院長の独り言(進化)

前回のブログで、男性と女性の話を書いた。別に女性の肩を持つわけでも、男性の能力を否定するつもりもない。動物としての進化の過程で、役割分担ができて、人という動物として生き残ってきた。いわゆるオスとメスの分担である。男性に子どもを産むことはできないのだから。
動物は環境の変化に適応していく。まして、知能の高い人間に、それができないわけがない。社会の必要性に応じて、女性が男性に近づき、男性が女性に近くなるはず。女性が社会に進出し、男性がイクメン化していく傾向は、この20年間で明らかになっている。草食系は男性であり、肉食系は女性である。その意味において、今の男性は私(の世代)に比べて、育児に協力的であり、子育てに適していると感じる。では、女性は育児に不向きになったのだろうか?
多くの情報やネットでの繋がりで、情報量は多くなって便利になったが、実際に子育てで直面する問題は、得られる情報では処理できずに立ち往生。祖父母がいて相談できる場合は幸運であり、同じ仲間が情報交換しても、解決できないことが多い。
男性も女性も、社会の変化に順応して進化してきた。これは進化とは言わずに、適応という表現の方が適切だと思う。私は父親が母親の育児をサポートすることに賛成である。父親の育児休暇の取得は、とても勇気が必要なこと。個人がプライベートで何をしても興味はないのだが、今回の問題で育児休暇の取得が難しくなったことは事実。この責任は重大である。