出生数

昨年の出生数が100万を切った。やや持ち直したかにに思えた出生数だが、なかなか上昇するには至っていない。結婚するのは当たり前、産めよ増やせよという時代ではない。価値観の変化や、経済的な問題も背景にはある。保育園が足りないと騒がれているが、出生数が減少すると、待機児童の問題も解決される方向に。
出生数の低下は、国力という意味では、大きなマイナスとなる。労働力や税収を考えると、日本の今後は決して明るくはない。欧州のように移民を受け入れる環境は整っていない。これから大きな問題となる介護や看護の人材についても、外国からの労働者の受け入れは、日本の文化の壁があって、うまく進まないのが現状である。
子育て支援は、日本を支える大きな方針である。待機児童数トップという栄誉を勝ち取った世田谷区(待機児童数の定義や、人口を考えるとトップとは思えないのだが)。多額の税金が対策に当てられているし、多くの保育施設が、実際に建設されている。子供が多いから待機児童も多いという考え方もある。
子育て支援については、色々な意見もあるだろう。しかし、最近、世田谷では新たに27の保育施設が建設されたという。子供にかかわる我々も、この騒動に巻き込まれることになる。片手間では園医の仕事は難しい。私は神尾と山角には多くの指示を出している。困った時は家内も加わって相談し、お互いにカバーしながら対応している。都市に人が集まり、地方の高齢化は避けられないのだろう。