ジカ熱

ジカ熱と先天性小頭症との因果関係が指摘されている。患者さんからジカ熱についての質問を受けた。情報から考えると、小頭症の原因はジカ熱である。人→蚊→人という連鎖であり、ネッタイシマ蚊が飛ぶことのない真冬の日本で、人から人への伝播は起こらないと考えられる。蚊を介さない人から人への経路も指摘されているが、メインルートとは考えにくい。
日本でのポイントは、渡航歴、ネッタイシシマ蚊、妊娠初期の女性である。ジカ熱はアフリカ、東南アジア、中央アメリカ、南アメリカなどの熱帯を中心に流行している。その地域の渡航歴がある人の存在が前提。ネッタイシマ蚊が飛ぶ真夏が危険。臨床的にはデング熱より軽いと言われている.。特に妊娠初期の方は注意が必要。
妊娠初期の方は、熱帯に旅行に行くのはNG。日本でも真夏に蚊の多い場所には出入りしないこと。日本で大きな問題にはならないはずのジカ熱だが、実際にブラジルで起こっていることは、非常に深刻な問題だ。対策は蚊の駆除と、妊娠初期の方は外出を控えることだろう。