ギスギス

我が家の女性軍、といっても私以外は全員女性なのだが(義理の息子たちはいるし、ハルやカイ、リクは貴重な男性陣なのだが)、本当にギスギスしている。性格がきつく、自己主張が強い。その代表格は母であった。キャリアウーマンの特徴でもある。
小学校の頃、「女性が仕事をするのは貧しいからだ」と、私に言った。私はそれで納得した。母は仕事は趣味でやるものではなく、仕事は生きるために、真剣にやるものだと伝えたかったと判断した。遊びやボランティア全く相容れないのが仕事だと、私も思っている。通常の定年の年齢を越えた私は、仕事と趣味の境目がなくなってきているのだが。
母は明確に言い切る特徴があった。私とはワンフレーズ、長くて1分ぐらいの会話しか成り立たなかった。私は1つの例外を除いて、すっきり母の言葉の意味を理解していたつもりだ。短くギスギスした会話であった。時は流れて、娘達は「ギスギス女医」と呼ばれている。自立心が強いのか、自己主張が強い?
「母はギスギスしていたなあ」と回想したところ、家内は「私は跡継ぎよ。ギスギス2代目ね」と胸を張った。それを聞いた娘達は、「我々は3代目だね」と笑っている。まあ、戦前の母の時代とは、全く異なる社会になった。これからは女性中心の社会になる。ギスギスに慣れている(?)私は、「まあいいか」と言う心境だ。別に違和感はないし、予想された流れでもある。私は静かに余生を過ごすことにしようーーー?