明日の日曜日

今日も待ち時間が長くなってしまった。連休を何とかクリアしたいと思っている。昨日のブログの「20ミリシーベルト」の問題。このままでは済まない気がする。政府に対する国民の信頼はゼロになったのではないか?結果ありきの議論、でっちあげのデータ。予防接種の時と全く同じ構造。この国の中枢は、機能していないのではないか。
(追加)
小佐古氏の参与辞任に対しての総理のコメント。「専門家の間の見解の相違による辞任」
(私のコメント)官僚の都合のいい、「ハイ」としか答えない御用学者を集めての議論。その見解の相違とは、一人だけ人選を誤った。何も考えずに「ハイ」と答えるはずだった集団で、一人が思いがけず「ノー」と言った。そのように、総理は答えたかったのではないか?
文部科学大臣は、20ミリシーベルトについて、「国際放射線防護委員会の勧告を踏まえた」とコメント。
(私のコメント)従来は1ミリシーベルト以下であった。20ミリ以下が国際的な基準と言うなら、1ミリが違っていた根拠を示すべきだ。さらに「この20年間も1ミリシーベルト以下という、間違った基準を使っていました。ご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます」とコメントすべきではないのか?

20ミリシーベルトの波紋

(いつもの如く)今日も待ち時間が長くなって、申し訳ありませんでした。明日は通常通りの診療になります。
(以下、雑談です)
御存じのように、4月20日に文部科学省は「放射能を正しく理解するために」を発表した。サブタイトルは「教育現場の皆様へ」。注意書きに「本資料は日本心身医学会のご指導、ご協力を得て作成します」とある。放射線の問題に、なぜ心身医学会?心のケアは必要だとは思う。でも、タイトルを思い出してほしい。放射能汚染の問題がテーマだ。放射線医学会というならわかる。いかがわしいと感じてしまうのは、私だけだろうか?
武田邦彦氏のブログだけでなく、多くの反対の署名活動が行われているので、ここで私が論じる必要はないだろう。「学校生活においては、1-20ミリシーベルトを暫定的な目安」「1年間で蓄積される放射線量が20ミリシーベルトを超えないようにすることとしました」誰が勝手に決めたのか?
大人でも年間1ミリシーベルト以下が、基準値であったはず?メタボリックシンドロームの腹囲基準で考えてみよう。男性の基準は85センチである。総理大臣の腹囲が100になってしまった。これはまずい。基準を100に変更することに決定。まあ、このようなノリである。
しかし、今回は20倍に変更されている。85センチの20倍はは17メートルである。つまり、腹囲が17メートルまではメタボリックではない?このような基準の転換である。グダグダと都合の良い根拠はあるのだろうが、常識外の基準変更であることは間違いない。善意に解釈するならば、故郷に住めるように、優しい配慮で基準を勝手に変更?私には子供を危険にさらす暴挙に思える。
「20ミリシーベルト」反対運動に、私は賛成だ。基準を引き上げるのではなく、表面の土を除去する作業が先ではないのか?私はネットを通じて、署名を行った。
(参考ー以下は5月30日の武田氏のブログの出だしである)
郡山市は市長の決断で、市内の小学校の校庭の表土を除き、子供達がすこしでも被ばくしないようにと努力した。
その結果、表土を除く前には1時間あたり3マイクロシーベルトもあったのに、それが0.6マイクロシーベルトに減った.子供達にとっては素晴らしいことだ。
これが小学校ばかりではなく福島県の全部に行き渡れば、「汚れた福島」から「綺麗な福島」への転換ができる。素晴らしいことだ。
でも、これに対して文科省の大臣が、「3ミリシーベルトで安全なのだから、余計なことをするな」と言った。「汚れた福島のままで良い。30年はそのままでよい」という意味になる。
(追加。内閣官房参与の小佐古東大教授が、参与を辞任した。以下報道記事の一部)
小佐古氏はまた、学校の放射線基準を、年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を小学生らに求めることは、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と述べた。

ゴールデンウィーク始まる

昨日は風が強く、夜は強風+雨でしたね。明日からゴールデンウィーク。明日(29日、昭和の日)は7時半から9時まで診療します。朝早いのですが、お困りの方はどうぞ。アトピーなどのアレルギーの診療は行いません。MRワクチンはOKということで。
マスコミでも報じられていますが、都内で(世田谷を中心に)麻疹の発生があります。小児も大人も発症しています。基本的にはワクチンを接種されていない方が多く、外国から持ち込まれた麻疹が、都内で広がっていると考えられます。MRワクチンを忘れている方は、早く接種して下さい。

クドア、セプテンプンクタータ

私は変わった名前に反応する。昨日の新聞で、新たな食中毒の病原菌の発見が報道された。平成21年6月~今年3月までに、食後数時間で嘔吐と下痢をするという、原因不明の症状を訴える例が198例発生。このうち135例でヒラメの刺し身を、33例で馬刺しを食べていたことが確認された。
調査の結果、養殖ヒラメからクドア・セプテンプンクタータ(Kudoa Septempunctata)という寄生虫が、馬肉からはザルコシスティス・フェアリー(Sarcocystis Fayeri)という原虫が発見されたらしい。寄生虫や原虫で食中毒症状?と思ってしまうのだが、アメーバ赤痢も原虫による病気だ。この報告は信頼できると思っている。
なぜ、原因が養殖のヒラメなのか?原因の馬肉が外国産なのか?という疑問は残るのだが、生食は十分に気をつけなくてはならなない。豚肉には寄生虫がいる。だから、豚肉は生では食べない。
私は九州生まれだが、大分で馬刺しを食べたことはない。初めて食べたのは、北海道であった。スーパーでも普通に馬刺しが売られていることに驚いた。友人宅に泊まった時に、馬刺しを御馳走になった。宮崎でもホテルで、りっぱな馬刺しがでた。私も家内も抗生剤を飲んでから、肉に手を付けた。生肉には食中毒菌がいる可能性が高い。表面を焼いた牛のタタキは安全だ。
寄生虫や原虫は予防できない。生の魚も要注意ということになる。私は肉より魚が好きだ。馬刺しはともかく、ヒラメは困る。といっても、高級食材のヒラメを口にすることなど、年に1,2回だ。まあ、我慢しよう。保存もできるアジの開きがいい。

統一地方選挙

このブログでは政治の話を書くつもりはない。昨日も選挙の投票に出かけた。出かけたと言っても、隣の上北沢小学校の体育館だ。朝の7時過ぎに、家内と次女(+孫)の4名で投票に。朝の早い時間帯は、投票する人もほとんどいなくて、静かな投票となった。この落ち着いた会場の雰囲気がいい。
上北沢小学校は改築中である。子供たちはプレハブの校舎で勉強している。先日の震災の時、思わず診察室の窓から、このプレハブを見てしまった。倒壊したら大惨事。あの揺れにも、ビクともしていなかった。プレハブ、侮るべからずである。
今回の選挙結果は、当然の事ながら国民の意志を反映している。なぜ、責任を取ろうとしないのだろうか?責任を取れない者に、責任ある仕事を任すわけにはいかないと考えるのが普通だ。過去に(と言っても2年前か?)そのような政権を支持した、我々にも大きな責任があるのことは間違いない。保身に走り、国民をないがしろにした政権は、我が国の一大事の時であっても、変えるしかないのではないか?復興、財源、原発の問題を、納得のいく形で解決していくには、知恵と決意、決断力が必要だ。時間の無駄、時間がもったいないと思ってしまうのは、私だけだろうか?

今週の待ち時間

29日(金曜日)からいよいよゴールデンウィーク。今年は静かな気配。今週の待ち時間は0から20分と予想しています。29日(金曜日、祝日)は早朝に診療します(7時半から9時)。朝早くて申し訳ありませんが、お困りの方はどうぞ。今週の土曜日は通常通りの診療になります。土曜日の待ち時間は、さすがに予想はできませんね。例年より短いとは思っていますが。
連休中は出来る限り働きます。連休明けの5月11日(水)、12日(木)は臨時休診させていただきます。困っている時に働き、静かな時に休むが基本ですので、ご了承下さい。
まだ地震の発生が気になるところ。東京の大気と水は問題なさそうですが、直下型地震や近海での地震は、まだ注意が必要です。と言っても、危険な所には近づかない、危険な物は置かないぐらいしかできませんね。
診察室に置いてあるニジイロクワガタの幼虫が、水曜日にサナギに変身。3週間ぐらいで成虫になる予定。幼虫からサナギになる様子を観察するのは、実に神秘的です。6月半ばには、りっぱな雄の成虫としてデビューできそうです。お楽しみに。

日曜診療

今日は変な天気だ。急に雨が降ったり、突然日がさしたり。ゴールデンウィーク前としては、少し静かな土曜日?明日(日曜日)は午後3時30分から4時30分まで、1時間診療する予定。急患の方のみの診療となる。申し訳ないのだが、新患(当院にかかったことのない方)の診療はできない。用事があるため副院長は4時30分までの診療に、私は5時には出かけなくてはならない。
今年は震災の影響もあって、ゴールデンウィーク前という感じがしない。余震も続き、落ち着かない。震災や余震を考えると、遠出をする気にはなれない。外出も遠慮気味?そのため、例年よりも病気の流行が少なく、静かな診療が続いている。このまま、静かにゴールデンウィークに突入することを願っている。
気になるのは、ロタウイルス感染(嘔吐、発熱、下痢)と麻疹の流行である。現在、都内で24名の麻疹の発生が確認されている。世田谷は7名である。ワクチン未接種者が多く、忘れている方はワクチンを接種してほしい。また、局所的にインフルエンザの流行がある。A型あり、B型ありだが、Bがやや優勢である。

子宮頸がんワクチンの現状

昨日は慈恵第三病院に出かけた。婦人科の先生のヒトパピローマウイルス(HPV)感染を中心とした話であった。子宮頸がんは年間15000人が発症し、3500名が亡くなっているとのこと。1日に10名の方が亡くなっていることになる。子宮頸がんワクチンでおよそ70%が予防できる。
世田谷でも4月から、子宮頸がんワクチンの助成が始まった。前にも書いたが、ワクチンが全く手に入らなくなった。輸入ワクチンであり、製薬会社からも情報が上がってこない。輸入が完全にストップしている可能性もあり、初回接種して、2回目、3回目の接種ができない事態になっているようだ。ワクチン不足がいつまで続くのか?7月頃という報道もあるが、全く根拠はなさそう。当院では2回目、3回目の接種は行っているが(当院で1回目を受けた方に限り)、1回目については予約を受け付けているのが現状で、接種がいつになるかはわからない。
以前に紹介した武田邦彦氏のブログを、大変興味深く読んでいる。彼の意見はまさに「正論」である。正論は公務員には受け入れられない。社会に出たら、「長いものにまかれろ」「正論を言うな」が鉄則である。私もこの鉄則を、何度言われただろう。全く言うことを聞かなかったので、現在がある?

医師会での講演会

水曜の夜、医師会で講演会があった。成育医療センターの放射線科の部長さんが、今回の放射能汚染について講演した。家内が講演を聞きに行った(私は用事がありパス)。講演の内容は、
1) 東京レベルの、低線量の外部被曝は人体に問題はない。子供が戸外で遊ぶことも問題にはならない。
2) 雨や粉塵による体表面汚染は、洗うことで除くことができる。
3) 成育での水道水の検査では、放射能は安全レベルであった。
4) 食物(野菜、魚など)による内部被曝には、今後も注意が必要である。
以上のような、講演内容であった(らしい)。今回の内容は、世田谷を中心とした、東京での話だ。
「乳児に水道水は」と報道された時も、金町浄水場の話であって、多摩川と荒川の水をブレンドする23区は、理論的には問題ないと推測していた(10倍以上に薄められる)。世田谷の水道水が、結果的には数値的に安全であったという結果は当然だと思う。データを見ると、現在も安全である。では、何故、あのような報道がなされたのか?
O-157騒ぎのカイワレダイコンの時に、今の首相があわてて、意味のないカイワレを食べるパフォーマンスをした。今回も官房長官や首相が水道水を飲むパフォーマンスをしても、何の意味もないだろう。人体への影響は10年、20年後の話だ。当然のことながら、「乳児禁止令」がでた時も、私も家内も水道水でお茶を、普通に飲んでいた。
結局、東京都については、水道水も大気放射能も問題はなかったことは解る(結果論だが)。しかし、お母さんは今でも水道水でミルクを作る気持ちになるだろうか?スーパーなどでもペットボトルの水は、今でも売れている。それが人間の気持ちではないか?魚などの食材への汚染の問題は、まだ当分は続くだろう。セシウムやストロンチウムという、半減期の長い厄介者に注意が必要だ。
ということで、昨夜は家内と顔を合わせたのが10時前。今日は私が狛江に出かける予定。結婚記念日の祝い(?)は、週末になりそうだ。

結婚記念日雑感(一寸先は闇)

震災ですっかり忘れていたのだが、明日が結婚記念日となる。1980年の4月20日(日曜日)に、ヒコニャンで有名になった彦根市の市役所に、婚姻届を提出した。偶然通りかかった白山神社という小さな神社にお参りして、桜の花が残る芹川を散歩した。歩きながら話した内容は、全く覚えていない。
6年間の大学時代は、面識はあったが一度も口をきいたこともなかった。卒業後に知り合ったので、付き合いはちょうど32年、結婚して31年になる。このブログを読んでいただいている方は、私より若いはず(?)なので、31年という年月は、想像もつかないのではないか?私も今の自分の姿を、31年前には全く予想できなかった。娘が3人生まれ、今年からは三女も社会人になった。開業する気など全くなかった私が、東京で開業している。そして、今回の震災、原発の放射能トラブル。人生も一寸先は闇であり、予想の範疇を遥かに超えている。そこに人生の面白みがあり、逆に計り知れない苦しみがある。
私も家内も、仕事を離れると、まず人とは交わらない。前にも書いたが、「友人が少ないことが自慢」だ。しかし、私と家内の会話時間は、半端ではない。仕事でも一緒にいるだけでなく、会話する時間を多く持つ。これは大切なことだ。以心伝心、阿吽の呼吸というのもあるが、会話が少ないと、無意識のうちに考え方に、微妙なズレが出てくる。この状態が1年、2年も続くと、まず意志の疎通はできなくなる。私は家内との会話が一番楽しい。夫婦間でのコミュニケーションは重要だと思う。
今回の震災は、「いつも安全」という考えを否定するものであった。私も家内も、言葉には出さないが、「気持はいつも臨戦態勢に」ある。色々な情報を材料に、議論して方向を決める。31年も一緒にいると、夫婦というよりは戦友であり、良きパートナーというところか?今回の結婚記念日は、子育て終了という安堵感と、震災による緊張感が混在している。私と家内にとっては、記憶に残る記念日となった。

ゴールデンウィークのお知らせ

ゴールデンウィーク中の診療日は下記のとおりです。
4月29日(金・祝) 午前7時30分~9時まで
5月1日(日)    午後3時~5時まで
5月3日(火・祝)  午前7時30分~9時まで
5月4日(水・祝)  午前7時30分~9時まで
5月5日(木・祝)  午前7時30分~9時まで
5月8日(日)    午前7時30分~9時まで

5月11日(水)12日(木)は休診させて頂きます。

WS000004.jpg
(注釈)
例年は夕方の診療になるのだが、爽やかなこの季節は早朝の方が、みなさんの都合が良いのではないか?と考えた。5月1日の日曜日は夕方の診療になるが、祝日はすべて午前9時までである。5月8日(日)は午後に用事があり、9時までの診療となる。お間違えのないように。

朝の散歩

色々書きたいことはあるのだが、今日の夕方の診療はいささかくたびれた(珍しいことだが)。暇だと思って気が緩んでいたのが災いした。ノンビリとした話題を書きたくなった。
今月は学会のシーズンで、日本医学会総会が東京フォーラムで開かれる予定であった。しかし、以前にも書いたが、大震災の影響で中止になった。医学会総会に来る予定であった九州の友人から、2枚のチケットが送られてきた。東京宝塚劇場の花組公演のチケットであった。代わりに、観劇してほしいとの依頼。
家内は用事があったので、奈良に住む私の姉に頼んだ。積もる話もあり、ちょうど良いきっかけとなった。昨日、3時半に現地で待ち合わせて、7時半まで観劇し、丸の内でゆっくり話ができた。仕事の話や、家族の話、母の話など話題はつきなかった。
今朝は6時から、姉と二人で神田川を散歩した。桜はほとんど散り、白のハナミズキが咲き始めていた。爽やかな風が心地よく、気持ちの良い散歩となった。姉には開業当初から、要所要所で手伝ってもらい、大いに世話になっている。「6月に母が倒れてから、まだ10か月しか経っていない」という姉の言葉には、姉の深い感慨が込められていた。入院中の母の面倒は、姉に頼りっぱなしだ。
性格の全く違う姉とは、もともと仲がいい。姉は家内とも大の仲良し。兄弟がいることは、人生を豊かにしてくれる。今回の宝塚歌劇の公演は、チャリティー公演となり、出口では劇団員が募金活動をしていた。姉も私も阿吽の呼吸で、劇団員に近づいていった。

MRワクチンを忘れずに。

この1週間は本当に静かでした。待ち時間は0から15分では?1年間で、最も静かな季節かもしれませんね。
昨夜、世田谷で「麻疹が発症した」との情報が入りました。発症数は確定例2名で、疑い例(現在検査中)が2名とのこと。確定例2名は十代の方で、ともに予防接種をしていません。また、疑い例の方も8歳と11歳で、一人は予防接種を受けていないようです。MR(麻疹、風疹混合)ワクチンをお忘れの方は、慌てて接種して下さい。
新学期に入って、ごく一部の小学校でインフルエンザの流行があります。B型による学級閉鎖がありました。また、A型インフルエンザも残党が残っている様子です。「「小学生」「発熱」「セキ」ときたらインフルエンザ。「小学生」「発熱」「セキなし」「腹痛、嘔吐」ときたら溶連菌感染を疑って下さい。
溶連菌感染はカゼ(ウイルスによる病気)ではありません。A群β溶血連鎖状球菌という細菌が、ノドについておこる病気です。細菌感染ですから、抗生剤による治療が必要です。1週間以上、抗生剤を内服する必要があります。3日ぐらいの内服では、菌を完全に除去することはできません。1カ月以内に再発することが多いため、迅速検査をして診断を確定して、1週間以上抗生剤を飲んで下さい。溶連菌感染は典型的な症例では、ノドの色を見ただけで確定できますが、少し赤いだけで溶連菌という症例も多く、検査が必要な症例が増えています。
気温が上がってきました、桜は散ったのですが、スギとヒノキの花粉は、まだ多いようです。昨日、診察室の窓を開けた途端、私もクシャミと目のかゆみが。今年は症状がきつく、長いですね。まだ、もう少し治療が必要です。
暖かな季節になると、水イボが問題になってきます。水イボは正式には伝染性軟属腫。伝染性軟属腫ウイルスによる感染で、人の皮膚から皮膚、皮膚→プールのビート板→皮膚などの経路で感染します。ほとんどの方は小児期にかかるようで、大人の水イボは数例しか見たことはありません。「一生に1回、子供も頃にかかる病気」です。1個出来ると、掻くことで周りに広がってきます。アトピーのある子供は、さらにかゆく、掻くことでさらに数が増します。5,6個の場合には、イボを取ってしまいますが、20個以上できた場合には放置ですね。取るのは痛くてかわいそうと思ってしまいます。半年間は広がってきますが、ほとんどの子供では、1年以内に突然消失します。「数が10個以下」「かゆがって困る」「掻いて赤く化膿した」場合には治療が必要です。

アクアマリンふくしま

今回の震災は人の命だけでなく、住居や仕事も奪った。さらに、放射能の影響で、農業や漁業資産を失うことになった。今回の震災は、人の心や人間関係までも奪った。
今回の震災は津波の破壊力もあって、家畜だけでなく、犬や猫などの多くのペットが犠牲になっただろう。また、放射能の避難区域の方は、ペットを連れての移動はできないはず。停電の影響も大きい。水槽にポンプで酸素が送れないと、魚はすぐに死んでしまう。寒い東北では、温度管理ができないことは、生き物の死に繋がる。
水族館の館長をしている高田君からのメルマガに、アクアマリンふくしまの話が載っていた。水族館の魚は、津波と停電の影響で、壊滅状態に。アザラシなどの海獣の一部は、他の施設に移動できたようだ。疎開先の鴨川で、アザラシが出産されたと報道された。今、水族館も職員の努力で復興が始まっている。メルマガにアクアマリンふくしまのブログのアドレスが紹介されていた(http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua/MYBLOG/yblog.html,アクアマリンふくしまの復興日記)。震災後の生活をどのように復興するかは、復興税も含めて現在進行形で議論されている。人間の生活が第一だとは思う。しかし、水族館や動物園も、命を扱う仕事であり、責任は重い。アクアマリンふくしまを含めた水族館、動物園の復興にも、大きなエールを送りたい。

原木シイタケ

私はキノコが大好きだ。食べるのも、観察するのも。福島県の一部の露地栽培のシイタケから、基準値を超える放射能が検出され、出荷が停止された。シイタケを栽培されている方の事を考えると、心が痛む。もともとシイタケは、シイタケの菌糸をクヌギやナラの原木に植え付けて栽培する。現在は原木を使わず、ビニールハウスなどで育てる菌床栽培が盛んである。原木栽培は菌を植え付けてから、シイタケが出てくるまで2年ぐらいかかる。原木を木陰の風当りの良いところに置いておくと、秋と春にシイタケが生えてくる。秋子と春子と呼んでいたのではないか?露地栽培のシイタケとは、原木シイタケの事で、原木の切出しから、菌の植え付け、2年近くの原木の管理、収穫は年に2回と、栽培には多くの手間と時間がかかる。その原木シイタケが放射能に汚染されてしまった。
今回のシイタケの汚染は、単純に放射性物質が、空中から降ってきて、シイタケに付着したという訳ではなさそうだ。降った雨をシイタケの原木が吸収し、放射能を濃縮しながら、シイタケが生えてきたのではないか?放射性ヨウ素だけでなく、セシウムも高濃度に検出されている。原木そのものが、使えなくなってしまったのだろう。大気中に半減期の長いセシウムが飛散した今年は、「キノコ狩り」で野生のキノコを食べるべきではない。野生のキノコの放射能を測定する訳にはいかないだろう。
(以下、雑談である)
私の出身の大分は、シイタケが特産品である。小学校5年から中学3年まで、シイタケ栽培に熱中していた。面白いのだ。クヌギを切り出して、楔形(今は円柱形だが)の菌駒を螺旋状に植え付けていく。2年ほど寝かせて(色々な方法があるのだが)、シイタケを収穫する。取れたシイタケは七輪で焼いて酢醤油で食べる。「この子は変わっている」とよく言われたが、そんなことはない。厚い木の皮を破って、力強く出てくるシイタケの姿は、生命の息吹を感じるのだ。食べて良し、見て良しのシイタケの放射能汚染。木の栄養分を凝縮することが仇になってしまった。シイタケと聞くと、今でも心が騒ぐ。私は都会生活には向いていないのだろう。

ポリオ(生ワクチンと不活化ワクチン)

今月から、世田谷や杉並でも、ポリオの集団接種が始まっている。今回は大雑把で乱暴な表現になるが、詳しく書くときりがないので、その点はお許し願いたい(いつも乱暴ではあるが)。現在接種されているのは、生ワクチン(OPVと言う)である。OPVは生きた弱毒ポリオウイルスを、経口で内服させるワクチンである。一方、ポリオウイルスを処理して(殺して)、作られたのが不活化ポリオワクチン(IPVと言う)である。
OPVは生きたウイルスを飲ますため、およそ450万回に1回の割合で、ワクチンウイルスによる麻痺がおこると言われている。その危険を考えると、IPVの方が安全ではないか?という意見があり、OPV接種を迷っているお母さんが多いとのこと。依頼を受けて、慌ててこのブログを書いている。
1)世界的にはIPVが主流である。というよりは、OPVは日本ぐらいではないか?
2)不活化(IPV)は当然のことながら感染は起こらないので、麻痺などの副作用はない。
この2点を前提として、私の意見を述べたい。
現時点では、生ワクチン(OPV)をお薦めしたい。理由は、
1)IPVがOPVより安全というデータはない。450万回に1回という割合より、IPVの副作用が少ないというデータは示しようがない。日本でのデータはない。
2)OPVは2回の接種である。IPVは4回。年間の出生数を110万としよう。OPVは220万回の接種。IPVは440万回の接種となる。OPVが450万接種に1回の副反応は、IPVの900万回に1回の副反応に匹敵する。IPVがそこまで安全であるというデータはない。
3)乱暴な言い方をすれば、生ワクチンより、不活化ワクチンの方が副反応は多い。MRワクチン、オタフクカゼワクチン、水痘ワクチンはすべて生ワクチンだ。一方、トラブルを起こした日本脳炎ワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンは不活化ワクチンだ。前科のあるインフルエンザワクチンも、副反応が強いと認められている子宮頸がんワクチンも不活化ワクチンである。
4)生ワクチンの方が、免疫の持続力も長い。生ワクチンは「人工的に感染させる」訳なので、1回でも抗体は高く、持続力も長い。不活化は複数回接種することで、やっと免疫をつけ、免疫がすぐに落ちるために追加接種を行う。IPVの免疫も、20年ぐらいと推測されている。
勝手なことを書いたが、不活化ワクチンの注射は痛い。それも4回。免疫の持続も劣る。OPVは2回飲むだけで済む。免疫の持続も一生ものだ。しかし、日本でもIPVの導入は検討されているし、近い将来に導入されるだろう。ただし、DPT-IPVという4種混合という形になるだろう。4種混合になれば、回数的には現状維持だ。この4種混合の導入は、早くて来年になるのではないか?既にDPTを接種した子供たちは、対象にはならない。
長くて、乱暴な内容のブログを書いてしまった。IPVを選択するのは個人の自由だが、高いお金を払って、何回も痛い思いをさせるだけのメリットがあるのか?と私は思ってしまう。私の孫には「生ワクチンの時に、さっさと接種しろ」と薦めた。昨日、烏山で無事に1回目を終えた(と言っても、無事かどうかはの結論は先の話だが)。
最後に日本小児科学会予防接種感染対策委員会の声明を書いておこう(まるで付け足しのようだが)。「我が国ではポリオワクチン接種率を高く保つ必要があり。不活化ポリオ導入までは経口生ワクチン接種を継続すべきであることを改めてご理解いただきたい」

余震未だ収まらず

今日の夕方も、大きな地震があった。幸いなことに、大きな被害や津波はなく、交通機関にも影響は少なかった。大震災からちょうど1カ月になる。地震はほとんど毎日起こっている。「いつも、身体が揺れている感じがする」という方もいる。震度3ぐらいでは、驚かなくなってしまった。放射能の値をきいてビックリすると、単位がマイクロであったり、安心するとミリであったり、こちらの数値に関しても、驚かなくなってしまった。
東京の大気中の放射能や、水道水については、今のところ問題はないと思う。放射能の発散を抑え込むことが難しいことと、海水と土地の汚染が問題である。当然のことながら、東京電力の株は暴落した。私は株に興味はないのだが、私たちの年金の一部は株で運用されているはずだ。東京のインフラを支える東電の株は、年金運用に組み込まれているはず(この分野は無知なもので)?株の暴落も他人事ではなく、将来の我々の生活に、大きな障害をもたらす可能性もある。
復興支援は当然だろう。東電の半国有化も視野に入っている。赤字国債も発行されるだろう。長期金利も上がる可能性がある?今回の震災は、「我々の意識を変える」と書いてきたが、食料や電気、燃料だけでなく、精神的、経済的に大きなダメージをもたらすだろう。国際的な信用の問題もある。
少し時間はかかるが、日本は復興すると思う。しかし、元には戻れない。「ゆとり」「飽食」の時代から、「質素」「勤勉」の時代になるのではないか?まさに、逆流である。私は勤勉ではないが、質素な生活は好きだ。今は、放射能の禍根を、次の世代に残さないように願うだけだ。また、揺れている。

満開

桜が満開になった。今年は3月からのバタバタで、花見は盛り上がってはいないし、消費も低迷している。だからこそ、今年の桜は心を打つと感じるのは、やはりひねくれ者の発言だろうか?
原発事故は天災ではなく、人災の匂いがするが、今となっては、そこが問題ではない。今回の事故は、病気に似ている。心臓の手術をするにあたって、どこの血管を結紮し、どこから血液を抜き、その血液をどのように戻し、どこを切除し、どこに人工血管を置くのか?すべての手順を、あらかじめ決めておく。つまりきちっとした設計図を作ってから、仕事に取り掛かる。アクシデントは当然起こる。その時の対応も、あらかじめ議論しておくべきだ。
今回の事故の経過は、その場限りの対応であった。「きちっとした設計図がない」「いきあたりばったり」と感じるのは、私だけだろうか?本当は専門家が議論して、一応設計図はあるのかもしれない。しかし、その説明が、我々に全くなく、事後報告のみでは、設計図はないに等しい。放射能に汚染された水を、海に流すなど論外だ。流さなくてはならない理由を、事前に説明すべきだ。近隣の国が怒るのは当たり前だ。だいたい、責任をとる意志がないのか、責任の所在がわからない。その汚染された水を、まず詳細に分析すべきではないのか。ヨウ素、セシウムだけでなく、ストロンチウムやプルトニウムなどが含まれていないのか?国がやるなら、産業廃棄物の垂れ流しも許されるのか?普通の感覚では犯罪である。
「満開」というタイトルで、全く違うブログを書いてしまった。今週も静かだ。病気の流行はない。予防接種がテーマの一週間になるだろう。
(追加)
今夕、中部大学の武田邦彦氏のブログ「原発 憲法23条違反が多くの人を危険にする」が掲載された。また、「子供の目線で」も読みごたえがある。興味のある方はぜひお読みいただきたい。戸外で遊ぶことは危険が伴う、水も要注意、報道は鵜呑みに出来ないのかもしれない。
2011サクラ 011
神田川の桜。塚山公園付近の写真。まさに満開の桜だ。桜を見ると、「あと何回、桜を見ることができるのだろうか?」と思ってしまう。そういう年になった?

明日は雨?

昨日も長過ぎる雑文を書いてしまった。短くすべきだとは思っているのだが、ついつい長くなってしまう。明朝にブログを書くつもりであったが、このFC2ブログのサーバーのトラブルが起こる可能性があるため、連絡事項だけは、今日書いておこう(私が管理者のページにログインできないことがある)。
1)10日の日曜日は3時30分から、4時30分の1時間診察する予定である。急患の方のみの診療となる。
2)B型インフルエンザの残党が少し残っているが、大きな病気の流行はなく、待ち時間も少ない。
3)明日の土曜日は、今のところ雨の予報。MRワクチン、DT二種混合、日本脳炎ワクチンなどがお薦めである。
4)繰り返しになるが、子宮頸がんワクチンは新規接種には応じるられない。やむを得ず予約制にしているが、新規接種の再開は7月以降になるだろう。
5)ポリオの接種が始まっている。生ワクチンをお薦めしたい。
6)ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの接種は再開されている。
昨夜も大きな余震があった。ほとんど毎日揺れている。患者さんから拍手のコメントで紹介された、中部大学の武田邦彦氏のブログを興味深く読んだ。確かに、昨日の余震で、冷却電源が止まるようでは、原子力発電の安全性には、大きな?がつく。また、「ホーレンソウを1年食べても」と言われても、水や大気、雨からの被曝もある。トータルの被曝で判断すべきだという指摘は、目からウロコであった。子供は背丈が低いので、被曝し易いとも。私のような年寄は気にしないのだが、先の長い子供たちには、「食の安全」は特に大事だ。乳児に水道水という訳にはいかないだろう。
と書いたところで、このブログのタイトルが「明日は雨?」と言うことに気付いた。明日は午前中は雨の予報。待ち時間も少なく、診察には好条件ではあるが、放射能の問題もあり、雨に濡れないように注意して来院してほしい。早く雨が上ることを願ってはいる。いよいよ、桜は満開である。またまた、長いブログになりそうだ。ひとまず、日曜日まではこのままで。

長過ぎる院長の独り言(精神の闇)

前々回のブログの補足である。「天罰」発言者を養護したような内容になってしまったが、私は今までの政治手腕を全く評価していない。オリンピックの招致にしろ、ザルのような銀行の設立にしろ、東京マラソンですら、大反対である。今回は、選挙ポスターを見て、情けない気分になっているだけだ。(繰り返しになるが、このブログで政治の話をするつもりはない)
マスコミでも取り上げられているが、1つの問題は今回の震災の心への影響である。震災から1か月近くになるが、3週間ほど、テレビのどのチャンネルをつけても、津波と被災地の映像が流れ続けた。報道機関としては当然のことであり、大地震に続く余震の情報も、タイムリーに流れていた。テレビでは流せない映像も多く、ネットなどでは閲覧できると聞く。私はテレビの映像ですら、ほとんど見ていない。精神的に繊細ではない私でも、映像が精神に及ぼす影響を危惧してしまう。専門的な話は、精神科医のコメントを参考にしてほしい。
被災の映像が流れるだけで、精神的に落ち込んでしまうだろう。それが流れ続けると、実際に地震に遭遇しなかった人にも、大きな影響を及ぼすはずだ。地震を経験した人は、激しい揺れ、落下物の恐怖、目の前の景色の揺れなど、多くの恐怖が頭に刻まれている。まだ、地震は多発している。「子供を保育園に迎えに行かなくては」「子供と連絡がつかない」という恐怖は、当分の間は潜在的に心に残るだろう。空腹時の後の、飢餓感にも似ている。子供自身もそうだ。お母さんと離れる不安を抱いている。国民全体が、精神的に不安定になっているのでは?と思ってしまう。私自身もそうだ。
今回の震災は、一味違った。目に見える画像に加えて、目に見えない数字の恐怖にさらされた。行方不明者の数字だけではなく、放射能の数値にも、実態がわからない恐怖を感じながら生きた。危険度が実感できないのだ。
地震、その後の地震の頻発、テレビの画像、放射能の数字、これらの恐怖がこの3週間以上、心に大きな影響を与えてきた。「知らないうちに、鬱になっている」という表現は、乱暴すぎるのかもしれないが。実際に精神的な不安定さについて、相談を受けることも多い。
私は映像を繰り返し見たり、放射能の数値を気にすることはお薦めしない。できる範囲の募金もいいし、被災地の産物を買うのもいい。赤字国債の発行や、年金の減額など、必然的に間接的な援助に参加することになるだろう。まず、やらなくてはならないことは、「自分の家族を守る」ことだ。そこから、復興はスタートする。自分の心や感情をコントロールすることは、最も難しいことだ。しかし、無意識に影響されている心の立て直しは、冷静に行わなくてはならない。この言葉は、私自身に言い聞かせている言葉だ。
私は震災の映像をほとんど見ていない。静かにこのブログを書くことで、自分の気持ちを安定させ、頭の整理をしようとしている。ほとんど毎日、このブログを書いていること自体が異常だ。直接的には被害のなかった私が、いろいろな暴言を書いている。異論や反論も多いと思ってはいるが、その点はお許し願いたい。

桜祭り

今週は、始業式や入学式が多い。桜も見ごろで、入学式にはピッタリの季節。さすがに今日からは静かな診療になった。テーマは予防接種と健診。予防接種はいつでもOKということで。健診は平日はいつでもOK。
私の住む上北沢には、桜並木がある。毎年、4月の初めの土日に「桜祭り」が開催され、大勢の人で賑わうのだが、今年はその知らせがこない。どうも「自粛」となった模様。色々な祭りも、震災の影響で中止と報道されている。
お祭りが不謹慎なのだろうか?私自身は協調性がなく、祭りは嫌い。静かに夜桜を見るのが好きだ。しかし、規模を縮小しても、祭りを行うことで地域を活性化し、そこで募金ということがあってもいいのではないか?桜を眺めて、心を温めるのも意味があるのでは?祭りをすることで、心が通じ合うことも大切ではないか?今回は、放射能や水の汚染などの問題があって、簡単には開催できないのかもしれない。残念なことだ。
週末の夜は、いつものように家内と神田川の桜を静かに楽しむことになるのだろう。協調性のない私でも「気分転換も必要。桜祭りを楽しもう!」と訴えたい。日本人の気持ちや経済が委縮していくのは、復興の妨げになると思っているのは、私だけだろうか?

院長の独り言(禁句)

言ってはいけない、使ってはいけない言葉を禁句という。災害時に「天罰」という言葉は禁句である。しかし、この禁句は大きな問題にはならなかった。「天罰」という言葉を使った本当の意味を、みんなが理解していたからだろう。
安全はタダで手に入る、苦労はしたくない、ゲームなどの非現実的な世界に逃げ込む、そのような風潮がどうして生まれたのだろうか。2002年の学校指導要領で教育を受けた世代、いわゆる「ゆとり教育世代」が15歳から25歳になっている。今の若者はゆとり教育世代だ。
週休2日は当たり前。休日も多く、水曜日も授業は午前中だけ。「遊ぶのが美徳」であるという教育。努力なんか、意味はない。自分の親を見て、「努力の結果がこの程度」と思ったのでは?と感じるのは、ひねくれ者で、極端な考えの私だけだろうか?
今回の地震が、安全がタダではなく、普通の生活がいかに大切であるかを教えてくれた。普通の生活に欠かせない電気が、大きなリスクを背負っていたことを思い知らされた。「平和ボケした日本」の目を覚まさせ、生きることは「ゆとり」ではなく、「常に気持ちは臨戦態勢」でなくてはならないことを、今回の震災は教えてくれた。これを「天罰」という表現をしたのではないか?私はそのように解釈している。
統一選挙が始まった。このブログで政治の話をするつもりはない。しかし、今回の震災の影響もあって、立候補者の主義、主張が伝わってこない。都知事選の選挙公約は「東京が日本を救う。復興に全力をつくす」これだけでいい。マスコミ受けする軽いキャラクターの出番は、今回の震災でなくなってしまった。
復興には数年はかかるだろう。日本人にとって、忍耐と努力の時代が来る。自分の主義、主張を明確にし、「ともに戦おう」という精神が、みんなの気持ちを1つにする。残念ながら、日本のトップには、その精神が感じられない。今回の震災は「天罰」ではなく、「天啓」と表現すべきではなかったのか?繰り返しになるが「ゆとり」ではなく、「団結」「協力」「臨戦態勢」の時代になった。ーーこれはあくまで私の独り言である。
(お詫び)
昨夜、家内が「天罰は天罰。言ってはならない言葉じゃないの」と話しかけてきた。被災された方や、家族を失った方の気持ちを考えるならば、直接的には被害のなかった人間が、「天罰」という言葉を使ってはならない。このブログを読まれた方からも、そのような有難い助言をいただいた。不適切な表現があったことを、お詫び申し上げたい。
震災はどこにでも起こる。今回、東京が震源地でなかったことは、単なる偶然だ。地震による落下事故や、放射能と水騒ぎを考えるならば、震災の影響は既に我々にも及んでいる。自粛による経済的ダメージも計り知れない。
復興は直接的な被害を受けなかった人の援助から始まる。避難者の受け入れ、経済的援助、医療援助など、難題山積みだ。高速道路無料化の財源や、子供手当の財源、年金の財源まで投入して、支えていくことになるだろう。この震災は日本人の意識を変えた、いや震災によって意識を変えなくてはならなくなったと伝えたかったのだ。

サーバーのトラブル

2日(土曜日)の夕方から、サーバーのトラブルが発生し、新しい記事を書くことが出来なくなった。私自身がログインできなくなったのだ。サーバーから「修復に時間がかかる」との情報だけが入っていた。後で知ったことだが、このブログは土曜日から携帯ではみることが出来ず、「アクセスが集中しており」との画面になっていたらしい。ブログの記事自体はパソコンからは見ることができた。「日曜診療」の情報も、うまく伝わらなかったようだ。当然、「拍手」も「拍手のコメント」も、受け付けることができなかった。現時点でも、「拍手」などの機能は修復されていない。
「一部の情報が失われる可能性がある」とのことであった。失われたのは、皆様から頂いた温かい「拍手」であった。総拍手数は41500ぐらいとの、データは残っている。まだ修復の途中かもしれないが、やっと必要な情報を流せる体制になったことがうれしい。土曜日から、丸2日のブランクとなった。とりあえず、必要な情報だけ記載したい。
1)今週のテーマは予防接種である。MRワクチンを、ぜひ春休みに。
2)今週の待ち時間は0から10分ぐらい?1年で9月の初めに次いで、2番目に静かな季節である。
3)ヒブワクチンは入荷している。
4)サーバリックスは予約制に。
5)4月から肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンが再開された。世田谷区では平成23年(今年)生まれた方にしか、問診票は送られてこない。他の方は最寄りの保健センターに連絡するか、問診票を取りに行くシステムだ。
6)5月末より、7歳半から8歳と13歳以上の方も、日本脳炎ワクチンを接種できることに。詳しくはいずれ。
ブログを書くことができるだけで、私は安心できる。情報はタイムリーに流せてこそ意味がある。今回のトラブルが、3月に発生しなかったことが救いだ。前向きに考えることにしよう。桜は3分咲き。気温は低い。
放射能漏れ続いている。東京での水と大気の汚染は、今のところ問題はなさそう。福島近隣の農業、酪農、漁業への影響は、さらに広がるのではないか?多くの不安を抱えた、ブログの再スタートとなった。

心機一転。日曜診療について

昨日から新しい年度になりました。明日(4月3日、日曜日)は午後3時30分から4時30分の1時間診療する予定です。急患の方はどうぞ。B型インフルエンザと溶連菌がパラパラ。静かな4月の始まりです。テーマは予防接種。4月から開始されたMRワクチンの?期、?期、?期は重要です。忘れないうちに、春休み中に接種して下さい。副反応は理論的にもありません。日本脳炎やDT二種混合ワクチンも、お忘れなく。今日は予防接種の日になるのかな?
昨夜は9時過ぎから、浜田山の西友に、家内と歩いて買い出しに。節電の影響もあって、店じまいが早いし、売り切れが多いですね。西友は24時間営業ですが、店内は暗く、エスカレーターも止まっていました。町全体が暗くなった感じ。このような生活が、当分は続くのでしょう。帰ってきたら、目がかゆい。花粉の80%ぐらいは、既に飛んだと思っていますが、暖かくなる今日の外出は危険かも?神田川の桜は一分咲きぐらい。今日は本格的に開花しそうですね。
木曜日に引っ越しの合間を利用して、久しぶりに長女が松本から日帰りで帰ってきました。4月1日から大学勤務に。次女も仕事に復帰し、三女も仕事開始。二人の義理の息子たちも、新天地で仕事に。みんな昨日は無事に船出ができたようで、一安心です。これから、色々な事があるでしょう。「いざという時に協力するのが、本当の家族だ」という私の口癖が、みんなに浸透していることを信じつつ。心機一転、復興スタート、臨戦態勢、このような言葉が頭に浮かぶ4月の始まりです。