新年度始まる

明日は4月1日、新年度である。幼稚園や小学校の入学式は1週間後になるだろうが、保育園は明日から始まる。新入園児の子供たちや、進級した子供たちに、「おめでとう」と伝えたい。
小さい子供を保育園に預けて仕事を始めることは、嬉しくもあり、不安もあり、寂しくもあるだろう。6ヶ月のナツも、明日から入園である。三鷹の保育園で、ハルと一緒に生活することになる。ナツの母親も、「もっと一緒にいたい」と思っているだろうが、割り切って仕事かな?
明日から予防接種週間の始まりである。当院も「三宅小児科すぎなみ」も、診療時間内は予防接種はいつでもOKである。4月からヒブ、肺炎球菌、子宮頸がんワクチンが定期接種となる。MR二期も新年長さんが対象となる。忘れないうちに、早めの接種がお薦めである。
新学期の始めは病気の流行もなく、静かに始まる予定。予防接種が最大のテーマとなる。4月20日頃から病気の流行が始まり、ゴールデンウィークの直前に、流行のピークを迎えると予想?多くの新入園児が、無事に4月を乗り切ることを願っている。

風疹ワクチンの不足?

(追記)
昨夜のブログに追加。春休みで東京から子供が少なくなった感じ。帰省や転居で移動の季節。仕事自体は至って静かである。駆け込み予防接種以外にテーマはない。明日(31日、日曜日)は3時30分から4時30分まで診療の予定。3月も明日で終わり。新年度の始まりである。
(本文)
先日のブログでも紹介したが、風疹の流行に伴って、一部の自治体では風疹ワクチンが助成の対象になっている(今月24日のブログ参照)。その風疹のワクチンが不足していると報道されている。麻疹風疹混合ワクチン(MR)が主流である現在、風疹ワクチンは需要も供給も少ないワクチンであった。急に「風疹ワクチンを接種」と言われても、不足するのが当たり前ではないのか?
幸いなことに、当院でも「三宅小児科すぎなみ」でも、風疹ワクチンの在庫はある(記事はH25年3月に記載されたものです。H25年7月現在、在庫はなくなりました。) 。多くを抱え込むことはできないので、いつまで在庫があるかは確約はできない。
それより、今月が接種期限が切れるMRワクチンをお忘れの方はいないだろうか?年長さんのMR二期、中学1年生の三期、高校3年生の四期は残り2日である。3月31日が日曜日なので、残り1日というべきか。チャンスは明日1日。
二期の年齢の子供も、三期と四期の2回のチャンスがあると勘違いはしないでほしい。三期、四期は暫定的な接種であり、今期が最後、つまり明日で終了する。来期からは1歳での一期と、新年長の二期のみとなる。MR接種を忘れている方は、明日の接種を忘れてはならない。明日が実質的には、最後のチャンスである。

富士見ヶ丘検車区

今日は(も?)満開の桜に誘われて、夜桜見物に出かけた。神田川沿いに高井戸から富士見ヶ丘、久我山を歩いた。富士見が丘から久我山へ向かう途中に、富士見ヶ丘検車区がある。この検車区は井の頭線の車両基地であり、多くの電車が止っている。
先日、駅の本屋さんで面白い本を見つけた。「いのかしら7きょうだい」という京王電鉄が出版している可愛い絵本。値段は476円。井の頭線には7色の電車が走っている(らしい)。ブルーグリーン、アイボリーホワイト、サーモンピンク、ライトグリーン、バイオレット、オレンジベージュ、ライトブルーの7色。今日はオレンジベージュとアイボリーホワイトが確認できた。ハルに読み聞かせている家内は、やけに詳しい。
本の中に「よるになると、7きょうだいは、ふじみがおかえきのけんしゃくにある、いえにかえってねむります」という文がある。ちなみに、京王線をテーマにした「はしれ!けい太くん」という絵本も見つけた。夜桜と満月を満喫し、ノンビリと絵本の話をしながらの、楽しい(?)散歩となった。
(情報)
4月から、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチンが定期接種になる。調べることが出来た範囲での情報です。改めて、詳しく説明する予定ですが。
1)世田谷区はヒブ、肺炎球菌ワクチンは2月生まれ以降の人には、23区で使える接種用紙を配布している。
2)1月以前に生まれた小児については、既に送られている接種用紙を世田谷区内では使用できる。世田谷区以外の23区で接種を希望する場合は、最寄りの保健センターに連絡して、新しい接種用紙を入手する必要がある。 
3)杉並区も3月生まれの小児から、23区で使える接種用紙を配布している。
4)2月以前に生まれた小児は、従来の接種用紙を杉並区では使用できる。世田谷区で接種を希望する場合は、最寄りの保健センターに連絡して、新しい接種用紙を入手する必要がある。

転居

今朝は予報に反して、雨がパラパラ。東京の最高気温は9℃の予想。寒い朝だ。
3月は転勤の時期。別れの季節だ。国内での転勤もあるのだが、グローバル化した社会では、色々な国へ転勤という方も多い。準備も大変だし、環境の変化や言葉の問題もあって、多くの苦労があるだろう。「子供が病気になった時が、一番心配」と言われる方も。
逆に4月になって、東京や日本を離れていた方が姿を見せてくれる。私は地方公務員の子供で、18歳までは同じ場所に住んでいた。「早く家を出て自立したい」という思いが強かった。自衛隊の駐屯地があった別府では、子供の入れ替わりがあった。北海道から転居してきた友人もいた。交通網の発達していない時代、転勤は大変であったと思う。
転勤を繰り返していた友人は、私は協調性があると感じていた。新しい群れに入らなくては生きていけない。自然にその方法が身についていた。私のような土着民(?)とは、一味違う何かがそこにあった。新しい群れに入った経験は、精神的に強くなるし、社会に出て役に立つと思う。
転勤から東京に戻ってきた子供たちを見ると、逞しく、そして協調性が出てきたと感じることが多い。住む環境が変わることは、違う文化を感じることであり、新しい世界を知るきっかけとなる。面白いことに、外国に赴任された場合、子供の方が適応力がある。
転居は大変である。その地になじむまでは、時間もかかるし、辛い思いをすることもあるだろう。しかし、子供の成長という意味では、私はプラスだと思っている。3月は多くの別れを経験している。寂しさはあるのだが、新しい世界での成長を期待したい。

エイムゲン(A型肝炎ウイルスワクチン)

A型肝炎は流行性肝炎とも言われ、食物や糞便を介して感染したり、集団生活の中で人から人に感染する。カキなどの2枚貝などから感染することが知られている。一般的には先進国ではその流行は少なく、渡航に際して接種する事がある。
日本ではエイムゲンというA型肝炎ワクチンが認可されており、2週間間隔以上を明けて2回、3回目は6ヶ月以上の間隔で接種する。適応は16歳以上であった。しかし、今回、16歳以上の適応がはずされた。極端に言えば、0歳から接種出来ることになった。
衛生的に問題のある国に渡航される方で、A型肝炎ワクチンを希望される方は、ワクチンの在庫を電話で確認して来院していただきたい。当院でも「三宅小児科すぎなみ」でも対応は可能である。(ワクチンの話が続くなあーー)
ついでに、3月末までが期限のMRワクチン、お忘れの方はぜひ接種を。

成人における風疹ワクチン接種の助成

全く面白くない話ではあるが、現在成人男性で流行している風疹の撲滅と、先天性風疹症候群の予防を目的として、3月14日からワクチン接種の助成が決まった。各自治体での対応が異なるため、ここでは世田谷区と杉並区について書きたいと思う。
杉並区の方は当院でも、「三宅小児科すぎなみ」でも対応できる。世田谷区は指定医療機関というシバリがあるため、世田谷区在住の方は当院では接種可能であるが、「三宅小児科すぎなみ」では対応出来ない。また、杉並区は全額の助成となるが、世田谷区は風疹ワクチンについては3000円、MRワクチンについては5000円の補助となる。
当院と「三宅小児科すぎなみ」での風疹ワクチンの接種料金は5000円であり、MRワクチンは10000円(税込み)である。一応、風疹ワクチンもMRワクチンも在庫は確保している。風疹ワクチンを希望される方は、電話で在庫の確認をしていただけると助かる。

先天性風疹症候群の予防を目的として、これまでに風疹にかかったことがなく、かつ、風疹の予防接種を一度も受けたことがない方で、以下の条件を満たす方が助成の対象となる。
区分A:妊娠を予定または希望している19歳以上の女性(助成期間は平成25年3月14日~平成26年3月31日まで)
区分B:妊娠をしている女性の夫(児の父親)(助成期間は平成25年3月14日~平成25年9月30日まで)
上記期間に国内で次の予防接種をした方
助成対象:MRまたは風疹単独ワクチン

まず、わかりやすい杉並区について、
接種日現在、杉並区に住民登録のある方
助成金額:ワクチン接種費用の実費(上限10500円)
申請方法
以下の①~③を杉並保健所保健予防課に郵送。後日指定口座に振込(約2ヶ月かかる)
必要書類
①予防接種助成金交付申請書(保健予防課、各保健センター、保健福祉部管理課 地域福祉課にあります。区の公式ホームページからもダウンロード可能)
②上記「助成対象となる方」のうちBの場合、配偶者の母子手帳の写し→表紙および子の保護者(父母欄)記載ページ
③予防接種領収書原本(返却しません)
申請期間
25年4月22日~26年4月10日(消印有効)
問合せ先
杉並保健所保健予防課 予防接種担当03-3391-1025


以下は世田谷区について
風疹単独ワクチンかMRワクチンの、一方の予防接種費用の一部を助成します。区の助成金額の差額を、受診した指定医療機関にお支払いください。(※平成25年3月14日~平成25年4月14日の間に接種する予定の方または接種をした方は下記の『償還払いについて』の欄をご覧ください。)
助成金額(1回のみ)
風疹単独ワクチン:3000円
MRワクチン:5000円
申請・利用方法: 平成25年4月15日(月曜日)(予定)以降、区内の指定医療機関へ順次助成券を設置します。助成券に必要事項を記入し、住所と生年月日がわかるもの(健康保険証など)と一緒に窓口へ提出してください。
父親の方が接種する場合は、母子手帳の原本又は保護者欄がわかる(児の父親の氏名が書かれた)部分のコピーをご提出ください。 .
注意:事前にご希望の指定医療機関へ電話の上、受診してください。また、区の指定医療機関以外で接種した場合は費用助成の対象とはなりませんのでご注意ください。当院は指定医療機関です。
償還払いについて(平成25年3月14日~平成25年4月14日の間に接種をする予定の方または接種した方)
平成25年3月14日(木曜日)~平成25年4月14日(日曜日)の期間内に、助成券を使用せずに区内の指定医療機関で接種をする場合、または接種をされた場合は、償還払いの対象となります。
還付の書類をお送りいたしますので、下記のお問合せ先までご連絡ください(還付の手続きには領収書の原本が必要です)。
電話番号 03-5432-2437 ファクシミリ 03-5432-3022

満開

今日は花見ですね。もう満開。明日は午後から雨の予報で寒い?今日が花見にはベストですね。明日は3時30分から4時30分まで診療します。テーマはありません。桜祭りの開催が4月に予定されていますが、これでは葉桜祭りになりそうですね。
今夜も家内と桜見と散歩かな?木曜日に花粉は少ないと、マスクなしで散歩したのですが、深夜にクシャミで目が覚めました。今日は花粉が飛びそうです。桜見物はマスク着用でしょうか。
小中学校や幼稚園も春休み。転勤や入学など、移動の季節となりました。今日は忙しい予定。明日からはノンビリできるでしょう。さ、仕事!

コブシ

今日は9時を過ぎて、家内と散歩に出かけた。上水公園や神田川沿いは5分咲きぐらい。上弦の月も出て、人通りも少なく、気持ちの良い散歩となった。もう1つの目的はコブシの花。千昌夫(古いなあ)の北国の春に出てくる、「コブシ咲くあの北国の」という歌詞を思い出す。九州育ちの私には、なじみのない花であった。
井の頭線の西永福駅の交番の前に、大きなコブシの木がある。西永福のシンボル?コブシの花は、小さなハクモクレンといった感じ。今が満開で、散るのも早い。神田川を歩き、塚山公園でも高井戸西公園でも、コブシの花を見ることが出来た。
家内と色々な話をする。東京に出てきて24年目の春。人生で最も長く住んでいるのが東京。「東京人になったね」と笑った。「三宅小児科すぎなみ」もちょうど今日で2ヶ月。大きなトラブルもなく仕事が出来ていることに感謝。本当に爽やかな、心地よい散歩となった。

春を通り越して初夏?

今日の診療は静かに終わった。病気の流行がほとんどない3月は、開業してから記憶にない。昨日も健診とかけこみ(?)予防接種が中心の診療であった。連年ならば、最も忙しいはずの、3月23日(土曜日)もアレルギーの診断書書きが中心で、例年のような賑わい(?)はない予定。だいたい、今度の土曜日は満開の花見で、病院に行く気にはなれないだろう。
気温的には初夏である。私はいつもの如く、短パンと半袖のテニスウエア。既に夏の気分である。この年になると、10月から続いた山登りを終え、少しゆっくりできることが有り難い。予防接種も健診も、診療時間内はいつでもOKである(三宅小児科すぎなみもOK)。
これからの10日間は、期限の迫った予防接種と、アレルギーの診断書書きだけである。今日が休みであったため、「明日は月曜日」と思ってしまうのだが、明日は木曜日。仕事は午前中で終わる。明日の午後にしか時間が取れない方は、「すぎなみ」を使っていただけたらと思う。
夜になって雨が降り、花粉症も退散したはず。3分咲きの夜桜を見に、家内と散歩に出かけよう。塚山公園から上水公園を回るかな?

TPP

日本はTPP交渉の席に着くことになるだろう。新聞によると、賛成は70%以上である。席に着くことは、交渉の場に参加することであり、TPPに参加する事と同義ではない。テーブルに着かないのも、交渉術の1つではあるが、テーブルについて、日本の国益になるように渡り合うことも交渉である。
日本人は交渉が苦手であり、交渉に参加することは、国益に反するという前提で意見を言ってはならない。プラスもあればマイナスもある。医療部門でも色々なマイナス面が取りざたされ、TPP参加反対の風潮がある。しかし、予測されている状況が、果たして起こるのか?起こってもマイナスになるのか?という疑問が沸く。私にはやってみなければ分らない、誰も予測できないような気がしてならない。机上の空論は、まず現実的には実現しない。
TPPのテーブルに着いても、交渉が始まるのに時間がかかり、交渉がまとまるのには数年はかかるのではないか?数年後の世界情勢など、誰が予想できるだろうか?分らない場合は、まずテーブルに着いて、自己主張をすべきだと思う。交渉は交渉であり、何を言っても構わない。どこで折り合いをつけるか?が問題である。日本の美味しく安全な米を、外国の富裕層が高く買い、日本人の口には入らないという状況もありうる。高級なボジョレーヌーボーを日本が買い占めた歴史の逆現象が,絶対に起こらないという保証はないのだから。

緊急の風疹対策

風疹の流行と、先天性風疹症候群の問題から、国は3月14日から一部の成人に対して、風疹の予防接種の公的補助を決定した。具体的には自治体が動くのだが、世田谷区はまだ対応が決定されていない。杉並区や渋谷区は既に動いている。杉並区を具体例として取り上げたい。風疹に罹患した既往のある方や、風疹の予防接種を受けた方は対象ではない。
対象者(杉並区の例)
接種を希望する19歳以上の方で次のいずれかに該当する方。
1)妊娠を予定又は希望しているの女性(期間は平成25年3月14日から平成26年3月末日まで)
2)妊娠している女性の夫(児の父親) (期間は平成25年3月14日より平成25年9月末日まで)
3)接種ワクチンはMR又は風疹単独ワクチン
4)風疹罹患歴・予防接種歴のある方は必要ありません。
5)10500円を上限に全額補助
6)接種場所:杉並区、杉並区以外の医療機関でも可
7)申請手続き:領収書を添付の上、区に申請

対象者は杉並区内でも、杉並区以外でも接種でき、接種代金を支払ってから、その領収書を利用して申請を行う。杉並区については、10500円までは全額補助という内容。接種を希望される方は少ないとは思うのだが、情報を提供しておきたい。
ちなみに当院と「三宅小児科すぎなみ」は、風疹単独ワクチンが5000円、MRワクチンが10000円(税込み)である。風疹単独ワクチンは在庫が少ないため、電話で在庫を確認していただけると助かる。予防接種の話ばかりで申し訳ない。

オタフクカゼワクチン

質問があったのと、前からの宿題でもあったので、オタフクカゼワクチンについて、少し触れておきたい。
1)オタフクカゼは2度かかることがある(この根拠は以前にブログで書いたような?)。オタフクのウイルスが変異して、免疫があってもかかるという意味。インフルエンザに何度もかかるのと同じである。
2)オタフクカゼに2回かかることがあるのだから、予防接種をしてもオタフクにかかって当然である。ただし、予防接種によって、90%以上は予防できるので、予防接種は必要である。
3)ワクチンを2度接種しても、ウイルスが変異することで2度かかるならば、予防効果はあまり期待できない。外国でMMR(麻疹、オタフク、風疹)ワクチンを2度接種していても、オタフクに罹患することは報告されている。
4)オタフクカゼにかかると髄膜炎や難聴、不妊(精巣炎による)という合併症を起こす。特に髄膜炎は30名に1人の割合でおこる。
以上の前提で、オタフクカゼワクチンの説明をしたいと思う。私が開業した23年前には、日本でもMMRを接種していた。ところが、ワクチンに含まれるオタフクカゼウイルスによって、髄膜炎が多発するという事件(?)が起こった。勤務医時代にはMMRによる髄膜炎を経験した事がある。その頻度は1200接種に1人と言われたが、結局800接種に1人という結論になり、MMRは中止に追い込まれた。麻疹、風疹の単独接種時代が続き、その後MR(麻疹、風疹)混合ワクチンとなった。
現在はオタフクカゼ単独ワクチンが接種されているが、MMR時代の株は使われておらず、髄膜炎の頻度は5000から1万接種に1人と推測されている。自然感染の30人に1人が髄膜炎をおこし、ワクチンの予防効果が90%以上であることを考えるならば、オタフクカゼワクチンを接種すべき事は明白である。
オタフクカゼワクチンの2回接種については、1回接種と差があるかは、水痘ワクチンと同じでエビデンスがない。2回目の接種は、全く副反応がないので、接種することに反対ではないのだが、「絶対に接種すべきか?」という問いについては、Noと答えるつもりだ。色々、データを出して説明しても良いのだが、長くて面白くない話になるので、割愛したいと思う。

春は近い?

20日(水曜日、春分の日)は7時半から10時まで診療する予定。
ここからの10日間が、1年間で最も疲れる時期となる。転勤あり、予防接種の駆け込みあり、花粉症あり、食物アレルギーの診断書あり。私の専門分野に関わることであり、皆さんの要望に応えるのが私の仕事。
2週間前の土曜日から、集中力のギアはトップに入っている。3月27日頃からは、ギアを1つ落とす予定。それまでは、体調管理と集中力の維持に力を注ぐ事になる。とことんお付き合いするつもりなので、待ち時間が長くなる事はお許し願いたい。
現在、流行している病気はほとんどない。局地的にロタ、インフルエンザAがあるのみ。

予防接種は危険なのか?

昨年の日本脳炎ワクチンに続いて、新4種混合ワクチン、子宮頸がんワクチンなどの予防接種の副反応が報道されている。各論を書こうと思っていたが、症例等の資料を見て、書く意欲がなくなってしまった。これだけの新参者のワクチンが参戦し、スケジュールを考慮するならば、ある程度の副反応は覚悟しなくてはならない。
接種するデメリットと、接種するメリットを天秤にかけるならば、メリットが大きいからワクチンの意義がある。副反応がゼロのワクチンはない。本当に因果関係があるのか?と思う症例も多い。疑わしい事例も、大きな網で囲い込み、その中から選別することは大切である。子宮頸がんワクチンのように、接種部位を誤ったり、誤ってもんでしまった症例もあるだろう。これは初歩的な問題。交通事故と一緒で、いくら注意していても我々医師が加害者になることもある。
「三宅小児科すぎなみ」を開院するに当たって、次女にまず言ったことは「予防接種は危険だ」ということ。病気を診るより、遙かに危険である。「ワクチンは健康な子に接種する。副反応は重く受け止めるべきだ。しかし、避けられない事例もある」「患者さんとの信頼関係が重要」と教えてきたが、生後2ヶ月から予防接種があり、スケジュール的に同時接種もある。保護者の方と、病気や健診を通じて信頼関係を築き、それから予防接種という余裕はないのが実情である。
私は「同時接種が悪い」とは思っていない。同時接種で副反応が増幅されるとは、経験的にも思っていない。問題は「どのワクチンが原因か?」という問題が曖昧になること。「新4種混合ワクチンで初の死亡例」などという寝言が出てくる。
予防接種は危険である。ただし、メリットが大きい場合には接種すべきだ。肺炎球菌ワクチンで発熱があったら、その時点で接種中止である。接種する危険の方が遙かに高い。肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン、子宮頸がんワクチンという外資3兄弟が、4月から定期接種となる。
極端な表現をするならば、子供たちには「ワクチンを受ける権利」があり、我々には「接種する義務」がある。「丁寧に診察し、信頼関係を築く」ことしか、危険を回避できる道はない?

回る?回す?

今日は強風のお陰で、午前中の診療が早く終わった。久しぶりにほっと出来る昼休み。3月も半ばに近く、卒園や卒業に季節になった。4月からは、新しい生活が始まるのだろう。
小さい頃から診察している子供たちも多い。診察中に注意を払うのが、こどもの行動。小学校に入学して問題となるのが多動である。注意欠陥多動症候群(ADHD)か、ADHD傾向の子供は増えていると感じる。学級崩壊のきっかけになる子もいれば、学級崩壊に参戦する子もいる。
祝日の増加、都合の良い開校記念日などで、授業が出来る日数は少ない。授業はいい加減となり、1日の授業時間も長くなる。午後になると我慢できずに歩き回る子、隣の子にちょっかいを出す子も出てくる。きっかけを作る子がいると、そのスジの子は参戦してくる。あっという間に学級崩壊となる。
幼稚園や保育園から、小学校への申し送りがあるようだが、私はこの分野は専門ではないので、深入りはしないように心がけている。私の観察ポイントは1つ。診察室に入ってくるなり、椅子に座ってクルクル回る子。出て行くときに、椅子を回し続ける子がいる。お母さんが「皆が(診察室で)待っているから」と早く部屋から出ることを促しても知らん顔。椅子を回し続ける。
このような行動をとる子供は増えている。じっと座ることが出来ないのだ。「座る練習をしなさい」と指示することもある。このような行動を取る子供は、小学校に入って問題となることが多い。
私も授業中に座っているのが嫌いであった。10分も座っているとイライラするし、とても授業を受ける気にならない。小学校の時に思いついたのが、貧乏揺すり。脚を小刻みに動かすことで、精神的に楽になる。当時は木の床であり、振動が周りに伝わる。「貧乏揺すりをするな」と何度も注意を受けた。今でも座って考えることはない。歩きながら議論するし、歩きながら考える。
話は脱線したが、「回る子。回す子」には注意をしている。最もわかりやすいADHDのサイン?まず、「座る練習」から始めよう。

新4種混合ワクチンで初の死亡例?

「新4種混合ワクチンで初の死亡例」との報道。このタイトルは間違っている。本文を読むと、新4種混合が原因とは、全く証明されていない。遅かれ早かれこのような報道が、いつかはあるだろうと予測していた。同時接種がこのような混乱を招いたことは、私は否定しない。
ここからは私の個人的な意見である。3年ほど前になるのだろうか(ブログを確認しないと解らないが)、まずヒブが先陣ををきって世に出た。ワクチンの不足問題もあって、副反応は問題にならなかった。次に小児肺炎球菌ワクチン(プレベナー)が発売された。スケジュール的な問題もあって、同時接種が行われるようになった。そこで7名(?)の死亡例が出て、一時接種が中断された。当時私はほとんどの患者さんに個別で接種して、副反応をチェックしていた。プレベナーは接種当日の副反応が強く、3ヶ月後に接種が再開されても、同時接種は控えていた。
面白い事に(予想通り)、プレベナーの副反応の頻度は、明らかに減少した。しかし、成分の問題もあって、接種当夜の発熱はゼロにはならなかった。しかし、スケジュール的な問題と、プレベナーの副反応の低下を確認した上で、私は同時接種を開始した。
流れから考えて、プレベナーでの死亡は、再開した時の国の見解からは、ある程度容認していると解釈できる。同時接種が因果関係を混乱させているのは事実。昨年の11月に新4種が登場。4月からはヒブもプレベナーも定期接種となる。スケジュール的に同時接種は避けられないし。定期接種になれば、接種数は圧倒的に増える。ある一定の頻度での副反応は、国は既に容認している。
このまま、ワクチン事業は進んでいくと思うし、同時接種も避けられない。プレベナーが入ると、昔ほどではないにしろ、副反応は避けて通れない。今のところ、私は今の接種体制を維持していくつもりだ。この症例の詳しい経過、国の見解は分らないし、今までの流れを考えるならば、織り込み済みと判断している。仕事の時間が来たので、ここまでに。乱文、お許し願いたい。
(報道より)
厚生労働省は11日、4種混合ワクチンの接種者で初の死亡例が、医療機関から寄せられたことを明らかにした。生後6カ月未満の男児で、厚労省は同日の検討会に報告するとともに因果関係を調べている。
 4種混合ワクチンは、従来のジフテリア、百日ぜき、破傷風を防ぐ「3種混合ワクチン」に、小児まひを防ぐ「不活化ポリオワクチン」を混ぜている。昨年11月から定期接種の対象となり、生後3カ月から90カ月までに計4回接種する。
 厚労省によると、報告があったのは今月6日。男児は4種混合に加え、ロタ、小児用肺炎球菌、ヒブの計4種類のワクチンを同時接種していた。詳しい接種日や場所などは調査中としている。
 このほか、検討会には、昨年10月から今月7日までに、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンで6例の死亡が報告され、うち4例が同時接種だった。両ワクチンの同時接種では、11年春に乳幼児が死亡したとの報告が相次ぎ接種が一時中止になった。しかし、その後の検討会でワクチンの安全性に特段の問題はないとされ、この日の検討会でも「現段階で重大な懸念は認められない」とした。【

黙祷

今日もバタバタと忙しい1日であった。インフルエンザの患者さんは0。花粉症を含めたアレルギーの患者さんが多く、溶連菌感染がパラパラ。何とか昼食を食べることが出来た。MRワクチンなどの期限のあるワクチンの接種率が悪く、ギリギリでの駆け込みが少し増えてきた。
2時46分には時間が取れないと判断して、昼食後に家内と黙祷。すぐに仕事に戻った。地震の始めは「めまいかな」と錯覚した。それから2年。生きていること、健康で仕事が出来ることに心から感謝している。

煙霧

今日は大荒れの天気。煙霧という聞き慣れない言葉が。スモッグの和訳?土埃から、土壌に落ちた花粉も含め、視界が悪くなるほどの、いわゆる土煙であった。突風によって起こった現象だが、黄砂あり、PM2.5もありなのだろう。
今年の花粉症は危険な病気である。目が腫れ上がったり、頭がボーッとして集中力がなくなる。交通事故の原因にもなる。今日は多くの花粉症患者さんを診察した。この天気では不必要な外出や、スポーツ活動は避ける方が無難だろう。一雨がほしいところだが、予報では当分は期待できない。
この時期は、洗濯物は外に干してはならないし、布団も干せない。春らしくなっても、気分が乗らないのは、この天気と花粉症にある。明日は3.11。2年前も空気が乾燥していて、風の強い日であった。復興はまだ始まったばかり。エネルギーをどうするのか?多くの問題を残して、2年目の春を迎える。

花粉の襲来

(追加)
明日(3月10日、日曜日)は午後3時30分から4時30分まで診療します。(花粉症で?)お困りの方はどうぞ。
今朝(土曜日)駐車場のポールをはずしに外に出た。風もあり、花粉が飛んでいるのを感じる。この2日は外出は控えた方が賢明?家内は花粉症がきついため、マスクを着用しての診療となる。私も同じなのだが、人の出入りでも花粉を感じる。ご了解いただきたい。花粉症も救急の病気だと思う。特に子供の花粉症はきつい。今日は待ち時間が長くなると予想している。
(本論)
水曜日の夜に、子宮頸がんワクチンの講演会が、医師会館で行われた。私は用事でパス。家内が参加した。杉並区でのサーバリックスの副反応が報道されている。そこに触れたいところだが、花粉症で私の(頭の?)調子が悪い。
ちょうど1週間前から、スギ花粉が本格的に飛び始めた。今週の木曜日からは、限度を越えた飛散状況である。風が強く、特に目がかゆい。明日(土曜日)は花粉症が中心の診療になると予想している。そこに、食物アレルギーの診断書書きが溜まっている。とことんお付き合いするつもりなので、待ち時間が長くなることはご容赦願いたい。
明日は黄砂も飛来し、PM2.5も危険水準に達する可能性がある。これだけの花粉が飛ぶと、3歳や4歳で花粉症を発症する症例が多くなる。目が痒いのが特徴である。週末は戸外に長く滞在するのは、避けた方が無難である。
私も家内も花粉症であり、この季節は散歩は出来ない。鼻がつまるとしゃべりにくいし、話をするのにエネルギーを使う?最も体調が悪いのが3月。嬉しくないスギ花粉の飛散である。黄砂やPM2.5の問題もあり、静かに暮らすことが理想的?

MRワクチン接種のお願い

このタイトルでメールやFAXが送られてきた。MRワクチンとは麻疹、風疹混合ワクチンのことだ。現在、都内でも成人で風疹の流行がある。前回のブログで水痘ワクチンの2回接種について意見を書いた。MRワクチンは1回でも予防率は99%を越える優れたワクチンである。
しかし、人間が対象で、人間が行う行為には、絶対に大丈夫ということはない。麻疹は重症の感染症であり、風疹は胎児に影響が出る。根絶を目指す疾患であり、2回の接種がグローバルスタンダードであり、渡航や入学時にもチェックが入る。そのため、1歳(一期)と年長(二期)の接種がある。暫定的に中学校1年(三期)、高校3年生(四期)がある。今月でこの暫定の三期と四期は終了し、4月からは一期と二期のみとなる。
問題は二期、三期、四期の接種率が低い事だ。特に三期、四期が低い。期限は3月31日まで。忘れている方は、ぜひ接種してほしい(という事を、啓蒙するようにメールとFAXが届いているのだが)。
三期:平成11年4月から平成12年3月生まれの方。
四期:平成6年4月から平成7年3月生まれの方。
ついでに、日本脳炎ワクチンの接種率も低下している。先日の事故が原因ではないようだ。子宮頸がんワクチンの接種率も低下している。不妊になるというデマが一役買っている?
土日しか予防接種ができないという方もおられる。当院でも土曜日は受け付けてはいるが、食物アレルギーの検査と診断書書きが3月の土曜日に集中する。待ち時間も長くなり、ご迷惑をおかけすることも多い。差し支えない方は「三宅小児科すぎなみ」を利用していただけると助かる。23区と三鷹市(4月からは武蔵野市も)の定期接種はすべてOK。狂犬病ワクチン以外の予防接種は、すべて揃っている。
新4種混合ワクチンが不足しているという噂もあるが、問題なく接種可能である。ワクチンの話が続いて申し訳ないのだが、3月31日が期限の予防接種があることを伝えたいと思う。

水痘ワクチンの2回接種は必要なのか?

質問に対する私見を書きたいと思う。水痘とオタフクカゼワクチンを一緒に論じることは出来ないので、今回は水痘のみに。
1)水痘ワクチンは有料である。
2)水痘ワクチンは安全であり、副反応はない。2回目の接種も副反応はなく、安全である。
3)日本小児科学会は1回目の接種して、4ヶ月から12か月の間隔を置いて、2回目の接種を推奨している。生後18ヶ月から2歳で2回目を受けるのが良い?
4)外国では2回接種している所もある。
以上の4つを前提として、私見を書きたいと思う。
水痘ワクチンはマイルドなワクチンであり、免疫は獲得できるが(抗体などが上がる)、その免疫は弱い。そのため、予防率は経験的には70%ぐらいである。つまり、接種してもかかることがある。しかし、弱くても免疫があるため、軽くすむ。軽いというのは、熱が出ない、水痘疹の数が5分の1ぐらい?
MRワクチンのような生ワクチンは、5年以上の間隔で接種すべきなのだが、水痘ワクチンについては、接種しても罹患するケースが多く、それも1歳から3歳でかかることが多いため、2回目の接種を早めに、間隔を短くして接種したらどうか?という提案である。
生ワクチンを短い間隔で2回接種して、どれだけ効果があるのか?という問題が残る。安全性は問題ない。免疫が上がるというデータはあるようだが、それは血液学的なデータ。つまり、机上の空論である。
1回接種群、2回接種群を作り、10年ぐらいフォローして、水痘の罹患率を調べて、統計学的に有意に差がある(2回接種するとかかる率が低い)ことを証明する必要がある。残念ながら、そのようなデータはない。
2回の接種は安全性には、全く問題はない。しかし、有効性についても、臨床的に検証されていないのが実情だと思う。

立ち往生

遠くの大学に進学した患者さんが、久しぶりに来院した。顔からもしっかり勉強していることが見て取れる。思わず、「単位は落としてないね?」と聞いた。最近の学生は、しっかり授業に出て、真面目に勉強していると思う。特に理系は、単位を落とすとまずい。我々の頃は教養が2年あって、それから専門であった。今は1年から専門の授業がある。
「先生は、今学生になったら、何をやりたいと思いますか?」と質問された。本人は当然真面目な顔。一瞬、私は質問の意味が理解できなかった。そこで、「うーーん」とうなってしまった。おそらく、私が大学生に戻ったとしたら、何を優先して学生生活を送るのか?という意味?本人はおそらく、下宿と学校を行き来するだけで、勉強に追われる日々。何か1つでもやるとしたら、何をやるべきか?その参考のために、私にこの質問をしたのではないか?
質問の意味が理解できなかったことと、全く考えたこともない質問に、答えが見つからなかった。10秒ぐらい考えて、出てきた答えは、「勉強かな」であった。学生に戻ったら、まあ真面目に勉強するかな?これでは、答えになっていないかもしれない。
学生時代で1番勉強したのは、大学生の時である。しかし、まともに授業は出ていなかった。今なら、もう少し真面目に授業を受けるだろうとは思う。家内に「どう答えたと思う?」と聞いてみた。家内は即座に「勉強でしょう。それしかないよね」と簡単に言い切った。「当たり。どうしてそう思うの?」と質問したところ、意外な答えが返ってきた。「私も勉強と答えるわ。もう少し真面目に勉強しておけばよかったと思うもの」
私は立ち往生して、やっとたどり着いた回答と、家内が考えていた答えは同じであった。しかし、そこに至る過程は、かなり隔たりがあると、私は感じた。でも、学生時代には戻りたくない。これが実感。学生時代を長くやりたいという神経が、私には理解できない。

桃の節句

昨日(土曜日)は待ち時間が長くなって、申し訳なく思っている。3月の始めからこの調子でいくと、土曜日はアレルギーを中心とした診療で、混雑することになるのだろう。毎年の風物詩?集中力のギアのアップが必要だろう。
今日は3月3日。ナツの初節句である。家内は桜でんぶを買ってきて、早速ちらし寿司を作った。昨日は強風で寒く、花粉症もきつかったのだが、今日は少しまし?夜になって、ハルと家内と私の3人で、上北沢公園から将軍池公園に出かけた。
将軍池公園には早咲きの桜があり、ライトアップされていた。ソメイヨシノよりも濃いピンク色の桜がチラホラ咲いており、春の風情を感じる散歩となった。

サイネリア

木曜日にクリニックの雑貨を買いに、仙川の島忠に出かけた。買い物を済ませて、仙川を散策。島忠の閉店が8時であることを知らず、8時を過ぎて戻った。店内には蛍の光が流れていた。慌ててエレベーターに。
ところが、入り口の花屋さんにずらりと並んでいる、鉢植えに目がとまった。懐かしい花だ。小学生の頃、サボテンと東洋蘭を育てるのが趣味であった。その頃、凝って栽培した花がある。それがサイネリア、春の花だ。当時は赤、紺、白の3色を、毎年育てていた記憶がある。サイネリアを見て、どうしてもほしくなった。1鉢400円弱。無理を言って、レジに駆け込んだ。
色は春らしくピンク。初めて見る色。家内も賛成してくれた。サイネリアを買う機会は何度かあった。ためらった理由は、病院ではタブーとされる花の1つだから。サイネリアの別名はシネラリア。私が育てていた頃は、シネラリアと呼んでいた。つまり、語呂が悪い。「シネ」がポイント。ついでに、根のある花は、入院が長引く、根が生えるということでタブー。椿は花がポロリと落ちるのでタブーだ。
今はシネラリア改め、サイネリア。入り口に置いてあるピンクのサイネリア、私は春が来たと感じる。ぜひ、サイネリアを楽しんでほしい。

春一番(子供たちの声が戻った)

今日から3月。暖かいのだが、風が強い。春一番である。といっても、今夜は雨の予報で、明日は寒くなる?診療していてたら、窓から子供の声が聞こえてきた。隣の上北沢小学校の校庭で、子供たちが遊んでいるのだ。当たり前のように思えるのだが、1年半ぶりの出来事?
2月28日で校庭が完成。これで小学校の改築工事が終わった。工事の影響は本当に多くあったが、子供たちの声を聞くと、やっと終わったという実感が沸いてきた。子供たちが広い校庭で遊べることは、肉体的だけでなく精神的にも良いことだと思う。部屋に閉じ込められると、精神的に圧迫され、イジメや精神的なトラブルの原因となる。ストレスのはけ口が、1人の人間に集まることが、イジメや体罰のきっかけになる。
最近、不登校やイジメ、精神的虐待の相談が多くなった。被害者の意見を聞くことが多いのだが、加害者の言い分も聞く必要があると思っている。しかし、私は聞ける立場ではない。どうしても、被害者サイドに立つことは意識している。それにしても学校の実態は目に余ると思う。最も大きい原因の1つは、「先生の指導力不足」だ。人間学の勉強が足りないように感じるのは、私だけだろうか?
春一番が吹くと、花粉症は最盛期となる。明日からは花粉症と食物アレルギー一色の診療になるのだろう。