26周目の走行

1990年7月1日に開業したので、残り1 日で25年が終わる。開業してちょうど25年。1つの区切りである。(昨年も同じことを書いた気がするが)この25年間大きなトラブルもなく仕事ができたことは、多くの患者さんのお陰である。改めて、感謝の意を伝えたい。
25年は流石に長い。開業当初によく使われていたが、今はほとんど使われなくなった薬も多いし、予防接種も様変わり。ポリオは生から不活化になり、4種混合として組み込まれた。BCGは個別接種となり、ヒブや肺炎球菌ワクチン、ロタワクチンなどの新参ワクチンが登場し、B型肝炎ワクチンの定期接種化が予定されている。
25年前の私と家内の写真を、久しぶりに見たら驚いた。当たり前のことだが若い。私の外見と同じぐらい、考え方も変ったと思う。子どもは自立し、親を見送る立場に立っている。立場が変れば、考え方が変る。また、患者さんの顔ぶれも、次の世代に移ってきた。まさに世代交代である。「三宅小児科すぎなみ」の開院から2年半。当院は年数的にはちょうど10倍。仕事面でも、世代交代が進んでいくのだろう。
私は過去を振り返る趣味はない。しかし、最近では過去を吟味しながら、今後の生き方を考えている。私の世代は、おそらく同じ事を考えているはず。「人に迷惑をかけない」「若い世代のサポートに徹する」この2つ。具体的にどのように生きるかは、ほぼ決まっている。それが出来るかは運次第。
明後日から26周目の走行が始まる。まだ体力と知力は残っているので、家内と併走しながら、ゆっくりと走って行く予定。もう少し、お付き合いの程、宜しくお願いしたい。