の滑り出しとなりました。新型インフルエンザの患者さんは4名のみ。肩のリハビリと、友人との会合があり、6日と7日は臨時休診とさせていただきます。ご了承下さい。「必要とされる時に働き、病気の少ない時に休む」が方針ですので。
唯一、予想が裏切られたのが、RSウイルス感染の流行です。この2日で、およそ10名の患者さんを診察しました。この病気は重い。何人かの患者さんについては、明日も診察が必要だと判断していますが、要望にお答えできず、申し訳なく思っています。
(RSウイルス感染症)
1)0歳から3歳に多い。
2)高熱が3日から4日持続する。
3)ハナが多く、セキが強い。呼吸困難となることも。
4)0歳児では、呼吸困難で入院することが多い。
RSウイルス感染は「高熱と激しいセキ」の病気です。

正月早々の連絡事項

あと半年で、開業してちょうど20年になります。昨日は20回目の高尾山初詣となりました。20回で雪がちらついた日が1日ありましたが、19回は快晴。昨日は風が強く、砂埃の中の登山となりました。家内と二人だけの初詣は初めて。20回も元気に登山ができたことに、感謝ですね。今年は私と家内の実家に、顔を出そうということで合意。私の母も1月で89歳、義父母も85歳を超えています。20年以上も子供としての義務は果たしていませんので。
風の影響もあって、ヤマガラが1羽だけ、手にのって挨拶をしてくれました。正月早々、無粋なことですが、連絡事項です。
1) 1月4日から診療を開始します。4日と5日は通常の診療になります。
2) 1月6日(水曜日)と7日(木曜日)は用事があり、臨時休診となります。ご了承下さい。
3) 1月10日、11日は連休となりますが、10日は午後3時から6時に診療します。
4) 12月に1回目の新型インフルエンザワクチンを接種した方の、2回目の接種は1月12日から16日になります。10mlのバイアルが納入される予定ですので、12日か13日に来ていただけると助かります。
5) 新型インフルエンザワクチンの新規の接種は、もう不要ではないでしょうか?1月から開始される中学生から大人の方で、高校受験生と大学受験生については(1回接種ですので)、接種することは可能です。12日か13日に来院して下さい。電話予約していただけると助かります。
6) 季節性インフルエンザの流行はありません。季節性ワクチンの在庫は少しあります。
7) サーバリックス(子宮頸がんワクチン)の接種を、12月25日から開始しました。我が家の娘たちを含めて10名ぐらい、1回目の接種を行いました。針は太くはありません。痛みも予想より軽い印象。2日間ぐらい、接種部位がピリピリすることがあるようです。サーバリックスの説明は12月のブログを参照して下さい。いずれ、詳しく解説したいと思っています。
8) ヒブ(Hib)ワクチンの待ち時間が6ヶ月以下となりました。詳しくはいずれ。
ブログ用 初詣
高尾山の頂上から、元旦の富士山を望む。手前が丹沢山系。一番高い山が大室山。

明けましておめでとうございます!

今朝は長女が仕事のため、4時に家を出るというので、家内ともども4時に起きました。長女は「起こさないように、静かに起きたのに」と言っていましたが、家内は気がすまないようで。私にはもう一つの目的が。昨夜は満月で、元旦の今日の4時から部分月蝕が観察できるはず。屋上に出てみると、西の寒空に一部が欠けた月を見ることができました。寒いのも忘れて、いろいろ考えながら、月を眺めていました。2時間ほどして、東の空が明るくなって、初日の出をみることができました。西には初日を浴びた富士山も。
今年1年の予想、予定、目標はいくつもあるのですが、最大のテーマは「健康」ではないかと思っています。家族が健康であることであり、患者さんの健康を守ることではないか?という結論になりました(長く考えてた割に、単純な結論ですが)。3Kの中のトップのK。これしかない!
今から恒例の高尾山登山と、高尾山薬王院での初詣に、家内と二人で出かけます。今年1年のテーマを議論しながら、ゆっくり登ってきます。改めて、今年も宜しくお願いいたします。
blog 月食
左下が欠けた満月。寒空に凛として浮かぶ。長女が「チチは私の見送りに起きてきたわけではなさそうね」とつぶやいて、帰っていったとか?性格を読まれている?
2010元旦 hinode
屋上から、初日を望む。快晴でさわやかな朝!今年がこの空のようにさわやかでありますように。