ラインジャッジ

先週の日曜日の予想通り、今週のテーマはインフルエンザとなった。テレビや新聞でもインフルエンザ警報の発令と、スギ花粉シーズン突入のニュースが流れた。今週のインフルエンザの患者数は113名であった。当院でも、100名を超えると警報に等しい(?)インフルエンザが大人から小児へ、その85%が新型との報道も。当然、地域によっても流行株は異なる。先週のブログでも新型あり、A香港あり、B型ありと書いた。B型が増えてきている。私は近隣の小学校のA型インフルエンザは、新型ではなくA香港型が中心ではないかと思っていた。そこで、ラインジャッジというキットを使って調べてみた。2名ともA香港型と判断された。昨シーズンに新型にかかり、今回もA型ならばA香港型である。昨シーズンにかかった方も、A香港型とB型にはかかる。
この1週間(1月24日から30日)が流行のピークと推測しているが、今週もダラダラとした流行が続く可能性が高い。理由は3種類のインフルエンザが流行しているから。天気がいいので、スギ花粉も要注意だ。
RIMG0090.jpg
1でわかることは、A型インフルエンザであること。2はAソ連型を検出するキット(ラインジャッジ)。陰性であり、A香港型と判断された。3は新型を検出するキット。新型はAソ連型なので、当然のことながら陰性。この患者さんはA香港型である。

絶滅

環境の変化や、人間の手によって絶滅した生き物は多い。その代表格がニホンオオカミ、ニホンカワウソ、ニホンアシカの3種だ。この3つは本当に残念でならない。オオカミが生存していたら、鹿やイノシシの個体数が、今のように増えなかっただろう。日本のトキも絶滅し、クニマスも環境破壊によって絶滅したと考えられていた。
今回の西湖のクニマスの発見(?)には、本当に驚いた。1940年に秋田県の野沢湖が、玉川毒水という強酸性の水によって汚染され、クニマスが絶滅した話は有名である。その時にクニマスの卵が西湖に運ばれたことも知られていた。そのクニマスがあの小さな西湖で70年も生息し、発見されなかったこと自体が奇跡である。発見されたクニマスが本当のクニマスかの議論は、当分続くだろう。DNA鑑定は難しそうだ。しかし、捕獲された魚のDNAが、現存の魚と異なれば、新種の魚かクニマスということになるのでは?それはそれで、私は心が和むし、嬉しい。
逆に、絶滅させたい生物もいる。ゴキブリはその代表格だ。世界規模での絶滅作戦のターゲットは麻疹である。日本でもワクチン接種率の上昇によって、患者数は激減している。あと一歩というところだが、絶滅には至っていない。今回の強毒鳥インフルエンザや、口蹄疫も絶滅できない、やっかいな生き物(?)だ。大きな生物は絶滅し易く、身体が小さく繁殖力の大きい生物はしぶとい。「MRワクチンの?期、?期、?期は3月末まで」忘れている方は、ぜひ接種を!全く関係のないオチになってしまった。

院長の戯言(ランドセル)

「タイガーマスク現象」というタイトルにすべきだったのか?私にとっては何とも気の重いテーマである。今回のタイガーマスク現象は、児童養護施設をクローズアップする結果となった。マスコミでの多くのコメントもあり、ここで取り上げる必要はないのかもしれない。今回のタイガーマスク現象を、私は批判したり、非難するつもりは全くない。個人の自由は尊重されるべきだ。
養護施設の歴史を見ると、593年に聖徳太子が悲田院を作ったことに始まる。時は流れ、1879年に孤児院となり、1947年に児童福祉法の制定に伴って養護施設に改名、1997年に児童養護施設となった。目的は「保護者が養護できない児童を、社会の責任で公的に育てる」ことにあり、現在およそ3万人が入居しているのが現状である。
ちょうど2年前(2009年1月24日)に、「歩く」というタイトルでブログを書いた。私の通っていた別府で一番小さな小学校の校区に、戦災孤児を集めた「白菊寮」があった。そして、栄光園と光の園という、2つの養護施設もあった。当然、遊び友達もいたし、色々な話をした。里親や本当の親に引き取られて、転校していく子供も多かった。当時の記憶は鮮明だが、何と表現したらいいのか?私にはわからない。その理由の1つが、施設にいた同級生の、「その後の人生」が、全くわからないからである。答えのない問題だ。
今回のランドセル騒動は、「養護施設の新1年生には、新しいランドセルがない」という誤解を与えたのでは?と思うのは、ひねくれ者の私だけだろうか。施設の方は「有難い」とコメントしているが、本音はどうなのか?「いらなくなったランドセル」を寄付でもいいのでは?実際に「兄のお古」や、近所のお姉ちゃんからもらった中古のランドセルを使っている子も多くいる。私の娘たちもそうだった。それがエコではないのか?
最も大きな問題は、3万人もの子供たちが、養護施設に入居しているという事実だ。戦災孤児ではない。背景には、家庭の崩壊、家族の崩壊がある。家族は「群れ」の最小単位であり、生きていく基盤だ。それを失うことは、精神的に大きな傷が残る。それを克服できる子供たちが、どれだけいるのか?というデータはない。今回のタイガーマスク騒動について、養護施設にいる子供たちの本音を聞いてみたい。マスコミで報道されるような美談ではないはずだ。
(以前にも書いたが)私は育った環境と、生まれ持った性格から、私の辞書には「同情」と「ボランティア」という言葉はない。人間に平等はないし、あってはならない。もっとあってはならないことは、「虐待」と「ネグレクト」だ。

デジタルカメラ

最近のカメラは便利だと思う。デジタルはフィルムを使わないので、不要な写真は簡単に消去できる。オートフォーカスなので、焦点を合わせる必要もない。31年前に仕事に使うために、一眼レフカメラを買った。マクロレンズやリングフラッシュなどを合わせると、当時の金額で軽く30万を超えた。当時は皮膚の写真を撮るのに、大変苦労した。フラッシュの明るさ、ピントなどが少しずれると、ピンボケになってしまう。それに現像するまで、結果(?)が分からない。でも、「カシャ」というシャッターの音は、何とも心地よいものだった。
今は仕事でもデジタルカメラだ。内蔵のフラッシュやオートフォーカス機能など、仕事にもとても便利だ。今回の話題の目的は、皆さんの家にあるデジタルカメラの使い方だ。来院されて、「便が白い」とか、「血便が出た」、「昨夜、発疹が出た」という方が多い。便を持ってきても、色が既に変色していたり、固まっていて、排便時の状況が分からない。また、来院時に発疹は消えていることがある。そのような時に便利なグッズがデジタルカメラだ。マクロ機能もついており、きれいに撮れる。その映像を見せていただくと、大変参考になる。診察室を出たら、画像を消去すれば済む。何と便利なことだろう。「変だと思ったら、デジタルカメラで撮る」
先日。高校3年の患者さんと、写真の話になった。将来は写真の分野に進みたいとか。私にとって不必要となった一眼レフカメラのセットを、その患者さんにプレゼントした。再利用して、深みのある写真を撮ってくれることを願っている。

3つ巴のインフルエンザ

今日はゆっくり、他の話題を書こうと思っていた。ところが、今日の夕方から風向きが変わった。インフルエンザの本格的な流行が始まった。今日の夕方、患者数はさほど多くなかったが、インフルエンザの患者さんが19名ほど来院された。この1週間で69名になる。RS2名、アデノ1名でと、インフルエンザ以外の病気はほとんどない。「38度以上の発熱はインフルエンザ」ぐらいの勢いである。
新型インフルエンザは大流行にならないと書いてきたが、今日はB型あり、A香港あり、新型ありの3つ巴の様相となった。小学校、幼稚園、保育園での流行が拡大した。3つ巴になると、1人が3回かかることもあり、大流行となる可能性が高い。この1週間のテーマはスギ花粉症ではなく、インフルエンザになりそうだ。病気の話ばかりで、全く(書いている私も)面白くないのだが、情報は迅速に伝える必要がある。
(追加)
インフルエンザワクチンにはA香港、Aソ連、B型の3種類が含まれている。Aソ連型として、新型が使われていた。ワクチン接種者で新型、A香港、B型に罹患された方は存在する。ワクチン接種者の症状が軽いかは、正直のところよくわからない。現在の好発年齢は4歳から7歳であり、次に10代前半である。

スギ花粉の飛散

1月23日(日曜日)は午後3時30分から、4時30分までの1時間診療します。急患の方はどうぞ。
先週から、少しではあるがスギ花粉が飛び始めた。一部の花粉症の方には、目がかゆい、目が重い、水っぽい鼻水が出るなどの症状を感じているかもしれない。「今年の花粉量は昨年の10倍」という報道を聞くと、花粉症の私も憂鬱になる。今年のスギの花は、確かに多い。昨年のスギ花粉は非常に少なく、タイミング良く雨が降って流してくれたこともあって、例年の3分の1以下であった。まあ、昨年の10倍とは、例年の2倍ぐらいではないのか?今年は少し早めに治療する方が楽なのかもしれない。
幼児用の薬として、ザジテン、クラリチン、ジルテックなどのドライシロップを、学童用としてアレグラ、タリオン、アレロックなどの子供用の錠剤、大人用としてアレグラ、クラリチン、ジルテック、タリオン、アレロック、エバステルなどの薬を準備している。眠くなる薬、眠くならない薬もある。価格も差があり、ジェネリックもある。残念ながら、アレグラやタリオン、クラリチンにはジェネリックはない。
当院にない薬を希望される方には、処方箋を出すこともできる。アレルギーの薬は価格が比較的高く、院内処方の方が負担は少ないだろう。点鼻薬や点眼薬も準備している。
花粉症は長い付き合いの病気だ。自分に合った薬を、毎年使うのがコツだが、あまりに大量のは花粉が飛ぶと、薬の調整も必要となる。不必要な外出を避け、マスクの着用も必要な春になりそうだ。
2011小田原 016
先日登ったシダンゴ山のスギの木。多くの花粉をつけた蕾が黄色く見える。この写真を見ると、今年のスギ花粉と多さが推測できる。
2011小田原 051
若いスギの花。枝に多くの蕾がついている。この枝は自然落下したもので、私が手で折ったものではない。最近は山に入っても「とっていいものは写真だけ」と、自分に言い聞かせている。成長のあかし?

インフルエンザの流行

小学校、幼稚園、保育園でインフルエンザの小流行がある。A型であり、昨シーズンに新型インフルエンザにかかっていない方が罹患している。年末は大人が多く報告されていたが、大人がかかれば、次に子供も。
今週、昨シーズンに新型にかかった既往のある小学生が来院された。検査をするとA型インフルエンザ。1つ残っていた新型判別キットを使ってみると陰性。新型ではなく、A香港型と考えられた。分離されているウイルスを見ると、70%以上は新型、残りはA香港、まれにB型というところか?
今のところ、重症者はいない。昨シーズンの新型は、0歳から3歳の小児は、ほとんどかからなかった。免疫のない小さな世代はかかるリスクはあるだろう。小学校や中学校で、昨年のような大流行はないはず。

ピアノ

今日はピアノに関係する話題が2つあった。ブログのコメントに「小林愛美さんがショパン国際コンクールのアジア部門で優勝しましたよhttp://www.chopin-asia.com/category/news」とのメッセージが。中学3年生のプロの天才ピアニスト、小林愛美ちゃんに「おめでとう」と伝えたいと思う。
もう1つは、1枚の寒中見舞いのハガキであった。私は小学校の時にピアノを習っていた。未だに両方の手が、別々に動くこと自体が信じられない。愛実ちゃんの手の動きと音を聞いて、ピアノに対する考えが変わった。
私の先生は東京芸大出身の、大変厳しい女性であった。私の祖母の3歳年下で、教え方も、指導も厳格そのものであった。ピカイチ出来の悪かった私は、まずピアノの前に座ることからトレーニングを受けた。私の母に「男の子には、ダメダとか、してはいけないという言葉を言ってはならない」と言ったとか。母はそれを守り通した。
私がトラブルを起こすと、母は必ず無視。その後で、先生から手紙が来る。「私はあなたが悪いとは思っていない」という出だし。非難ではなく、トラブルを避けるように、丁寧な文面の手紙であった。先生の息子さん(といっても私より20歳以上年上になる)からの寒中見舞いであった
「母が旧年12月13日に、108歳と10か月で他界しました」という文面。最後に直筆で「元気で109歳を迎えてくれるとばかり思っておりましたが」と書かれてあった。私は冥福を祈るとともに、長寿であったことを嬉しく思った。
21年前、家内と娘たちを連れて、電車で千葉まで会いにでかけたことがある。当時、87歳であった先生は、娘たちの前でピアノを弾いてくれた。102歳まで直筆のハガキをいただいていた。
1月20日で私の母は90歳になる。89歳の誕生日に「90歳までは生きるよ」と言っていた母だが、元気で90歳とはいかなかった。今日は大分の母のもとに帰っている姉に、先生の他界を知らせた。絶対に避けて通れないものは「死」だ。

城山

週末は静かな診療であった。今週の待ち時間は10分から20分ぐらい?アレルギー検査や花粉症で来院される方が多い。この1週間で(水曜と木曜は休診であったが)診察したA型インフルエンザの患者さんは、わずか7名であった。RSウイルス感染5名、アデノウイルス感染1名、溶連菌2名、リンゴ病6名、水痘3名、オタフクカゼ3名で、無風状態に近い診療である。予防接種と健診、花粉症がテーマとなるのだろう。
きつい山道を歩きながら思うことがある。山登りは人生、そして仕事にも似ている。私も家内も、仕事時間は長いし、集中力も持続力も半端ではない。精神的にも、肉体的にも「過酷な道」と言えるのかもしれない。しかし、過酷でない人生などないのではないか?と私は思っている。
「過酷な道」にも2通りあると思う。「陽の当たる道」と「陽の当たらない道」だ。過酷であっても、陽がさす道は救われる。私も家内も「幸いなことに、陽の当たる道を歩んできた」と思っている。家族に助けられ、運が味方をしてくれたのだろう。でも、これから先の人生はわからない。「今、きついけれど元気に人生を歩んでいる」という喜びを感じるのは、二人で坂を登っている時だ。
2011小田原 039
前回のブログのシダンゴ山。10時半に下山して湯河原に向かった。海の近くに車を止めて、11時半から城山に向かって歩き始めた。城山は小高い丘ぐらいと、軽く見ていたら大間違い。登りのきついこと。1時間半で頂上に到着。山頂にも、わずかながら雪が残っていた。頂上でオニギリを2個ずつ食べて、一気に下山し友人の待つ小田原に向かった。夜は会議だ。その前に、プールで肩のストレッチとアクアウォークを1時間半。歩数は30000を超えた。
2011小田原 037
城山から見る真鶴半島。鶴の形をしているとか?海から登るには、結構な標高差だ。

シダンゴ山

予想通り、今週は静かな診療が続いています。予防接種と健診が多いですね。
12日と13日は用事があり、休診させていただきました。12日は5時に起きて、6時過ぎに出発。目的地は大井松田の寄(やどりぎ)休暇村の駐車場。そこから758mのシダンゴ山へ登りました。丹沢の最南端で低い山ですが、丹沢山系と富士山の景色を見るために。一気に登って8時半には頂上へ。新雪が積もっていました。登山道には鹿やイノシシの足跡。最近は本当に獣が多くなりましたね。狩猟も解禁となっており、丹沢深くに入るのは危険。そこから、宮地山に登頂して、10時半には下山しました。人には誰にも会わず、気持ちの良い登山となりました。初心者にはお薦めのコースです。
2011小田原 024
シダンゴ山の頂上にて。頂上には賽銭箱があり、シダンゴの由来を書いた石碑が。足元には新雪、背景には富士山。
「シダンゴ(ウ)は古来震旦郷と書く。震旦とは中国の旧異称である。一説に欽明天皇の代、仏教を寄の地に伝える仙人があり大寺の地、この山上に居住し仏教を宣揚したという。当時箱根明神岳や丹沢の尊仏山(塔ヶ岳)にも同様の仙人がおり盛んに往来した形跡があったという。この仙人をシダゴンと呼んだことから地名が起こったといわれ、シダゴンとは梵語で羅漢(仏教の修行を積みさとりに達した人)を意味し、シダゴン転じてシダンゴウ(震旦郷)というようになったともいう。」
2011小田原 028
シダンゴ山の頂上から、丹沢山系を望む。鍋割や塔ノ岳など、美しい山を見ることが出来る。

2日間の休みをいただき有難うございました。

バタバタと動き回って、今日の昼過ぎに帰京。休み中に駐車場と、診察室のドアの工事を行うことができました。立ち合いは次女が代行。診察室のドアの開け閉めで、子供たちが指を挟まないように、ゴムのカバーを。これで少し安全になりますね。出入り口の自動ドアと引き戸については、工夫できませんでした。子供さんたちの出入りには、十分に注意して下さい。宜しくお願いします。
今年度の補正予算でヒブ、肺炎球菌(プレベナー)、子宮頸がんワクチン(サーバリックス)の公費負担が可決されました。但し、半額は国が補助、残りの半分は自治体任せに。自治体でも、子供の少ない地域や、財政に余裕のある地域や、政治家の方が積極的な地域は、早々と公費接種が始まっています。当然、対象年齢や全額公費負担にするかは、地域によって差がでてきます。
昨日の新聞でも取り上げられていましたが、非常にあいまいで、答えにくい問題が出てきます。
1)公費になるまで待つべきか?
この問題は、現在何歳であるかによって違ってきます。待っている間に、髄膜炎にかかってしまったということも、なくはない?でも、いずれのワクチンも高価なもの。また、生後7か月未満の場合にはヒブもプレベナーも3回。7か月から1歳までは2回。DPTと同時接種を希望される方が多く、利便性が高い。色々な条件がありますが、おそらく世田谷や杉並は早くて3月。遅くても4月には公費になる公算が高いと思っていますので。その点を考慮して判断してほしいと思っています。
2)補正予算が通った11月26日以降に接種された方は、領収書があれば公費請求できる?
この点については、全く情報がありません。そのよう場合も想定して、当院では解りやすい領収書を発行していますが。各クリニックで料金が違うことや、杉並在住の方で、世田谷の領収書が通用するのか?など、問題を抱えています。領収書は保管しておいて下さいね。役には立たない可能性が高いと思っていますが。
3)公費負担の相互乗り入れはない?
現在のところ、地域によって対象年齢や価格も異なるため、杉並の方が当院で公費負担で接種することはできない?逆に、世田谷の方が杉並のクリニックで接種することもできないことに?「全く何も決まっていない。区議会の決定を待つしかない」との状況ですが、おそらく相互乗り入れは、今の段階ではないと思っています。
4)この3つのワクチンの公費負担は、1年だけの期限限定?
補正予算なので、一応1年限りという考えもありますが、一旦公費にしたものを中止にすると、非難は大きいはず。「無い袖は振れない」とは言いますが、髄膜炎と子宮頸がんの予防ですから、このまま継続されると推測しています。政権が交代する可能性もありますので、断言はできませんが。
この問題については、もう少し早くに取り上げるべきだったかもしれません。しかし、未だに不確定要素が多過ぎて、なかなか情報を流すことができませんでした。しかし、全額公費負担になるか、一部公費負担になるかは解りませんが、近日中に公費接種が動き出すことは間違いありません。

12日(水曜日)、13日(木曜日)は臨時休診となります。

12日(水曜)、13日(木曜)は休診させていただきます。ご了承下さい。テーマのない時間が流れている感じ。それはそれでいいことだと思っている。
新年を迎えて、些細なことだが仕事が1つ増えた。「感染症発生動向調査」の「小児科の定点」になったことだ。この20年間、定点でなかったこと自体が不思議なのだが、診療以外の仕事は避けたいというのが本心であった。毎週、月曜日から日曜日までの流行性の病気について、診察した患者さんの人数、性別、年齢を保健所にFAXするのである。結構手間がかかる。別に氏名は記載しないので、個人情報を流すわけではない。そうすることによって、全国的な流行状況が把握でき、予防や対策に繋がるので、意味は大きいとは思っている。
昨日(日曜日)の診療を終えた後、データをまとめて保健所にFAXを送った。正月明けの4日(火曜)からのデータである。A型インフルエンザ13名(小児はわずかに5名)、RSウイルス感染5名、プール熱5名、溶連菌感染2名、水痘3名、伝染性紅斑(リンゴ病)3名、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が最も多く21名であった。何とも静かな年の始まりである。年末からの嘔吐下痢の残党はあるものの、病気の流行はほとんどないと言っていい。大人のインフルエンザが、小児に広がるのか?新型という噂を信じるならば、大きな流行にはならないだろう。

連絡事項

・1月 9日(日):午後3時?4時半まで診療いたします。
・1月10日(祝):午後3時?4時半まで診療いたします。
・1月12日(水)、13日(木):休診させていただきます。
1月にしては、通年より忙しい日が続いています。寒いため、来院される時間が遅くなりますね。10時半まではガラガラで、11前後から急に混み始めるというパターンに。早めに来院していただけると助かります。インフルエンザも少なく、特に大きな病気の流行はありません。現在流行しているインフルエンザは、香港型から新型に逆戻りしたという報道がありました。そのデータが正しいならば、昨シーズンにインフルエンザにかかった方は安心できます。多くの小学生や幼児が罹患したため、小児では大流行にはならないはず。
12日と13日が休診になるため(?)、9日と10日の夕方は診療に。お困りの方はどうぞ。毎年この時期に友人と会って、情報交換をします。私と家内の肩のリハビリと、年末に頑張ったスタッフの休養の意味もあります。ご迷惑をおかけすることになりますが、ご了承下さい。

些細な楽しみ

1月の初めは、精神的に疲れが溜まっているところに、患者さんが少ないために気が緩み、仕事が終わると集中力がでない。ここで「人生の楽しみ」などというたいそうなタイトルでブログを書こうとして、「さあ、何を書くつもりなのか」と考え込んでしまった。何といい加減な!そこでタイトル変更して「些細な楽しみ」に。
年末から、AY?Oや写真、スギ花粉、キジョランなどの、あまり意味のない内容のブログを書いてきた。初詣に行って、電車の吊り広告を楽しみ、山歩きや野鳥の声を楽しみ、キジョランで蝶に思いを馳せ、スギ花粉の付き具合を観察する。そしてお参り。何と些細な楽しみだろうと、いつも思う。「楽しむ」には努力が必要と書いてきたが、どんな小さなことでも、楽しむことはできると伝えたかったのだ。私も家内も時間に追われる人生を送ってきた。職業柄しかたがないと割り切っているし、そのように娘たちにも教えてきたつもりだ。
勤務医時代も病院から離れたことは1度もなく、夕方家族5人で散歩しながら、ツクシと蓮華を探すのが恒例行事(静岡は暖かいので)。海外に行ったり、スキーをしたりすることもなく、狭い世界で、短い休みを楽しむ。このような生活が良いか、悪いかという問題ではなく、このような生活を選んだ自分の責任だ。決してグチではない。
どんな小さなことでも、楽しみを見つけることができる。子育ても同じだ。苦しいことも当然多い。子育てが楽しいか?苦しいか?と問われたら、「苦しい方が多い」である。子育てのコツは、「些細な事を楽しむ」ことだ。その積み重ねが人生を豊かにしてくれるし、子育てを楽にしてくれると思う。
(追伸)
横で家内が笑いながら、「珍しくグタグタした文章を書くね。くたびれているのかな?」

キジョラン

A香港型インフルエンザの流行が始まった。主に20歳から40歳の成人が中心であり、乳幼児や学童は少ない。学校や幼稚園は来週から新学期であり、この年齢の流行は、1月20日前後になるだろう。症状は38度以上の発熱と、タンのからんだ咳、全身倦怠である。タミフルやリレンザ、イナビルは良く効いている。
今月で最も忙しい日が今日で、明日からは余裕があるはず(ここが怪しいのだが)。繰り返しになるが、連休明けの12日、13日は臨時休診となる。連休の9日、10日は夕方(3時から4時半)に診療の予定である。
小さい頃から昆虫好きであった。蝶にはまったのは、小学校4年生の時に、別府7湯の一つである観海寺温泉で、アサギマダラという蝶を捕まえて、展翅板で標本を作ったことに始まる。この蝶は風に乗って、本州から九州まで遠距離飛行をする(渡りという)ことで有名だ。上北沢でも台風の後の3度ほど見かけたことがある。このアサギマダラの幼虫の食草の1つがキジョランである。小学校の頃、図鑑を片手に、山に入ってキジョランを探していたが、残念ながら見つけることができなかった。九州の食草はキジョランではないのだろう。ところが、高尾山のスギ林には、キジョランが多く生えている。晩秋にキジョランの種が風に舞う。稲荷山コースの道には、キジョランの種が落ちている。初詣の楽しみの1つは、キジョランの種を袋に入れ、頂上近くのスギ林に飛ばすことだ。1つでも大地に根付いて、アサギマダラを育んでほしいと願って。
2010年末&2011 新年高尾山 キジョラン
キジョランの説明は、高尾山の遊歩道の看板に書かれている。鬼女蘭と書く。実が割れると、白い毛が鬼女の髪のように見える。昨年大分に帰省した時に、早朝散歩でガガイモの花を見つけた。九州のアサギマダラは、ガガイモを食べて育つ?ちなみにアサギマダラは浅黄斑と書く。

年始は1月4日から、通常通りの診療です。

今日、2回目のブログとなる。「正月明けはいつからですか?」という電話が何件かあった。1月4日(火曜日)から通常通りの診療となる。12日(水)、13日(木)は臨時休診の予定。9日と10日は連休で、11日だけ診療して、12日と13日を休むという訳にはいかない。9日と10日は夕方診療の予定。ご了承下さい。このタイミングで休んで用事を済ませ、次の山登りの準備に。
・1月 9日(日):午後3時?4時半まで診療いたします。
・1月10日(祝):午後3時?4時半まで診療いたします。
・1月12日(水)、13日(木):休診させていただきます。
2010年末&2011 新年高尾山 スギ
今年はスギ花粉が昨年の10倍という風説がある。高尾山のスギ花粉の付き具合を見ると、昨年より確かに多い。この数年は、スギ花粉の飛散量は少なかった。今年は多くなるのは確かだろう。10倍は多過ぎるのではないか?とは思うのだが。写真はスギ花粉のつぼみ。
2010年末&2011 新年高尾山 sugi
高尾山のスギ林は、少し黄色くなっていた。花が多い証拠?もうすぐ飛び始める可能性がある。私も花粉症。散歩が苦しい季節が近い。いささか憂鬱。

初詣

昨日は稲荷山コースを、1時間で登りました。私がいつものように、途中で脱線して写真を撮ったり、口笛を吹いて鳥を呼んだりしましたので、「本当はもっと早く登れたのにね」と言われました。下山しながらノンビリと薬王院にお参り。天狗の葉うちわと熊手を買って、去年のうちわと熊手を返却。人は結構多かったですね。
頂上は雲が多く、富士山は見えず。鳥を呼んでも、ヤマガラは姿も声もなし。電車には深大寺の広告はなく、残念ながらAY?Oの版画は見ることはできませんでした。ゆっくりお参りし、家族の健康、三女の国家試験合格、患者さんや家族が1年間無事に暮らせるようにと祈ってきました。少しのお賽銭で、10以上の頼み事。手を合わせる時間は、二人とも長かったですね。私も家内も宗教的な人間ではありませんが、精神的な区切りは必要です。21回目の元旦登山となりました。1回目は家族5人でしたが、今年は家内と二人だけ。長女も参加できるかと思っていましたが、仕事が忙しくて帰宅できず。「二人がいいね」と話しながらの登山になりました。
2010年末&2011 新年高尾山 030
高尾山山頂にて。

明けましておめでとうございます。

静かな年明けですね。昨日は少しの掃除と、居眠りをして、いつものように紅白は見ず。家内も10時前にはフトンに。私も慌てて寝ることに。そのおかげ(?)で、5時前に目が覚めてしまいました。友人たちと娘に「おめでとう」のメールを送って、初日を眺めていました。
7時前に起きてきた家内がお雑煮を作り、ゆっくり食べ終わったところ。さあ、高尾山に初詣。今年は寒いですね。家内と二人だけの山登りは最高。一歩一歩踏みしめながら、今年1年の方針と計画を話し合います。隣で、家内はCWXを装着して登山の準備。私は今は亡きダマールのパッチですかね?寒いので。
今年も宜しくお願い致します。