院長の正論(段取り)

足が速い、鉄棒が得意、ピアノが上手、テストの点が高い、人にはいろいろな得意がある。人それぞれ能力が違う。マラソンも競技、勉強も競技と、私は勝手に思っている。社会に出て必要なことは、目的を達成するために、手順をきちっと頭の中で描けることだ。どんな仕事でも、子育てにおいても、手順は大切だ。これを段取りという。英語ではplanning?医学用語では遂行機能?
身近なところとして、ファミレスの店員を思い浮かべればわかる。会計や客の質問、片づけ、テーブルの掃除、食品の配送など、多くの仕事が集中した時に、効率よくこなせる順位を頭に浮かべ、冷静に対応できる能力が必要だ。当院の受付の対応や、私の仕事も段取りが大切である。この段取りがうまくできるか?は、個人の能力である。段取りは頭の良さと、経験がものを言う。仕事の評価は、この段取りにあると思っている。
震災後の政府の対応を見ると、この段取りが全くできていない。工程表が一応段取りのようには見える。しかし、工事の材料の受注や、人員の確保が、設計図が最初の段取りではないのか?この段取りができていなければ、工程表には何の意味もない。「原発の安全宣言」の直後に、「ストレステストを」と言う。最も大切な段取りが、全く出来ていない。これは無能であり、行き当たりばったりの行為だ。背景には危機管理能力のなさ、求心力のなさ、会話と議論の不足、知的レベルの低さがある。遂行機能の消失は、認知症の症状の1つ。今のトップを認知症と言っている訳ではない。
私は仕事をする時には、この段取りを大切にしているし、チェックもしている。ただ、私生活となると、自慢ではないが、行き当たりばったりである。戦闘服を脱ぐと、タダの人以下。「本当にいい加減」というのが、家内の評価。子育ても、この段取りは重要だ。1日の終わりに数分でも、冷静に段取りを考える時間を持つことは意味があるのではないかと思っている。

便座

待合室の便座を代えました。大人用と子供用の両方がセットになっている便座に。先日、患者さんから「大人用の便座は、子どものお尻がはまってしまうので、手で支えなくてはならない」との、有難い指摘が。全く気が付きませんでした。これで一安心?

連絡事項

雨模様が続いています。週末も曇りか雨。湿度が高いのですが、気温は30度以下ですね。待ち時間は0から10分ぐらい。予防接種がお薦め。以下、連絡事項です。
1)手足口病は終息に向かっている。今年の手足口病の特徴は、発疹の派手さと、発熱である。
2)手足口病とヘルパンギーナ以外の、病気の大きな流行はない。
3)子宮頸がんワクチンの流通は回復し、ワクチン不足は解消された。
4)B型肝炎ワクチンの子供への接種が推奨されたこともあって、子供用のB型肝炎ワクチンが不足気味に。
5)不活化ポリオは希望者には接種している。
6)MRワクチンをお忘れの方は、夏休みにぜひ接種してほしい。
7)8月8日(月)から20日(土)までは、午前中(7時から12時の受付)の診療となる。節電対策。いわゆるサマータイム。
8)8月25日(木)から27日(土)は休診。帰省したいと思っている。

全面道路

当院の駐車場は10台分ある。先日、上北沢小学校の横の駐車場に看板を設置した。駐車場は奥行きがあって、停めやすいのだが、前が道路で人通りや車の通行が多い。急発進は危険だ。看板の文面は、管理会社が作ってくれた。私もチェックした。
私が見逃していたのだが、その文面に「全面道路」という言葉がある。「前面道路」ではないのか?という疑問が湧いた。一応広辞苑で調べてみても全面道路という言葉はない。そこで、「前面道路の間違いでは?」と問い合わせてみた。正解はやはり「全面道路」。これは建築用語であった。全面道路とは「建築物の敷地が接している道路をいい、通常2m以上接している道路」のことを指す。
先日、このブログの拍手のコメントに、義援金なのか義捐金なのか?という話題があった。どちらも正解なのだが、義援金が広く使われている。義捐金とは義のために捐てる(すてる)お金のこと。何と日本人らしい発想?と思ってしまう。
漢字は難しい。専門用語(医学用語)も、無意味に難解である。話は脱線したが、車で来られる方は歩行者、自転車、車には十分に注意して、ゆっくり発車してほしいと思っている。

かるがも

昨夜は会合があって、帰宅が9時半を過ぎた。少し散歩をしたくなった。家内とセミの脱皮を見たいと思って、塚山公園から神田川を歩いた。井の頭公園を源流とする神田川は、水量は少なく、水草が増えていた。目を凝らして見ると、水草を食べているカモが数羽。鳥目というように、鳥は夜には活動しないと勘違いされるが、カモなどは夕方から夜に採食する。目は人間より見えるようだ。
明るくはないので種類は判別できないのだが、この季節にいるかもはカルガモだろう。ビル街での子育てで注目を集めたカモである。季節を問わず、普通に見ることができる。カルガモの名前の由来は軽鴨。昔の戦で、最も身分の低い兵士を足軽(あしがる)という。この足軽のようなカモという意味で、カルガモと名付けられた。こんなたわいのない話をしながらの散歩は楽しい。
目が黒いので、マナグロ。なまってマグロ。イワシは弱いので「ヨワシ」。なまってイワシ。身が固いので硬い魚。なまってカツオ。生き物の名前には、ほとんど由来がある。クワガタは簡単だ。ミヤマクワガタは深山クワガタの事だろう。犬は去るという意味か?
塚山公園にはセミの幼虫はいなかった。セミの名前は鳴き声に由来するものが多い。しかし、「ツクツク法師」「ヒグラシ(日暮らし)」など、風流で粋な名前もある。生き物は見る、接する、写真を撮る、食べるだけでなく、名前の語源を楽しむこともできる。心の和む散歩となった。

セミの声

仕事は全く忙しくないのだが、家族が一時的に増えていることもあって、家内も私も巻き込まれてしまう。幸せなのか?不幸なのか?まあ、順番であり、人生の流れと考えるしかない。昨夜は息子が当直で、こちらに泊まった娘は、今朝早くから外勤で川崎へ。ハルを保育園(三鷹)に送っていくのは家内しかいない。このようなことはめったにないのだが、ご迷惑をおかけすることになるだろう。
今朝はミーンミーンというセミの声で目が覚めた。今年は遅い。来週は塚山公園に、セミの脱皮を見に行きたいと思っている。スズムシも大きな声で鳴き始めた。今週の朝は、ラジオ体操に行く、子供たちを見かける。例年に比べて、参加する子供たちは少ない。ラジオ体操にも震災の影響があるのかも?今日は曇っているので、予防接種がお薦めである。(と書いたところで、仕事の準備の時間に)

「熱中できる」ことは1つの才能である。

ハル(次女の子)をダッコして散歩をしても、子どもの姿はほとんどない。昨夜車のナビを見ると、甲州街道も環八も真っ赤な渋滞色。民族の大移動が始まった。放射能を危惧して、九州や沖縄方面へ長期に出かける方も多い。当分は静かな診療になるだろう。
子供たちはサッカーや野球の合宿、家族旅行、虫取りイベントなど、盛り沢山の遊びが待っている。昔に比べて、遊びも多様化している。水族館や博物館、動物園もテーマを決めて、色々なイベントを行っている。恐竜展や天体もテーマになる。どんな事でもいい、熱中することは大切な事だと思う。虫取りでも、恐竜でも、ピアノでも、運動でも、読書でも、将棋でも、何でもいい。
私の夏休みは昆虫がテーマであった。蝶からカミキリムシ、糞コロガシの仲間、何でもあり。その頃のワクワク、ドキドキした気分は、今も心の中にある。子供たちに言いたいことは、「何でもいいから、熱中しろ」ということ。熱中できることは、簡単に出来ると思うのは、大きな間違い。熱中するには努力が必要だ。親から与えられた事を、いやいややるのは熱中することではない。
「熱中する」のはいいが、「狂う」と「溺れる」は危険だ。ギャンブル狂い、ネット中毒、ゲームにはまるなど。自制心が効かなくなる。いわゆる依存だ。共通する点は、自分で創造するものではなく、与えられたもの、人工的に作られたものを、受動的に受け止めるだけだ。「悪いのは解っているが、我慢できない」のが、溺れるであり、中毒である。熱中するのは、頭を使って、工夫して、創造的に楽しむことだ。
夏休み。何でもいいから、熱中できるテーマを探し、のめり込んではどうだろう。「熱中する」能力が開花し、鍛えられる。その集中力は、大人になって生きていく上で、必ず役に立つ。「熱中できる」ということは1つの才能だと、私は思っている。

日曜診療

明日(日曜日)は3時30分から4時30分の1時間診療します。お困りの方はどうぞ。
この2日は涼しく、予防接種の方が多く来院されました。手足口病も今週で峠を越えそう。静かな週末になりそうです。
昨日のブログの追加です。昨年も書きましたが、スズムシには思い出の昆虫です。小学校2年生の時、6年生の担任の松井先生が「スズムシ博士」として、全国的に有名な先生でした。別府の地熱を利用して、1年中スズムシの泣き声を聞くことができました。スズムシ養殖の草分け。よくスズムシを見せてもらいました。子供心に「松井先生がなぜスズムシ?マツムシじゃあないの?」と捻くれたことを考えていました。
松井先生は病床で「ヤッちゃんに会いたい」と。姉(康子)は2度ほど見舞いに行ったそうです。息子さんが兵庫で「スズムシ研究所」を作っていることを聞いて、懐かしくなりました。50年前からスズムシの養殖。子供心に「面白い」と思いましたね。

鈴虫

昨年、患者さんからいただいたスズムシが卵を産んだ(らしい)。4月になって、放置していた土から小さな虫がウジャウジャと出てきた。スズムシのエサ(という商品が売られている)と、ナス、キュウリをケースに入れおいた。月日が経つにつれて、順調に成長し、まさに足の踏み場のない状態になった。先日、ネットで虫ケースを15個購入し、湿らせたコケや、エサ箱を入れて、6匹前後のスズムシを入れた。希望する方に、持って帰っていただいたのだが、予想外に好評。そこで、再びケースを15個仕入れて、今日の仕事の合間に、スズムシセットを完成させた。夕方、5個ほど希望された方に、お分けした。まだ、10個ほど残っている。飼ってみたい方は、待合室のカーテンの後ろに(エサ付きで)ありますので、お持ち帰り下さい。飼うのは簡単で、エサ+キュウリかナスでOK。エサがあれば、コケの水をかけるだけでもOK。
スズムシ 001
昨夜から、スズムシが鳴き始めた。まだ、「リン、リン」と鳴くだけで、修業が足りない。2週間ぐらいで「リーン、リーン」と透き通った声で鳴くだろう。写真は成虫になったスズムシ。6回ぐらい脱皮をする。まだ、成虫になっていないスズムシをお分けしたい。1回か2回の脱皮で成虫になり、鳴き始める予定。夏休みの自由研究にいいかも。写真の指は、私のもの。この写真はオス。メスはおしりにもう1本、産卵管がある。鳴くのはオスだけ。

手足口病の流行

手足口病の当たり年となった。西日本を中心に流行していたため、対岸の火事ぐらいに思っていた。この10日ぐらいで、患者さんが増えてきた。前にも書いたが、今年は口内炎、手のヒラと足の裏の発疹という、古典的な症例は少なく、肛門周囲や肘、膝にまで発疹が出るハデハデ手足(コクサッキーA16ウイルスによると推測される)と、腕全体と下肢全体に、水痘様の水泡が出来る超ハデ手足(コクサッキーA6型と推測される)の流行がある。
つまり、古典的手足、ハデハデ手足、超ハデ手足の3つのタイプの手足口病が流行している。感染症研究所のデータを見ると、手足口病からコクサッキーA6型が50%、A16が20%、その他のコクサッキーとエンテロ71が30%分離されたと記載されている。臨床と合致するデータだと思う。
年齢を見ると、1歳から5歳の、保育園や幼稚園世代が多いようだ。幼稚園は夏休みに入った。小学校も今週で終わりだ。もうすぐ(8月になれば)、手足口病の流行は終息に向かうと思っている。

日本脳炎の発症

沖縄で1歳の小児が、日本脳炎を発症したと報道された。幸いなことに、軽症で済みそうだ。日本脳炎は豚、コガタアカイエ蚊を媒介とする。夏に発症する病気で、予防接種の効果もあって、年間10例以下の発症数である。今回の症例は1歳であり、一般的には予防接種の対象年齢以下である。「予防接種をしていなかったから」という論理は成り立たない。中国地方以南では、日本脳炎に罹患する危険はあると考えられている。東南アジアでは流行がある。だいたい、「日本脳炎」という病名が悪い。「アジア脳炎」に変名できないものか?
夏と言うこともあって、日本脳炎ワクチンの接種者は多い。東京に住んでいる限りは、罹患する危険はないが、旅行などの移動で感染する危険はある。記憶が曖昧ではあるが、今年1月の東京の症例は、旅行による輸入日本脳炎であったはず。
(報道記事より)
沖縄県は15日、那覇市の1歳男児が日本脳炎に感染、発症したと発表した。那覇市内の病院で治療中だが、命に別条はないという。厚生労働省によると、日本脳炎の感染確認は、1月の東京に続き今年2例目。

台風6号近づく

今朝から断続的に、激しい雨となった。そのおかげで(?)、連休明けにもかかわらず、ノンビリとした診療となった。11時半過ぎには仕事を終え、食事をして、ついでに虫の世話も終えて、このブログを書いている。外は激しい雨だ。午後はもっとゆっくりした仕事になるのだろう。サービス業は天候の影響を受ける。外食産業もおなじだろう。牛肉の放射能汚染も深刻だ。ユッケ騒ぎの後は放射能。
連休はいつもの如く、遠出もせず。娘たちが帰ってきたこともあって、家内は食事や孫の世話で振り回されていた。昨夜遅くに二人で散歩に出かけたが、夜でも蒸し暑かった。「休みの日の方がつかれるのでは?」と聞くと、「みんな揃うのは楽しい」と前向きな返事。
子宮頸がんワクチンの不足は解消された。中学生と高校1年生、2年生の方は、夏休みを利用して接種してほしい。明日も激しい雨との予報。熱中症も危険だが、豪雨も危険。外出には充分な注意が必要。今夜は散歩はなしだ。

はなぐるま

仕事と渋滞で、長女は今朝4時に帰ってきた。またまた、日帰りに。まあ、元気そうで安心なのだが。仕事で忙しく、食事を作る時間はないようだ。月曜日の午後8時に、「鶴瓶の家族に乾杯」という番組(NHK)がある。1カ月ほど前の訪問地は松本であった。私はその番組をビデオに撮っておいた。
番組で紹介されたのは「はなぐるま」という、パスタを中心としたイタリアレストランであった。家族で切り盛りしていて、おいしい料理で、大繁盛しているらしい。もともと、「はなぐるま」は花屋さんであり、隣にレストランが出来たとのこと。
今年の2月に、当院の入り口に飾ってあったネコヤナギと桜は、この「はなぐるま」から長女がいただいたものだ。忙しく偏食である長女の栄養管理をしていただいているのが、このはなぐるまである。牛越さんという女性のオーナーが、見るに見かねて(?)、長女の面倒をみてくれているらしい。有難いことだ。次女夫婦もお世話になっていた。
長女は「ヒロとサトは偉いよ」という。ヒロは次女で、サトは三女だ。「仕事は大変だろう?」と言うと、「ヒロとサトは、自分自身より大切な子供のために頑張っている。私は自分のために仕事をしているのだから、当たり前だよ」最近、長女はまともな事を言う。次女は「普通の人になった姉は、姉じゃない!」。それを聞いた家内は、「何を無責任な。普通でいいのよ」

58歳

昨日、広島の義父母から白桃やミカン、ブドウが届いた。私が果物好きなので、毎年誕生日に多くの果物を送ってくれる。本当に有難いことだ。三宅のルーツは倉敷である。白桃と言えば岡山。小さい頃から大きな白桃の木があった。新聞紙を切って、米で作ったノリで袋を作り、その袋で桃を覆い、桃の日焼けを防ぐ。毎日10個以上は食べていたのはないか。
今、義父母から電話があった。「お目出度いという年ではないですね」と話した。今日は祇園祭りの本番である。京都の暑さは異常である。夜遅くには久しぶりに、長女が帰ってくるのだろう。土日も昼夜もなく働いているようで、最近はほとんど話ができていない。今日の深夜に帰宅して、明日には松本へ戻る。私の誕生日に、無理をして帰ってくるようだ。
私の生活スタイルは、極めてシンプルである。健康、家族、お金、患者さんの4つのKを中心として考える。健康には食べ物と睡眠、運動、そして自分の心のコントロールである。最も難しいのが心だと思う。心のコントロールは工夫が必要だ。
家族は生活の基本単位だ。いざという時に力になるのは家族だ。子育ては大変である。娘が生まれた時に、私の母は「子育てのコツは、のめり込まないことだ」と言った。ようやくこの意味が解る年になった。子育て中の次女や三女を見ると、「のめり込むな」という方が無理ではないか?のめり込まないように、軌道修正するのが我々ジジババの役目ではないか?家族が増えることは楽しいが、家内と二人だけの生活がいい(本音)。
どんなに不幸であっても、「お金のない不幸」より、「お金のある不幸」がいいと思う。お金は便利なものだ。医療は患者さんがあっての仕事だ。患者さんを疎かにする医療は存在しない。娘たちには、このことは徹底して教えてきたつもりだ(理解しているかはわからないが)。
1つ年をとった。今、長女からもお祝いの電話があった。次女とハルも起きてきて、「58歳、おめでとう」とのこと。質素に、静かに、健康的に、この1年を過ごしたいと思う。

連休の予定

明日から3連休の方も多いのでは?明日(土曜日)は通常通りの診療になります。17日(日曜日)は休診。18日(月曜日)は朝7時半から9時までの診療となります。夕方は暑過ぎますので、月曜日の早朝ということで。
この1週間、高熱で来院される方が増えています。ヘルパンギーナあり、溶連菌あり、手足口病ありというところ。夏はノドが赤く、高熱のパターンが多いですね。
今の話題は「超ハデハデ手足」。手足口病と言えば、手のひら、足の裏に発疹、口の中に口内炎というのが普通。数年前から、肛門の周囲、肘の外側、膝頭にも発疹が出るタイプが出現し、「ハデハデ手足」と名付けました。これはコクサッキーA16ウイルスの変異型によると考えられています。
ところが、今回の「超ハデハデ手足」は高熱がでる、腕全体や、大腿部、臀部に水痘のような発疹を合併するというものです。当然、口内炎や手のひら、足の裏にも発疹が出ます。水痘と違う点は、水痘は身体から発疹が出ることです。超ハデハデ手足は四肢から発疹が出ます。原因はコクサッキーA6型ではないかと言われています。
(蛇足)
繁殖していたスズムシが出荷できる大きさになった。ネットでプラスチックの虫かごを15個手に入れ、スズムシマットをひいて、ミズゴケとエサ入れを置いて、中に数匹のスズムシを入れた。今日、患者さんに2つプレゼントしたので、残りが13個。興味のある方は、カーテンの裏側に置いてありますので、自由に持って帰って下さい。エサは袋にいれてありますので。2日に1回は、ミズゴケに水を与え、エサを補充するだけで、9月には鳴くと思います。大きくなるのを観察するのは、楽しいですよ。

親子喧嘩

三女に子供が生まれて、あと数日で1ヶ月となる。家内も保育園の時間以外は、3人の娘を母乳で育てた。次女もハル(私の孫)を母乳で育てている。三女も母乳で頑張っていた。しかし、カイ(孫の名前)がうまく母乳が飲めない。三女は必死で母乳を出そうとするが、体重の増えは悪い。搾乳して哺乳ビンを使うと、うまく飲めるようだ。
いい加減で、(良い意味でも悪い意味でも)割り切りのいい私は、「ミルクにしよう」と提案した。出産して2週間もたっていない時期であり、母乳に思い入れの強い三女は「母乳で頑張る」と主張した。少し大きくなったら、吸う力も強くなるだろうし、無理をする必要はないと説得した。
現在、ミルクを少し足した形で、順調に体重は増えている。母乳はすぐに与えることができ、コストもかからず(また余計な事を)、精神的にも繋がりを感じる。しかし、粉ミルクも捨てたものではない。成分表を見ると、驚くほどの優れものだ。ビタミンはB系統を含め、必要なビタミンはすべて補充されているし、亜鉛やセレン、リンなどの微量元素も。あげくにドコサヘキサエン酸(DHA)までも含んでいる。母乳に比べて、人工の方がビタミンK、ビタミンC、鉄などは多い。
三女とは、小競り合いが多い。お互いに譲らない。家内は「気が合い過ぎて、喧嘩ばかり」「いや、この性格は君譲り。どうにかならないのかね」と私。
2011 6月 はる11カ月&櫂0か月 069
生後3週のカイ。子供の成長は早い。生後1か月で、1キロ体重が増えれば合格である。

明日から不活化ポリオの接種を開始します。

仕事は全く忙しくはないのだが、溜まった仕事(虫の世話も含む)があって、ブログを書く時間が取れない。今日、不活化ポリオ(IPV)が届いた。生ワクチン(OPV)か?IPVか?という問題については、考え方は基本的に変わってはいない。現状では無料でOPVを受けることができるし、IPVの日本での安全性が確認されたわけではない。
「三宅小児科でIPVを接種したい」という要望は多いし、2歳を過ぎてもポリオを接種していないお子さんも。日本では来年、DPTとIPVの混合ワクチンが承認される予定。その移行期には、不活化単独ワクチンが必要になる。
IPVは基本的には4回接種。1回の接種料金は5000円。接種スケジュールは、他のワクチンとの関係もあり、個別に相談に乗りたいと思っている。一応、ご連絡まで。

海の日

17日(日曜)、18日(海の日)は連休になる。夏休みに入る幼稚園も多く、キャンプや合宿、家族旅行で、東京から子供の姿が少なくなる。例年、家内は実家に帰る。早朝の新幹線で広島へ向かい、翌朝に東京に戻る。滞在時間は24時間以下だ。義父母も私の母と同世代。1年に1回のことなので、少しでも長く滞在してほしいと思っていた。
今年は節電対策で、8月8日から20日は午前診療となる。「午後も診療してほしい」という意見もあるが、この時期はお盆の前後で、病気はほとんどない。急患の方のために、開けておくだけでも意味があるのではないか?電力の事を考えて、午前診療とした。16日(火曜日)から19日(木曜日)に、家内に帰省するように勧めた。2泊できると、義父母も喜ぶだろう。この3日は、私だけの診療になる。
7月の17日、18日の連休は、例年では17日の夕方に、私だけの診療になるのだが、今年は事情が違う。夕方はまだ暑過ぎる。連休の診療は18日(月曜日)の朝7時半から9時まで診療する予定である。
「不活化ポリオを接種してほしい」という依頼が多い。来年にはDPT+不活化ポリオが導入される予定で、現時点では生ポリオでいいのでは?と思っている。この点に関しては、ブログで意見を述べてきた。「定期の接種時期に、カゼをひいて接種できない」とか、「やはり副反応が怖い」とか、「海外に転勤で、秋まで接種を待てない」とか、いろいろな事情があるようだ。3歳を過ぎて、一度も接種していないのも危険だ。
色々な要望があって、来週から不活化ポリオの接種を開始したいと思っている。価格は1回につき5000円である。利潤を追求する気もないし、ダンピングをして患者さん集めに奔走する気もない。ワクチンの購入金額から考えて、私が適正と判断した価格だ。接種のスケジュールは、保護者の方と相談して決めたいと思っている。詳しくは後日に。

今週の待ち時間

今年はヘルパンギーナや手足口病が少ないので、静かな診療が続いています。とうとう、関東も梅雨明け。11時頃から4時頃までは、暑過ぎて来院できませんね。待ち時間は0から15分ぐらい。予防接種と健診がお薦めですが、何せ暑い。予防接種は予約制ではありませんので、いつでもOKということで。
2011haru.jpg
先月、三女が出産しました。昨年の8月に次女が出産していますので、早々とおじいちゃんになりました。「ぜひ、写真を」というリクエストがあり、次女夫婦に了解を得たのですが、手元に5月の写真しかありません。9カ月のハル(男)です。
両親とも仕事があり、朝7時半から夜の7時過ぎまでの保育園生活。土曜日も保育園。両親ともに当直があるため、なかなか過酷な生活をしているようです。困った時は、家内が助っ人に。でも、家内も仕事が忙しく、思うようにはいかず。
「孫はかわいいでしょう?」と言われますが、患者さんと同じですね。私の母も、「自分の子も、教え子もいっしょ」と言っていましたから、この感覚はDNAに入っているのでしょう。「人生始めが楽だと、後で苦労する」逆もまた真かな?と思って見守っています。ダッコして夜の散歩はいいですね。

夜の買い出し

昨夜は浜田山まで家内と散歩。待合室の本と食料の買い出し。TUTAYAを経て西友。何人かの患者さんにお会いしました。本をリュックに背負い、食料を手に持って帰るのは、この蒸し暑さの中では大変。一時的に家族が2名増えたこともあって、家内は食材に気を配っていますね。産地も気になるところ。
塚山公園と柏の宮公園を歩きながら、「何か足りない?」と感じました。足りないのはセミの声。明るい東京では、夜でもセミが鳴きます。7月の終わりには、塚山公園の遊歩道には、セミの羽化が鈴なりになりますね、きっと。
ストレステストの問題。「安全宣言」をすぐに撤回。単なる思い付きの発言。受けのいいことだけは、自分で発表。議論も根拠もなし。「辞める」と言って、引き伸ばしするサギまがいの行為。我々がストレステストを受けているのではないのか?

8月の診療について

8月の診療については、夏の消費電力削減のため、下記のとおりとさせていただきます。
不規則な診療時間となりますが、ご理解いただきますようお願いいたします。

☆8月8日(月)~8月20日(土):午前のみ診療
     ※この2週間に限り 受付7:00~12:00です。

☆8月7日(日)・14日(日)・21日(日):午後3:00~4:30診療

☆8月25日(木)~8月27日(土):休診(夏休み)

☆9月7日(水)~9月8日(木):臨時休診

23年夏

レバ刺し

このテーマは何度も書いてきた。トリ刺し、レバ刺し、ユッケは危険な食べ物である。この3つを危険度から並べてみよう。レバ刺し、ユッケ、トリ刺しの順になる。屠殺して、肉に加工する過程で、腸管内にいる病原菌が表面に付着する。それを生で食べると、食中毒を起こす。トリ刺し、馬刺しがこれに当たる。
肉を切り刻んで、ミンチにすると、表面の面積が増え、菌が繁殖しやすくなる。ユッケも同じだ。ところが、レバーは肉ではない。屠殺の過程で、表面に菌が付着する可能性は同じだ。
1)レバーは柔らかく、肉に比べて切断面に菌が増えやすい。
2)胆嚢で繁殖した食中毒菌が、屠殺の過程で肝臓に逆流する可能性がある。
3)腸管には病原性大腸菌がいる。腸を通る血液は、門脈を通って肝臓に運ばれる。大腸菌も通常でも門脈血に入る。牛が生きている時には、菌は白血球などで殺されるのだが、屠殺に要する時間内には、菌は処理しきれずに肝臓内に残ってしまう可能性が高い。
この3つの理由から、レバ刺しはトリ刺しはユッケに比べて危険である。レバ刺しで食中毒が多いというデータは、当然のことである。肉は表面が問題であり、レバーは表面+内部の汚染がある。表面の加熱殺菌やトリミングでは、解決できない。
レバ刺しの禁止は当然であり、ついでにユッケもトリ刺しも禁止だ。肉を低温殺菌してユッケに使うという議論もあるが、表面をガスバーナーで一気に焼き、氷水をくぐらせて、ペーパータオルで拭き、そのままユッケにすると安全である。当然のせるのは温泉卵。「ユッケとは違う食べ物」という意見もあるだろう。ユッケという、メニュー自体がなくなるのだから、安全ユッケとか新ユッケと名付けたらいい。

麻華(あさか)保育園

数日前に、静岡から一通の手紙が届いた。麻華保育園の園長先生からの手紙であった。長女も次女も麻華保育園の卒園生であり、三女も3歳まで通っていた。新園舎の完成と、30周年の記念式典のお知らせと、記念出版の原稿依頼であった。娘たちの年齢を考えると、園の創生期に3人の娘が通っていたことになる。原稿は娘が書くことになるのだろう。
麻華保育園の周りは、のどかな田圃であり、近くにはチビまる子ちゃんに出てくる巴川が流れていた。温暖で散歩やバードウォッチングには、最適の環境であった。園の先生方も優しく、娘たちは保育園生活を楽しんでいた。
運動会の時に、2階の園長室から運動場を眺めていた先生の腕の中に、三女の姿があった。7月生まれなので、生後2か月から保育園に通っていたことになる。あまりに小さいので、園長室の隣の部屋で、園長先生が面倒を見てくれていた。古き良き時代で、今より余裕があった。その三女に子供が生まれた。時代の流れを感じる。その三女夫婦は家内の勤務していた病院で働き、息子(私の孫)も静岡の保育園に入る予定。面白いものだ。
三女が大学に入った6年前に、古巣のこども病院に講演に行った。その時に、園長先生も聞きにきてくれた。翌日、家族5名で15年ぶりに挨拶に。娘たちにとっては、静岡は故郷である。30周年の記念式典には、三女が代表して出かけることになるのだろう。子供を抱いて。

先の話(8月のサマータイムと夏休み)

電力需要のピークは平日の午後1時から4時。15%の削減が目標の7月でも、東電管内の電気使用率は、今朝は51%ですが、午後は85%前後です。電力消費量のピークは8月上旬から下旬とのこと。夜間や土日の電気は余裕がありますが、問題は午後1時から5時の間。当院の節電目標も15%から20%。6月28日のブログでも解析しましたが、節電には診療時間の短縮しか、残された手立てはなさそう。8月の話で申し訳ありませんが、第2週と第3週は午前診療とさせていただきます。8月8日から20日(もともと、木曜日と土曜日は午前診療ですが)の期間は、朝7時から12時までの受付とさせていただきます。サマータイムですね。午後の診療はありませんので、宜しくお願いします。夕方しか来院できない方のために、8月7日、14日、20日の日曜日は、午後3時から4時半まで診療します(日曜日は電気使用率は低いので)。朝の涼しい時に集中的に診察して、冷房などの電気の節約。大胆な計画ですが、ご協力お願い致します。震災の影響で延期となっていた小児科学会総会が、8月12日から開催される予定。それも視野に入れてのサマータイムになります。
1) お盆の前後で休みを取る医療機関が多いのですが、例年の如くその期間は診療します。
2) お盆の前後は帰省もあって、子供たちは少なくなります。
3) 電力消費のピークの時間には、冷房(仕事部門でも6つあり)を休止し、節電目標を達成したいと思っていますので、8月の第2週、第3週は7時から12時までのサマータイムに。午後の診療は日曜日のみ。
4) 8月の25日から28日は母に会うために帰省します。休診になりますので、宜しくお願い致します。
真夏の午後は35度を超えます。アスファルトが熱せられて、路面近くは40度を超えます。車の中も暑い。ついでに、電車の中も暑い。午後に小さなお子さん連れて来院するのは実際には困難で、4時ぐらいまではほとんど来院できない状態に。そこで、午前中に集中して診療。そして、節電。ご迷惑をおかけしますが、ご協力のほど宜しくお願いします。まだ1カ月以上先(8月)の話です。

オモチャ

今週の待ち時間は0から15分ぐらいでは?午前中の早い時間がお薦め。午後は暑くて、ベビーカーでも車でもきついですね。チャイルドシートが暑くなり過ぎて、小さなお子さんはつらい。午前中の方が安全でしょう。健診と予防接種も、診療時間内はいつでもOKということで。
毎年の恒例行事ですが、7月末から8月まで、受付に小さなオモチャを置きます。今年は震災や放射能など、健康や心の面で、暗い話題が続いています。少し早いのですが、7月からいろいろな種類の小さなオモチャやシールを選びました。気に入った物を選んで、お持ち帰り下さい。こういうイベントもたまにはいい?
入口のキリギリス(いつの間にか2匹に)が元気よく鳴き始めました。虫嫌いの方は、お許しください。「ギーチョン、ギーチョン」と鳴く声は、真夏!という感じ。診察室にも聞こえてきます。気分転換にはいいですね(私だけかもしれませんが)。

あせも(汗疹)水

手足口病とヘルパンギーナの流行時期になった。今年は少ない。明日(日曜日)の午後3時30分から4時30分の1時間診療します。お困りの方はどうぞ。
皮膚科の先生のメーリングリストに参加させていただいている。昨年の夏、汗疹(あせも)水の成分が話題となった。しかし、私はあまり興味がなかった。理由は私の「水薬嫌い」に。ごく一部の薬を除いては、私は粉薬しか処方しない。理由は子供が誤飲することだ。「テーブルの上に置いていたら、3日分を一気に飲んでしまった」ということがある。まして、皮膚につける水薬を、誤って飲まれても困る。
今年は節電の影響もあって、汗疹で苦しむお子さんが多い。これからが夏本番。思い余って、汗疹水を作ってみようと思った。ところが、昨年のメールはとっくに削除済み。そこで、勤務医時代からの友人である、千歳台きたのクリニック(皮膚科、形成外科、小児外科)の北野先生ご夫妻にメールを送って、汗疹水の成分を教えていただいた。7月1日から使っている。今年は活躍する処方になるのだろう。
(汗疹)
汗疹は皮膚にある汗の出る穴(汗腺)がつまって、中に汗が溜まり、感染と炎症で赤くなった状態を言います。皮膚を洗って汗腺のつまりをとり、軽く消毒することが基本です。保湿は汗腺のつまりを助長しますので厳禁です。基本は皮膚を洗って、乾燥させることです。
(あせも水の特徴)
1) 皮膚を乾燥させる作用があります。汗疹は汗で湿っている皮膚に起こる病気です。
2) ふやけた皮膚を引き締める効果があります。
3) 軽い消毒作用があります。
4) 朝のシャワーの後や、風呂上がりなどにお使い下さい。1日2-3回が目安です。
5) 傷がある皮膚では、チクチクとした刺激感があります。
6) 乾燥肌には使わないで下さい。
7) 間違って、飲まないように。