使用しているワクチンの製造元

「拍手のコメント」に質問があったので、お答えしたい。化血研の問題が背景にあるのだろう。ワクチンについては、製造過程に問題がないとの判断で、出荷は開始されている。
インフルエンザワクチン:化血研の問題で、10月下旬まで出荷が停止されていた。最初は阪大微研の通常のワクチンと、フルービック(微研)というチメロサールフリーのワクチンを使用していた。現在は化血研のワクチンとフルービックの2種類を使用している。2つ用意している理由は、接種部位の腫れなどの副作用があった場合に、ワクチンを変更することがあるため。
4種混合ワクチン:当院では微研の製品(テトラビック)を使用している。お陰で(?)今回の不足騒ぎには巻き込まれなかった。巻き込まれなかったのはただ偶然の産物?
日本脳炎ワクチン:2社で製造されている。化血研(エンセバック)を使用している。
B型肝炎ワクチン:ビームゲン(化血研)、ヘプタバックスの2種類を用意している。小児用の0.25mlのバイアルはビームゲンだけなので、ビームゲンを接種することが多い。今回の騒動で、ビームゲンも品不足となった。
企業モラルの問題はあるが、いずれも複数回接種するワクチン。途中でワクチン接種を中断したり、ワクチンの種類を変更する事態は、副作用がない限り避けたい。また、ワクチンの選択肢も少なく、入手困難な面もある。
接種ワクチンは母子手帳に、記載している(インフルエンザについては希望者のみ)。入手しやすさ、副作用、ワクチンの接種しやすさなどの問題もあり、ワクチンの選択をしている。皆さんの考えに沿って、接種していただきたい。