34年目が終わる時

日曜日には仕事を入れないようにしていたのですが、6月30日(日曜日)は仕事があり、夜まで不在となります。ご了解下さい。
(本文)
時間の経過は早く、明日から6月。昨年に比べて、今年は静かであり、腰を痛めた以外は、何とか元気に過ごしている。今日はJTBに出かけて、早々と夏休みの飛行機と新幹線の手配を行った。7月には高校の同窓会もあるのだが、時間的に無理がある。
夏休みの最終週に、大分に帰省する予定。3ヶ月も先の話ではある。母に会って、そのまま家内の実家に立ち寄る予定。90歳を過ぎた義父母にも会いたい。行きは空路、帰りは陸路で、大分と広島に帰省することになるのだろう。慌ただし過ぎる移動になりそう。小学校の同窓会をする時間は取れそうにない(大変申し訳ない)。本院と「すぎなみ」で、お互いの休みをカバーする予定。8月の話ではあるが。
私は1979年6月1日から、小児科医としての仕事を始めた。今日で34年が終了する。明日から35年目。感慨はない。色々なものに熱中したが、「一番熱中したのは?」と聞かれたら、「それは仕事だよ」と答えるだろう。誰でも同じだが、仕事はきつくて辛い。しかし、その何倍も興味深く、面白いと思っている。診察室にいるだけの生活なのだが、四季折々の景色は変わる。いや、日々の景色も目まぐるしく変わる。そこに面白さがあり、飽きることはない。
私は座って勉強するのが、最も嫌い。精神的にも、肉体的にも多動である私の、精神的な興味を引きつけるのは、やはり仕事だと思う。人生で最も凝ったのは、やはり仕事である。

ヒト・メタニューモウイルス感染の集団発生?

3つの幼稚園の年少さんで、風邪(?)の集団発生があった。症状は発熱と咳、鼻水である。インフルエンザにしては鼻水が多く、RSにしては症状が軽い。検査でもインフルエンザ、RSは陰性であった。この風邪症状の原因の1つが、ヒト・メタニューモウイルス(human Metapneumovirus :MPV)感染ではないか?と疑っていた。3つの幼稚園での集団発生のため、MPVの迅速検査を行うことにした。
当院と「三宅小児科すぎなみ」で、1)6歳以下の症例、2)38.5以上の発熱、3)ハナとセキが強い、という3つの条件を満たし、RSとインフルエンザではない患者さんについて、検査を行うことに。
結論:1つの幼稚園はMPVの集団感染で、おそらく他の2つの幼稚園はMPVではない。
MPV感染症の特徴は、
1)RSに類似した症状で、2日から4日持続する発熱。
2)セキと鼻水が多く、細気管支炎症状を起こす。ただし、RSより症状は軽い。
3)1歳から4歳に多く、RSよりも好発年齢が高い。
4)潜伏期は4日から6日と、通常の風邪に比べて長い。6日後に感染した症例を経験している。
5)流行は通年性であるが、日本では3月から5月に多い。
以上、簡単にMPV感染について説明した。5月は明日で終わる。このMPV感染は6月も集団で起こるのでは?と思っている。検査はインフルエンザと同じ手技である。患者さんには検査の協力をお願いすることもあるだろう。その時は宜しくお願いしたい。

梅雨入り

関東甲信越地方も今日から梅雨に入った。今日は曇り空で、風が強い。5月の梅雨入りは珍しく、例年よりも10日ぐらい早い。この1ヶ月は雨か曇りの日が多いのだろう。
天気とは逆に、景気の良い話がマスコミで飛び交っている。人混みを歩いていても、すれ違う顔が明るく見えるのは気のせいなのか?医療現場では景気の回復は実感できない。景気とはまさに「人の気分」を表すもので、実態を反映するものではないのだろう。
アベノミクス、第三の矢などという言葉で、人の気分を煽る。気分が良くなることは、決して悪い事ではない。性格が明るくなり、やる気が出てくる。私は通常なら定年の年齢であり、静かに社会の流れを見守っている。私の仕事は例年になく静か。人生にまだやり残した事があるのでは?と、自問自答しながら暮らしている。いやいや、やり残した事だらけ。手が付けられないほど?

女性手帳

今話題の女性手帳。配布の延期が決まったようだ。実物を見ていないので、賛否を云々するつもりはないのだが、自由人であり、男性の私は「何だか押しつけがましい」「個人には個人の色々な理由がある」と感じてしまう。女性はどのような感想を持つのだろうか?当然、男性手帳も作るべきだと思う。
このような物が新聞の折り込みチラシと同じで、目にとまって読む人もいるだろうし、ゴミ箱に直行する場合も多いだろう。税金を投入する価値があるのか?出産しても苦労の連続であり、子育てのインフラ整備が遅れている日本で、結婚出産がバラ色ではない。女性手帳を配布する前に、優先的にやるべき事があるように思うのは私だけだろうか?

牛乳アレルギーによる事故

調布のアレルギー事故から、給食でのアレルギー対応が問題となっている。今回の西宮の事故。わざわざ報道する意味があるのか?という疑問は残る。報道情報で判断するならば、「喉がイガイガする」(OASという)だけで、抗アレルギー剤を内服させるのは通常の対応である。その上にエピペンを打って、一時入院までしたと推測され、あげくに教育委員会が発表するという事態。真実は解らないのだが、私は過剰反応だと感じる。
完全除去を指示していても、ある程度も確率で事故は起こる。アレルギーの軽い子は、「100mlまでは可」とか、「加熱卵で20gまで可」という指示を出すこともある。おかわりして食べ過ぎたり、牛乳をこぼして皮膚に付着して蕁麻疹などというケースもある。給食当番でこぼれた牛乳を布巾で拭いて、手に着いた牛乳で目をこすってお岩さん状態ということもある。色々なケースを挙げればきりがないし、すべてにエピペンを打つことは無謀である。
誤食した時には抗アレルギー薬の内服。「蕁麻疹が広がった時」や、「呼吸が苦しい」場合には、エピペンか病院搬送すべきであり、それで十分に対応出来ると思う。誤食はあってはならないことだが、過剰反応は現場を混乱させるだけだ。
私はこのスジのプロである。興味のポイントは小学校で誤食トラブルが多いのは、牛乳なのか?卵なのか?小麦なのか?という点であるソバやピーナッツは、給食に使われることはない。ソバの産地やピーナッツの産地では、食育のために、例外的に給食で使われるようだが。キウイフルーツやエビ、イカもトラブルは多いのだが、症状が出て、初めてアレルギーを認識することが多い。これは誤食ではない。
一連の報道からは、牛乳の誤食が多いという印象を受ける。ニアミスからアナフィラキシーに至るまで、給食のどの食材でトラブルが起こるのか?小学生と中学生では差があるのか?「給食、アレルギー、誤食」というテーマのポイントは、そこにあるのではないかと私は思っている。
(新聞記事より)
兵庫県西宮市教育委員会は22日、牛乳アレルギーのある小学5年の男児(10)が給食のコーンクリーム煮を食べて喉の異常を訴え、病院に搬送されたと発表した。市教委によると、料理に牛乳が含まれていることに保護者と教師が気付かなかった。食べた後に「喉がイガイガする」と訴え、持参していた抗アレルギー薬を服用。携行していたアレルギー反応を抑える注射薬「エピペン」も養護教諭が打ち、救急車で病院に搬送した。軽症で同日夕、退院した。西宮市では全児童のアレルギーを調べた上で毎月、材料を明記した献立表をアレルギーのある児童の保護者に配り、食べられない料理を確認してもらっていた。男児の保護者がコーンクリーム煮に牛乳が使われていると気付かず、担任と栄養教諭も再確認したが、見落とした。同市では、1月にも給食でケーキを食べた児童がアレルギー症状で救急搬送された。

運動会

今朝、洗濯物を干そうと屋上に上がった。目の前には運動会の準備が終わった、上北沢小学校のグラウンド。簡易のテントや、なびく旗。新築の校舎に、薄い緑色の人工芝?体育館の位置も変わり、以前の運動会とは、全く違った景色がそこにあった。
空は曇り。天気は回復するのだろう。今日が運動会である。確認はしていないが、朝は(道路が)スクールゾーンになる可能性がある。人通りも多くなるはず。交通事故にはくれぐれも注意して来院してほしい。
アデノ、溶連菌以外の病気の流行はなく、予定通り静かな診療である。この時期は予防接種がお薦め。診察室のカブトムシの幼虫。1匹がオスの蛹になった。時間のある時は、幼虫や蛹を見て楽しんでいる。自然の営みはすごい?

蛹室(ようしつ)

私の甥が繁殖させて、皆さんにお配りしたカブトムシの幼虫。手元に20匹以上残っている。先週から糞で壁を作り、蛹(サナギ)になる部屋を作り始めた。何匹かは蛹室が完成し、足が動かなくなった。来週には蛹になるのでは?透明な容器に入れ、幼虫→蛹→成虫という完全変態を観察したいと思っている。診察室には2匹ほど置いてあり、変身が観察できるように準備している。
子供たちに蛹や羽化したばかりの成虫を、観察してもらいたいと思っている。昨年から真面目に(?)育ててきたオオクワガタも、蛹室を作り始めた。7月の末には完成された個体が出てくる予定。頂いたニジイロクワガタの幼虫も順調に育っている。大型のニジイロが完成するはず。
恒例のキリギリスの養殖も手がけているが、オスが食べられて、メスばかりが大きくなる。いつものように「メスは凶暴で困る」と独り言(?)順調にオスが育てば、6月の後半には鳴き声が聞かれるだろう。その前にメスをお見せしたいと思っている。
ダンゴムシに凝っているハルは、30匹ほど育てている模様。カルシウム不足にならないように、チーズを与えているようだ。生き物を眺めるのは、本当に飽きない。

ツーショット

予定通り、先週から静かな診療が続いています。待ち時間は0から10分。今週末は上北沢小学校の運動会。建て替えのため、2年間は八幡山小学校の運動場を間借り。上北沢小学校の校庭での運動会は、本当に久しぶり。天気が良いといいのですが。
ご心配をおかけしましたが、ようやく腰の調子も改善。痛みもなくなりました。朝夕に家内の力を借りて(?)、ストレッチ。ずいぶん腰と股関節の可動性が良くなりました。これで集中して仕事ができますね。今週は予防接種と健診がお薦めです。
二人
今回の上高地は、簡易三脚を忘れたため、ツーショットは難しい。岩の上にカメラを置いて、セルフタイマーでパチリ。この写真は思い出に残る1枚になりそう。背中にはリュック、腰には貴重品を入れたベルト。天気も景色も抜群。水の色も良し。ただし、腰が痛い?

子宮頸がんワクチンは危険なのか?

子宮頸がんワクチンが4月から定期接種となったが、接種票は送られてきていなかった。予定では5月中に新中学1年の女性を対象に、接種票が送られてくる予定。副反応については、何度もこのブログで取り上げてきた。しつこいので、説明は略したい。
「副反応が出たらどうしてくれる」という議論と、20年後に子宮頸がんになった時に、「接種していなかったからかかった?誰が責任を取ってくれるのか?」という議論が出てくるだろう。選択は本人と保護者の方の考え方だと思う。
子宮頸がんワクチンと肺炎球菌ワクチンは、「安全か?」と言われると、流石に安全とは言えない。家内も娘たちも、このワクチンは接種している。おそらく、今月中には接種票が送られてくるはず。じっくり考えて、接種するかを決定してほしい。
大正池
気分を変えて、早朝の大正池と雪の残る焼岳の写真。「今年は水量が多い?」と思っていたが、水量は水門で調節しているらしい。朝日に輝く焼岳の景色は素晴らしい。

ゆるキャラ

水曜日は車で上高地に入った。といっても、私は運転席の隣で、横になっていただけなのだが。7時半に上高地に到着。旅行関係の団体が、ホテルから出てきた。その後ろから、何とも変わったゆるキャラが登場。「これ何ですか?」と聞くと、「信州マスコットのアルクマです」とのこと。アルプスとクマを合わせた名前で、顔はリンゴ?
「一緒に写真を」という話に。
澄み切った青空、後ろは明神岳。建物は上高地清水屋ホテル。桜は満開。右側には梓川(写っていないが)。家内はノンビリと上高地を歩くのが、ストレスの解消になるようだ。私も大好き。荷物を預けて散策。腰が痛いのでゆっくりと。河童橋経由、明神池、徳沢、横尾まで行ってUターン。人に会わないのが最高。
あるくま
(アルクマ)
信州だけに出没する珍しいクマ。クマなのに寒がりでいつも頭にかぶりもの。クマなのに旅好きでいつも背中にはリュック。信州をクマなく歩きまくり、信州の魅力を世の中にクマなく広めるのが生きがい。
出身 - 信州、日本アルプスのどこか
性別 - 不明
年齢 - 不明

アデノウイルスの流行

全般的に病気は少ない。アデと溶連菌感染ぐらい?今年はアデノウイルス感染症(咽頭結膜熱、プール熱)の当たり年になる気配。保育園や幼稚園で、感染が広がっている。高熱から始まって、鼻が詰まってくる。鼻水や咳はほとんどない。出席停止の病気であり、解熱してから2日経過して登園できる。てーまは「突然の高熱」である。
昨日から私も家内もウルトラクールビズスタイルに。下は短パン、上はスクラブである。スクラブも色の種類が増え、新しい色は新鮮であり、私も家内も色選びを楽しんでいる。腰の具合の関係で、パソコンの前に長時間座るのは仕事に差し支える。さあ、仕事だ。

ストレッチ

2日間の休みをいただき有り難うございました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。「すぎなみ」にかかられた患者さんの情報が、神尾からメールで届いていました。
この2日は家内の希望する所に行くと伝えてありました。天気には恵まれたのですが、長い時間座っているため、腰痛(筋肉痛)があり、車の運転はきつい。そのため、すぐに家内に運転を任せて、私は座席をフラットにして居眠り。何とも冴えない状況になってしまいました。
座位はきつく、座位から立ち上がるのがもっときつい。歩き始めると、ほとんど問題なしという状況。散策の後は、ただただストレッチ。夕食をのんびり食べた後の立ち上がりが痛い。11時のチェックアウトまで、家内に手伝ってもらってストレッチ。何とか痛みはなくなりました。
ところが、帰宅途中から土砂降りの雨と、工事のための大渋滞。家内の運転で、私は横になっていたのですが、拘束時間が長いと、また腰にくる。2倍の時間をかけて、ようやく8時に帰宅。座ってブログを書いていますが、この椅子は硬い。腰に悪そうなので、長く座るのはまずい。寝る前にストレッチかな?明日に備えて。

15日(水曜日)、16日(木曜日)は臨時休診となります。

明日から2日間、休みを取らせて頂きます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。予定通り(?)、連休明けは静かです。先週よりも今週の方が静か?と言っても、インフルエンザBや溶連菌、アデノウイルス感染(プール熱)、胃腸炎などの病気の患者さんが来られています。この状態でも、1年で最も患者さんの少ない時期の1つ。
前屈みの診察姿勢の影響なのか?今朝から珍しく、腰の調子が悪い。ちょっと休養の時期かもしれません。気になる患者さんが数名おられます。熱が下がらない、セキが止らない時は、「三宅小児科すぎなみ」を受診するようにお願いしました。申し送りも済ませています。
繰り返しになりますが、お困りの方は近隣の小児科か、「三宅小児科すぎなみ」を利用して下さい。ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。
「三宅小児科すぎなみ」
杉並区高井戸東3-26-12 
高井戸医療ビル地下1階
電話:03-5336-6727

万歩計

5年以上前から、私も家内もポケットに万歩計を入れている。1日のノルマ(?)は6000歩から7000歩。座ってる仕事なので、どうしても運動不足になる。雨が降ると、ほとんど歩くことはない。
元旦に0にセッティングして、年間およそ300万歩を目指す。今年はペースが早く、既に140万歩を越えている。最も歩いたのが、42000歩で軽井沢一周。芦ノ湖一周が24000歩?足に過度の負担はかけないように、ノンビリ歩くのがベスト。歩行は生活の基本であり、運動の原点でもある。
しかし、膝関節は消耗品である。「○○育ちの」という宣伝でお馴染みのグルコサミンやヒアルロン酸は、加齢に伴う変形性膝関節症を予防すると言われているが、エビデンスはない。グルコサミンはグルコースアミンなので、血糖が上昇して、糖尿病に悪いのではないかと思ってしまうのだが、その点についてもエビデンスはない。
何はともあれ、私の年齢での歩き過ぎは、将来的に禍根を残す可能性がある。長時間の正座や、マラソンなどの走り過ぎも危険?体重増加も膝には負担をかける。身体は消耗品であることは、頭に入れておく必要がある。しかし、逆に動かさない関節も、運動機能が低下する。そのバランスが難しい。また、歩く時の靴には注意する必要がある。底の硬い靴は膝や腰に負担になる。逆にクッション性が高過ぎると、膝に負担がかかる。
15日、16日は臨時休診させていただくが、家内は「いつものようにゴリゴリ歩くのは止めて、ノンビリと散策を」と言う。確かにそのような年齢である。おそらく靴はトレッキング仕様。目標は1日に20000歩になるのだろう。年の割には歩き過ぎかも?

今日は雨?

今朝は5時に起床。雨は降っておらず、昼前から雨?今日は早めに来院して下さい。明日(日曜日)は3時30分から4時30分まで診療します。急患の方はどうぞ。
アベノミクスで円安、株高の報道一色。景気の良い話が多いのですが、私はあまり実感がありません。社会の接点がが診療だけなので、実感できないのかもしれませんが。デパートやリゾート地に行くと、景気回復を感じることが出来たのかもしれませんね。ゴールデンウィークはほとんど出かけていませんから(3時間ほど多摩動物園に行きましたね)。
震災後の緊縮策から、アベノミクスへの転換。いつかは皆さんの生活に、この好景気(?)が反映され、私も診療の場で実感できるようになるといいのですが。私は贅沢は嫌いというか、身体に悪いことは仕事に差し支えるので、全く興味がありません。美味しい物を食べたいとか、高級ホテルに泊りたいとか、全く思いませんね。それよりもゆっくりとした時間を持ちたいというのが、正直な気持ち。人に会わず、人に干渉されない環境で、1日か2日過すことが出来れば十分。
来週の水曜日(15日)、木曜日(16日)は臨時休診になります。久しぶりの休み?人気のない場所に出かけたいですね。ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします。

風疹の大流行

昨夜のNHKの「クローズアップ現代」で「風疹の大流行」というテーマの放送があった。風疹の流行は大人の男性が中心であり、小児科には直接は関係ないと思っていたのだが、今週に入って、風疹の疑いで検査をする事態が、当院でも「すぎなみ」でも起こっている。診断の確定には血液検査が不可欠であり、2日の日数がかかる。風疹ワクチン未接種者の発疹は、検査が必要となる。
この報道で示された発症統計は、男性は20歳から50歳で、ピークが30代前半にある正規分布。女性は20代が中心であった。男性において風疹の定期接種が開始されたのは、32歳から33歳の世代。女性はその前から定期接種化されていた。報道では男性の風疹ワクチンが定期かされた当時、ワクチン被害が問題となっており、実際に接種した人は少なく、この影響は女性にも及んだ。そのため20代の女性や、20代、30代の男性が風疹にかかり、先天性風疹症候群が問題となっているとのこと。
このデータを見ると、風疹ワクチン未接種者で、風疹に罹患した既往のない方は、風疹ワクチンを接種する必要があると思う。しかし、風疹ワクチンは入手出来ない状況が続いている。当院でも残り10本。「三宅小児科すぎなみ」でも残り10本ぐらいと聞いている。MRワクチンで対応するしかない状況がそこまで来ている。

ウルトラクールビズの延期

4月の下旬から、気温が上昇していた。都庁などでも5月からクールビズに。私も家内も、連休明けからウルトラクールビズに衣替えと決めていたが、急に気温が下がって、流石に短パンとスクラブ1枚という出で立ちは寒い?もう少し暖かくなるまで、今の服装で仕事をすることにした。新しいスクラブも着てみたいのだが。
連休明けは予定通り、静かな診療である。予防接種と健診がお薦め。僅かにA型インフルエンザとB型インフルエンザの残党が残っており、アデノウイルス感染(俗称プール熱)がパラパラ。今年はアデノの当たり年になるかもしれない。
5月15日(水曜日)、16日(木曜日)は臨時休診となる。ご迷惑をおかけするが、ご容赦願いたい。「三宅小児科すぎなみ」は15日、16日も診療している。お困りの方は、近隣の小児科か、「すぎなみ」を利用してほしい。毎年恒例の休みなのだが、昨年は雨で霧ヶ峰、一昨年は大雨の中の大山詣、今年も天候次第?頭を休めるのが目的なので、家内とゆっくり散策できれば十分。つくづく無趣味だと思うのだが、人生には時間の制約があるので、まあ仕方がないかな?

育児休暇の延長

連休が今日で終わる。「やっと終わった」というのが、私と家内の感想である。色々な用事に追われ、この4日間は、一緒に散歩どころではなかった。というより、二人で食事をする事もなかった。やっと、パソコンの前にす座ることが出来た。ゴールデンウィークは疲れるだけ?滅多に弱音を吐かない家内も、「流石に疲れたね」と。
育休の延長が提示されている。賛否両論、相反する意見もあるだろう。私は育休の延長に反対するつもりはない。育児を楽しむこともできるし、病気の時の対応も無理なく出来る。反面、親子だけの時間は、多くの軋轢を生み、経済的にも苦しくなる。物事は長所、短所があり、全員がハッピーで、上手くいく事などあり得ない。
皮肉な見方をするならば、育休延長は女性の雇用を抑圧するだろうし、社会復帰に時間と手間がかかる。今は江戸時代ではない。3年間仕事を離れると、完全に浦島太郎状態となる。システムは変わっているし、社会状勢も全く違う景色になっているはず。新入社員とほとんど変わらない?
もっと皮肉な見方をするならば、「待機児童解消の最も簡単な手段」が、育休の延長である。政府や地方自治体が、全く手を汚さずに待機児童問題を解決する悪知恵を出せと言われたら、私は「育休の延長」を提案するだろう。
待機児童の解消には、「狭い部屋でも詰め込めるだけ詰め込め」「育児の質は問わない」というのが、今の実情である。多くの企業が、保育産業に参入していることも事実。ITバブルの終わった今、1つの成長産業と見込まれている。一方、仕事復帰できないお母さんが、多く存在する。育休の延長は、1つの救いになるだろう。多くの利害が交錯する育休の延長。この結末は?繰り返しになるが、私は育休延長に賛成でも、反対でもない。保育環境が整っているという条件付きならば、育休3年は長過ぎるとは思う。
(報道記事より)
育児支援では、現行法で最長1年半の育休期間を3年に延ばす。一方、仕事を長く休むと職場復帰が難しくなるため、企業と大学が連携して復職支援プログラムを策定。国が受講者に「学び直し支援金」を払う制度をつくる。そのほか、子どもが3歳になるまでは、男女とも短時間勤務を取得できるようにしたいと表明した。

4連休は午前診療

明日からの4連休は、7時半から10時までの受付となる。スタッフが少ないため、電話での対応はできない点は、お許し願いたい。5月15日(水曜日)、16日(木曜日)は臨時休診となる。病気の少ない時に休むのが基本。この点もお許し願いたい。15日、16日は「三宅小児科すぎなみ」が対応する予定。
今日の夜は、久しぶりに家内と散歩。杉並総合高校から高井戸東小学校、神田川経由、塚山公園へ。ちょうど1時間。気温は低く爽やかで、歩いても疲れない。赤、白、ピンクのツツジが満開。気温は低いが、初夏を感じさせる散歩となった。ゴールデンウィークを越えると、少しゆっくりできるかな?

ベビーカー

休みにはめったに子供の多い所には行かない。仕事が仕事なので、白衣を脱ぐと、静かな生活を送りたいと思う。しかし、この連休はそうは問屋がおろさない。家内は「私にはゴールデンウィークはない」と言っている。明日(2日)は木曜日で午前診療。3日から6日の4日間は、7時半から10時までの診療となる。午後には、色々な予定が入っている。私も他に用事があり、ほとんど別行動になりそう。
先日、久しぶりに多摩動物公園に出かけた。最近、ベビーカーが少なくなったと思う。私の世代は、ダッコヒモを使うことはなく、移動はベビーカーが中心であった。電車などの交通機関でも問題や、階段での不都合、重さの問題、それに利便性が加わって、ベビーカーを使う機会は少なくなった。
診察室を訪れる方も、ベビーカー使用は少なく、ダッコヒモが中心である。共働きで、保育園までベビーカーという訳にはいかないし、置く場所や雨天の不便さもある。時代はベビーカーからダッコヒモに移っている。娘たちの家にもベビーカーはあるが、使っているのはダッコヒモが中心である。
昔人間の私は、ベビーカーが好きである。子供のダッコは腰や膝に負担がくる。ベビーカーの方が、身体は楽だと思う。私も家内も年なので、子供をダッコするのは、結構膝にくる。私は5歳ぐらいまで、祖母の背中で眠りについた。雨の日も雪の日も、オンブされて散歩。祖母の腰が曲がったのは、私のせいだと言われたが、今になると、その意味が理解できる。当時はベビーカーなどというしゃれた物はなく、ダッコヒモもなかった。オンブヒモと、冬は背中にチャンチャンコをかけてもらっていた。子育てグッズも、時代のニーズに合わせて進化していると思った。