ロタウイルス感染

刻のりによるノロウイルス感染が問題となっている。当院の周りでパラパラ見られるのが、ロタウイルス感染。ロタウイルス感染は人から人へ伝染する胃腸炎で、主に0歳から3歳までに好発する。症状はノロに比べて重く、繰り返す嘔吐、高熱、下痢を主症状とする病気で死亡率も高く、ロタリックスやロタテックという経口ワクチンが開発されている。ワクチンの効果もあって、最近では少なくなった病気の1つだ。
ここにきて、ワクチンが開発される前の世代のロタウイルス感染が、見られるようになった。小学校世代の感染である。この世代は乳児とは違って、症状の重さに個人差が大きい。共通分母は発熱。嘔吐が1回の患者さんもあれば、10回以上吐く患者さんもいる。下痢の程度もまちまち。便を採取して検査をすると、簡単に診断はつくが、世代的に検査は難しいこともある。ワクチンの普及で、ロタウイルス感染の高齢化が起こる可能性がある?