サプライズ

昨夜、ノーベル医学生理学賞受賞者の発表があった。何人かの日本人候補がいたのだが、予想に反しての大村先生の受賞。サプライズという意味においても、大きな拍手を送りたいと思った。正直のところ、なじみのない分野の仕事でもあり、日本には存在しない病気の治療薬の研究のため、私は受賞の意味すら理解できなかった。
引用論分数などを基準に選ばれる予想とは違った、「生命への貢献」が基準となった今回の受賞は、大きな衝撃であった。大村先生の実績と貢献を調べてみると、納得させられるものがあった。予想とは異なり、インパクトがあって、納得させられる背景がある事象をサプライズと呼ぶ。
薬と言えば、高脂血症の治療薬(コレステロールを下げる薬)を開発した方も日本人。プラバスタチンというスタチン系の薬剤を発見した。リピトールやリポバスなどの商品も、すべてこのスタチン系の薬剤である。この薬で多くの方の健康寿命が延びたはず。今回の受賞もそうだが、人間の生命や寿命に多く関わる仕事が、ノーベル賞という形で評価されるのは嬉しいことだ。
今年のイグノーベル賞も日本人。木俣先生は学生時代からの知人であり、小児科の同門でもある。受賞の対象となったのは、「キスをするとアトピーが良くなる」という科学論文。イグノーベル賞にも拍手を送りたい。これもサプライズだ!