「紹介状なし」の自己負担

友人の高山先生が、「特定機能病院における紹介状なし患者の定額負担額」の話を書かれていました(たかやま小児科のブログ)。以下、高山先生の文章の引用です。
「たとえば、紹介なしで宮崎大学付属病院を受診すると初診の場合5,400円、再診で2,700円の自己負担が生じます。これは、軽症患者の大病院受診を抑制し、特定機能病院としてより高度な医療を提供するために病診連携を図る目的です。」
宮崎大学付属病院を成育医療センター、東京医大病院、杏林大学病院、日赤医療センターに置き換えることができます。軽症患者さんの安易な受診を抑制するのが目的。重症の患者さんにしわ寄せが行くのを防ぐ効果があります。
注意してほしいことは、紹介状が必要かは医師の判断に委ねられていることです。「高熱が出た。○○病院にかかりたいので、紹介状を書いてほしい」はNG。重症で紹介状が必要な場合には、医師の裁量で紹介状を書きます。「お金がかかるので、紹介状だけ書いてくれ」という無茶な要求は、受ける事はできません。急病センターなどで、このような要求があるとも聞いています。医療費の無駄遣いになりますので、あくまでも「紹介状は医師の判断で書く」ことをお忘れなく。
(追加)
高山先生が宮崎県の小児科医会の会長に選任されたとの連絡を受けました。宮崎の子供たちのために、ぜひ頑張ってほしいと思っています。激務なので体調は心配です。東京への出張が増えると予測。私は会う機会が増えるので、個人的には嬉しく思っています。