リレンザでの死亡例

今日は仙川まで家内と出かけた。その話を書きたいところだが、「リレンザによる死亡例」について触れておきたい。インフルエンザは今週になって、わずか2名。B型が流行する気配もなく、患者数の少ないシーズンになるのだろう。お陰で(?)体調も悪くはなく、3月を迎えられる。今日で2月も終わりだ。
リレンザによるショックが3名、1例は死亡という内容の報道である。170万人に1人の割合でショックがおこり、510万人に使用して、死亡が1例という解釈である。使用した症例は、基本的にはインフルエンザにかかって、とても健康とは言えない状況である。
このデータを見て、「副作用で死ぬなんて」と思う人もいれば、「副作用が少なく、安全な薬」と考える人もいるだろう。亡くなられた方には大変申し訳ないのだが、私は後者である。別にリレンザを擁護するつもりもないし、使用を推奨するつもりもない。ただ、病気があって薬は使われるのだから、副作用が0という薬は存在しない。
この3例の臨床経過が不明であり、明確なコメントはできないのだが、吸入薬であることを考慮するならば、ショックと薬が全く無関係とは考えられない。それがアレルギーによる副作用なのかは、いささか怪しいと思う。リレンザは粉を1回に2吸入する。粉を吸入すれば、むせることもあるし、むせて喘息発作が急激に起こることがある。食事中に食べ物が気管に入ってむせたり、水泳で水を吸って咳き込んで、ひどい発作を起こすこともある。
真剣に吸入するために、過呼吸発作を誘発し、意識がなくなることもあるだろう。1人の患者さんが1回に2吸入、それを1日に2回、5日間で治療したと仮定すると、患者さん1人あたり20吸入。170万人とすると、3400万吸入に1人のショック、およそ1億吸入に1回の死亡事故(真面目に5日間吸入したと仮定した場合なのだが)。私の感想の根拠は理解していただけるだろうか?
添付文書に「ショック死の可能性」を付け加えることに異論はない。イナビルという吸入薬があり、リレンザの登場する機会は減っており、さらに減ることになるだろう。今年のインフルエンザは終息。季節外れの話題?
(報道内容)
厚生労働省は28日までに、抗インフルエンザ薬「リレンザ」を2009~12年に使用した患者3人がアレルギー性ショックを起こし、うち1人が死亡したと発表した。  同省は薬の添付文書の副作用欄に「ショック」を加えるよう指導した。リレンザは年間推定170万人が使用している。同省によると、死亡したのは気管支ぜんそくの発症歴があり、感染性胃腸炎の症状があった30代女性。医療機関で予防のために吸入したが、数分後に呼吸困難となり、死亡した。 

久しぶりの雨

今朝は久しぶりに雨模様。午前中にはやむ予定だが、花粉症の私にとっては、気分的に楽?気温の低い日が続いており、花粉が飛ぶピークは3月中旬になるのだろう。今年は昨年よりきつい。
児童手当の不正受給の問題。年金の不正受給は会ったが、児童手当まできたかと思われたのでは?私は手当目的での隠蔽だとは思っていない。おそらく警察も。死因の解明が問題ではないのか?今となっては闇の中かもしれないが、解明すべきは死因ではないか?
アベノミクスで日本は明るくなったように見える。しかし、実態が急に変わる訳ではなく、大きな時代の流れ自体は変わっていないと思う。人生で何が大事で、今は何をすべきか?このテーマも常に変わらない。

新4種混合ワクチンが不足?

アレルギー検査と診断書書き、花粉症が中心の診療が続いています。ここから1ヶ月が、時間もかかり、手間と集中力が必要な季節になります。アトピーや食物アレルギーが専門ですから、本業と言ってしまえばそれまで?
2月の始めに「新4種混合ワクチンが手に入らない」という話が伝わってきました。この1ヶ月の接種者を考えると、当院でも杉並の分院でも、新4種混合ワクチンが不足する事態にはならないだろうと、高をくくっていました。だいたい接種者は、当院ではそれほど多くない?希望する方には、新4種混合を接種できるし、途中でDPTと不活化ポリオ(IPV)を別々に接種することはないので、それ以後全く興味がなくなっていました。
「他の医院で1回目を別々に接種したのですが、2回目からも別々ですか」という質問に、「別々で接種して下さい」と気軽に答えて、後で慌てて調べることに。1回目を別々に接種しても、2回目からは新4種混合でOK。1回目のIPVを単独で接種、2回目と3回目を新4種混合で、最後にDPT単独もあり。
今回の不足騒動、3月中旬までは続きそうですが、思わぬ(?)質問に、誤った回答をしてしまいました。当院では想定外?自分の勉強不足というか、使わない知識は忘却の彼方?「年を取ったのかな?」と不安に思った1日でした。

物見遊山

今朝は松沢病院を一周歩いて、新宿に向かった。交通規制を考えて、家内にオペラシティーの近くまで送ってもらい、そこからテクテクと新宿方面に歩いた。ところが、無断で東京マラソンに参加する事を防ぐためか、歩道にも通行規制。何とも迷惑な状況であり、大回りを強いられた。お陰で(?)歩数を稼ぐことは出来た。
用事を片付けたついでに、東京マラソンの応援に回った。トップランナーは見ることが出来なかったが、参加人数の多さにビックリ。3万5千以上の集団を見ることは、普通ではあり得ない。見ていると、つい参加したくなるのだが、気温は低いし、日には焼けそうだし、もう若くはないと思ってしまう。
集団で走る楽しみはある。一人で孤独に散歩もまた別の味わいがある。私は後者が好きだ。これは生まれ持った性格?10倍以上の倍率なので、35万から40万人が応募したことに。東京の人口は、流石に多いと思う(参加者は東京からだけではないのだろうが)。風が強く、目が痒い。花粉が本格的に飛び始めたのだろう。東京全体が盛り上がって、日本が元気になったような気分になって帰路についた。

静かな2月

明日(日曜日)は3時30分から4時30分まで診療します。お困りの方はどうぞ。
インフルエンザもほぼ終了。アレルギー以外にはテーマのない診療が続いています。身体は楽でいいですね。明日は新宿に用事があるのですが、東京マラソンで交通規制の影響を受けそう?参加人数を見ると、ごった返す状況になりますね。道路も駐車場も使えそうにないかも。
今日の診療も静かな予測。今月は連年になく病気が少なく、子供たちにとっても元気で過ごせる2月?待機児童と保育の質が問題になりますね。

明大前

昨夜は用事があって明大前に出かけた。少し早めに家を出て、家内と歩いて明大前に。駅の近くを散策したことがなかったので、幼稚園や保育園の場所を確認。家内は明大前の保育園の園医をしている。通常は車なので、駅から園まで歩いてみた。
下高井戸から明大前を歩いて感じたのは、通常より人が少ないことだ。下高井戸も明大前も学生の多い町。既に春休みに入っているのか、学生が少ないのが原因?用事を済ませて、甲州街道を渡って、お寺通り(?)を経由して、上水公園をテクテク。このコースは暗いので、女性の方にはお薦めできない。
昨夜はNHKで、先日の給食によるアレルギーをテーマにした番組があったらしい。ビデオの取り忘れ?調布は近いので、色々な情報が入ってくるし、多くの意見も聞く機会がある。偶然が重なった不幸な事故という印象を持つのだが、偶然が重ならないようにルールを決めるのが、この事故を生かす事に繋がるのだろう。
あまり花粉は飛んでいないように感じていたが、歩いた時間が長く、夜は流石に目がかゆくなった。新学期を控えて、アレルギー検査の依頼が多く、診断書書きが待っている。3月末に慌ててではなく、早めに来ていただけると助かる。昨夜は家内とゆっくり話が出来たのが収穫。「三宅小児科すぎなみが開業して、ちょうど1ヶ月」という話題ありましたね。

「人生50年」からの人生?

昔は「人生50年」であった。男女差はあるものの、平均的に見ると、「人生80年」になった。30年も長くなったことに。少子化の影響で、即戦力となる人が少なくなるため、定年の延長が議論されている。
60歳が平均的な定年であり、私は5ヶ月後には、その年齢に達する。年金の支給は65歳からなので、5年間をどうしのぐかが問題となる年齢である。今の60歳は元気であり、定年の延長は悪いとは思わない。
その反面、若者の就職の障害となったり、給与の面での会社の負担が大きくなるという指摘もある。60歳を過ぎての雇用は、給与カットなどや、非常勤という調整もあるだろう。本人にとっても、社会との繋がりや生きがいという意味で、大きな意味を持つと思う。
私の年齢になると、「50歳を過ぎてからが本当の人生」という気持ちになる。「人生50年」は働いて、子育てして、終焉という人生。今はそこからの余分な(?)人生をいかに生きるかが、人生の醍醐味ではないのか?
昔は早く一人前になって、20歳前から働き、若くして家庭を持って子育てしていた。今は違う。大学に行くことが当たり前、大学院に行くことも普通になった。社会に出るのも、一人前に仕事をするのも、高年齢化した時代。つまり、人世が10年ぐらい、後ろにズレ込んだ感じ?
寿命が長くなったことと、社会人としてのピークのズレを考えるなら、50歳からが、本当の人生だと思う。娘たちには「50歳までは、それ以後の準備と考えろ」と教えている。「若いうちに苦労しろ。将来が楽になる」とも。
私は60歳で隠居したいと思っていた。仕事がなくて寂しいとか、人との繋がりがないとなどとは、私は絶対に思わないし、興味もない。「登らなくてはならない山もあるし、採らなくてはならない虫もいる。やり残したことが山積みだ」と嘆く。家内は「遊び過ぎ。仕事だけで十分よ」と笑う。
寿命は人の運?50歳を過ぎての出向や退職もある。しかし、そこからが長い?「50歳までは、50歳以後の準備」という発想はどうだろうか?

体調管理

毎年のことだが、1年で最も身体の調子が悪いのが3月である。魔の3月。スギ花粉症で運動不足になるし、集中力が低下する。そこに仕事の忙しさが加わる?急性の病気は少ないのだが、花粉症やアトピーなどのアレルギー疾患(これが本業なのだが)が増える。
年度替わりで、保育園や学校の食事指導の書類書きも集中する。食事指導をするには、アレルギー検査が必要とされる場合も多く、その結果で診断を書く。今年は特に、学校での食事指導には神経を使いそうだ。3月にはスギ花粉症も本格化する予定?
ということで、魔の3月に備えて(?)、今は体調管理に神経を使っている。忙しくない時には、休むに限る。仕事が終わると、集中力のスイッチを切って、ゆったりと過ごす様に努力?ノンビリすると余計にストレスが溜まるというやっかいな性格を、上手くコントロールしながら生活している。
身体だけでなく、心の体調(?)も気を配りながら生活する技術は、この年になると必要である。まあ、要らない事を考えずに居眠りをするのが、最もリラックスするのかな。まるで冬眠?

インフルエンザの終息

先週は月曜日が休みであり、実働としては1日短い一週間であった。インフルエンザは28名であり、B型が4名、A型が24名であった。RSやアデノは0で、遅まきながらロタが4名であった。
全般的に静かであり、インフルエンザもほぼ終息といったところ?ロタの特徴は嘔吐、発熱、下痢である。繰り返す嘔吐と発熱の組み合わせは、ロタを疑うべきだ。ロタウイルスにはロタリックスとロタテックというワクチンがあり、2つとも在庫はある。ロタリックスは生後24週までに2回、ロタテックは32週までに3回内服するワクチン。なぜ回数に差があるのか?効果は違うのか?という疑問については、全く根拠は解らない。

工事のお知らせ

明日(日曜日)は3時30分から4時30分まで診療します。急患の方はどうぞ。また、今日(土曜日)は9時から、小学校側の駐車場の前の道路の舗装工事あり。駐車場は使うことが出来ますので、誘導に従って駐車して下さい。
昨日は友人から訃報を知らせるメールが届いた。亡くなられたのは昔の同僚。開業してからは付き合いはなかった。マスコミにも取り上げられていたようなのだが、私は全く知らなかった。弔電の手配を家内に依頼。遭難の場所や状況が推測出来るだけに、「なぜ?」という気持ちが沸いた。
今日は風が強い。インフルエンザの発症も、ほとんどなくなった。静かな診療が続くことを願っている。

魔の2歳児?

今朝は曇り。昼からは雨で、夜には雪になるという予報。早めの来院を。と言っても、インフルエンザもRSもほとんど姿を消した。テーマは花粉症ぐらい?ノンビリした診療である。
2歳を過ぎると、「イヤイヤ期に入った」「全く言うことを聞かない」「イヤ、ダメしか言わない」と訴えられる。いわゆる「魔の2歳児」である。自我が目覚め、反抗的になる。「まあ、ハイハイと言う良い子では困るからね」と軽く受け流す。付き合う時間の長いお母さんは、笑っては済まされない?
孫のハルも2歳半、まさにイヤイヤ期である。素直に言う事を聞くはずもなく、だだをこねる。私にもいや、ダメを繰り返す。私は面白いので、嫌がることを仕掛けたり、わざとちょっかいを出す。益々、ジジを嫌がる。そこがまた楽しい。家内も楽しんでいるようだが、当事者の親は、楽しむ訳にはいかないだろう。1年ぐらいで治まる予定?

ダンゴムシ

季節外れの話題?夏になると、子供たちはダンゴムシを捕まえるのが楽しみ?手に持って来院したり、虫ケースに入れて見せてくれることもある。ダンゴムシという名前がついてはいるが、昆虫の仲間ではなく、刺したり噛んだりしない、優しい生き物。昆虫が苦手な子供たちも、ダンゴムシは平気で捕まえることが出来る。いわば、昆虫採集の予行演習のようなもの?
私はダンゴムシには興味がなかった。足が6本でないと面白くない?昨年の10月にNHKの「ダーウィンが来た」でダンゴムシの放送があった。ビデオに撮っておいて見たところ、孫のハルがはまってしまった。テレビを指さして、「ダンゴムシしゃん、ダンゴムシしゃん」と要求する。そのお陰で、私も家内も10回以上、この番組に付き合うことになった。結構面白い。
私が興味を持ったのは迷路。ダンゴムシが障害物にぶつかると右に曲がり、次は左と左右の順番で曲がる習性。敵から逃げるのは効率的であり、DNAの中に組み込まれているのだろう。日本で普通に見られるダンゴムシはオカダンゴムシと言って、欧州からの外来種?これにもビックリ。つい、興味を持って、石の下を探すのだが、どうも冬眠中の模様。生き物は面白いと思う。

専業主婦

内閣府の調査で「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という考え方に「賛成」と答えた人の割合が増えています。「専業主婦派」急増の理由は何だと思いますか?
慌て者でせっかちな私が、一昨日にブログを書こうとしてネットを開いた時に、誤って画面のどこかを(?)クリックした時に出てきた画面が、上記の質問文。思わずこのアンケートに答えてしまった。「子育てを重視」と答えたのだが、アンケートのトップも「子育て」であった。次いで「家族の絆」、「仕事がきつい」の順であり、「夫の収入で十分に暮らせる」は少ないという結果のようだ。
このアンケート結果は、当然想定内?私は「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という考えには反対である。理由の1つは、女性の高学歴化にある。専門的な知識という面から見ると、男女の差はなくなっている。さらに今は情報社会であり、仕事の中で肉体労働の占める割合は少なくなった。男性でないと出来ない仕事は減った。「男性不況」と呼ばれる所以?
少子化の日本で、「女性は家庭を守る」というのは、現実的でない。女性なくして、日本の経済は成り立たないと、私は思っている。肉体労働は外注できる。以前から書いているが、成熟した社会には、女性の力が必要である。時代の流れを止めることはできない。
待機児童の問題も、女性の社会進出を反映したものだ。私は娘たちに「仕事を通じて、社会との繋がりを持て」と教えてきた。それが今の女性の生き方だと思う。当然、子育ても重要だが、人生の一時期の最優先課題だということを認識しておく必要がある。
おっと、仕事の時間だ。

ニセ医者

最近もあったがニセ医者騒動。無免許、なりすまし医者のこと。私が興味深いと思うのは、必ず出てくる「とっても良い先生だったのに」「優しく親切な先生が、まさか?」というコメント。ひねくれ者の私は、単純には信じない。
「やっぱりね。腕も悪く、不親切」とか「誤診されて死にそうになった」というコメントでは、報道のストーリーとしては成り立たない。なぜなら、「何故、今まで気づかれなかったのか?」という疑問が出てくるから。良い(にせ)医者でなくては困るのだ。
このストーリーが全く嘘だとは思わない。3割ぐらいは真実だと思う。ニセ者はばれないように仕事をする。免許や知識はなくても、真剣さや必死さは、相手に伝わるはず。無免許は当然のことながら、犯罪である。私はニセ医者報道のたびに、病気を何とか治したいという気持ちは、医療の基本であることを再確認する。

連休のお知らせ

今朝は早起きして、家内とカレー作り。子供みたいと言われますが、私はカレーが大好き。昼と夜は楽しみですね。今日から3連休の方も多いのでは?今日のテーマは花粉症?昨日はインフルエンザの患者さんは僅か1名。検査をしても、ほとんど陰性になりました。
連休の真ん中、明日(日曜日)の午後3時から5時まで診療になります。さあ、仕事、仕事。

ハルとの散歩

10日(日曜日)、11日(月曜日、建国記念日)は連休となる。連休の診療は10日(日曜日)の3時から5時となります。インフルエンザも少なく、嘔吐下痢も今年は多くありません。
昨夜は用事があって、次女一家が。久しぶりに上水公園を桜上水までハルと散歩。昨日は気温が高く、比較的快適な散歩となりました。遊具で遊びながらイナゲヤまで。買い物を済ませ、ノンビリ帰宅。春は近いと感じましたね。
ところが、帰宅すると目に違和感。家内も「目がかゆい」。花粉が本格的に飛び始めましたね。2ヶ月は洗濯物は外に干せません。春は待ち遠しいのですが、花粉症は嫌ですね。一転して、今日は風が強くて寒い1日になりそう。私自身はこの花粉症の時期が、1年で最も体調が悪い。要注意の季節?

PM2.5

PM2.5が問題となっている。2.5μm以下の大きさの微小粒子状物質。つまり大気汚染物質の中でも、大きさが小さく、呼吸することで肺の奥まで入ってくるため、将来(現実に起こっている可能性もあり)肺がんなどの呼吸器疾患を引き起こす可能性が指摘されている。
1mの1000分の1がミリ、ミリの1000分の1がμなので、1ミリの400分の1以下の大きさ?日本でもディーゼルエンジンから出る微小粒子状物質が問題となった。写真やデータで見る限りでは、中国の大気汚染はは深刻である。工場の煤煙や車の排気ガスが主な原因?とても子供が戸外で遊べる環境ではなさそうだ。
私は九州生まれなので、3月は黄砂で景色が黄色く見えた。当時はゴビ砂漠の砂が、季節風に乗ってと説明されていた。しかし、今は違う。砂だけではなく、多くの汚染物質が季節風で運ばれてくる。九州でのPM2.5の濃度は、時に基準値を超えている。風の向きが大きく影響するのだろう。東京でも黄砂は見られるし、PM2.5も3月には基準値を超える可能性がある。
このPM2.5について、「大きな人体実験」と報じられているが、人体にどのような悪影響を及ぼすのか?pm2.5自体が大きさの定義であり、その成分は定義されていない。「人体に良い影響は及ぼす」ことはない。疫学的に悪い影響が証明された時には、時既に遅しであろう。
今日は春一番?花粉だけでなく、PM2.5のデータも注意する必要がある。原因を絶たなければ解決にならないのだが、現状ではどうしようもない?戸外で安心して遊べない季節になった。
(用語説明)
粒子状物質(りゅうしじょうぶっしつ、Particulate Matter, PM, Particulate)とは、一般的にはマイクロメートル(μm)の大きさの固体や液体の微粒子のことをいう。主に燃焼による煤塵、黄砂のような飛散土壌、海塩粒子、工場や建設現場で生じる粉塵等などからなる。これらを大気汚染物質として扱うときに用いる用語。

みぞれ

夜中は雨の音。雪かきが必要か?と考えて、30分早く起きることに。目が覚めて外を見ると、雪はまだ降っていない。みぞれで路面は濡れていた。7時過ぎから、成人の日を思わせる雪となったが、10時過ぎには雪の勢いは弱まって、みぞれ状態に逆戻り。
今日は予定通り、静かな診療である。昼のこのブログを書いている。雪景色ではあるが、道路には雪はない。この前のような、大騒動にならなくて良かった。みぞれか雨は夕方まで続くのだろう。たまにはこのような1日があってもいい。
2月に入って、保育園の入園者が発表された。無事に入園出来た子もいるし、第一希望は外れ、兄弟別々の保育園というケースもある。家内は園医をしている保育園に、11時半に出かけていった。毎週の恒例行事。今日は雪の影響で、出かけるのが大変かな?と心配していたが、路面に雪はなく、一安心。来年度の新入園児の健診もあるため、帰宅は遅くなる予定。私はこうしてのんびりブログを書いている。
先週の後半から、インフルエンザの患者さんは少なくなった。10日ほど前が流行のピークであり、このままゆっくりと終息していくのだろう。B型の流行がなければ、今年の峠は越えた感じ。雪の多い冬だが、病気という観点からは静かな冬?ゆっくり出来ることは有り難いと思う。

手作り餃子

明日は(大)雪の予報。前回の大雪は苦労したので、心配になりますね。
餃子は野菜も多く使われて、栄養バランスの良い食べ物。アレルギーの成分表示義務のなかった頃に、卵アレルギーの子供が餃子を食べてショックを起こしたことがありました。餃子に卵?と思ったのですが、今は市販の餃子にツナギとして、普通に卵が使われています。注意が必要ですね。
最近何例か経験したのですが、餃子による食中毒。食中毒と言うより、病原性大腸菌やカンピロバクターによる細菌性胃腸炎。家族皆で楽しく手作り餃子。ワイワイとミンチをこねて、餃子を作る作業。鶏肉、牛肉、豚肉何でもあり。
肉には食中毒菌が付いています。特にミンチは危険。子供が手を舐めたり、弟の手を触ったり。舐めてみたというケースも。手作りは食育にもなり、とても良いことですが、餃子作りに子供が参加するのは危険過ぎ?注意が必要です。症状もきつく、本人も辛い思いをしますので、私は止めた方が安全だと思っています。

ワカケホンセイインコ(輪掛本青鸚哥)

昨日は小春日和。スギ花粉が飛びそうな天気?今朝は6時半に起床して、家内と和田堀公園に散歩に出かけました。善福寺川沿いを歩いていると、緑色のインコが数羽、木の枝に。20年前にもこの鳥の大群を見かけたことがありました。目撃したのは、ほとんどが高井戸から永福にかけての杉並区。調べてみるとワカケホンセイインコというややこしい名前?
群れの中には、違った種類のインコも。南の国の鳥なのに、寒い冬を乗り越えて繁殖。たくましい外来種にびっくり。越冬のために飛来したカモ類や、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツグミなどの観察しながらの散歩となりました。
(ワカケホンセイインコ)
北緯20度以南のインド、スリランカに分布している。世界各地でペットとして飼われていたものが野生化する現象が起きており、日本でも東京都における野生化が知られている。低地から標高2000mまでの森林、サバンナ、樹木の多い市街地などに生息する。食性は植物食で、植物の種子や花、果実、芽、穀物、餌台に置かれた餌などを食べる。繁殖期は春で、樹洞に営巣する。非繁殖期には群れで行動し、大木や街路樹などに集団ねぐらをとる。本亜種はいわゆるワカケダンスという、特有の踊りのような仕草をすることが知られている。

中学入試

都内では昨日から中学校入試が始まっている。受験生の子供たちは、ぜひ頑張って希望校に合格してほしいと思っている。昔と違う点は、中高一貫の公立中学が増えたことだ。その影響もあって(?)、中学校受験は加熱している。公立は高校も授業料は無料。公立の中高一貫校を目的とした、専門の塾も人気がある。記念受験の子供たちも増え、私立の受験生は減り、公立受験が増える現象が起こっている。
都立高校の授業料無料化は、格差をなくすと考えられた?ひねくれものの私は、おそらく逆の現象が起こるのでは?と思っていた。無料化になると、受験生が増えて倍率が上がる。競争が激化したことと、高校に入ると無料だからと思って、受験用の塾に多くのお金をかける。公立高校の倍率は2倍、3倍となり、偏差値も上がる。塾にお金をかけることのできない子供たちは、公立高校に入れなくなる。こうなると、格差の拡大である。本末転倒?
私立は入学金も授業料も高い。これは当然の事だ。「高い授業料を払っているのだから、しっかり勉強しよう」、逆に「どうせただなのだから、授業はいい加減に受けていい」という心理が働く可能性もある。公立高校の授業料の無料化と、公立の中高一貫校の存在が、格差を生むことになるのでは?と私は思っている。私は格差の善悪を議論をするつもりはない。