今年一年、大変お世話になりました。良いお年を!

今年一年、大変お世話になり有難うございました。静かに大晦日を迎えることができて、ほっとしています。といっても、私の苦手な片付けと掃除が残っていますが、気持ちが緩んで体が動きません。久しぶりに7時まで寝たため、頭の方も回転していません。家内は朝食作りと洗濯、そしておせち料理作りでしょうか。
今年のテーマは7つほどあったのですが、主なテーマは2つ。大分の実家の処理と、「育てる」。実家の件はほぼ終了で、良かったと思っています。亡き母も喜んでくれるかな?「育てる」はクワガタや魚のことではありません。娘たちであり、スタッフであり、孫たちのこと。私が手を出す年齢ではない娘たちと、育てる立場ではない孫が含まれていますが、娘たちには仕事の面で、教えておくことがありました。実践とは考え方と思考力と繰り返しの問題であり、教科書を読んで学べるものではありません。テニスの教科書を何冊も読んだら、錦織選手になれるわけではありませんから。仕事は体を動かして、そして考えて、工夫することですから。
私自身は教科書は全く信じない子供でした。カブトムシの採れる木や、魚の採れる場所を教えるなど、私の辞書にはありませんでした。だから、教科書に大切な事を書いているはずはないと思い込んでいました。実践は教科書とは違うもの。無駄な先入観は障害になります。時代は流れ、SNSで膨大な情報が氾濫する時代になりました。知識の選択は自分自身の責任に。すると、同じ意見を持つ人が集まって、自分の意見がメジャーで正しいと思い込む時代に。その狂った感覚を、私の年齢では楽しめますが、若い世代には危険で偏った思想に染まっていきます。アスペ族の多い、医師のSNSを読むのも面白いですが(自分の事は棚に上げ?)。
話は脱線しましたが、この「育てる」というテーマは70点ぐらいと思っています。時間あれば孫たちと山に登ったり、釣りや昆虫採集をしたり。私の孫育ては遊びの分野ですから。遊びとはまさに実践の事。身体で遊びを覚えてほしいものです。今年の大きなテーマの2つは、まあ合格点かな?と思っています。残りの5つの大半は、来年に持ち越しになりそうですが。
仕事の面では、可もなく不可もなしというところ。皆さんのニーズに、十分答えられたとは思っていませんが、自分の年齢や立ち位置を考えながら、仕事の調整をしています。私は36歳で開業しました。今は63歳。当時の医師会の平均年齢は65歳。私と家内は異例の若さでした。その私が63歳になったということは、現役としては、最もキャリアの長い開業医ということに。
世田谷や杉並は人口が増加して、待機児童が最も多い地域と言われています。来年には2つ(おそらく3つ)の新しい保育園ができます。我々医師も協力する必要があるのですが、私も家内も高齢で(?)十分な力にはなれない。というより、ニーズの急速な拡大についていけないと判断しました。だいたい、予防接種も増えすぎ?そこで、娘二人の協力を要請しました。次女の神尾は杉並を中心に、三女の山角は世田谷を中心に仕事をするように指示しています。
予防接種や区の健診、校医や園医の仕事も任せています。私も園医や校医の仕事がありますが、時間が取れない時は神尾と山角が協力しています。山角も3月からは近くに引っ越してきます。協力してできることは有り難いこと。「娘3人。君は幸せな人生を送るよ」と断言した母。母の予言はほとんど的中しています。私が医学部に行くと言った時の一言は、「君は親の死に目に会えないね」でした。
娘たちには「人生は長くないよ」と伝えています。育児の後は介護。のんびりできる時間など、ほんのわずか。働くことのできる時に働くように伝えています。家内は義父に会いに、広島に通っています。娘たちも孫を連れて会いに行きます。娘たちも孫たちも、多くの事を学んでいるはず。これも実践です。人生とは実践そのもですから。
長々と雑談を書いてしまいました。今年1年、本当にお世話になりました。心から感謝しています。今から、お節作りに参加でしょうか(サトイモの皮剥きを依頼されています)。