今週の待ち時間

今週の待ち時間は、10分から20分ぐらいと予想しています。予防接種と健診がお薦めですね。
明日は5月末日。私は1979年の6月1日から小児科医として働き始めたので、ちょうど31年間の仕事を終えることになります。多くの患者さんに接して、大変満足していますし、有難く思っています。いったい何人の患者さんに接したのか?と考えたのですが、正確な数字はわかりません。接した患者さんは4万人弱ぐらい?1回の診察を1回としてカウントするならば、診察回数は100万回近くになるかもしれません。小児科は患者さんが生まれた時から、成人するまでの付き合いとなります(成人になってからも、付き合っていますが)。予防接種あり、健診あり、病気あり、勤務医時代は入院もありなので、のべ回数は多い?
最近の情勢を考えると、どう考えてもリタイアという訳にいきませんね。6月からは再度気を引き締めて、32年目に突入します。このブログも含めて、お付き合いの程、宜しくお願い致します。

怪我や事故に注意!

今日が運動会の小学校も、多いのではないでしょうか?怪しそうな空。天気が崩れないことを祈りつつ。
今年は虫刺されが少ない印象。気温が低く、草木の成長が遅れた影響かもしれません。お茶の成育も悪く、新茶も遅くなりましたね。5月はお茶やサザンカの害虫であるチャドクガに刺される子供たちが多いのですが、今年はほとんど見られません。チャドクガは5月、7月、9月ぐらいに幼虫になるので、この3ヶ月は要注意ですが、1月ほどずれ込みますね、きっと。
この時期から夏にかけて多いのが外傷。短パン、半そででアウトドアを楽しむ季節。スポーツの試合も多い。転んでケガや骨折に注意ですね。それに、水の事故も要注意。1歳から5歳までの死亡原因のトップが「子供の事故」。日本は子供の事故死が多い。当然、交通事故も含まれます。お風呂に水をはる習慣があるので、風呂での溺水にも注意。
活動性の高くなるこの時期、お子さんから目を離さず、危険な所には出入りさせない。怪我、事故にはくれぐれも注意して下さいね。

近居

昨日、テレビで「近居」という新しい言葉を知った。意味は同居ではなく、近くに住むこと。徒歩や車で10分ぐらい?「料理が冷めない距離に住む」ということ。共働きの方にとっては、近くに実家があると、本当に助かる。子供が病気になった時や、保育園のお迎えが間に合わない時など、便利で安心。食事を作る時間がない時や、買い物もお互いにカバーできる。
戦後、核家族が進み、若者は都会に出た。地方の高齢化は進んだ。高度成長期はそれでも良かった。バブルがはじけてから、状況は変わった。若い世代の就職難と収入の低下は、家族のあり方にも影響した。夫婦共働きの家庭が増え、親の世代に頼らなくては、生活できない状況になった。その親の世代は、核家族の原動力となった、団塊の世代であることは、何と皮肉なことだろう。時代の流れとはそういうものだ。
近居が可能な家族は幸せである。私も家内も、親からは遠く離れて暮らしてきた。逆に、今となっては、年老いた親を、遠くで心配する立場となった。近居であったらと思う。勝手に家を飛び出しておいて後悔するとは、これも皮肉なことだ。
何度も書くが、家族のあり方は、10年以上も前から全く変わっているのだ。家族が近くで、力を合わせなくては、生きていくことが難しい時代、いや国になったのだ。近居できる家庭は幸せである(くどい!)。何だか、辛口なブログになってしまった(申し訳ない)。
昨年の12月に「家族とは何か」というタイトルで、ブログを書いた。そのブログの一部を引用しておきたい。
「高度成長期ではなく、安定期から衰退期になった日本では、家族という概念が再びクローズアップされ、家族単位で生きることが、幸せの条件になるのではないか」

タジン鍋

今日、やっと天気が回復。病気も少なくなりました。今週の待ち時間は5分から20分ぐらい。予防接種と健診がテーマですね。ヒブを予約されている方には連絡しているのですが、ほとんど接種できていないのが現状です。今日も入荷するため、20本以上も冷蔵庫に眠っています。早めの接種をお願いします。また、キャンセルする時は遠慮なく電話して下さい。
最近凝っているのがタジン鍋。もともとモロッコなどで使われていた鍋。これは便利ですね。野菜がおいしい。冬はいわゆる鍋料理で野菜を摂るのですが、夏場は季節的に暑苦しい。タジン鍋は家内と二人で食べるには、ちょうど良い鍋。
キノコやタマネギ、新じゃが、アスパラ、カボチャ、ナスなど何でもOK。レンジで7分ぐらいで、後は好みのタレでさっぱりいただく。手間も少なく、食べたい野菜を、好きな味付けで食べる。夏にはもってこいの料理です。皆さんもいかがでしょうか?

プリウス

4月からとうとうプリウスに乗ることになった。私はもともと運転が大嫌い。免許を取ったのも、30歳を過ぎてからで、仕事があるので、自動車学校には通うことはできず、夜の個人レッスンを受けて、警察に直接受けに行った。最近の若い人(新日本人と呼ぶらしい)は、車に乗らない傾向がある。エコを考えると、良い傾向ではないかと思う。
9年前に中古のゴルフを買った。ところが、雨漏りをしてフロアに水溜りができたり、窓が閉まらなくなることが多く、さらにあまりの燃費の悪さに我慢の限界を超えた。環境に悪過ぎる。中古で15年ものなので、エコカー減税とガソリンの高騰を考えて、プリウスをオーダーした。6月に納車予定が、ブレーキなどのトラブルの影響もあって、4月に前倒しになった。ガソリン1リットルで20キロは走る計算になる。環境優しいことは、かっこいいことかな?と思って乗っている。運転嫌いなので、最低限しか乗らないのだが。
私は遊んでいる時や、ウォーキングをしてる時は、ほとんど食事を摂らないのだが、残念ながら、体重減少にはつながらない。体重のコントロールには苦労している。私の皮下脂肪が、プリウスに内蔵されている電池に匹敵する。散歩の途中で「僕はプリウスみたいなものだ」と言ったところ、間髪を入れず家内が言った言葉に驚いた。「そうね、時々ブレーキは利かなくなるし、即リコールよ」

夏かぜの小流行(手足口病)

明日は雨の予報ですね。野菜の価格が気になるところですが。夏かぜの続きです。
手足口病はhand-foot and mouth diseaseと書く。コクサッキーA16型とエンテロ71が、主な原因ウイルスである。ここ数年はコクサッキーが中心であったが、今年はエンテロ71が主体となるのでは?症状が微妙に異なる。エンテロ71は髄膜炎などの神経症状を合併し易い。その意味では今年は要注意かもしれない。余談ではあるが、口蹄疫はfoot and mouth diseaseと呼ぶ。アフトウイルスが原因とされる。アフタ(aphtha)とは口内炎のことである。
1) 手の掌や足の裏に、赤い小さな発疹(一部水疱様)ができる。
2) 口の中の小さな口内炎が、複数できる。
3) 口の中を痛がる。
4) 発熱は20%から30%に見られるだけ。
5) 熱がなく、食欲があれば、集団生活はOK。

夏かぜの小流行(ヘルパンギーナ)

俗に「夏かぜ」と言われる、ヘルパンギーナと手足口病が見られるようになった。
ヘルパンギーナはherpanginaと書く。ヘルペス(herpes)という病気があるが、皮膚に水疱ができる。つまりherpの語源は水疱であり、anginaは狭くなることを意味する。ヘルパンギーナとは日本語で水疱性口峡炎という。まず、高熱が出て、ノドの奥に小さな水疱ができる。その後水疱はつぶれて、潰瘍となる。
ヘルパンギーナとは
1) 高熱が出る。
2) 鼻水やセキはでない。
3) ノドを痛がる。但し、小さな子供は訴えることができない。
4) ノドの奥に水疱ができ、後に潰瘍となる。
5) ノドを痛がって、食欲が落ちる。
6) 原因はコクサッキーウイルスによる。
7) 熱が下がって、食欲があれば集団生活はOK。

嫉妬

今週になって、やっと少し時間が取れるようになった。読みかけの本が数冊あった。途切れ途切れに読むため、内容が思い出せない?本当に困ったものだ。今話題の「ガラスの巨塔」を何とか読み終えた。いわゆる暴露本的な分類に入るが、この本を書きたい、「自分の目から見た真実」を伝えたいという気持ちは、よく理解できる。この本のテーマは、「男の嫉妬」である。「女は恋愛ではやきもちをやくが、組織における男の嫉妬は女の何千倍も強い」という内容には、妙に納得できるものがあった。
嫉妬は女性の専売特許と思われがちだが、それは大きな間違いである。いろいろな動物でも同じだが、生態学的にはオスの方が嫉妬深いのである。私は行動原理、いわゆる人を突き動かす根底には欲望、恐怖、そして嫉妬の3つがあると思っている。この3つは、もともとオスに強い。オスが戦いを好み、短命である原因となる。自分が行動する時に、この3つのどれが根底にあるのかを、分析する必要がある。これは大切なことだ。
逆に、他人の嫉妬は大きな脅威であり、時に犯罪に近い、理不尽な災いをもたらす。嫉妬は欲望、恐怖よりも危険であることを、この本は語っている。組織の中で生き抜くとしたら、最も注意しなくてはならないのが嫉妬である。私は嫉妬を生理的に受け付けることができない。嫌いなのである。若い頃は「他人に嫉妬されるのは名誉」ぐらいに思って、目立ちに目立っていた。これは大きな間違いであったと反省している。
他人から嫉妬されても、何の益もないし、危険なだけである(年をとって、少し賢くなった)。人生は静かに、おとなしく生きるべきなのかもしれない。いささか、悟るのが遅過ぎたのだが、開業して組織を離れたのは、私の性格を考えるならば、結果的には正解であった。私の協調性のない、自分勝手で暴走する性格は、組織の中では危険である(家庭の中でも危険であると、家内が横でささやいている)。
では、私が仕事に集中するのは欲望、恐怖、嫉妬のどれが根底にあるのだろうか?私は欲望と恐怖だと思っている。病気を突き詰めたいという欲望と、診断と治療を誤る恐怖ではないのか?この欲望と恐怖がなくなった時に、おそらく仕事を終えることになるだろう。

ブログの写真の背景

このブログのプロフィールの写真(画面の右側の家内と二人の小さな写真)は、小さすぎて顔がわからないという意見もあった。この写真は二人のお気に入り。場所は上高地の田代池の早朝の写真である。この背景には明神岳、前穂高がそびえている。今回の上高地は雪であった。早朝の4時に起床して、5時過ぎからわずかに新雪の積もった道を歩き始めた。食事の前に大正池を一周。外気温はマイナス3度。途中に晴れ間が見えた。写真ばかりで、しつこくて申し訳ない。
上高地 064
これがブログの写真の背景。田代池から穂高連邦を望む。朝の光が、峰峰に当たり始めていた。
上高地 062
田代池。マガモのつがいが泳いでいた。大正池も同じだが、土砂に埋もれて、池自体が小さくなっていた。雪解け水のため、夏より水量は多い。
上高地 076
朝7時。(立ち入り禁止区域を歩き)大正池を一周回った。田代橋から奥穂高、岳沢を望む。雪景色が眩しい。

三鷹市在住の方へ

「MRワクチンなどの公費のワクチンは、三鷹市在住でも接種できるんですよね?」という質問がありました。私は「23区と調布市、狛江市の方は接種できますがーー」と答えました。ところが、私の情報不足で、三鷹市の方も接種できるようになったことが判明。当院は三鷹の患者さんも多く、「予防接種をしてほしい」とよく依頼されいました。これはうれしい情報ですね。
(確認事項)
DPT、MRワクチン、日本脳炎、DT二種混合などの公費負担の予防接種は、23区と調布市、狛江市、三鷹市の方は接種できます(接種票を使うことができます)。
「6,7か月健診」と「9,10か月健診」は東京都内は全てOK。「1歳半健診」は世田谷区と杉並区の方のみとなります。
水痘、オタフクカゼ、プレベナーなどの任意の予防接種は、どなたでもOK。
上高地 029
またまた、変な写真を。横尾山荘近くの水溜りに、ヒキガエルが30匹近く、産卵場所を求めて集まっていた。その時、雲間から光が。何と、神々しい光景かと、思わずシャッターをきった。私の感覚は、普通ではないのだろうか?

今週の待ち時間

今、流行している病気は水痘、プール熱(アデノウイルス感染症)、ロタウイルス感染(嘔吐、下痢、発熱)、溶連菌感染症の4つ。今週の待ち時間は5から15分と予想しています。予防接種と健診がお薦めですね。
「たかやま小児科のブログ」には心を打たれます。今日のテレビでも、宮崎の高鍋町が出ていましたが、口蹄疫によって、宮崎牛や豚は壊滅的な被害を受けているようです。私の生家の周りはほとんど農家でしたので、家畜を育てる大変さと、牛や豚と心の交流があることを理解しています。この口蹄疫の問題は、宮崎の産業にとって壊滅的な打撃になるかもしれません。口蹄疫は人には感染しないはず。口蹄疫の早期の終息を願っていますが、何が問題で、どうすれば解決されるのか?いまいち理解できていないのが現状です。
昨日はサントリーホールで、小林愛実ちゃんのコンサートがありました。家内と三女と出かけました。FMホールで初めて演奏を聴いてから、ちょうど2年経ちます。もともと桁違いの才能ですが、ますます進歩しましたね。演奏が「演歌っぽい」と感じるのは、私だけでしょうか?
上高地 021
上高地の春を彩るのはニリンソウ。梓川のほとりに群生している。今年は開花が遅い。もともと色は白。一部にピンクが混じる花を見つけることができる。

三脚

毎日、ブログを更新していますね。やっと、静かになった感じ。昨日は予防接種と健診が多く、発熱等の急性の病気は少なくなりました。4月のポリオから1ヶ月、予防接種の季節になったのかもしれません。
先週の日曜日、ヤマダ電機に三脚(カメラ用)を買いに行きました。高価なものではなく、700円(七百ですよ)弱の簡易三脚を買ってきました。カメラにつけたまま、ポケットに入って、とても便利。今回はツーショットを撮ることができました。
上高地 034
旅行中の昼はコンビニのオニギリ2個と決まっています。横尾に着いて、吹雪の中でツナマヨ、鳥かまオニギリとお茶。帰りに徳沢ヒュッテで立ち寄り、ちょっぴり贅沢。家内はコーヒー、私はカプチーノ。隣のテーブルに三脚を立てて写してみました。着ているものは、ペアルックのレインコート。家内が買ってきたthe NORTH FACE。防寒性はなく、蒸れないすぐれもの。中にはババシャツを着込み、防寒は完全。ひょっとしたら、このレインコートが、私の持っている衣類の中で、最も高価なもなかもしれません。遭難した時のために、色は目立ちますね。

カモガヤ

上高地での写真を少し載せたいと思っていた。その前に、カモガヤの話題を。最近、「目がかゆい。花粉症?」という患者さんが、時々来院されるようになった。家の中でかゆい時は、ハウスダストが原因。公園などの戸外でかゆい時は、カモガヤが原因である。
日本人の花粉症のトップはスギ花粉であり、次がカモガヤである。このカモガヤは外来種で、牧草として持ち込まれ、全国に広がった。花粉の季節は4月末から、7月初旬までであり、まさに今が旬の花粉。公園の脇や、河川の土手に群生している。スギ花粉と違う点は、目の症状が強いこと。小中学生がボランティアで、河川敷の草刈りをしていて、急に目が腫れあがって救急車という騒ぎもあった。日本中、どこにでもある、イネ科の雑草である。
百草園 012
ゴールデンウィークに高幡不動から、聖蹟桜ヶ丘まで散歩した。百草園の近くの道端で、カモガヤを見つけた。もうすぐ開花しそうな気配であった。

2日間の休診、ご迷惑をおかけしました。

12日、13日と休ませていただき、本当に有難うございました。2日間、ただ歩くことに終始。12日は上高地に入り、大正池から横尾山荘までの12.5キロの往復。途中からミゾレ→雪になりましたが、何とか歩くことができました。12日は41000歩。2日で50キロ近く歩いたことになります。
非日常的な生活で、気持ちを切り替えます。上高地は泊り客も少なく、夜は真っ暗。人の気配が消えます。我々の年代では、気分転換に最適なのですが、子育て中の世代の方には、不向きな場所かもしれません。
明日からは、また、新たな気持ちで仕事ですね。病気の流行も、少し落ち着きましたが、この2日で、困った方もおられたと推測しています。大変申し訳ありませんでした。
上高地 039
雪の中、明神池にある穂高神社に参拝。私も家内も、抹香臭いわけではありません。山に入ると、どうしても山岳信仰に出会いますね。穂高神社はよくお参りします。

大変申し訳ありませんが、12日(水)、13日(木)は臨時休診させていただきます。

明日(12日)と13日は臨時休診となります。ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。
日曜日の夜、録画してあった「題名のない音楽会」を見た。トップバッターが小林愛実ちゃんであった。いつ見てもすごい。手の動きも音も違うと思った。15日(土曜日)の夜は、サントリーホールで演奏会がある。夜なので家内と出かける予定。この番組、TSUKEMENというバイオリン2名+ピアノ1名というグループも出演していた。このグループも患者さんを通じて、間接的に私と関係があった。CDもいただいて、聴いたことがある。演奏は上手いのには驚いた。このグループの1人が、さだまさしの息子さんである。
古い話題ではあるが、さだまさし→精霊流し→長崎という連想になる。さだまさしもバイオリンを弾いていたはず。そういえば、さだまさしの歌に「関白宣言」という歌があった。歌詞はタイトルとは異なって、軟弱なものであったと記憶している。私も九州男児、「亭主関白」を連想するらしい。私は小学校の頃から、「亭主関白とは妄想である」と思っていた。例えは悪いが、犬でもネコでも、サルの社会でも、「亭主関白」はないのである。オスは外敵のオスと戦うしか能力がなく、家族はメスを中心に動く。ライオンだって、狩りをするのはメスであり、オスはほとんど役に立たないのだ。生態学(今はやりのecologyですね)的に見ると、亭主関白は絵空事。だから、私は亭主関白とは、全く逆の生き方をしている。「全く九州男児らしくない」という、褒め言葉はうれしい。人を見ても思うことだが、男性の方が根性がなく、嫉妬深い。女性にお世辞を言っているつもりはない。まあ、いつも過激で、正しい(?)ことを書く(自画自賛)。
話は脱線したが、ちょうど2年前に、小林愛実ちゃんが引っ越してきた。2008年の5月30日に、「小林愛実ちゃん」というタイトルでブログを書いた。FMホールで開催された小さなコンサートに行って、この子は超の付く天才であると思った。その時に書いた一文を載せておきたい。
どんな天才であっても、世にでるのは10人に1人以下。あとは努力と運、それに本人のやる気。大成すること願っています。「天才は普通の生活を送ってはいけないし、その資格はないよ」と言ったら、お母さんから「先生は本当に変わっている」と言われました。
明日から2日の休み。テーマは「ただ歩くこと」。家内と一日話しをしながら、考えながら歩く。これが人生最大の贅沢だと思っている。

世田谷文学館

今日(日曜日)の診療は静かに終わった。久しぶりのことである。昨年の9月末からの忙しさは、普通ではなかった。4月に入っても、「診療は本当に終わるのか?」と、何度思ったことだろう。今日の静けさで、初めて「これで、少し落ち着くかな?」と思った。12日、13日の休診は、心穏かに過ごすことができそうだ。
芦花公園の近くに世田谷文学館がある。私の散歩コースなのだが、夜の散歩であるため、訪れたことはない。昨日(土曜日)の午後1時過ぎに、友人から電話があった。中学時代からの友人で、高校では生物部の仲間であった。今は福岡に住んでいる。
「芦花公園の世田谷文学館に来て、帰りに三宅に会いたくて上北沢で降りた。今、プラットホームにいる」。私は思わず、右サイドに積まれたカルテの山を見た。戦場での休憩はない。友人もその点は十分に理解しているはずだ。「三宅、時間があればの話だ」「悪い、今は時間が取れない」との会話で、電話は終わった。彼も仕事に追われている。待つ余裕など、あるはずはない。
彼の目的は、世田谷文学館で開かれている「星新一展」を見ることにあったようだ。4月末から6月27日まで、「星新一展」が催されている。友人が熱烈な星ファンであったことを思い出した。友人は忙しいのに時間を裂いて文学館を訪れ、散歩コースにしている私が、このイベントを知らなかった。何とも、複雑な心境になった。
わざわざ途中下車してくれた友人に感謝している。私も数分でいいから、話がしたかった。しかし、例年に比べて、昨日の忙しさも異常であった。友人には本当に申し訳ないと思っているが、敵前逃亡はできない。
今日が静かであっただけなのかもしれない?という不安はあるのだが、「静かになること」を信じて、今週を過ごすしかないのだろう。

ジェネリックの弱点

来週の12日、13日は臨時休診となります。
今年の4月の保健改正のポイントは、ジェネリック(後発医薬品)の推奨と、診療明細書の発行であることは、3月末のブログでも説明した。さらに、当院では患者さんの負担を考えるならば、効果が同じという前提で、ジェネリック医薬品を推奨してきた(昨年の3月24日のブログ参照)。しかし、ジェネリックには2つの問題がある。1つは「先発品と全く同じ効果か?」という問題、もう1つは「安すぎる」という問題である。
今回は2つ目の問題を解説したい。当院ではニューキノロン系の内服薬で、最も原始的なバクシダール(正式名ノルフロキサシン)のジェネリックを使用してきた。この薬は小児にも使うことができ、胃の負担も少なく(副作用が少なく)、使いやすくて安価な内服薬である。昔はトーワキサンという名前のジェネリックを使っていたが、製造中止となり、次のノフロキサシンも製造中止が決定した。大人用で1錠が7円50銭。1日3錠で20円の薬(四捨五入なので)。これでは作れば作るほど赤字となる。ジェネリックの意外な盲点は、製造赤字による販売中止にある。最近、いくつかの薬剤で、同じ現象が起こっている。
おもしろいことに、同じジェネリックでも価格に差がある。大手先発メーカーも、時代の流れでジェネリックに関わるようになった。大手のジェネリックは価格が高い。少し高い方が製造中止になるリスクが低いのではないか?今ある在庫のノフロキサシンがなくなった時点で、エーザイのノルフロキサシン(成分は同じで、名前もほとんど同じ)に変更となる。価格は1錠17円40銭。1日3錠で50円。3割負担で1日およそ10円→20円の負担増になる。この点は了承願いたい。
古い薬剤のジェネリックは、本当に安い。患者さんにとっては助かるのだが、製造中止のリスクが高い。この問題がジェネリックの最大の欠点なのかもしれない。意外な盲点である。
(追伸)
明日の朝の9時、「題名のない音楽会」に小林愛実ちゃんがでるとの情報。外出しているので録画ですね。お時間があれば、一度聴いてみて下さい。いや、演奏を見て下さいかなぁ?

ポリオの予備日

4月はポリオがあって、DPTやヒブの接種が少なかった。ポリオの後は4週で次の接種が解禁となる。5月、6月は予防接種と健診が中心になるだろう。連休が終わって、少し静かになったという印象。繰り返しになるが、12日(水)と13日(木)は臨時休診となる。
9月までは、予防接種も健診も診療時間内であれば、いつでもOKということで。なお、5月に世田谷区のポリオの予備日が発表となった。4月に接種できなかった方は、まだ接種可能である。
(世田谷区のポリオの予備日)
5月10日:玉川医師会診療所(中町2-25-17)
5月14日:玉川医師会診療所
5月27日:保健センター(三軒茶屋2-53-16)
6月10日:成城ホール(砧総合支所内)
6月25日:北沢保健福祉センター(松原6-3-5)

ゴールデウィークの総括

昨日(5月5日)も多くの患者さんが来られた。来院された患者さん全員を、診察することはできなかったと推測している。これはゴールデンウィークの期間に、共通する現象であったのではないか?大変申し訳なく思っている。問題は予想通りプール熱(アデノウイルス感染症)であった。高熱で始まり、4日ぐらいは続く。昨日も3名あり、近隣の保育園で流行している。昨年のシルバーウィークは新型インフルで大騒ぎ。今年のゴールデンウィークもバタバタして、通常の診療の方が楽(?)という感想。
私も家内も、そしてスタッフも少し休憩。5月12日(水曜日)13日(木曜日)は臨時休診となります。ゴールデンウィークの後は、少し静かになるはず。「困っている時に働く」が原則なので、ご了承下さい。
百草園 010
5月4日、仕事が終わって(といっても2時半すぎていたが)、家内と京王線に飛び乗った。つつじヶ丘で快速に乗り換えて調布へ。そこで準特急に乗って高幡不動で下車。高幡不動から、聖蹟桜ヶ丘まで、丘陵を散策。途中、京王百草園に立ち寄った。ボタンやツツジを眺めて、しばし休息。この写真はオダマキ(苧環)の一種である。7000歩の、さわやかな散歩となった。

結婚記念日雑感番外編(鞆の浦)

今日の午前中は診療したのですが、予想に反して(?)ごったがえす事態に。「診療が終わらないのでは?」と思いましたね。明日(5月5日)は3時30分から4時30分の1時間診療します。お困りの方(急患の方のみ)はどうぞ。6日は連休明けになりますが、木曜日なので午前中の診療になります。
(以下、本論?になります)
竜馬伝で「鞆の浦」が注目されている。家内の実家は広島の府中市。福山の高校に通っていた。大学を卒業する間際に知り合って、家内と結婚するまでに何回会ったのか?という話に。おそらく10回ぐらい。偶然とは恐ろしいもので、国家試験が終わって、帰省するために銀閣寺から京都駅行きのバスに乗ったところ、途中から偶然に家内が乗ってきた。家内も帰省するためで、新幹線も途中まで一緒になった。4月の終わりのことである。
私はゴールデンウィークに、山口で高校の先生をしている中学からの友人を訪ねる予定にしていた。その時「福山まで足を伸ばそうかな」という話に。大分から鈍行に乗ってノンビリ旅行。3日後に福山駅に着いた。そこから二人で鞆の浦に向かった。「鯛網漁」というイベントがあった。船に乗って、鯛を捕る漁を見学するのである。その時、義母が作ったお弁当をみて驚いた。色々なおかずと、主食は「巻き寿司」であった。私の祖母もイベントがある時は、「巻き寿司」が定番。見ず知らずの私に、夕食まで用意してあった。
福山のビジネスホテルに泊まって、翌日は倉敷の大原美術館に出かけた。もともと「三宅」のルーツは倉敷にある。食事のお礼に、義母と電話で話した。義母の雰囲気が、私の祖母に良く似ているのに驚いた。以前にも書いたが、「波長が合う」ことは「価値観が同じ」であることを意味し、それは「育った環境」が大きな影響を持つ。この時に「結婚することになるかな?」と思った。
テレビなどで「鞆の浦」で話題になると、家内と「なつかしいね」という話になる。「コインロッカー事件があったね。」と家内は笑う。荷物をコインロッカーに入れて、バスに乗ろうとしたら、買ったバスのキップをコインロッカーに入れてしまったことに気づいた。バスに待ってもらって、あわてて引き返す事態に。今となっては、なつかしい思い出である。「大事な時に、時々ポカをやるところが面白い」とは家内の言。

4日(火曜日)は午前中の診療となります。

今日の夕方は待ち時間が長くなって、ご迷惑をおかけしました。予想通り、テーマはプール熱(アデノウイルス感染症、正式には咽頭結膜熱)になりました。今日は4名ほど診断。高熱からはじまり、他には症状はほとんどありません。4日(火曜日)は午前中の診療になります。ごったがえす事態にはならないと予想して(いや、願って)いますが。
やっと、さわやかな天気になりましたね。早朝、散歩をしたのですが、車も人も本当に少ない。行楽には最適な季節です。水族館の館長をしている友人から、毎日メルマガが送られてきます。彼もサービス業。日曜祭日はありません。当然、ゴールデンウィークもかき入れ時。休む日はありませんし、入館者数に一喜一憂する気持ちが、私にも伝わってきます。何故か、こちらもドキドキしてしまいますね。私もサービス業ですから。全国を飛び回っている、多忙な友人の健康も気になるところ。我々も年ですからね。

今日から5月

早いもので、今日から5月である。今日(土曜日)は通常通りの診療であり、明日(日曜日)は夕方3時から6時の診療となる。連休で東京の人口は減少しているはずなので、メチャクチャな人数を診ることはないはず(と期待している)。
今週はさすがに待ち時間が長くなった。ゴールデンウィークを越えると、少しノンビリできるだろう。連休はいろいろ仕事が入り、自由になる時間は火曜日の午後と、水曜日の午前中にだけに。同業者からは「長期に休んで旅行でも」とアドバイスを受けるが、この患者さんの数と、症状の重さを考えると、ゆっくり休む気分にはなれない。責任の重さを感じている(勝手に感じているだけかもしれないが)。「休んでも、急病センターや成育があるから大丈夫」と、気楽に考えるわけにはいかない。生まれ持った性格?そういうDNAなのだろうと、半ばあきらめている。家内は「あなたは患者さんを呼びすぎるわ」と呆れ顔。まあ、体力の続く限りということで。