新年長さんはMRワクチンⅡ期の接種を

今日で3月が終了します。この10日間のMRワクチンⅡ期の駆け込み接種は10名弱。新年長になった4月に、ほとんどの方が接種していたということ。明日からは新年長さんが、MRワクチンⅡ期の接種対象者となります。忘れる前に、早めの接種をお願いします。4月の上旬から中旬は、病気の流行もなく、1年で最も静かな季節です。
明日からいよいよ新学期です。今年のテーマは「育てる」ですが、少しずつ進んでいます。患者さんから頂いたナナフシも、少し大きくなりました。バラや桜の葉を食べています。入り口に置いていますが、小さくて見えづらいかと思います。探して楽しんで下さい。

上北沢の桜

今週末は上北沢の桜祭り。気温の低下の影響で、桜の開花が遅れて、今週末が見頃になりそうだ。今夜は家内と、上北沢の桜並木を散歩した。5分咲きぐらい?人間と同じで、桜も歳をとる。26年前に比べて、花の数は少ないと感じる。一部は若い桜の木に入れ替わっている。世代交代である。
今週のテーマは予防接種だ。インフルエンザは昨日が6名で、今日が2名。すべてB型である。昼前を除けば、待ち時間はほぼ0である。読み残しの本を読む、楽しい時間が取れそうだ。

雷雨の三軒茶屋

昨夜は「すぎなみ」の神尾と、講習会に出かけた。神尾も仕事を終えて、6時過ぎに合流。キャロットタワーに車を止めて、ちょうど7時に昭和女子大の人見講堂に到着した。講習会が終わったのが9時15分。外に出ると、稲光が走った。雨の中、キャロットタワーに急いだ。
車で帰る途中も大雨。驚いたことに、大原の交差点付近は雪景色。歩道は真っ白になっていた。道路にもシャーベット状の雪が積もっていた。その影響で渋滞に。家に帰ると、激しい雷雨。気温は低く、何とも大変な外出となった。
年度末はどうしてもバタバタする。仕事自体は忙しくないのだが。明日は晴れて、家内と夜桜見物ができる予定だ。

診療報酬改定の説明会

明日の夜も、7時から三軒茶屋で説明会がある。この説明会は出席するのが義務。7時からなので、6時には出かけなくてはならない。午後は早めの来院をお願いしたい。「すぎなみ」の神尾と一緒に出かける予定。
今朝は芦花公園に立ち寄った。菜の花畑の横にある桜並木は、ほぼ満開の状態。桜の木の下には、場所取りのビニールシートが、所狭しと敷きつめられていた。ビールを片手の花見になるのだろう。ここからの2週間は、MRワクチンを中心とした予防接種がテーマとなる。お忘れの方はぜひ、また忘れる前にぜひ接種を。待ち時間はほとんどない予定。

笑顔の卒業式

昨日の昼過ぎ、隣の上北沢小学校から音楽が流れてきた。見ると6年生が、保護者や在校生に見送られ、校門へ向かっていた。卒業式の最後の場面である。私も慌ててサンダルをはいて校門へ。そこには多くの笑顔と、記念撮影をする光景があった。私立中学の行く子どもも多いので、別れを惜しんでいるのだろう。遠巻きに見ながら、私は拍手を送っていた。
待機児童の問題が、さらに大きな問題として取り上げられている。芦花公園の中に保育園ができると報道されている。世田谷の待機児童は多く、近隣でも新しい保育園ができているし、来年オープンする保育園もある。私に直接関わってくるのが園医である。園医や校医はできる限り避けて通ってきたのだが、医師の高齢化(当然私も高齢化なのだが)もあって、昨年あたりからは避けて通れない問題となった。4月から1つの保育園の園医を依頼されていた。昨日、正式に決定したとの連絡が入った。家内や三女の山角、「すぎなみ」の神尾がいざという時の助っ人役を申し出てくれた。
昨夜は家内と医師会館に出かけた。4月から診療報酬の改定がある。その説明会があった。「かかりつけ診療料」を含めて、関係しているポイントは4点ぐらい。「かかりつけ診療料」に関わるつもりはない。夜遅くに帰宅して、家内と上水公園を桜上水まで散歩。気温が低く、桜は2分咲き。少し気分転換をしないと、熟睡できない。
今日(26日)は私と家内にとって特別な日だ。1990年の今日、東京に転居してきた。全く知らない土地で開業に準備が始まった。当時は携帯もネットもなく、手探り状態での準備。狭い部屋での仮住まいで、親と子ども3人で肩を寄せ合って暮らし始めた。不安も多かったが、何だか楽しい思い出である。
(当分の間、日曜日の診療は出来なくなりました。病気の少ないこの時期に、片付けなくてはならない問題もありますので、ご容赦下さい)

神田川沿いの散歩

今夜は家内と塚山公園から神田川を散歩しました。最近は手頃感と買い物のついでに松沢病院一周が多かったのですが、今日は桜の開花につられて花見がてらに神田川へ。桜は一分咲きでしたが、気温も最適で、中空には満月。とても気持ちの良い散歩となりました。
組体操を中止する学校が多いと聞いています。近隣の学校も中止するとか。私は大賛成です。意味のない大怪我が避けるべきだと思っています。季節外れの話題のようですが、世田谷は5月に運動会を開催する学校が多いので、季節外れではありませんね。
明日からは春休みで、子供たちは少なくなります。病気の流行も終息して、静かな春を満喫できる予定です。

溶連菌とヒト・メタニュ-モウイルス

今週は予防接種と健診が中心の診療です。インフルエンザは1日に5名前後。溶連菌が多く、ヒト・メタニューモウイルス(MPV)感染が4名確認されています。「三宅小児科すぎなみ」からMPV流行の連絡が入っていましたが、とうとうこちらに波及してきたようです。症状は高熱とハナとセキで、インフルエンザより重く、RSより軽いというイメージでしょうか。
近隣の小学校は明日が終業式で、明後日が卒業式です。いよいよ春休み。当院の外来は混雑してはいません。4月からは新年長さんのMRワクチンⅡ期が始まります。当分は予防接種が中心になると思っています。忘れる前に、早めの接種をお願いします。

文集

昨日次女の神尾が、ハルとナツの保育園の文集を持ってきてくれた。4月でハルが年長、ナツが年少になる。時の経過は益々早くなる。その文集に登場する子供たちの多くは、私は顔見知りである。文集を読んでいると、その子供の性格や、小さい頃の顔が目に浮かんでくる。家内の顔も楽しそうだ。
一人っ子の場合は、文章も写真も力が入っている。3番目ぐらいになると、書く親も力が抜けてリラックスした感じ。一人っ子は皆が注目して、チヤホヤする。性格にかなりの影響がでる。成人の皆が一人っ子という社会は、かなり異様である。極端な意見がまかり通る可能性が高い。一人っ子政策は危険過ぎる。
この文集に、何と私も登場していた。夏の野川公園で、川遊びをした時のハルとナツと3人で写った写真。私は帽子を被って、魚を捕る網を片手に。これもかなり異様で、危険な写真である。「何で、こんな写真が載ってるんだ」と呟いた。まあ、子どもたちと遊べる体力があるということで、満足すべきなのだろう。とても楽しめた文集であった。まさに年度末。

残りの仕事

春分の日が終わると、「少しゆっくりできるかな?」と思います。インフルエンザも1日に3名前後で、残った仕事はMRワクチンⅡ期を忘れていた方の駆け込み接種だけでしょうか。今年はMRワクチンのⅡ期の駆け込みは少ないので、ほとんどの方が忘れずに接種出来ている?
土曜日はハルとカイとナツとを連れて、希望ヶ丘の温水プールに出かけました。私は初めて行ったのですが、広い施設にびっくり。多くの子連れ方が泳いだり、水遊びをしていました。これから暖かくなると、さらに混み合うのでしょう。流れるプールがあって、ハルやカイは大喜び。後を追っかけるのも疲れますが、家でリクの相手をしていた家内が、一番疲れたのかもしれません。おそらく、今日が桜の開花宣言があるでしょう。いよいよ春ですね。

振替休日

明日は春分の日。先日散歩した芦花公園は、菜の花が満開になっていました。花粉症さえなければ、爽やかな良い季節ですね。
(以下、独り言です)
今年から海の日ができた。週休2日で、祝日も多く、また振替休日もあって、仕事をする時間が少なくなった。当然、学校の授業時間も少なくなる。その不足する時間を、授業延長で補うことに。1日の授業が長くなると、子供たちの心に負担がかかるし、インフルエンザなどによるが学級閉鎖の影響も大きくなる。授業で落ちこぼれる子どもが増える。学力の格差が大きくなる。
また、休みが増えると、遊園地やショッピングモールなどが賑わう。日本は観光立国で、製造業からサービス業が主体の国に移行してきた。サービス業の基本は、人が休む時に働くこと。休みが増えると、1日の仕事が増えて、ストレスが溜まる。勤勉さを誇った日本人は今は昔。これだけ休みが多いと、非正規雇用が増えて当然。きつい労働をしている人は時給が安い。時給のアップを叫びながら、祝日を増やして労働時間の短縮を図る。全く矛盾した政策だと思うのだが。ちなみに医療もサービス業である。

やっと春らしく

ほとんどの幼稚園は今週で終業。小学校も来週までですね。もうすぐ移動の季節になります。インフルエンザもほぼ終了しました。流行する病気はありません。健診と予防接種がお薦めです。特にMRワクチンのⅡ期を忘れている方は、ぜひ接種を。現在の年長さん(4月に小学校に入学予定の方)が対象で、期限は今月末までです。
今週の土曜日は通常通りの診療です。テーマはアレルギーです。時間がかかりますので、待ち時間が長くなるかもしれません。また、月曜日(春分の日の代休)は7時半から10時まで診療します。宜しくお願いします。来週には桜が咲きますね。

被爆の森

何度も書くが、軽いテレビ番組が多い中、NHKは時々重い番組を作る。録画していたNHKスペシャルの「被爆の森」は興味深かった。放射能に汚染された広大な避難区域。人は住んでいない(人の立ち入り自体がが制限されている)。放射能の汚染は、5年前に比べて低くなってはいるものの、依然として高い値が続いている。放射能は目に見える物ではないので、動物たちは自分に危害が及んでいるとは思っていない。
サル、イノシシ、キツネ、アライグマ、ハクビシンなどの動物が、最大の天敵である人間がいないため、人間の生活環境を利用して繁殖している。動物大好きの私だが、町の中を闊歩する野生動物たちに違和感を感じた。家屋や畑は荒らされ、住民の帰宅の大きな障害になると思った。
驚いたのは、野生動物や鳥、草木の放射能汚染だ。いくつかのデータが紹介されたが、十分な調査にはまだ時間がかかると思った。言えることは、土地の放射能汚染だけでなく、根から放射能を吸収する草木も、放射能に汚染され、それを食べる昆虫が汚染され、草や虫を食べる鳥や動物に汚染が広がっている。
ツバメの奇形の確率が明らかに高く、猿の筋肉や骨髄のデータを見ると、癌の発生率が高まるのでは?今後のテーマであろう。現時点では人体への影響の証拠はない(らしい)が、今後の調査が必要だ。震災と震災後の放射能汚染の影響と、現状を見ると、本当の復興はまだ遠いのでは?と思った。放射能は目に見えないもの。何も知らずに繁栄している野生動物たちも、被害者なのだろう。

座高

昨夜は冷たい横殴りの雨が降っていた。その雨の中「学校保健安全法施行規則の一部改正」についての説明会に出かけた。4月から学校での健康診断方法が、一部変更になる。
その1つが座高測定の削除である。確かに私の世代でも、学校で座高測定を行った記憶がある。身長は問題になるのだが、座高は確かに意味がない。座高は身長の影響を受けるため、絶対値としては意味を持たない。身長で割っても、それが何を表すのか?そのように考えると、座高測定の削除は納得できる。
もう1つがギョウ虫卵検査の廃止である。廃止と言うより、必須項目から外されるということ。全員検査ではなくなる。我々の時代でも、ピンテープ検査を行った記憶がある。虫卵検査の陽性率が下がったことが、背景にあるのだろう。
この2つが削除項目で、追加としては「四肢の状態」をチェックすることが加わった。膝、腰、肘、肩に異常がないかをチェックすること。お母さんや本人の訴えが、参考になる。整形外科的な内容なので、異常があれば整形に紹介することに。運動不足や、逆に野球やサッカーなどの激しい運動で、膝や肩に異常を感じる子どもが増えていることが背景にあるのだろう。

やっと静かに

昨日(土曜日)も12時半には仕事は終わりました。10月からのバタバタも、今週末の連休で終了ですね。仕事のペースは例年並み、平均的と言うべきでしょうか。4月の診療報酬の改定に向けた、また新年度に向けた講演会や説明会が続きます。母の相続や、「育てる」という今年のテーマが控えています。
事情があってハルとナツが不在のため、昨日は「すぎなみ」の神尾とゆっくり話が出来ました。神尾も余裕のある自分の時間の持てたのは、7年ぶりぐらい?子育て中のお母さんは、全く自由がききませんね。少し時間ができたのは、ハルとナツが大きくなったお陰?「子どもの成長は早い」という話に。まあ、かわいいのは今だけかもしれませんが。
20日と21日は連休ですが、21日の7時30分から10時まで診療します。テーマはアレルギー。

揚げ足

保育所を保健所と読み間違えたり、歯舞が読めなかったり。まあ、色々なことがあるのだが、育休議員の問題とは違って、私はこの手のミスには寛容である。40歳も過ぎれば老眼となり。文字は見えにくくなる。慌てて読めば読み違えるし、読み方を間違ってはいけないと緊張すると、知っている文字も読めなくなる。歳をとって認知力が落ちると、とんでもない読み違えをする。このようなアクシデントは普通に起こる。まあ、人の揚げ足を取るのは、本質的なことではないので、時間の無駄と思ってしまう。
30年以上も前のことだが、学会で都立荏原病院が読めずに困った記憶がある。今ならばエバラと読めるのだが、当時は慌てた。居直って、「これ何と読むんですか?」と聞いてしまった。歳を重ねると、思わぬトチリ(?)や失敗が蓄積されてくる。揚げ足を取られるとこちらも困る。だから寛容になるのだろう。

震災から5年

震災から5年が経過した。復興は道半ば。地震や津波で亡くなられた方や、震災に関連して亡くなられた方の冥福を祈りたい。誰もが思うことだが、原発事故さえなければ、事故後の対応を誤らなければ、復興の速度は早まったはず。過去を悔いても仕方がないのだが。「住めば都」と言うが、それは若くて体力がある方の話だろう。

小児かかりつけ診療料

今年の4月に、2年に1度の保険の改正が行われる。診察や検査、薬剤の料金や価格が見直される。話題となる薬価は、財政事情を考えて5%前後のダウンに。多くの医療機関にかかる無駄をなくすため、「かかりつけ医」の普及を目的とした政策が採用されている。その中の1つに「小児かかりつけ診療料」という、いわゆる診察料が設定される予定である。
従来の診察料より割高の料金。対象は継続的に受診している3歳未満の患者さんである。「病気になった時に、最初に受診する医療機関である」ことについて、患者さんの保護者の同意を得ること。この料金は1カ所だけで算定する。つまり、保護者の同意をえた上で、「ここだけですよ」と念を押す必要がある?もう1つは24時間、または午後6時から10時の時間帯に、患者さんからの問い合わせに対して対応することが求められている。私はゆっくり風呂に入りたいし(といってもカラスの行水なのだが)、夕食ぐらいはゆっくり食べたい。携帯が鳴りっぱなし状況は、いささか困る。
という訳で、現状では「小児かかりつけ診療料」をいただくことは無理だと思っている。家内と「すぎなみ」の神尾に相談したが、「ドクターショッピングは問題だが、患者さんの選択権を奪うので、この診療料は取らないでしょう」との返答。今のところ、当院や「すぎなみ」には縁のない診療料である。

クラス会

大学の同窓会は、年に2回予定されています。しかし、土曜日に仕事を終えて、京都や大阪に行くのはいささかきつく、世話人の方には申し訳ないのですが、私も家内も不参加が続いています。還暦という節目もあって、2年前には高校や中学校も還暦同窓会が企画されましたが、大分では間に合いません。ということで、中学、高校、大学とすべて同窓会はすべて不参加。小学校の同窓会は、私が幹事に指名されているので、企画されていません。
先月、思わぬ電話がかかってきました。「山の手中学校3年7組の同窓会をやります」という内容。クラスメートはいくつかの高校に分かれて進学したため、大半のクラスメートとは高校の卒業式以来、ほとんど会っていません。7月に母が他界した時に、中学校のアルバムを東京に持ってきました。3年7組のほぼ全員の名前は覚えていましたが。3年7組限定ですので、同窓会ではなく、クラス会。
今月の19日に、別府でそのクラス会開催されます。私は時間的にも無理なので、メッセージを添えて、不参加を告げました。何と47年ぶり?現役の人も、第二の人生を送っている人もいるでしょう。同じスタート地点から歩き始めても、20年、30年、40年と経過すると、全く違う景色の中を歩いているはず。
「8月に帰省する事があったら、三宅のためにもう一度集まるよ」と言われました。私は懐古趣味は全くないのですが、中学のクラスメートが、私を覚えてくれていただけでも有り難いと思いましたね。そういう年齢になったということでしょうか?

学期末は溶連菌

学期末のなると恒例の(?)溶連菌感染症の流行が始まりました。この1週間で28名。インフルエンザは55名で、そのうちA型が11名なので、残り80%がB型という結果です。現状としては「熱が出たら溶連菌かインフルエンザ」という状況。熱がないのは花粉症?車のフロントも花粉で黄色くなっていました。昨日から「外出はできるだけ避けるように」と指導しています。今夜からの雨で、花粉が一旦流れてくれるといいのですが。
今日はリニューアルオープンした上北沢児童館で、風太郎フェスティバルという催しがあったらしく、ハルとナツも参加して、楽しい一時を過ごしたようです。次のイベントは「上北沢の桜祭り」です。改装で閉鎖されていた上北沢公園も児童館もオープンして、子ども達が活動できる場所が広がり、いよいよ春本番?

暖かくなりました。

インフルエンザの流行もほぼ終了しました。テーマは花粉症でしょうか。今夜は雨が降るかも?私も含め花粉症の方にとっては恵みの雨ですね。個人的にはバタバタして、忙しい日々が続いています。今日は少し待ち時間が長くなると予想しています。早めの来院をお願いします。

気温の上昇

春らしい気温になってきました。インフルエンザは少なくなり、診療のテーマは花粉症になりました。気候的には良い季節ですが、風が強かった影響もあって、目の痒みが強いですね。私の本業のアレルギーの仕事が増えてきました。いささか時間がかかります、待ち時間が長くなって申し訳ありません。
都立高校の合格発表も終わり、いよいよ卒園、卒業の季節です。転勤や転居も多く、寂しい季節でもあります。体調良く、最後の学期を過ごせるといいですね。

院長の独り言(心理学)

アドラーの心理学が、静かな(?)ブームとなっている。我々の時代はフロイトとユング。精神分析入門などを読んだという記憶はあるが、内容は全く覚えていない。理解できたとか、共感したという記憶もないので、おそらく読解できなかった可能性が高い。
フロイトの心理学は、過去に遡った原因論。過去の経験や学習した事が、現在の心理を支配するという考え。アドラーは何か目的があって、その理由付けとして過去の経験を利用しているという考え。あまりに大雑把すぎる解釈だが、私は経験的に、アドラーを支持している。
よく経験する不登校の場合。「意地悪するクラスメートがいるので行かない」と言う。クラスメートに注意して、席を離しても不登校のまま。次に「先生に問題がある」と言う。このままでは学校に行くことができないので、転校をすすめる。これでクラスメーと先生の問題は解決されるはず。しかし、転校しても不登校。今度は不登校を母親のせいにする。このようなことは、普通に起こる。
この場合は、本人が「学校に行きたくない」「行かない」が最初にある。そこで、何か理由をつけて、いわゆる難癖をつけて、不登校をきめこむ。「学校に行かない」のが目的。あとはこじつけ。思春期の心理を、幼い頃の体験が原因とする原因論とは、逆の発想となる。
私は自分の心理を分析して、原因論は都合が良い面はあるが、本質的には後付け理論だと思っていた。原因論と目的論は、どちらが正しいか?という議論は意味がない。ケースバイケースではないのか?
原因論は後ろ向きの理論。過去に原因があるから、今の状態がある。過去は変えられないのだから、どうしようもないと考えるのは進歩がない。目的論ならば、自分の心に原因がある。「学校に行こう」を目標にすれば、過去の楽しかった学校生活が思い出される。将来を変えるという意味では、目的論の方が前向きである。今は目的論が支持される時代。私の若い頃は原因論一色であった。
時代の流れは面白い。私はフロイトでも、ユングでも、アドラーでもいいのだが、現在の心情は過去の経験の延長線上にある。つまり主観そのもの。それを意図をもって変えることはできるはずだ。