STAP細胞は存在しないという結論?

既に忘れ去られた感のあるSTAP細胞。日曜日の9時から、NHKで特集があった。この類いの報道は、素直に信じてはいけないのだが、ひねくれた見方をしても、「STAP細胞は存在しない」という結論になるのだろう。多くの野心を持った研究者がいて、陽の当たらない道を進んでいる。科学の虚光(これは造語)と陰を見る思いがした。
発想の突飛さ、実験の手際よさ、論文書きのうまさ、いずれも別の能力である。そこに科学者としての良心。すべてを兼ね備えることは不可能である。だから、違った能力が結集する必要がある。今回の事件は、お金と名誉を求める野心が生んだ、大きな失態である。大きな教訓になることを願うのだが。
完全に結論が出たわけではないが、STAP細胞は幻に終わるだろう。存在したら、多くの患者さんに応用できたはず。残念でならない。