今年の花粉症は目が痒い?

今年も2歳、3歳の花粉症の患者さんが、おそらく20名近く来院されている。特徴は目の痒み。今年発症された初心者マークの方には、「検査して確認しますか?」と希望を聞いている。1度だけ確認すれば、一生付き合う病気なので、付き合い方を決めることができる。そうすると来年からは気分的に楽になるはず。「花粉症なのかな?」と一抹の不安を感じながら付き合うのは、ストレスになるのでは?と思って、検査の希望を聞いている。人それぞれなので、希望があれば検査しているが。
「今年は目の症状がきつい」と訴える方が多い。これは今年に限ったことではなく、7,8年前からこの傾向はあった。4年前の震災の揺れと多くの余震の影響で、杉の木が揺れて花粉が多く飛んだ。強風に運ばれた花粉で、症状が重くなった。その時にも「何故か目が痒い」と、多くの方が訴えた。最近は「ハナより目」なのである。その理由は2つ。
1)マスクが市民権を得た。しかし、マスクでは目は覆えない。
2)最近は強い風が吹くことが多い。
人の鼻は下を向いており、呼吸で吸い込む空気の量は、風の強さには関係なく一定である。つまり、風の影響を受けない。目は呼吸をする訳ではなく、風の影響を直接受ける。マスクをして自転車に乗ると、目の症状が強く出る。コンタクトをする人が増えた事も、一因かもしれないが、因果関係は不明だ。
単純で当たり前のことを書いたが、皆さんからの質問が多いので。風の強い日には、花粉症の方はむやみに出歩かないこと。花粉が大量に飛んだ日には、目も辛いし、ハナも苦しくなる。ある程度の生活制限が必要な季節になった。