セイロガン

セイロガンが固有名か一般名が問題となっていた。私は固有名詞と思っていたのだが、一般名で決着?まあ、歴史を踏まえた判断。小学生の頃に、一度だけ飲んだ記憶がある。あのクレオソートの臭いは苦手だ。クレオソートは殺菌薬と思っていたのだが、どうも防腐剤に分類されるらしい。抗生剤がなかった時代は、腸を殺菌消毒するために、木材を蒸留して作ったタールを、薬として用いたのが源流である。
セイロガンは正露丸と書くのだが、ご存じの通りもともとは征露丸と書く。日露戦争の時に、下痢腹痛の治療薬として珍重されたのが語源である。ここで慌てて日露戦争の年代を確認。1904年から1905年。この征露丸は110年前からある薬?当然、成分の変更はあるだろうが、一度認可された薬は、そのまま継続される。日本は不思議な国だ。「○○薬品のセイロガン」と宣伝しているのだから、そして歴史を考えるならば、固有名詞ではなく一般名ということになるのだろう。