低金利

日銀のマイナス金利政策の効果もあって、住宅ローンなどの金利も、過去最低を記録している。バブル崩壊前後の金利を知っている世代にとって、夢のような数字だ。近隣の上北沢や八幡山地区は別として、世田谷は大型マンション建設が続いている。その影響もあって、1年生で5クラスを超える小学校もいくつもある。教室が不足して、グランドが十分には使えないという問題も。就学時健診も大変?幸いなことに私が校医をしている上北沢は、娘たちの頃の半分で推移している。
家族に頼まれて、先日近くの新築マンションの見学に付き合った。行く途中で、新築の1戸建ての販売もあり、興味本位で立ち寄った。この20年間のデフレ傾向にもかかわらず、マンションや一戸建ての価格の高さに驚いた。土地と資材だけは、インフレになっているようだ。バブルの頃は株価の上昇も伴っていたが、今はその点だけが違う。
人口面で見ると、一都三県の一人勝ち。絶対数で見ると北海道の人口減少が大きく、比率的に見ると秋田や山形の人口減少が激しい。人口は大都市に集中している。その影響もあって、新築マンションや一戸建ての建設ラッシュがあるのだろう。そのため、東京の土地は高騰し、資材も値上がりしている。東京の家と土地はインフレである。輸入食品の影響もあって、食材などはデフレ傾向は明らかなのに。
私と家内は年齢的に、バリアフリーの高齢者向け住宅を探すべきだろう。若い世代は交通の利便性と、子供の教育の問題がある。狭い部屋で学生時代を過ごした私は、だだっ広い部屋は落ち着かない。だいたい嫌いな掃除が大変だ。でも、今回の見学で感じたことは、東京の住宅は子育てには狭く、そして価格が高い。利便性の良い賃貸がいいのではと思った。でも、賃貸も高いのだが。この低金利で、高い家賃よりも住宅ローンと誘惑にかられるのは理解できるが、バブルとバブル崩壊後の生活を知る私は、ローンの支払いに人生を費やす必要はないのでは?と思った。