水いぼ

プールシーズンを前に、水いぼについての質問が寄せられた。簡単ではあるが、少し触れておきたい。
水いぼとは伝染性軟属種という、ウイルス性のイボ(漢字で書くと疣、疣贅)。軟属種ウイルスが原因である。通常のイボと同じで、時間と共に大きくなり、少しかゆくなる。イボの中には、白い塊(芯)があって、その中にウイルスが存在する。伝染性という名の通り、痒くてかくとウイルスが広がって、周りに小さな子供のイボができてくる。自分の皮膚でも、伝染することに。
人の皮膚との接触で、人から人に伝染する。プールでも、お風呂でも。幼稚園や保育園、そして兄弟間でも、皮膚は触れあうので伝染する。ビート板などで、間接的に感染することもある。そのように考えると、「水いぼの子供と同じプールで」という状況で、伝染する可能性はある。しかし、お互い様であり、命に関わる病気ではないし、1年前後で消滅して免疫ができることを考えるなら、水いぼがあっても、プールはOKということになる。文部省や厚労省の指導でも、プールはOKとなっている。目立つ水いぼは取る事もある。かくとイボに傷ができて、トビヒになることも。
子供の水いぼが大人にうつるか?という問題。まずうつらない。大人の水いぼは極めて稀である。「大人の水いぼ募集」をかかげていたが、記憶では3名。この結果は、「水いぼはほぼ100%、小児期にかかる」事を意味する。そのように考えると、一緒にプール遊びをするのもありかな?と思う。
雨の影響で気温が低く、プールにはまだ寒い?今年は虫刺されやトビヒ、汗疹も少ない。気温が上昇すると、皮膚のトラブルが増えてくるのだろう。夏は皮膚のトラブルの季節だ。