アニマルライフ

小さい頃から、私は大の生き物好き。昆虫でも、魚でも、小動物でも、見ているだけで楽しい。最近の映像はすごい。普通では見ることのない生態を見ることが出来る。映像自体が全く自然の物とは思わないのだが。水をせき止め、持参の魚を泳がせて、カメラをセット。シマフクロウやカワセミなどが、魚を捕らえる映像は、人工的に作られた環境での映像だと思う。
生物の誕生と死は、生命を考える最大のイベントである。先日、アフリカ象をテーマにした番組を見ていた。野生の象は、木の葉や枝も食べて生き抜いている。大臼歯で硬い物をかみ砕く。歯は消耗品であり、すり減ってくる。人間の歯は1回だけ生え替わる。乳歯と永久歯。象の歯は6回生え替わるとのこと。「6回生え替わって、最後の歯がすり減って食べることが出来なくなった時が寿命」という内容のナレーションに驚いた。つまり、食べることが出来なくなったら死。当然と言えば当然なのだが、何故かハッとさせられるものがあった。
人間の歯も消耗品であり、永久歯は生え替わらない。人間は入れ歯や差し歯、インプラントなどのグッズを産み出し、さらに噛まなくても食べられる流動食を考えた。人間の寿命は、人間の叡智に寄って支えられている。最近、私は野菜はスープメーカーでスープ状にして食べている。ほとんど硬い物は食べない。
逆に噛まないと、あごの筋肉は弱る。噛むことで脳が刺激されて、認知症の予防になると言われている。噛む作業と、歯の摩耗。なかなか面白いテーマ。生き物の映像を見ながら、動物としての人間を重ね合わせる。私の楽しみの1つである。