オシロイバナ

散歩していて目につく花はオシロイバナ。中南米原産で暑さに強く、私が物心つく頃から身近にあった。私の育った温泉地の別府は、地面そのものが熱を持っていた。そのような熱帯のような地面でも、オシロイバナは元気に育っていた。当時の色は赤かピンク。
オシロイバナのの種は黒く、割ると真っ白い粉が出てくる。白粉(おしろい)に似ている粉なので、オシロイバナと呼ぶと教えられた。今では松沢病院の周りや、上北沢駅の周りでも普通に見かける花で、赤ヤピンク、黄色、白などの多彩な色を楽しませてくれる。この花を取って、おしべとめしべを抜き、ラッパ状にした花を軽くくわえて吹くと、「ピー」という音が出る。散歩しながらハルやカイ、ナツに、この音を聞かせている。三人とも練習して少し音が出るようになった。このような単純な遊びは、私が幼い頃に教わったものだ。少しづつ、孫たちに古い遊びを教えようと思っている。