日本脳炎ワクチンの?期の再開(総論)

休んでいる間に、連絡事項がいくつか溜まってしまった。面白くもなく、分かりにくい話題で申し訳ない。8月27日から、日本脳炎ワクチンの?期が再開された。とりあえず、総論を書きたい。対象は3歳から12歳のお子さんを持つ保護者の方。
1)?期は9歳から12歳(13歳未満)を対象とする。
2)新ワクチン(旧ワクチンは既にないので)を使用する。
3)自治体によって異なるのだが、今後9歳になる児童に問診票が送られてくる所もある。基本的には、9歳から12歳の方は、最寄りの保健所に電話をして、問診票を送付してもらう。
4)?期の接種は1回であり、?期の3回を接種していることが前提である。
5)これまでのトラブルによって、?期を接種できていない方については、この?期の期間に?期の3回を接種することができる。
6)日本脳炎ワクチンは、最低でも3回接種することが基本である。
7)現在接種できるのは生後6か月から7歳半までと、9歳から12歳の間である。但し、基本的には3歳から7歳半、9歳から12歳であり。この間に3回から4回接種することになる。7歳半から8歳の方は、予防接種法上で、日本脳炎ワクチンの対象外である。
とりあえず、以上の7点をお知らせしたい。

帰京

夕方7時に帰宅しました。大変ご迷惑をおかけしましたが、10年ぶりに広島の義父母に会うこともでき、大分に移動して、3日にわたって面会時間に母と話ができました。6月に比べて、認知能力はかなり回復。私が足し算や引き算、掛け算などの問題を会話の合間にはさむと、「馬鹿にするな」という怒りの表情で、スラスラと答えてくれました。歩行が難しいことが、最大の問題。姉とゆっくり相談する時間も取れました。本当に有難うございました。
夕方の時間を利用して、大分と別府を歩いての医療事情の観察。友人達にも会って話ができました。地域によって、医療はかなり違いますね。保育園や病児保育も東京と類似していますが、地方は完全に車社会。そこが一番異なる点かもしれません。
時間がないので出発は夜行のサンライズ出雲で、22時に東京を出発。一番安い部屋(?)で、狭い二段ベッド。トイレの横でうるさいこと。狭いわ、うるさいわ、揺れるわの三重苦でしたが、昔の夜行列車を思い出して、なつかしい気持ちになりました。デッキで立ったままとか、トイレの前で座り込んで夜を明かすとか、いろいろやっていましたので、横になれるだけマシという気分?
翌日の早朝には、大分に向いました。滞在は24時間以下でしたが、義父母の歓待に感謝。本当にあわただしく、大分での車の走行距離は200キロ以上、歩行距離は40キロ近く?
いささかくたびれモードですが、母に会えて気分はスッキリしています。明日からは、気持ちを切り替えて仕事。まだ暑さが続きそうですが、宜しくお願い致します。

26日(木曜日)から29日(日曜日)まで休診となります。

今週は病気の患者さんが少ない。予防接種と健診が、最も大きな仕事である。逆に、この時期にしか、休む時間が取れない。大変申し訳ないのだが、26日(木曜日)から休みに入る。明日(水曜日)の診療を終え、夜行で帰省する予定。あわただしく、暑い旅行になりそうだ。気がかりな患者さんが数人おられる。明日、目処が立てばよいのだが。まあ、因果な商売(仕事)というしかない?ご迷惑をおかけすることになるが、お許し願いたい。

ヒブワクチンの解禁(大胆な前倒し)

以前よりお知らせしてきたが、ヒブワクチンの予約制は廃止された。当院では、既に予約されている方には、7月にハガキで「いつでも接種OK」の連絡を済ませている。ヒブワクチンの現状を踏まえ、予約されていない方も、明日から接種OKとしたい。予約されている方も、当然接種可能である。
明日からは、「接種を希望される方は、いつでも接種可能」となる。2回目の接種の方も、追加接種の方も、他の医院で途中まで接種した方も、すべての方が接種可能である。1回の接種は7000円。杉並区は1回につき4000円の補助がでる。当院の領収書で、区に申請することに。
(以下、連絡事項)
1)今週の26日(水曜日)から29日(日曜日)まで休診となる。
2)大豆アレルギーの方、募集中である(今月のwanted参照)。
3)キュウリ、ナス、マカダミアナッツ、ピスタチオ、柿、パイナップル、ブドウなどにアレルギーのある方も募集中(wanted参照)。
4)今週は水曜日までの診療になるが、待ち時間は0から15分を予想している。11時過ぎは少し混むので、お早めに。
5)健診と予防接種は、診療時間内はいつでもOK。当然ヒブも。
6)DPT、ヒブ、プレベナー、MRワクチン、水痘ワクチン、オタフクカゼワクチンは、希望されるなら、どの組み合わせでも同時接種可能。
(参考ーヒブワクチンのスケジュール)
・Aコース(生後2ヶ月?6ヶ月):4?8週の間隔で3回接種。およそ1年後に追加1回。
・Bコース(生後7ヶ月?1歳未満):4?8週の間隔で2回接種。およそ1年後に追加1回。
・Cコース(1歳から5歳未満):接種は1回のみ

日曜診療について

明日(8月22日、日曜日)は午後3時30分から4時30分の1時間診療します。お困りの方はどうぞ。今日も暑くなりそうです。早めに来院して下さい。予防接種と健診はOKです。
来週の木曜日(26日)から日曜日(29日)まで、夏休みとなります。ご迷惑をおかけしますが(いろいろ用事が入っており)、ご了承下さい。母の事件があってから、認知症について少し興味が出てきました。アルツハイマー型認知症、老年期認知症、脳血管性認知症などあること。また、認知症だけでなく、せん妄やうつ病が合併することがある。全く興味のなかった分野でも、自分も通る道と思うと、人事ではない?この暑さで「母が病院にいて、近くに人がいること」が、いかに安心かということを、しみじみ感じることができます。人間で最も平等なことは、「年をとること」かもしれませんね。
(追加)
昨日の朝から、ブロブの「拍手」の機能に異常が発生している模様。「工房asi」にいただいた拍手は50を超えています。有難うございます。

工房asi

おととい、ある患者さんのお母さんから、お菓子を頂いた。そのお菓子は、工房asiで作られたものだ。受付に置いていかれたので、直接話をすることはできなかった。このブログのコメントに、説明が書かれていた。お菓子の「味の評価をしてほしい」という趣旨と、私は解釈した。全てのお菓子を、私と家内で味見をした。私は食通でもなく、どちらかと言えば、味音痴で、食い意地がはっていることにプライドを持っている。これらのお菓子はどれも、有名店のお菓子に引けをとらないと、正直にそう思った。
工房asiは世田谷区立烏山福祉作業所の中にある。この作業所の設置目的は、「知的障害者の自立と社会経済活動への参加を促進するため、知的障害者を援助するとともに必要な保護を行い、もって知的障害者の福祉を図る。」(知的障害者福祉法第1条)ことにある。私は今まで、この作業所の存在すら知らなかった。
asiとは芦花公園の「芦」であり、徳富蘆花の「蘆」でもある。お子さんはすでに成人し、作業所でお菓子作りをしているとのこと。このお母さんが「お菓子の宣伝をしてほしい」などと思って、お菓子を私に持ってきてくれたのではないことは、十分に理解している。「成長した子供が、頑張って社会の一員として働いている」「作ったお菓子を食べてほしい」との気持ちが込められているのだろう。小学校の頃から、私の辞書に「同情」と「ボランティア」という文字はない(相変わらず過激なことを書く!)。その代用として、「冷静」と「プロフェッショナル」という文字がある。おそらく、このお母さんの辞書にも、「同情」と「ボランティア」という言葉はないはずだ。このブログは、このお菓子を食べながら、私が勝手に書いている。
このデフレの時代に、物を売ることは、大変難しいことだ。いくら美味しくても、お菓子は贅沢品だ。障害を持つ子供たちが成長して、自立することも、大変難しいことだ。いろいろ、とりとめもないことを書いてしまった。いや、このお菓子は、実に美味しい。お世辞は抜きだ。
お菓子 002
工房は北烏山1?29?15(03?3326?8001)にある。上北沢から甲州街道を芦花公園方面に歩いて、ファミマの信号を久我山方面に入ったつきあたりにあるらしい。写真の左上が「ころんころーね」右上が「くろまめちゅいーる」下が「ちょこまんじゅう」と「ももやまあそーと」。

今日はやや涼しい!

今日は曇りで、最高気温が30度の予想。久しぶりに涼しい(暑く感じないと言うべきか)。今日は木曜日なので、午前中の診療である。今日は、予防接種日和。11時を過ぎると少し待ち時間ができるが、早朝から11時までは、待ち時間はないはず。
日本脳炎、ヒブ、DPTなどの予防接種を、ぜひお薦めしたい。杉並では9月から、世田谷では10月からポリオが始まる。そして、10月からはインフルエンザワクチンの接種も解禁となる。時間的に余裕のある8月に、他の予防接種を済ませたいという気持ちがある。
7月20日にヒブワクチンを予約されていた方に、連絡のハガキを出した。その枚数は100枚を越えていた(と、最近になってスタッフから聞いたのだが)。兄弟で接種される方もいるので、120名ぐらいが予約されていたのではないか?この1ヶ月で、40%近くは接種できたと推測している。キャンセルされる方や、年齢的にまだ接種されない方もいるだろう。あと1ヶ月で、予約なしで、いつでも接種が可能になる。
繰り返しになるが、今日はぜひ、予防接種を。

うだるような暑さ

この2日は本当に暑い。病気の少ない時期なので、予防接種や健診がお薦めなのだが、この暑さでは、熱中症の危険がある。朝夕の時間を見計らって、来院してほしい。ヒブワクチンについては、予約されていた方は、順調に接種できている。あと1ヶ月でほぼ終えることができるだろう。9月末からは、予約なしで、いつでもOKとなる。他の医院で途中まで接種された方でも、続きは当院でも接種できる。逆の場合もかまわない。予約の手間が省けるだけ助かる。日本脳炎ワクチンも順調に接種できている。
アレルギーの話になるが、ヤマイモやスイカ、トマトで口の周りが赤く、かゆくなることがある。これはアレルギーではなく、接触性皮膚炎で、皮膚に汁が触れなければ症状はでず、食べることができる。しかし、お腹が痛くなったり、吐き気がある場合は、アレルギーの可能性が高い。
大人の食物アレルギーで最も多いのが、エビやカニのアレルギーである。私もダメで、食べるとノドがかゆくなって、気持ちが悪くなる。エビやカニに触れた手が、かゆくなるのはアレルギーである。「エビやイカを食べるとノドがかゆくなるのがたまらない」とか、「胃が痛くなるのがたまらない」と言いながら、好んで食べる変り種もいる。これは危険である。酒の肴に、つい食べ過ぎて深酒。命取りになる。
ありとあらゆる食べ物がアレルギーをおこす。ありそうでないのが、クラゲとウニである。この2つは珍しい。私は乳幼児のアレルギー、特にアトピーと食物アレルギーが専門である。あまりこの点を強調したくない理由があるのだが、今回の大人の大豆アレルギーには興味を持ってしまった。「食物アレルギーマニア」と呼ばれた、悪い癖が出てきそうだ。

真剣に

今年の夏は本当に静かだ。昨日の土曜日の待ち時間はなく、11時半に診療を終えた。土曜日で11時代に診療を終えた記憶はない。心の緊張が緩んでいる。時間的な拘束は長いのだが、精神的緊張感から開放される時があってもいいのだろう。
時間的な余裕があるので、いろいろな相談を受ける。インフルエンザが流行している時は、1つの病気に集中してればいい。ところが、話題や症状が多岐にわたると、思わぬところでミスが出る。単純なものは、薬の出し忘れである。1つ、2つ、3つと相談をうけるうちに、1つ目の病気を薬を出し忘れてしまう。時間に余裕がある時こそ、危険なのかもしれない。時間はあっても、集中力を切らしてはならない(と自分に言い聞かせている)。
何事にもあてはまることだが、「真剣さ」「がむしゃらさ」を忘れてはならない。時間に余裕がある時ほど、真剣さが必要だ。この時期は仕事が終った時には、精神的にリラックス、患者さんと対峙した時には真剣に。私も家内もスタッフも、この切り替えに注意が必要な季節となった。

OAS

先日から、大人の大豆アレルギーの話題を書いている。少し説明をしておきたい。当たり前のことだが、食べ物は口から体内に入る。食道から胃、腸を通過する過程で吸収される。胃に入ってアレルギーを起こすと、気持ちが悪くなって吐く。腸から吸収されて全身にまわると、ジンマシンや浮腫といった皮膚症状から、セキや呼吸困難がおこる。目がかゆくなったり、鼻水が出ることもある。
今回の大人の大豆アレルギーの症状は、ジンマシン、セキや呼吸困難、目のかゆみ、鼻水などの全身症状も見られた。しかし、最も普通に見られた症状は口がかゆい、ノドがかゆい、ノドが痛いような違和感といった口腔症状であった。この症状は食べ物が口に入った直後に、口の中でアレルギー反応を起こし、口の粘膜がかゆくて、むくむことから症状がでる。ノドの粘膜が腫れると、息が苦しくなることも。食べ物が唇に付くと、口唇が腫れあがることもある。
食べ物が通過する入り口で起こる、このようなアレルギー症状を「口腔アレルギー症候群」と呼ぶ。Oral Allergy Syndromeを略してOASという。このOASをおこす食べ物が果物である。リンゴやモモ、メロン、スイカ、サクランボなどが代表格である。野菜もOASを起こしやすい。今回、私が症例を集めている大豆、パイナップル、キュウリ、柿、ブドウはOASを起こす食べ物である。
おもしろいことに、リンゴアレルギーの人でもリンゴジュースやアップルパイは食べても症状は出ない。同様にアレルギーがあってもモモの缶詰や、サクランボのシロップ漬けも食べることができる。生がダメなのである。加熱は一般的には、アレルギーを抑える。蛇足ながら、大人でエビやカニ、イカなどを食べて、ノドがかゆくなるのもOASである。

大豆アレルギーと新型インフルエンザの終息

先日から募集している「成人の大豆アレルギー」について、お気遣いや有難い申し出があった。この場を借りて、お礼を申し上げたい。まだ募集中である。なお、キュウリ、ナス、マカダミアナッツ、柿アレルギーなども、ご協力いただいた。成人の大豆アレルギーについては、子供とは症状が異なる。「ノドのかゆみ」「ノドの痛み」「セキや呼吸困難」「ジンマシン」などの症状である。エダマメ、豆腐、豆乳、モヤシ、アツアゲなどが原因となる。但し、個人差があって、エダマメは食べることができても、豆乳や豆腐はダメというケースも。納豆は症状が出ないようだ。Gly m4やBet v1という成分が原因であるらしく、普通の検査をしても、大豆アレルギーは陰性である。もう少し、症例を増やして、データを採る必要がある。
1年前のブログを読むと、新型インフルエンザの患者数と死亡数のカウントで、マスコミは盛り上がっていたことがわかる。当時は新型一色であった。遅まきながら、1年を経て、WHOは新型インフルエンザの世界的流行について、警戒水準の6から次の段階(ということは5?)の「最盛期後」と認定した。今まで6であったこと事態が、異常と感じるのは私だけだろうか?新型インフルエンザは弱毒であったことも認めている。そのようなことは、臨床の現場では最初から当たり前のことで、このブログを通じて再三再四お知らせしてきたことだ。
にもかかわらず、今年のインフルエンザワクチンに新型を入れることが決定している。免疫のない人はほとんどかかり、免疫のある人はかからなかった。さらに、弱毒であるにもかかわらず、何故新型を入れるのか?新型を入れることで、ワクチン自体が国家統制となり、面倒なので国は地方に丸投げとなるはず。全くメリットはない。価格も地方自治体のお任せになる予定。我々には、価格の決定権もない。この暑い夏に、何とも暑苦しい話題である。

夏休みのお知らせ

今日からは、患者さんが特に少なくなった。お盆でいろいろ行事があるのだろう。部活や塾通いの子供達も、流石に今週は休み。自由に遊べるのは、今週しかない?保育園の子供達は、夏休みを返上して通園している。
今週は電話で、「今週は診療していますか?」との問い合わせが多い。しつこくて申し訳ないのだが、確認事項ということで。
1)今週は診療している。
2)8月26日(木曜)から28日(土曜)は休診。
3)9月8日(水曜)9日(木曜)は休診。

大文字の送り火

帰省ラッシュとの報道。お盆の週に入ります。故郷でお盆を過ごされる方も多いのでは?今週も静かなはず。待ち時間はほとんどないかも。予防接種と健診にどうぞ。時間内はいつでもOKということで。
京都では大文字焼きが来週の16日に行われます。大文字焼きは「送り火」なので、お盆に帰ってきた精霊を、冥府に再び送るという意味なのでしょうか。お盆の終わりに、この大文字焼きが行われます。大学時代は帰省などで、大文字焼きを見る機会はありませんでした。結婚してから、家内が京都に住んでいたので、一度見たことがあります。
代表的なものが、東山如意ケ嶽(左京区ですが右大文字)で、最も大きな送り火になります。この東山如意ケ嶽を、通称大文字山と呼びます。その他、金閣寺大北山、妙法、船形、鳥居形なども見ることができます。私は「山下荘」という小さなアパートで暮らしていました。当時の家賃は4畳半(風呂なし、トイレと洗濯機は共同)で、1万8千円ぐらい。今ではとても考えられない生活です。当然テレビも冷房もなし。何故、山下荘と名づけられたのか?そのアパートが、大文字山のまさに麓、「大」の字の真下にあったからです。
銀閣寺の前のお茶屋が大家さんで、毎月家賃の支払いに行っていました。銀閣寺から法然院、永観堂、南禅寺と続くのが哲学の道。私は法然院の隣に住んでいました。散歩には最高の場所で、南禅寺までのコースをゲタ履きで、朝夕の人通りの少ない時間に散歩。哲学の道に沿って、琵琶湖疏水が流れ、新緑と紅葉の時期は特にきれいでした。好きな散歩コースを3つ挙げよと言われたら、哲学の道と上高地は入ります。もう一つは神田川沿いかな?
銀閣寺の横から大文字山に登ることができます。散歩がてらに、よく登っていました。夜、酒に酔って、京都の夜景を見るために、真っ暗な道を頂上まで登ったこともたびたび。大文字の送り火が終わると、いよいよ夏休みも終盤。宿題を忘れずに。学生時代の習慣なのか、お盆を過ぎると、本当に気分が重くなりますね。

日曜診療について

明日(8月8日、日曜日)の午後3時30分から4時30分の1時間診療します。お困りの方はどうぞ。
明日からお盆の週に入る。昔ほどではないが、人の移動が最も多い週になるだろう。特に東京からは、どんどん人が出て行く。逆に、都内は車の混雑もなく、空気もきれいになる。昨年は新型ンフルエンザの影響で、人の移動も制限され、病気の流行もあった。今年は暑さでの皮膚のトラブル、熱中症以外のテーマはない。
流行の病気はないので、健診や予防接種が多い。これからの1週間は、医療機関も夏休みとなる。当院の休みは、8月26日から28日である。他の医療機関が休みの時に働くのが原則である。この1週間の待ち時間は、0分から10分と予測している。静かで、ゆったりとした診療もいいものだ。
昨夜は家内と浜田山まで散歩に行った。例年の如く、塚山公園の歩道の柵(ロープ)には、アブラゼミやミンミンゼミの幼虫がぶら下がって、羽化が始まっていた。何とも綺麗な光景だ。暑さは相変わらずだが、吹いてくる風に秋の気配を感じた。お盆を過ぎると、何か寂しい気持ちになるのは、私だけだろうか?

院長の独り言(パンドラの箱)

とうとう、パンドラの箱(ゼウスがパンドラに持たせた、あらゆる災いの詰まった箱)が開いた。日本人の平均寿命は今年も伸びた。男性79歳、女性86歳で平均83歳の長寿国である。しかし、その平均寿命に疑問符が付く事件が報道されている。果たして生きているのだろうか?
現在は100歳以上が問題となっているが、実際は少なくとも80歳以上での生存を確認する必要がある。いったい、生存確認できない人が、どれほどいるのか?きちっと調査するならば、来年の平均寿命は短縮されるかもしれない。
死体遺棄あり、死体損壊あり、殺人あり、年金横領あり、そして時効ありの何でもありの世界がそこにあるのではないか?年金は過去にも、多くの問題を抱え、まだ解決の入り口にある。とうとうパンドラの箱が開いたと感じたのは、私だけだろうか?
個人情報保護法の壁もあって、生存確認は難航するだろう。不登校児童の生存確認ができず、担任や警察が出向いても、会うことができなかったこともあった。今回は健康保険証や、後期高齢者医療証の使用を確認すればいいのではないか?この年齢で「医療機関に全くかからない」という事態は、まずありえない。医療機関にかかれば、まず本人と考えていいのではないか?5年間かかっていなければ、絶対に生存を確認すべきだ。これが、今選択できる、一番の方法ではないかと思う。

Wanted

先日、大人の大豆アレルギーの方がおられたら、検査させていただきたいと、このブログで書いた。疑い例を含めて4名の方に協力いただいた。本当に感謝している。まだ、募集中なので、心当たりの方はお願いしたい。
アレルギーをおこす抗体があるいかは、血液検査で調べることができる。今回の大人の方は、検査で大豆は陰性で、Gly m4という特殊な蛋白にアレルギーがあった。血液検査でいろいろな食物のアレルギーを調べることができる。例えば、卵や牛乳だけでなく、スイカ、クルミ、イクラ、ヤマイモなども検査できる。しかし、「知りたくてもできない食物」もいくつかある。検査できない食物を、検査可能にするには、私のような臨床の現場からの後押しが必要になる。
今回はクリ、アワビ、パイナップル、マカダミアナッツ、キュウリ、柿、ブドウ、ナス、ピスタチオ、フェレットの毛の10項目について調べたいと思っている。いわゆるナッツの中で、アレルギーの原因として最も多いのがピーナッツであり、次いでクルミ、クリ(クリをナッツと呼んでいいのかは疑問だが)である。「ピーナッツは食べても平気。マカダミアナッツは吐いてジンマシン」というケースもある。一口にナッツといっても、アレルギー的にはすべて違うものだ。
私はクリとパイナップル、マカダミアナッツについて、検査が可能になればと、以前から思っていた。キュウリ、ナスとなると、そのような症例は少ないだろう。
(お願い)
成人の大豆アレルギーを含めて、上記の11項目について、アレルギー症状がでる、または疑わしい方は、来院していただけると助かります。また、アレルギーで定期的に検査される方で、この11項目について、アレルギーが疑われる方は、申し出て下さい。これらの検査の費用はかかりません。宜しくお願い致します。

今週の待ち時間

東京から子供たちの姿が消えた。この2週間は、いろいろな行事や旅行で、「病気どころではない?」のかもしれない。私は静かな東京が好きだ。保育園に通っている子供たちは、わずかな夏休みしかないだろう。私もゆっくり仕事である。時間に追われない時期は、1年間でほんのわずかで、この時期しかない。保育園で頑張っている子供たちに、とことん付き合いたいと思っている。
今日(日曜日)も、待ち時間はほとんどなかった。今週も0から10分ぐらいを予想している。予防接種と健診がお薦めだが、暑さが問題であろう。
「先生は何故カゼをひかないのか?」との質問を受ける。たまにはひくこともあるのだが、幸いな事に、薬などの道具はそろっている。ハナをかむと中耳炎の危険があるので、自分でハナを吸引する。睡眠時間は多く、タバコは吸わないし、日常ではアルコールも飲まない。万歩計をつけて、運動量は管理している。野菜や果物を中心に、食材の数はかなり多い。前回も触れたが、ビタミン剤は、私も家内も常用している。
甘い物に弱く、食べる量が多いという弱点がある。体重を1キロ減らしたいと思って、1年以上が過ぎた。意志が弱いことが、いや食い意地が張っていることが問題である。