過分数

来週の土曜日は、学会のため臨時休診となります。ご了承下さい。
あだ名は悪意のあるものから、親しみを込めたものまである。小学校卒業の時に、文集作成係は私。コピーなどない時代で、ガリ版に傷を付け、インクをつけたローラーで印刷するという手間のかかる作業。私は名簿に「あだ名」という項目を設けた。
全員のあだ名を書くのだが、静かで余りしゃべらない女の子がいた。その子にはあだ名が付いていない。そこで私は「クチナシ」と勝手に書いた。当然のことながら非難続出(私は白いクチナシの花をかけていたのだが、面倒なのでその説明はせず)。書き換えるハメになった。ちなみに私のあだ名はミケネコ。家の中での私のあだ名(愛称?)は過分数。頭が大きいのと、理屈ばかりこね回すという意味。過分数とは、分子が分母より大きい分数のこと。
昨日は仕事の最後に1歳半健診を行った。そのまま白衣(スクラブ)のポケットに、頭囲や胸囲を測定する時に使ったメジャーが入っていた。自分の頭囲など測ったことがなかったので、家内に「測定してくれる?」と依頼。「腹囲ね」と悪い冗談が返ってきた。測定したら59.3センチ。「成人の正常値はいくら?」という話になった。まあ、この歳になったら、頭の大きさではなく、脳の大きさが問題。50歳を過ぎると、脳は萎縮し始め、小さな脳梗塞も起こってくる。そして、海馬が萎縮して認知症になる予定なのだが。癌などの病気で死なないという前提で。
49歳の時に頭部CTを撮ったことがある。その時は、萎縮も梗塞もなかったが、この年齢になるとそうはいかないだろう。家内に「頭の大きさではなく、中身の問題だね」と話した。腹囲を測定しなかった事は言うまでもない。