この1週間の感染症

7月20日で小学校も終わる。幼稚園も来週初めで終了?この1週間が1学期の最後の週と言ってもいいのではないか。この1週間の感染症の総括をしておきたい。
トップは手足口病で19名、次いで感染性胃腸炎が16名、溶連菌が11名、オタフクカゼが10名。A型インフルエンザが6名、アデノウイルス感染が5名、RSウイルス感染が4名、ヘルパンギーナが2名と続く。特筆すべきはやはりオタフクカゼ。インフルエンザは余興である。キャンピロバクターによる胃腸炎が数例続いた。生肉には要注意というところか。
感染症の流行も、来週からは終息に向かうだろう。オタフクカゼのワクチンはまだ在庫あり。日本脳炎ワクチンも在庫はあり、問題なく接種可能である。状況は「すぎなみ」も同じ。少し予防接種で来院される方が増えてくるのだろう。

やっとセミの声が

わずかではありますが、やっとニイニイゼミの声が聞こえるようになりました。今年は虫の成長が遅い?30度を超える日々が続いています。梅雨は明けた感じ。
アデノ、RS,インフル、オタフク、手足口病など多彩な病気に出会いますが、症例数は少なく、既に夏休みの雰囲気です。海や山に出かける気分でしょうか?来週の月曜日は海の日で休み。東京から子供たちがいなくなります。スーパーに行っても人は少なくなりました。個人的には時間がなく、バタバタした毎日を送っています。来週あたりにはセミの羽化を観察に、塚山公園に出かけたいと思っています。

学校保健委員会の話題

今日の午後は小学校の学校保健委員会があった。話題は4月から流行しているオタフクカゼ(流行性耳下腺炎、ムンプス)。ムンプスと呼ぶ方が、私にとってはしっくりくるが、ここからはオタフクと書きたい。
とても興味深いかったのは、新学期になってオタフクのワクチンを接種している子供の5%がオタフクに罹患し、接種していない子供の25%がオタフクに罹患したというデータ。オタフクは免疫があってもかかる。つまり、2回の自然感染も起こるし、ワクチンで免疫があった状態でもかかる。日本のオタフクワクチンで免疫はほぼ100%獲得される。
5%と25%は統計処理するまでもなく、ワウチン接種者はオタフクを発症する確率が低い。4月下旬から始まった流行は、2週間間隔で、現在は6次発症の波が来ている。この波は夏休みに入ることもあって、7月末で終息すると予想している。8月に入ったら、予防接種をお薦めしたい。
ところが、オタフクワクチンの流通が停滞し、入手しにくい状況が続いている。現在は何とか確保できているので、7月中は接種できるだろう。それまでに製造が回復されるといいのだが。
委員会では当院のオタフクの発症状況と、予防接種について山角が発表した。小学校の現況とほぼ一致するもので、参考になったのでは?と思っている。多くの父兄の方に参加いただき、有意義な時間を過ごすことができた。

猛暑の中のインフルエンザ

インフルエンザA型が散発的に存在するという情報はあったが、この近辺では無縁なものと思っていた。昨日の午前中に、インフルエンザの症状に類似した小学生が来院。RS,インフルエンザ、マイコなどの検査を施行。A型インフルエンザという結果に驚いた。その患者さんと同じクラスメートを2名を、既に診察していることに思い当たった。連絡網で情報が流れたようで、2名の方もすぐに再来院。インフルエンザA型と診断された。そのクラスは8名休んでいるとのこと。全員インフルエンザなのだろう。もうすぐ夏休みなので、流行はすぐに収まるはず。
オタフクカゼ、アデノ、手足口病、溶連菌などが見られるが、例年に比べて静かな7月というところ。この暑さでは予防接種も少ない。明日は2時30分から3時45分まで、学校保健委員会出席のため、私と山角が不在。私の代診は神尾で、家内との2診体制ななる。

暑い!

昨日と今日は異常な暑さ。この高温状態では、植物や虫も息絶え絶えですね。外ではまともに動けません。激しい運動はNGです。水分補給を十分に。
実質的には残り1週間で夏休みになります。7月12日(水曜日)は校医をしている上北沢小学校で、恒例の学校保健委員会が開催されるため、2時30分から3時45分まで不在となります。神尾が代診になりますので、宜しくお願いします。今週のテーマは溶連菌と手足口病でしょうか?ひょっとしたら、オタクフクカゼの6次発症の波が来るかもしれません。
オタフクカゼワクチンは当院も「すぎなみ」も、何とか在庫がある状態です。日本脳炎ワクチンも問題なく接種できています。完全に真夏モードの7月です。