デング熱

デング熱はネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介する、ウイルス性の全身感染症である。人→蚊→人という経路をとる。デング熱が流行する条件は、この2つの蚊のどちらかが存在すること、デング熱にかかった患者さんが存在することが前提となる。地球の温暖化の影響で、ヒトスジシマカの分布が、関東地方にまで及んでいることが大きな問題。そこにデング熱を持ち込んだ帰国者。接点は代々木公園近辺。診断されていない患者さんが、複数人はいたはず。
デング熱の診断は、検体は血液で、抗体検査とPCR法で行うようだ。しかし、熱が出たからといって、むやみに検査するわけにはいかない。以下の3つの条件が前提となる。
1)発症の2週間以内に、代々木公園内及び近辺で、蚊に刺された既往があること。
2)突然の発熱。38度以上。
3)発疹、悪心、嘔吐、骨関節痛、筋肉痛、頭痛、点状出血斑、血小板減少の項目の中で、2つ以上の所見を認めた場合。
人から人へ、直接に伝染する病気ではないので、おそらくまもなく終息するはず。日本も熱帯化してきた証拠?