集中力

忙しいのだが、大きなテーマがある訳ではない。今日で11月が終わる。このまま年末まで走り切ることになるのだろう。
仕事は三輪車である。能力、経験、誠意の3つの輪で進んで行く。能力とは考える力だ。経験はいかに多く、正確に臨床例に対応したかの蓄積である。誠意とは相手に対して裏切らないことだ。もう1つ付け加えるならば集中力である。仕事は暇な時もあれば、忙しい時もある。忙しい時に必要なものが集中力。集中力を加えると、仕事とは4輪駆動車となる。
色々な雑用が溜まっているし、雑誌などを片づける時間もない。この1カ月は仕事に集中する時期だ。お付き合いのほど、宜しくお願いしたい。

神奈川県で不活化ポリオの集団接種開始

相変わらず、バタバタしている。処理する事が多くて、私も家内もゆっくり考えることができない。時間に追われている感じ。色々なテーマで書きたいのだが、何せ時間がない。もうすぐ師走。忙しいのは例年通り?
神奈川県知事が不活化ポリオの集団接種(但し6000円)を実行に移した。来月から県立病院の医師が接種するようだ。県立病院は県の管理下にあり、医師は言わば従業員。有料なので収益が出るだろう。税金で接種する訳ではないので、問題はないのだろう。生ポリオの接種率が80%を切っている地域もあり、生でも不活化でもいいので、ぜひ接種してほしい。いつか未接種者集団の存在が問題となるはず。
(報道記事より)
県は25日、ポリオ(小児まひ)の不活化ワクチンによる予防接種について26日から、はがきで予約を受け付け、来月15日から予防接種を始めると発表した。当初は基礎疾患などがある場合、接種が受けられないとしていたが、かかりつけ医による証明書がある場合には接種が可能とした。
予防接種は平塚、小田原、茅ケ崎、厚木の各保健福祉事務所で独立行政法人「県立病院機構」の医師が3月末まで実施する。4月以降は希望者の推移を見て判断する。接種対象者は県内在住で生後3カ月から18カ月未満の乳幼児。費用は1回6000円で自己負担。

トップギア

23日から本格的に忙しくなった。昨日(土曜日)は前日から水分も控え、6時間以上の長丁場になると覚悟していた。水分も取れず、トイレにも行くことはできなかった。診察時の集中力とスピードはMAXに。つまり、ギアをトップに入れた。それでも、待ち時間が本当に長くなった。申し訳なく思っている。
特別に病気の大きな流行はない。A型インフルエンザ1名、ロタ1名、感染性胃腸炎と溶連菌感染は30名前後というところか?インフルエンザワクチンの接種も多い。
ロタウイルスのワクチンであるロタリックスは、接種(飲ませる)した方は1名。正確に言うと、私の孫(年齢不詳)にも飲ませた。娘はワクチンのリスクもメリットも理解しているので、副作用のチェックを目的として飲ませた。
1.5mlは結構な量である。飲むゼリーという感じ。吐き出す量も多いのだが、全部を飲ませる必要はない。23日の朝の飲ませた。夕方より機嫌が悪くなって、食欲が落ちた。夜中に嘔吐が1回あり、下痢が始まった。感染性胃腸炎の流行期でもあり、ロタリックスの副作用とは断言できないが、可能性は高いと思っている。
昨日(26日)も下痢がでた。ロタリックスは人のロタウイルス由来である。このタイミングで便の検査をすると、ロタウイルスが検出できるのではないか?便を採って、迅速検査を試みた。ロタは陰性であった。1カ月以上経って、血液検査でロタの抗体を調べる予定なのだが、ロタには酵素抗体法による検査ができない。まあ、通常の臨床現場で、ロタの抗体を調べることはない。つまり、需要のない検査だ。コマーシャルベースではCF(補体結合反応)で調べるしかない。
外国のデータでは、ロタの特異IgA抗体が、1回の内服で43%陽性、2回目を飲んで63%陽性になっというデータが示されている。この結果で2回の接種は必要という結論を出す訳にはいかない(詳しい理由は意味がないので省略)。逆に1回でも一定の効果は期待できるとの解釈はできる。
まあ、いろいろ面白くない話を書いてしまった。参考なれば嬉しい。

肩もみ

明日(27日、日曜日)は3時30分から4時30分まで診療します。お困りの方はどうぞ。家内は4時30分に外出予定です。ご了承下さい。
昨日は午後3時から忙しくなった。幼稚園や小学校から帰宅しての診療、予防接種が重なってしまう。夕方は待ち時間が長くなる。インフルエンザワクチンの接種を終了する医療機関が出てきたようだ。11月下旬にワクチン不足状態になると予想していた。今日も予防接種で忙しい1日になるのだろう。アルコール綿を指で持つため、家内の指も私の指も、今の時期はカサカサになってしまう。肩に負担のかかるきつい時期だ。友人の結婚式のために、早朝帰宅した長女が、20分の肩もみをしてくれた。

夜会(赤坂サカス)

今日は予想外(?)の混雑となった。待ち時間が長くなって、申し訳ありません。「今日は余裕の診療」と予想していたが、嘔吐下痢症や溶連菌が加わって、混雑に拍車をかける事態に。ロタの登場である。ロタは嘔吐、発熱、下痢の順で症状が出る(時に前後することがある)。先週が仕事の1つの山と予想していたが、明日、明後日にピークがずれたようだ。インフルエンザワクチン接種のピークも、明日と明後日に重なる可能性が高い。集中力のギアを1つアップする必要がありそうだ。
昨夜は忘年会で赤坂に出かけた。遠出(?)の食事は年に1度。九段下からゆっくり歩く予定が、ここでも想定外の雨。霞が関まで移動して、傘を1本購入した。ノンビリ歩きながら、この1年の反省と問題点を話し合った。このブログでも解るように、我々夫婦は少し変わってる。徹底した「パートナーシップ」の関係で成り立っている。女性が家事、子育て、男性が仕事という分業ではない。お互いに対等に仕事をし、全く同じ目的に向って行動している。
普通の共働きの夫婦とも少し違うのだろう。議論はしても、喧嘩をすることはない。そういう意味では、変わった夫婦だ。娘たちは「母の犠牲の上に」と言う。まあ、そこは否定できない。以前このブログで、育メンの事を書いた。共働きが当たり前になった現代、父親が子育てに協力することは自然の成り行きかもしれない。次女夫婦もそうだ。
次女は言う。「あまり、育メン、育メンと言われると、男性が可哀そうだ。子育ての秘訣は、母が言うとおりだと思うよ」。家内は「我慢する事」と「期待しない事」と言ったらしい。家内の言った意味と、次女が解釈した意味とは、おそらくズレがある。「期待し過ぎると、相手も辛いし、長続きしないよ。お互いに我慢できる時には、我慢すべきだ」と教えたかったのではないか?
私は全くの自由人。でも、家内と話す時間は半端ではない。本音の会話が、家庭生活のポイントだと、勝手に思っている。それと、思いやりかな(自分で書いて、違和感がある)?
夜会 002
赤坂見附の東急のイルミネーション。
夜会 006
忘年会の後、8時からアクトシアターで中島みゆきの「夜会」に。何時ものように睡魔が襲うものの、1階2列目では、居眠りをするわけにもいかず。見ごたえ、聞きごたえはありましたね。終わったのは10時半過ぎ。雨上がりの赤坂サカスのイルミネーションが眩しい。

ロタリックスは1回でもいいのか?

もうすぐ、出かけなくてはならない。ノンビリと書いている訳にはいかないが、昨日から電話での問い合わせが多いので、ロタリックスについて、書いておきたい。ロタリックスは生後4週から24週の間に経口投与(飲む)ワクチンである。原則として2回。間隔は4週以上。
1)24週を過ぎると、接種することはできない。
2)接種後4週間は、他のワクチンを接種できない。
3)ヒブや肺炎球菌ワクチン、DPTなどの不活化ワクチンとの同時接種は、原則として可能である。
4)1回の接種でも、問題はない。
ロタリックスは原則的には2回飲むワクチンである。絶対に2回飲まなくてはならないのか?否である。1回接種した後に、2回目を忘れたとか、体調不良によって24週を過ぎる症例は多いはず。これは違法ではない。「2回まで」は飲むことができるということ。
では、1回しか飲まなかったから、効かないか?という問い。私は有効だと思っている。生ワクチンは人工的に感染をおこさせて免疫を作る。1回でも効果はあると考えるべきだろう。「1回接種群」と「2回接種群」に分けて、抗体の比較をすべきではないか?(時間がないので、申し訳ない)

総長カレー

今日からロタリックス(ロタウイルスワクチン)が開始。生後24週までに2回のワクチンで、需要は多くはないと思っています。当院の在庫が多くないため、事前に電話で確認していただくと助かります。また、インフルエンザワクチンを希望される方が増えてきました。例年より遅い?まだ在庫はあります。
先日、家内が大学時代の友人と会食。その時にいただいたお土産が「総長カレー」と「京大チョコ」。このような物が売り出されていることにビックリ。私の分もあり、食べるのが楽しみにしています。チョコの包装は、京大の時計台、もう1つが時計台の前にある大きな木がモチーフ。時計台の下には大講堂がありますが、入ったのは1度だけ。
大学2年の1月末、学費の値上げに反対してストに突入。その決定会議が大講堂で。決定されたのは、深夜ではなかったかな?そこから、2か月のストに。ストの余波で夏休みがなくなって、真夏の京都で地獄の解剖実習をする事態になるとは、その時点では夢にも思ってもいませんでした。学費の値上げは12000円から36000円に大幅アップ。当時は3倍アップは度が過ぎていると思っていましたね。この学費は月単位ではなく、年間の授業料。つまり、月に1000円が3000円に。今は年額で50万を軽く超えているはず。隔世の感がありますね。
総長カレー 003
(京大生協販売)
京都大学第24代尾池総長プロデュースによる京大の新名物「総長カレー」をレトルトで再現しました。カレー好きの総長自らの監修のもと完成したその味はまさに本格派ビーフカレー!
京都大学第24代尾池総長プロデュースによる京大の新名物「総長カレー」をレトルトで再現しました。カレー好きの総長自らの監修のもと完成したその味はまさに本格派ビーフカレー!

院長の独り言(秩序と無秩序)

秩序とは「社会や集団をと望ましい状態に保つためのきまり」の事である。世界情勢も経済も、そして人の心も昔に比べて(古い!)、無秩序状態にある。いわゆる混沌。過去の理論が通用しない時代と言ってもいい。見方を変えるなら、今の状態が「今の秩序」ではないか?と思っている。またまた、訳のわからない話を書き始めた。
最も大きな原因は、インターネットなどの情報網の発達である。医学の知識にしても、社会情勢にしても、マニアックな情報にしても、誰もが共有できる時代になった。有識者などは、現実的には死語だ。多くの国に革命が起き、既存の政権が倒れているのも、ネット社会の産物である。多くの人に、一気に情報が流れ、「倒せる」「勝てる」「応援してくれる」「資金提供がある」などの情報が流れると、気運は全く違うものになる。ネット社会は、無秩序を起こす1つの大きな原因であることは間違いない。
これを無秩序と呼んでいいのか?いや、現代の(新しい)秩序と呼ぶべきかもしれない。鎖国時代の日本には、300年にわたって情報が入って来なかった。だから、秩序が保てた。今は世界中で同時に、多くの情報を共有できる。その意味では、このネット社会を構築したことは、大きな意味もあり、便利でもあり、危険でもある。この秩序の変化は、人の心や価値観にも大きな影響を与えている。
新日本人と言われる世代の心には、このネット社会がある。座っているだけで、世界の映像を見ることができ、多くの事に納得できる。「やってみなくてはわからない」「自分の足で情報を稼ごう」「自分の足で歩いて、色々見てみよう」とは思えない時代になった。私は古い人間なので、「便利だけど、何だか物足りない」という気持ちが払拭できない。このブログも、IT産物ではあるのだが。
全く話は変わるが、母子手帳を見ても、変化を感じる。昔は(古い!)予防接種も健診も、すべて1つの医院の名前で埋め尽くされていた。ヒブや肺炎球菌ワクチンなど、他区では接種できない事情もあって、接種場所に全く統一性がなくなった。三種混合ワクチンの3回とも、全く異なるクリニックで接種している方もいる。開業医も増え、選択肢も多くなった?
家内は「秩序がなくなったね」という。確かにそう思う。しかし、このスタイルが現代の秩序かもしれない。「別にかまわないのでは?便利なクリニックで、都合のいい時に接種する。気にすることはないね」と私。ITで便利にはなったのだが、生活環境や心は、本当に豊かになったのだろうか?

休日診療

明日(20日、日曜日)は午後2時から3時までが診療、3時から6時までが予防接種の時間となります。
今朝はカラスの鳴き声と雨の音で、目が覚めました。11月20日前後の土曜日が、年末で最も忙しい日になるのですが、今年はあまり緊張感はありませんね。病気の流行がない。そこにこの雨。比較的静かな土曜日になると予想しています。
11月7日から13日の、全国でのインフルエンザの発症は674名、東京は23名で沖縄が109名でトップ。少しずつではありますが、増加してきます。本格的な流行は、12月下旬でしょうか?溶連菌とRSがわずかに見られ、嘔吐下痢症が少し増加。明日はインフルエンザワクチンを含めた予防接種が中心の診療になる予定。時間帯は4時半から6時の間がお薦めです。

ロタリックスは11月22日から開始

明日は午後から雨の予報。早めに来院して下さい。20日の日曜日は午後2時から3時が診療、3時から6時が予防接種の時間となります。それまでに雨が止むといいのですが。
10月3日と7日のブログで説明したロタウイルスワクチンのロタリックスが、21日に発売される。価格はおよそ100ドルと聞いていたが、購入価格はほぼ1万円となった。プラス消費税。100ドルがなぜ1万円なのかは、理解に苦しむ。接種料金は14000円(これは消費税込み)とさせていただきたい。
このワクチンは生後24週までの適応(25週に入ると不可)のワクチンで、24週までに原則として、2回の接種(間隔は4週以上)となる。経口の生ワクチンであり、接種後4週間は、他のワクチンを接種することはできない。
このワクチンを接種する方は少ないだろう。
1)価格が高い。
2)生後24週までに2回接種するのは、他のワクチンの関係で難しい。
3)日本は皆保険制度であり、乳児医療の自己負担がない。
ロタウイルス感染は頻度も高く、命に係わる病気である。保険制度や乳児医療制度がなかったら、十万単位のお金が必要となる。その意味では100ドルは安い。しかし、日本は事情が違う。簡単に深夜でも点滴を受けることができる。そのおかげで、死亡率は低い。この違いは大きいのではないか?
兄弟がいて、ロタで苦しんだ経験があるお母さんは、ロタリックスの価値が解るのではないか?

院長の暴言(勉強)

週末は雨の予報ですね。小学生で溶連菌がパラパラというところ。病気の流行はほとんどありません。健診と予防接種がテーマでしょうか?
昨日のブログで、「祖母の背中で3つの事を学んだ」と書いた。1つは勉強の大切さだ。昭和30年前後は、戦後の回復期が終了した時期。中学校の集団就職もあり、大半が高校を出て仕事に就いた。私の家の周りは、ほとんどが農家であった。祖母は「今からは学校を出ないとね」と言った。当時は意味は解らなかったが、小学校5年生の頃に、言っている意味が理解できた。
勉強をして大学に行きなさい。今からは学歴社会になると言いたかったのだと思う。不思議なことに、祖母は私には勉強しなさいとは言わなかった。地元には通うべき大学はないので、18歳で大分を離れるのは自然の成り行きであり、大分で生活することはないと思っていた。
中学高校時代に学園紛争が起こった。当時、私は「学歴のない親に対する反発。大学生で俺は偉いと勘違いした行為」との受け止め方をしていた。団塊の世代の親は、戦争があり、貧しい時代。頭が良くても、学校に行ける環境にはなかったはずだ。因果はめぐるはず。30年もすれば、その結果が解るだろうと、中学生の分際で、そう解釈していた。
私は団塊の後の世代になる。「こいつらの後始末をしなくてはならないのか。心して生きていかなくては」と思っていた。生意気で、ひねくれ者で、たちの悪い子供であった。イデオロギーの善悪を云々する気はないが、当時の予測は、はずれてはいなかったのでは?と思っている。
話はまたまた脱線した。勉強は自分のためにするのであって、親のためではない。祖母が言った学歴社会は、確かに存在したと思う。しかし、その時代も既に終わったのではないか?電子機器の発展で、確かに便利になった。しかし、便利さは雇用の削減につながる。そこにTPP。時代の流れは速く、既に大きな渦に巻き込まれているのではないか?またまた、訳の分からない話に逆戻り!このブログの特性と居直っておこう。

祖母の背中

昨夜は家内が用事のため不在に。次女とハルが来て、私と食事をすることになった。夜は恒例の散歩。私は3歳ぐらいまでは、母方の祖母の背中で眠りについた。雨が降っても、雪が降っても散歩を要求したらしい。そのために、祖母の腰が曲がったと言われた。順番からすると、私がハルを夜の散歩に連れ出す番?
昨夜は次女もついてきた。3人でノンビリと桜上水まで歩いた。ハルをダッコしたり、歩かせたり。次女とは色々な話をする。仕事の話であったり、家族の話であったり、人生論や夫婦論であったり。静かな時間は大切にしたい。
祖母の背中で見た光景は、いくつか覚えている。印象に残っているのは、農家の土間だ。薄暗い土間で、ホウレンソウのような葉物を、稲わらでくくる作業を眺めていた。当時は解釈できなかったが、小学校になると、その光景の意味が解るようになった。畑で採れた野菜を洗ってくくり、カゴに入れて町に売りに行くためだ。農家の仕事は朝も早く、夜は遅い。祖母は野菜を買って、立ち話をしていた。
桜上水から上北沢寄りに、電車が良く見える場所がある。ハルを抱っこして眺めていた。私が「祖母の背中で、3つ学んだ事があるよ」と言うと、次女が「ハルもこの光景を覚えているだろうか?」。「覚えていると思うよ」と私。新宿方面に向かう電車はガラガラで、反対方向の電車はぎっしり満員。いつかこの光景を思い出し、人の営みについて考えることがあると、私は思っている。今は解らなくても、いつかハッとすることがあるはずだ。
娘達とは、この道をよく散歩していた。次女は言った。「ハルと見る光景は、昔とは違うように感じるね」。

インフルエンザワクチンの現状

インフルエンザワクチンについての、電話での問い合わせが増えてきた。スタッフも説明する時間に制限があり、内容も多岐にわたるため、ここでまとめて答えておきたい。
1)当院は予約制ではない。
2)インフルエンザワクチンは診察時間内に行っている。ワクチンの在庫はまだある。
3)大人の方も接種可能である。
4)13歳未満の方は2回の接種であり、2週間以上は間隔をあける必要がある。
5)当院で使用しているワクチンには、チメロサール(水銀化合物)は含まれていない。
6)既に11月であり、接種時期が早すぎるということはない。
7)他の医院で1回目を接種して、2回目を当院で希望される方が増えている。現時点では2回目だけの接種は可能である。
8)休日のワクチンの接種日は11月20日(日曜日)と12月6日(日曜日)である。時間は午後3時から6時まで。
9)接種価格は1回につき2500円である。

ヒーローがいない。

秋は運動会、学芸会のシーズンだ。先週も今週も近隣の小学校で、学芸会が予定されている(いた)。私の時代も学芸会があった。協調性のない私は、学芸会が大嫌いであった。通行人の役がいいし、歌も端っこで適当に歌うのが好きだ。学芸会で目立つのはとんでもないことだ。しかし、劇の主役をやりたい同級生もいた。主役はヒーローであり、ヒロインでもある。
運動会でも同じだ。足の速い同級生は、運動会のヒーロであり、マラソンでも水泳でも、ヒーローがいた。種目が違うのだから、種目別にヒーローが入れ替わる。それが頑張るモチベーションになる。
娘たちの学芸会の時に、全員が一言の劇、主役はいるのだろうが、4,5名が入れ替わり立ち代り。運動会も事前にタイムを計り、タイム別にグループを作る。ダントツに早い子がいて、遠く離れたビリがいるという光景はない。足が遅くても、遅いグループではトップになれる。平等の精神?これが本当に平等で、差別がない世界だろうか?
足の遅い子は、遅いグループで満足してしまい、努力することはしない。演技の上手な子も、主役にはなれない。これは差別ではないのか?足の速い子もいれば、泳ぐのが上手な子もいる。種目別ヒーローがいるから、頑張れるのではないのか?
「他の事は出来ないが、これだけはできる!」という気持ちが、人を前に進ませる原動力となり、自信となる。それが本当の教育ではないのか?私の考えは間違っているのだろうか?

へそまがり

姉は定期的に大分に帰省して、母の情報や写真をメールで送ってくれる。夏に帰省していた時には、コミュニケーションは取れなかったが、少し回復して意志の疎通ができるようになったとのこと。嬉しい知らせだ。「へそまがり。流石に似てる」という文が添えられていた。「「いったい、誰に?」と返信したら、「貴方でしょうと言う声が聴こえませんか?」との返信が帰ってきた。面白い姉だ。
私はへそ曲がりかと問われれば、へそ曲がりであり、母とそっくりかと問われれば、そっくりである。指示されても、素直に「はい」と答えるものの、全く逆の事をやる。仕事でも上司に「はい」と答えて、違う指示を出す。どちらの判断が正しいのか?これは結果を見ればわかる。「患者さんの病気が良くなったか、多くの患者さんに支持されているかが答えだ」と暴言を吐く。この性格は一生治らないかもしれない。
人生を終える、終わらせることは難しいと思う。自分の意志や好みでコントロールすることはできないのではないか?私の切る5枚目のカードは、「死に方」の決定である。これには、家内や娘たちの協力が不可欠。少しずつ、死についての話はしてあるし、希望も伝えている。死にも準備が必要だ。

程よい距離感

11月にしては、本当に例外的に静かな診療が続いています。ノンビリし過ぎて、逆に調子がでませんね。
10月31日から11月6日のインフルエンザの発症数は580例。微増と言うところでしょうか?愛知県が115例とトップになって、沖縄は95例で2位に後退。東京はわずか12例です。
子育ては距離感が大事。親と子供の「程よい距離感」。近すぎても、遠すぎてもダメ。性格とライフスタイルによって、その程よさが違う。その距離を見極めるのが難しい。流石に私も家内もベテラン(単に経験豊富というだけ)。孫を見ていると、親と子の距離感が解る。その距離感を調整するのが、我々ジジババの役目かもしれません。
子育て真っ最中のお母さんは、食事の用意や洗濯などの日常生活に追われ、なかなか距離感がつかめませんね。そこに仕事が加わると、距離感を感じる余裕はありません。どうしても子供にはのめり込みがちに。私の母の「子どもはいじってはダメだ」「のめり込んではダメだ」との忠告が、今では実感できます。私も家内も子育てを楽しみ過ぎたのかもしれません。親が(勝手に)子育てを楽しみ過ぎてもダメ。程よい距離感が大切。
私も家内も「距離感の調整役」と思っているのですが、なかなかそうは見えないようで、私が「甘やかし過ぎはダメだよ」と言うと、「一番甘いのはジジだよ」という反論が。距離感の調整をしているのが解らないのかなあ?

「ポイ捨て」はすばらしい!

またまた、変わったタイトルでブログを書き始めた。私はポイ捨ては大賛成である。生きていく上で、キーワードは「ポイ捨て」であると教えられてきた。これは正しい。単純な事だが、究極の人生哲学だ。散歩をしていると、路上にタバコの吸い殻が落ちている。このポイ捨ては、言語道断である。ポイ捨てにすべきは、次の4つだ。この4つは肝に銘じておこう。「理屈っポイ」「ひがみっポイ」「怒りっポイ」「飽きっポイ」。
理屈っぽい:理屈ばかりこねまわしても、前には進まない。屁理屈は論外。限度を超えた理屈は、行動を制限する。行動なくして成功はない。
ひがみっぽい:人を羨んだり、嫉妬することは、自分にとってもプラスにならない。他人と比較しても、何の意味もない。前向きに生きる障害になる。
怒りっぽい:直情型の人間はだめだ。すぐに怒る人間は信用されない。冷静さは常に大切である。
飽きっぽい:物事に執着心をもたないと成功しない。やり遂げる持続力は大切なことだ。
まるで、小学生レベルの話になった。しかし、この「ポイ捨て」の理論は、私は大切だと思っている。この4つのポイ捨ては、実行するとなると、簡単なものではない。人間には欲望があり、羨望がある。感情が高ぶったり、迷った時には、「ポイ捨て」理論は大きな支えとなってきた。私は全く理屈っぽくはない。この点については自信を持っている。意外?(横で誰かが屁理屈っぽいと言っているが)

久々の連絡事項

1)小学校で溶連菌の発生があるものの、無風状態の診療である。予防接種がお薦め。
2)インフルエンザワクチンの接種は、ちょうど折り返し地点。納入される予定のワクチンの50%を接種した。12月中旬までは、問題なく接種できるだろう。予定通りのペース?
3)日曜日の予防接種日は11月20日と12月4日である。今年は混雑することはないと予想(期待)している。
4)ロタウイルスワクチン(ロタリックス)は11月21日に発売予定。生後24週までに2回なので、20週以下の乳児が対象となる。価格は未定。
5)11月23日(勤労感謝の日)は夕方に用事があり、早朝7時半から9時の診療となる。

(追補)
今年はインフルエンザワクチンの希望者が少ない。そのおかげで(?)、接種量が2倍になっても、何とか対応できそうだ。接種者減には8つの理由が考えられる。私としては混乱なく皆さんのニーズに答えることが願いである。
1) 有効性の問題。
2) 接種量が増えたため、副反応が強くでる可能性がある。
3) 予防接種に対する情熱が薄らいだ。
4) 今年はインフルエンザの流行がない。
5) インフルエンザワクチンを煽る報道がない。
6) 一昨年からの新型インフルエンザ騒動、ワクチン不足騒動、輸入ワクチンへの税金の無駄遣いへの反動。
7) 新型という名前がなくなったため、ワクチンに対する公費負担や助成が、多くの自治体で廃止された。
8) ワクチンの接種量が増えたため、接種金額が上昇した(当院は2500円で変わらず)。

茄子のこねり

先月「かぼちゃ」というタイトルでブログを書いた。茄子を書かないわけにはいかないだろう。誰もが「祖母の味」を思い出すのではないか?私の祖母の味は、「茄子のこねり」である。大分の郷土料理の1つだ。
茄子を収穫しては、「こねりを作って」とせがんだ。祖母は10分もかからないうちに、簡単にこねりを作ってくれた。茄子の皮を軽くむいて(一部に皮を残すと食感がいい)、ごま油で炒める。そこに醤油をかけて味付け。イリコでとっただし汁を、茄子がつかるまでかけて、火を通す。最後に水で溶いた小麦粉をかけて出来上がり。
見た目は悪いが、本当においしい。小麦粉でこねるので「こねり」というらしい。何度か挑戦してみたが、祖母の味は出せない。食べていると、イリコがそのまま入っていたり、茄子だけでなくゴーヤも入っていたり。ゴーヤが入ると、かむと苦みが出る。私は苦手で、「ニガウリは入れないで」という条件を付けていた。茄子のこねりは祖母の味であり、故郷の味でもある。
茄子は家内も大好物。素揚げにして味噌でからめるとおいしい。茄子の田楽や焼き茄子もいい。祖母の作った「こねり」をもう一度味わいたいと思っているが、あの味を出せないのが残念だ。

怪物くん

昨夜、家内と散歩していると、「怪物くん」の実写版の映画の宣伝が目に留まった。1965年に少年画報に連載された藤子不二雄Aの漫画が原作である。私は藤子F不二雄より、藤子不二雄Aの漫画が好きだ。忍者ハットリくんと怪物くんはお気に入り。娘たちが小さい頃は、テレビで楽しんでいた。
三女の息子(孫)の名前はカイ。生まれた時から、ダッコをすると「怪物くん」の歌が、自然に口に出る。「カーイ、カイカイ、カーイ、カイカイ、愉快、痛快、怪物くんは、怪物ランドのプリンスだい」と歌いながらあやすと喜ぶ。つられて、家内も三女も歌うようになった。まさにカイのテーマソング。
義理の息子がCDを買ってきた。この歌には続きがあった、「可愛子ちゃんには弱いけど、悪魔怪獣何でもこい、何でもこーいーーー」。この歌詞には笑ってしまった。カイは櫂であり、怪でもあり、甲斐でもあるのだろう。息子が甲府出身ということもある?「可愛子ちゃんには弱い」が、しっちゃかめっちゃかな怪物に育ってほしいと願っている(家内も三女も願っていないらしいが)。
kai.jpg
帰省している櫂。4か月になった。

タラレバの話

10月の最終週のインフルエンザの発症は、全国で464名で、東京は18名であった。トップは沖縄で120名、次いで愛知の55名であった。
インフルエンザワクチンの接種者は、例年に比べて少ないようだ。おかげで(?)当院でのワクチン不足は回避できる可能性が高い。何度も書いているが、今年は接種量が多い。特に3歳から5歳未満は2.5倍の接種量となった。なぜ、極端な増量になったのだろうか?3歳からは大人と接種量が同じで、しかも2回だ。
1) 今までのワクチンが効かなかった。
2) その理由は、型の不一致ではなく、接種量の問題である。
3) 接種量を増やせば、確実に効果がある。
4) そのためには、およそ2倍の増量が必要である。
5) 大人の接種量は同じなので、今まで大人は十分に効果があった。
この5つの信頼できるデータが必要ではないのか?1つでも欠けていたら、増量の科学的な根拠はない。全くデータが見つからない。「外国と歩調を合わせた」はなしだ。ワクチンは日本製であり、身体の大きさも違う。不可解な印象は否めない。
接種部位の発赤や腫脹が強い場合には、2回目の接種を中止するか、減量しての接種となる。昨年も、一昨年も中止した方が十人以上はいた。その中には、インフルエンザに罹患して、入院騒ぎになった方も。入院すると主治医は、「腫れても打つべきだった。2回きちんと接種していれば、入院にはならなかった」と言う。
全く接種していない方には、「接種すべきだった。接種しないから入院騒ぎになった」と言う。きちんと2回接種している方には、「接種してかかったのだから仕方がないね」と言う。いずれも、タラレバの話だ。科学的な根拠はない。
医療現場がこの状態なのだから、この世の中はほとんどがタラレバの話と考えなくてはならない。私と家内の出会いは、1秒ぐらいの全くの偶然の産物である。あの1秒がなかったら、二人とも全く違う人生を歩んでいたはずだ。隣で娘が「その1秒がなかったら、お母さんは幸せな人生を送れたのに」

モップスリッパ

11月6日(日曜日)は午後2時から4時までが診療、4時から6時までがインフルエンザワクチンの接種となります。病気の流行もなく、3時頃から予防接種開始でしょうか?予報はあいにくの(?)雨。明日(土曜日)の方が予防接種で忙しいかもしれませんね。
今日は家内の誕生日。三女とカイがお祝いに帰ってきました。ハルと次女も仕事を終えて、7時過ぎに合流。祝うどころか(?)、家内の仕事が増えた感じ。困ったもので。ゆっくり食べることもできないので、私はハルとカイを交互に散歩に連れ出しました。
今朝、長女から家内にメールが届いていました。「鏡の後ろを見て」とのこと。先日日帰りで帰省した時に、鏡の後ろにお祝いを置いていたらしい。開けてみると、モップ付きのスリッパが2足。長女は掃除用のロボット(?)のルンバを使っているらしい。「うらやましい」と家内が言うと、「いつも端っこにぶつかって動かない。使えないわ」との返事。そこで、周りにモップのついたスリッパをお祝いに。長女の発想は変わっている。
そのスリッパをはいて、嬉しそうにハルの食事を作っていましたね。年齢を重ねて、孫の世話をする姿は感慨深いものがあります。モップスリッパを買うより、散らかさないでほしいと、家内は思っているはず。散らかす側の私は、「似合ってるよ」と声をかけるだけ。

我慢できない!

こらえ性のない、自己中心的な私自身の事は一旦忘れて、暴論を書きたいと思う。最近、最も癇に障るというか、頭にくる言葉が「我慢ができない」である。自己抑制が効かない状態。「我慢ができない」子供が増えているのではないか?
ゲーム中毒、携帯中毒、ネット中毒、ツイッター中毒、多くの誘惑がある。現実から簡単に逃避できるグッズが、すぐ手元にある。「どうしたらいいのか」と悩むお母さんは多いし、相談も受ける。「ゲームは1日に30分以内」「携帯は没収」「パソコンは自分の部屋では使わせない」いろいろアドバイスするが、ほとんど効果はない。ゲームを取り上げても、自分のお金で買ってくる。友人からゲームを借りる。どうしようもない現状がある。中毒とは溺れることだ。
いくら説得しても、最後に言う言葉が「我慢ができない!」である。「悪いことは解っている」「勉強は大事だ」でも我慢できない。私は頭にきて、「お父さんやお母さんが、必死に仕事をして生活している。それが解らないのか。ゲームを買うお金はない」と言ったことがある。しばらく黙っていたが、口から出た言葉が「よく解っている。でも、僕は我慢できない」であった。「おい、いい加減にしろ」とこちらが我慢できなくなった。
「我慢をする習慣」がなくなったのは、いつからだろうか?こんなに安く快楽を得られるようになったのは、いつからだろうか?子育てにおいてしつけと我慢は大事だ。何でもありの生活はなしだ。いけないものはいけない、悪い事は悪いのだ。
既に「我慢ができない」状態になってからでは、他人が更生させることは無理だと感じている。何を言っても、「我慢ができない」からだ。自分で考えて、この中毒状態から抜け出すしか道はない。「我慢できない」人間に、仕事をや責任を任せることはできるだろうか?上司から注意を受けて、素直に「はい」と言えるだろうか?ひきこもり状態に逃げ込むしかない?
しつけや我慢は「可哀そう」な事ではない。本人のためだ。「我慢ができない」で自立して生活できるはずはない。子育ての基本は「社会のルールを守ること」と「我慢を身に着けさせること」だ。教育の基本は親が「待つ」ことだ。
暴論を書くつもりが、いつの間にか正論になってしまった?自分の事を棚に上げ!

明日は文化の日

11月になりましたね。昨日から幼稚園の入園申し込みが開始。気温も下がってきました。明日(3日、文化の日)は7時半から9時まで診療します。朝早くて、寒いのですが、ご了承下さい。
インフルエンザワクチンの接種が本格化してきました。嘔吐下痢症もパラパラ。今月中にロタリックスが発売になる予定。決まったところで、詳しくお知らせします。来年にはロタテックも発売予定です。ロタリックスは生後6か月までに2回接種ですので。詳しくは10月のブログを参照して下さい。
ニジイロ 008
昨年から「法然院」というタイトルでブログを書きたかったのですが、写真がない。やっと見つけたのが、1980年12月の1枚。京都の東大文字の麓にある小さな寺。哲学の道の途中にあります。紅葉がきれいで、入館料は無料。私は法然院の横に下宿していました。法然院から永観堂、南禅寺が私の散歩コース。作家の谷崎潤一郎氏や経済学者の河上肇氏のお墓があります。観光の穴場?蛇足(人物は32年前の私と家内)