偶然と必然

今年も多くの災害があった。どう考えても避けられない、辛い自然災害もあった。数時間でもずれていたらと思うのだが、自然現象は予測不可?予測レベルを高める努力はなされているようだが。災害は偶然の産物であり、人の力ではどうしようもない。
どう考えても避けられない事故や災害は、偶然の産物である。自然の前では、人は偶然には勝てず、無力感に捕らわれる。そこに宗教が出てくる。あらゆる事象は、神や仏にとっては必然であり、「偶然ではなく、神にとっては必然であり、人の力の及ぶ範疇ではない」と考えることで、人の心は救われるのかもしれない。
無宗教人間の私は、1年間の無事は偶然だと思ってしまうのだが、神仏の前に立つと、思わず感謝してしまう。この矛盾も面白いと思うのだが。元旦には高尾山に登り、薬王院で手を合わせる。この1年の無事を祈って。あらゆる事象が必然だと思うのは、逆に辛い。その責任は神や仏に任せよう。あちらの責任に。1秒の差で命を落とすこともあり、その逆もある。人生は偶然の積み重ねと、私は勝手に思っている。