舌下免疫療法

この1週間は、急に暖かくなった影響もあって、多くのスギ花粉が飛び始めた。私も目が痒く、内服薬と点眼薬で治療中。うかつには外を歩けない。早く一雨ほしいところ。明日(水曜日)は雨の予報。スギ花粉を洗い流してくれることを期待している。今年は桜の開花も遅い。スギ花粉の飛散も、遅く始まり遅く終わるはず。4月中旬までは、治療が必要になるのだろう。
スギ花粉の舌下免疫療法が話題になっている。40年以上も前から、減感作療法はあった。喘息の子供に、原因となるハウスダストの薄い液体を、毎週皮下注射。その後、ハウスダストの濃度を濃くして、注射の間隔を開けていくという治療。スギ花粉でも行われていた。
注射を打った場所は痒くなり、時にはアナフィラキシーショックを起こす。経験的には有効性は極めて低い。というより、私は効いたと思ったことはない。この減感作療法が何故効くのか(果たして効くのかも疑問なのだが)?このメカニズムは解明されていない。いくつかの仮説はあるが、仮説は仮説である。「食物アレルギーと少量ずつ食べて治す」も、全くの仮説であり、何の科学的根拠も証明もない。
この注射の減感作の舌下投与が、今回の免疫療法である。注射よりは安全で、副作用も少なくなるように工夫されているようだ。私はこの治療法の経験がないので、何ともコメントしがたいのだが。保険適応は7月頃?年齢は12歳以上のスギ花粉症。少なくとも11月ぐらいから、舌下にスギのエキスを垂らして、粘膜からスギのエキスを吸収させることに。口の中が痒くなるのだろう。保険適応が決まっていないので、価格は未定。「どうしてもやりたい」という希望があるならば対応するつもりだが。